楠木建のレビュー一覧

  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    良書。今年1でした。
    オリジナルとは単にアイデアを思いつく人ではなく、自ら率先して実現までする人との定義のもと、オリジナルになるための要素が溢れていた。何度も読み返すだろう。

    ◉成功者は平凡なものを含む多くのアイデアを生み出す
    それ以外の人は、質の高く無いアイデアを磨くことに一生懸命…固執は考えの幅を狭めるので、時にはゆっくり立ち止まろう

    ◉信頼を得ていれば、少し声高になっても許容される
    ∴まずはしっかり実績を積むことから→主張へ

    ◉プレゼンで長所の強調は抵抗感に繋がる
    逆に悲観的なことを言うと、見識があるように見られやすい

    ◉オリジナル≠先発者
       ┗他とは異なる、優れいているの意

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    2023年03月11日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    Daigoさんが勧めていた本。本当に読んでよかった。すごく面白い本。わたしはDaigoさんのファンではないが、結果的にこの本に出会えたのでよかった。

    当然のことだと思うが、30代40代でこの本を読んだら、心に刺さる場所が違ってくるだろうな。

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    2023年03月10日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    自分が生きる環境や会社なども、成功している会社なども、流行りのキーワードとか時代の空気とか国・地域のマクロな状況で括らずに、個別の文脈に着目して認識すべし という話。
    同じ日本、業界、規模で比べても上手くいっている組織や事業もあればそうでないところもある ということを思えば、あたりまえといえばあたりまえの話だけど、自分も含め多くの人が見落としていることに気づかせてもらえた。
    戦後の日米の主要産業の歴史をダイジェストで知れたのも収穫。

    あと、少し本旨からは外れるけど、日本であれば現時点の現象や問題だけでなく人口減少が一服した先の社会を見据えるべきという主張も確かになと思った。

    「おわりに」で

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    2023年01月16日
  • 経営センスの論理

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     楠木氏の著作は「ストーリーとしての競争戦略」がビジネス書のベストセラーになった頃から読んでいるが「ハズレ」と感じたことはない。
     本書は2013年初版だが、2022年現在でも違和感なく読めた。これは「本質」に肉薄したことが書かれているからだろう。古い本を読むと著者の主張の真贋(予想の当たり外れ)が分かって面白い。

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    2022年12月18日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    ことヒトの行動原理にまつわる話において、「論理的に妥当そうな打ち手」は「経験的に証明された打ち手」に全く敵わない。ヒトを動かすのに競争原理やインセンティブを用いるという常識的な打ち手は、いよいよ時代遅れ感を増しつつある。

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    2022年10月31日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    32歳で部署のチームリーダーとなり、チームって何?リーダーって何?と疑問に思い、読み始めました。

    プレイヤーに専念していた頃は、
    自分の仕事を100%頑張る!、120%頑張ると言った、目標の中で過ごしてきました。社会人経験を増すごとに、どんなに頑張っても、良くて2倍の仕事しかできないことを実感しました。これは恐らく、自身で理解できるスピード、自身の持つ能力、特に自身の持つ感性に限りがあることなんだろうな、と感じていました。

    この本を読み終え
    チームとは
    1+1=2ではなく、4や5になる。
    1+1+1+1=4ではなく、6や10になる、ことだと改めて感じました。

    とは言え、形式的なチームでは

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    2022年08月22日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    オリジナリティというのは、突飛さや無謀さの発露ではない。眼前の常識をアンラーニングする力、流されない勇気、それと相反するようなある種の慎重さと、そこから生まれてくるものの積み重ねなのだと本書を読んで感じた。

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    2022年07月08日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

    購入済み

    長いけどワクワク感あり

    確実に実用に役立つと思うが、実用書として覚えるように読むのではなく、文書に身を任せながら展開を追っていくように読み進めていくことで、成功する事業と競争に明け暮れる事業の違いが分かり、何が大事なのかが頭に残る本。ただ、読んだ後の感覚や物事の見方を使って新たな事業を考えようとしても、実際に良いビジネスが生まれるわけでは無い(当たり前ですが)。

    #タメになる #深い

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    2022年06月26日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    独創的な成果を出すための導き書。本書は、私達一般人かオリジナルな成果を上げるために取れると良い行動を多数教えてくれる。読者がそれぞれの状況や立場に合わせて、自分が取り得る選択肢の中から選び取るのが良いだろう。私自身の現状に合わせてすぐに心に留め置くべきと感じたのは、独創的な提案をする前に権威を築くべきだということ。権威ある人の発言なら重要視される案件でも、権威のない人の発言だと軽視される。最近自分の身にそれが起こって失望したばかりだった。状況を変えるために出世したいと、心に燻りを感じた。

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    2022年06月15日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    大量生産が良質なideaを産む着実な道。
    (ピカソにも評価されてない作品が沢山ある)

    目標達成には沢山の手段がある。
    (目標共有だけではNG)

    協力してもらうには小さな貢献の積み重ねが必要。

    オリジナルな人とは
    『自らのビジョンを率先して実現させて行く人』
    (思うだけではNG)

    大変勉強になりました。
    次はGive&Takeを読みます。

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    2022年05月21日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    おもしろかった
    オリジナルな人とは、「みずからのビジョンを率先して実現させていく人」

