あらすじ
2011年ビジネス書大賞受賞!
500ページ超という本格経営書でありながら、異例の12万部を突破したベストセラーが待望の電子書籍化!
“戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような 面白いストーリーにある。”
大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられている。戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながらつくらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくることにある。本書では、多くの企業事例をもとに「ストーリー」という視点から、究極の競争優位をもたらす論理を解明していく。
※本書は、2010年5月に東洋経済新報社より刊行された『ストーリーとしての競争戦略』を電子書籍化したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
具体的なところはすっ飛ばして抽象的なところを読んでみたけど、とても勉強になった。特に部分だけで見たら氷のこともストーリー全体に見たら一貫性があり合理的だと言う考え方はとても面白かったし、今後のキャリアや仕事にも充分活かしていけると感じた。
Posted by ブクログ
この本は、事業(クリニック)を経営する上で、非常にモチベーションがあがる。
16年前の本であるが、今でも充分通用する。
Twitterが始まった頃の本。
でも色褪せていない。
この本で取り上げられている企業は、今でも第一線の企業として繁栄している。
ストーリーは、人だけでなく企業も動かす。
毎回、定期的に読み返している。
Posted by ブクログ
実例が盛りだくさんの講和
おもしろいです
奇抜な発想でなく
現実的な問いからオリジナルストーリーが生まれたのだ
何しろおもしろいと思えることが第一で、
それを探求発見し、共有できるまで繰り返し繰り返し、仲間に伝え続けることが
成功の秘訣なんだ
大いに学ぶことかできました
愚痴をこぼすくらいなら
おもしろいと思える話をした方がいいだな
Posted by ブクログ
企業の経営戦略に関する本
持続的な成長と、強みを模倣されないための参入障壁の作り方を事業を構成する業務とそのオペレーションの在り方から紐解いている。
所謂事業のはずみ車をより具体化したようなものになっており、難易度は高いが業界や規模に関係なく参考になる
Posted by ブクログ
書店で手に取った時の分厚さに尻込みしたが、こういう本こそオーディオブックに最適だった。
読む前は堅苦しい内容かと思ったが、聴いてみたら節々に軽妙な語り口やくすっと笑える例えがあったりなど、純粋に「ストーリーとして」面白さのある本だった。経営学者ならではの視点で、いろいろな企業の戦略を分析してわかりやすく解説しているので、経営学の初心者でも楽しめると思う。
2010年刊行の本で、事例も古いものが多いが、2026年でも(本書で語られているように)抽象化して取り入れることができる、普遍的な本。
Posted by ブクログ
戦略を少しでも考える立場にある人は必読。
(私自身はコンサルやマーケティングを仕事としています)
マーケにおいては、ただ施策を回すだけ、の人になってはいけない。
なぜ、それをやるべきなのか?時間軸の観点を加えることで、視座を上げて仕事に取り組みたい。
良くも悪くも、事例はちょっと古くなってきています。
Posted by ブクログ
経営戦略に関する本でしたが、突き詰めていくとロジックの糸(本書で言うところの「パス」)を切らさずに最後のゴール(経営であれば売上増or コスト減に繋がって利益創出)まで考え続けることが重要だと思いました。
身の回りに置き換えてみると、なんとなく、「良いことに決まってるでしょ」という体で美辞麗句が並んで終わり。 というケースが多いように思うので参考にしたいと思います
Posted by ブクログ
会社の事業戦略、中期経営計画、自分のキャリア戦略、全てに応用可能。そして、これに基づいて、転職活動を行った結果、志望業界で応募した全ての企業に合格することができた。ありがとう、楠木建
Posted by ブクログ
世の中にありふれた経営戦略本がある中、革新をつくような内容だった。事業をやる上で成功事例、言わばベストプラクティスと呼ばれる構成要素を、無作為に模倣しても、それは全体として効果が出るものではないということを示唆していた。各部分を切り取って貼り付けた戦略(戦略とも呼べないようなもの)では、不安定であるからだ。それを一連の流れとして、筆者による具体と抽象を織り交ぜた言葉巧みな解釈に、感銘を受けた。ページ数は、500ページにわたり、比較的ボリューミーであったが大変面白い内容で読んでいて飽きなかった。読み進めていくと重複する内容は勿論出てくるのだが、それはコンテクストとして必要であると素直に受け取ることができた。初めて読んだが、何度か読んで腹に落とし込みたいと心底思った。
Posted by ブクログ
"戦略"、"競争優位性"、"競合との差別化"などの日々よく聞くがややつかみどころのない言葉の本質的な意味やその構造を理解することができる。
ボリュームのある本だが、読み物的な(話しかけるような)書き方なので、戦略とは何かを初めて学ぶ人にもおすすめできる。
(ただし、紹介事例が古いことには注意。)
Posted by ブクログ
序盤の抽象的な話に挫折しそうになりながらも、ポジショニングとケイパビリティの話から「これは、研究における独自性の話のメタファーになる」と思い始め、以降は夢中で読んだ。思えば著者は学者なのだから理解できて当然なのかもしれない。
Posted by ブクログ
マーケティングの勉強と思い読み始める。いくつも色々な本を読んだが、実際に人を動かす事が出来る本がこれだと実感した。まさに読み手にどの様なストーリーでどう感じさせるかということを体現して書かれている。勉強になったという感想より良い読み物を読ませてもらったと素直に受け入れる事が出来る本だった。
Posted by ブクログ
「戦略」を持って会社を経営、事業を進めることがどれだけ大事かを痛感させられる内容だった。本書は決して明日からすぐ使えるハウツー本ではなく、戦略を作ることの考え方やスタンスを提示してくれている。業務ではじめて戦略を意識した業務に就くことになる自身にとって、「戦略を持つこと」がなぜ重要で、どんなふうに考えて作ると良いかの解像度が高まった。
戦略の方向性の定義として、SP(何を選択し何を捨てる)や、OC(組織力強化、仕組みづくり)、ストーリ戦略の5C、whyがつなぐ因果論理など…戦略を作る上で必要となる要素やその意義など、目から鱗な学びが多かった(今までいかに戦略という言葉をわかったふりをしてきたか…!)。
特に、コンセプトを定義することとは、「本当のところ(見たままではなく)、誰に何を売っているのか」の問いに答えたものである必要があり、それは人間の変わらぬ本性の部分に刺さるものであるという考えは大切にしていたい考え方。顧客がお金を払うのは、そのモノ自体ではなく、モノから得られる価値、もっというと「普遍的な価値」である。それを見つけることができるように、日常の仕事や生活の小さな疑問に「なぜ」を考えるようにしたい。
Posted by ブクログ
戦略という言葉にピンとくる感覚を持てずにいたのだが、この本を読んでどういうことが重要だとか非常に焦点を合わせることができた。
自分が面白いと思うストーリーをこれから作っていきたい、そう思わせてくれる内容でした。
Posted by ブクログ
優れた「戦略」とはなにか、この本にその要素が多分に詰まっていると感じた。戦略を考える時に必ず頭に入れておきたい名著。SP\OCの論理や部分非合理、賢者の盲点など、腹落ちする内容ばかりだった。
競争優位の階層を、①外部環境の追い風、②業界の競争構造、③ポジショニング(SP)と組織能力(OC)④戦略ストーリー、⑤クリティカルコアと、区別しており、③以降の戦略の要諦が本の中に詰め込まれている。常に頭に入れておきたいと思える論理がたくさんあり、
・SPの戦略とは「何をやり、何をやらないか」を決めるということであり、というトレードオフの論理が働く。
・程度問題としての違いをOEの追求は戦略ではなく、戦略とはdoing different thingsであり、doing things betterではない。
・SP志向・OC志向は、その発想が対照的なだけに、どちらかが優勢になると一方は劣勢になるという綱引きのような関係にある。
・ストーリーの本質は「部分の非合理を全体の合理性に転化する」ということにありる。
・キラーパスをテコにした競争優位の持続性は、自滅の論理に依拠する。
・優れたストーリーは「賢者の盲点」を衝くことによって、ユニークな競争優位をもたらすもの。
・シナリオを書くための必勝の方程式がないのと同様に、優れた戦略ストーリーをつくるための普遍の法則もない。
Posted by ブクログ
とても面白い。
特に競争相手の自滅のところはこれまでになかった視点。