    納得感があった言葉

    ・「いうことを聞かせる子育て」ではなく、「思考の多様性を図る子育て」をする
    ・偉大なクリエータを育てるためには、幅広い視野が必要である

    ・起業家が一般の人たちよりもリスクを好んでいるわけではない
    ・「失敗することより、やってみないことのほうが、後悔する」
    ・斬新なアイデアのなかから、適切なものをうまく選びだせる人がいないことが問題
    ・王子様を探し当てるまでには、たくさんのカエルにキスをしなくちゃいけない
    ・幅広い経験と、深い経験が独特に組み合わさることで、創造性は発揮される
    ・異なる

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    2022年04月12日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    安全な環境、弱さを共有、共通の目標。私は最後の共通の目標がその時の周りの状況に応じてぶれちゃう。何かブレない軸が必要。創造的なチームをつくるには創造性は関係なく、創造的な人たちをサポートすること。うまくいくシステムを確立する…なるほど。言われると当たり前だけど、勘違いしがち。チームマネージメントで迷ったときにはこの本に戻りたいと思う1冊

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    2022年04月12日
  • 室内生活

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    本好きが全面に全開されていて、それだけで嬉しい。500ページ以上あるので、なかなか…と思ったが、書評や雑感、著者の日常など、自由に綴られて飽きない。書評はビジネス書中心だが、時々紹介されるビジネス関連以外の本が興味深い。これ読みたい!と思ってメモを取ったのが23冊。本好きには堪らぬ、ムフフな本。

    楠木建の本をまだ一冊しか読んでいないため、もっと他の著作を読んでみようと思う。本著では、就職に向かず、研究室に残った様が綴られるが、経済系を選んだ理由は詳細が無く、興味深い。また、本の読み方について、論理構成が自由過ぎるフィクションでは駄目で、論理を楽しみたいから、ノンフィクション。知識を得たいので

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    2022年04月02日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    面白いからまた読む。
    周りに合わせることは確かに楽で、社会は周る。
    でもそれでは社会は変わらないし、自分も変わらない。
    人と違うことは排斥されるかもしれないが、悪いことじゃない。
    自信を持てばいい。

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    2022年03月20日
  • 好きなようにしてください

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    3年以上積読してやっとページを開いたら、今の私にピッタリの内容で面白すぎて(funnyとinterestingどっちも)ニヤニヤしながら読んでいます。3年前に読んでいたらこんなに面白くなかったかも…。この本に出会わせてくれた職場の人に感謝です!(お礼言いたいけど調子に乗って面倒になりそうなので言わないでおく…)

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    2022年02月24日
  • 経営センスの論理

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    イノベーションの肝が、非連続の中の連続にあるという話は非常に納得感が高かった。
    ストーリーとしての競争戦略が好きな方にはオススメ出来る1冊。

    ・イノベーションの本質は、非連続性と顧客に受け入れられることの2つにある。
    ・イノベーションは出来る出来ないではなく、思いつくかつかないかの問題であることが多い。なぜこれが今までなかったんだろうがイノベーションへの最大の賛辞。
    ・これを実現するには、業界に根付いている認知された非合理を乗り越えることが必要。

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    2022年01月22日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    年に一冊会えるか会えないかの #読み終わって窓から外を見てみたら世界が違って見える本 に今年滑り込みで出会えました。

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    2021年12月29日
  • 経営センスの論理

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    2021/12/19 再読・まとめ Excellent!
    経営者=センス戦略策定←シンセシス(総合)vs分析・スキル 
     候補者の選定 センスのある人
     ビジネスを任せる 子会社の経営
     好き嫌いがハッキリ vs客観的・良し悪し・DATA
     ハンズオン オーナーシップ 覚悟 責任感
     経営は意志 言語化が不可欠 自分の言葉
    戦略 予想ではない こうしようという未来への意志

    良い戦略を作るのはスキルよりセンス センスの良さは天賦の才
    育てるより見出し、育つようにする センスは好き嫌いで磨かれる

    戦略の本質はシンセシス(綜合)であってアナリシス(分析)ではない
    スキルで経営者を育てられない ス

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    2021年12月19日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    今までビジネスの常識と思われていたことが、実は違ったり、歴史的な成功の背景には、理由があったり、過去のさまざまな事例を紐解きながら、自分のパフォーマンスを引き出す方法を教えてくれる一冊。
    自分のバイブルとして、ぜひ人におすすめしたい。

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    2021年12月25日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    "勝つチームは、優秀なチームでなく、安全な環境であること。“

    スキルは大きく3つに分けられ、本書もそれらのスキルに基づいて三部構成になっている。

    ①「安全な環境」
    集団の中で「安全なつながり」を構築するような仕草や態度のことを、帰属のシグナルという。
    例えば、全てのメンバーの間で会話があることや、声の高さなどの態度を継続すること。
    特に個人にフォーカスし、この先も継続する関係性であることを感じさせるシグナルであることが重要だ。

    「弱さの開示」
    自分には弱点があり、助けが必要だということを伝えチームの相互作用を最大化する。

    「共通の目標」
    部屋の装飾や、繰り返されるキャッチフレ

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    2021年11月27日