一見不合理に見えることが、文脈の中に置くと合理に転化する。そしてそれが模倣されない強みとなるという点は非常に勉強になった。
Posted by ブクログ
非常に読み応えのある面白い本だった。戦略を考える際に静止画ではなく、構成要素の繋がりを重視して動画(ストーリー)として作り上げる必要があると理解できた。その際にまずはコンセプトを考え抜くことが大切で、また一見不合理に見えるがストーリーに当てはめると最も重要な構成要素になるクリティカルコアの概念も非常に興味深かった。今後の参考にしたい。
Posted by ブクログ
今から15年前に書かれた本とは思えないほど、適格で腑に落ちる内容だった。自分の働く環境に対してここ数年抱いてきた違和感と、本来こうしなければいけないのでは、と感じてきたモヤモヤが言語化された感覚。
何より最後の骨法10の大切さが染みた。ストーリーを作る人自身が面白いと心底信じていること、そしてそれをストーリーテラーとして周りに伝播させ、巻き込むこと。
簡単ではないが、前向きに日々の仕事に対する向き合い方を見直したい。
Posted by ブクログ
競争戦略の大御所である楠木先生が執筆された本。従来の競争戦略の事例は、成功した企業のベストプラクティスが紹介されることが多かったが、それはあくまでも個別要素だけを切り抜いたものである。そのため、ただ同じように真似てみても上手くいくことは難しい(ほぼ不可能である)。一方で、この本では個別要素だけでなく、個別要素の組み合わせにより競争優位を生み出し成功している、というタイトル通りストーリーとして成功した企業の事例が紹介されている。さらに面白いのが、その個別要素が一見すると非合理性であり、他社が意図的に真似したいと思わないようにしている間に競争優位性を創っており、気づいた時には他社が追いつけないようになっているのである、ということが分かりやすく書かれている。戦略を考える立場にある人だけでなく、現場で働いている人、学生にも視座をあげるためにぜひ読んでもらいたい一冊。
Posted by ブクログ
ストーリーとしての競争戦略。持続的な利益創出。WTP、コストのシュートの軸足を決める。SP, OC, 動的に構成要素を論理で繋げる、交互効果、非合理なキラーパス。ストーリーの強さ、太さ、長さ。
長いけどワクワク感あり
確実に実用に役立つと思うが、実用書として覚えるように読むのではなく、文書に身を任せながら展開を追っていくように読み進めていくことで、成功する事業と競争に明け暮れる事業の違いが分かり、何が大事なのかが頭に残る本。ただ、読んだ後の感覚や物事の見方を使って新たな事業を考えようとしても、実際に良いビジネスが生まれるわけでは無い(当たり前ですが)。
Posted by ブクログ
大学教授による経営戦略論。論理に実例をうまく織り交ぜて、わかりやすく説得力ある内容になっている。「キラーパス」の考え方が面白い。興味深い記述を記す。
「「衣食足りて礼節を知る」「貧すれば鈍する」」p75
「「フォードは頑張りが利かないのが問題だ。マツダは頑張れば何とかなると思っている。マツダは何を頑張らなくてもいいかをはっきりしなければいけないし、フォードはマツダの頑張りに学ばなくてはいけない」(フィールズ)」p158
「フェラーリには需要よりも1台少ない数を作るという絶対の社訓がある」p178
「本当にニッチに焦点を定めて無競争による利益を追求するのであれば、成長はめざしてはいけない」p180
「全員に愛される必要はない。誰に嫌われるべきかをはっきりさせる」p277
「(キラーパスの重要性)「一見して非合理」な要素がスターバックスのストーリーに組み込まれていた(フランチャイズでない直営方式)からこそ、競争相手も模倣しなかったのです。「まねできなかった」のではなく、「まねしようと思わなかった」というのがポイントです」p321
競争戦略のバイブル的な本であるので、あらためて読んでみた。ビジネスにおける戦略のカギになる点を再認識できた。
「戦略が「項目別アクションリスト」として放置される傾向は、近年ますます強まっているように思います」pvii
「一見して効き目がありそうなテンプレートやベストプラクティスを探してきて自社に流用するという発想は、むしろ戦略ストーリーを破壊してしまうのが普通です」pviii
「現実の戦略の成功は理屈2割、気合8割といったところでしょう。あっさりいって、現実のビジネスの成功失敗の8割方は「理屈では説明できないこと」で決まっている。「理屈では説明できないこと」には「運が良い」であるとか「野性の勘」があります。ビジネスは多かれ少なかれ「けもの道」です。その道の経験を積んだ人しかわからない嗅覚がものを言います」p3
「私の経験からすれば、「現実は理屈じゃない」という声に迫力を感じる実務家に限って、総じて理屈っぽく、論理的なのです」p5
「けもの道で身につく嗅覚は決定的に大切なのですが、その一方で、限界もあります。それは、日々けもの道を走っていると、視野が狭くなり、視界が固定するという問題です。走りながら考えている人は、どうしても視野が狭くなります」p9
「戦略はサイエンスというよりもアートに近い」p10
「『いよいよ日本経済は先の見えない時代に突入したという感がある。今こそ激動期だという認識が大切だ。これまでのやり方はもはや通用しない。過去の成功体験をいったん白紙に戻すという思い切った姿勢が経営者に求められる。』1964年9月の日経新聞からの引用」p10
「「違いをつくって、つなげる」、一言でいうとこれが戦略の本質です」p13
「通常のオペレーション業務のように、戦略をつくるという仕事を担当部門の「分業」で、「分析的」にやろうとする発想にそもそも間違いがあります」p29
「(法則戦略論)そもそも戦略とは他社との違いを問題にしているので、大量観察を通じて確認された規則性は、あくまでも平均的な傾向を示すものでしかありません。そこで示された「法則」に従うということは、他社と同じ動きに乗るということであり、戦略にとっては自殺的といえます。また、「他の条件が一定であれば」といったとたんに、戦略の本質である「文脈依存性」や「シンセシス」が根こそぎ切り捨てられてしまいます」p30
「ストーリーの面白さは、戦略の実行にかかわる社内の人びとを突き動かす最上のエンジンになります」p48
「戦略ストーリーをつくるということは、現在地や目的地や地図情報を記した地図の上に、自分たちが進むべき道筋をつけるということです。到達すべき目的地を特定したり、地図情報を細かく書き込むことは、あくまでも下ごしらえであって、戦略ストーリーではありません。ストーリーという道筋を組織のすべての人々が共有し、道筋のついた地図をポケットに入れて、それを見ながら進んでいく、これが私の「戦略を実行する組織」のイメージです」p48
「見える化という思考様式は戦略にとっては役に立たないどころか、ものの考え方が戦略ストーリーの本質からどんどん逸脱してしまします。戦略にとって大切なのは、「見える化」よりも「話せる化」です。戦略をストーリーとして物語る。ここにリーダーの本質的な役割があります」p54
「(戦略に重要な「ポジショニング」と「能力」)ポジショニングの戦略はそれがもたらす成果との因果関係がより明確なので、どちらかというと「短い話」で済む傾向があります」p55
「能力重視の戦略は、ポジショニングに比べて、成果との因果の距離が遠くなります」p55
「(映画作成の機能分化)徹底した機能分化は、たとえばスティーブン・スピルバーグさんのような強力なリーダーを必要とします」p57
「(「全員経営」柳井正)ユニクロでは「それはお客様に何をもたらすのか」という基準が、商品、売場、サービスなど販売にかかわる活動はもちろん、経営計画や管理部門のあらゆる施策にも適用されています。機能ごとに決まった仕事を専門化した人々が分担するという仕事の仕方は明確に否定されています。顧客価値を強化するためには、自分の専門分野のことだけを考えていればよいのではなく、部門を超えて現場の問題点を洗い出し、整理しながら解決策を見つけなければならない」p61
「戦略とは「北極の住人」の発想です。「最後はなんとかなる」ではなく「放っておいたら絶対なんともならない」というのが戦略的な思考です」p108
「競争戦略の第一の本質は「他社との違いをつくること」です。競争の中で業界平均水準以上の利益をあげることができるとしたら、それは競争他社との何らかの「違い」があるからです」p109
「戦略は、「ポジショニング」と「組織能力」」p113
「(トレードオフ)明確なポジショニングによる違いを構築するためには、「何をやるか」よりも、「何をやらないか」を決めることがずっと大切です」p123
「戦略ストーリーは終わりから組み立てていくべきものです。起承転結の「結」をまずはっきりイメージすることが先決です」p181
「コンセプトは、自分の頭でじっくりと考えるしかないのです。どんなに投資をしても、自分の頭を使わなければコンセプトは構想できません。流行の画期的な技術やそのときに華々しく成長している市場セグメント、今そこにいる顧客の声、こうした「外部の事情」に惑わされてはなりません」p291
「(スターバックスの直営方式)競争相手の目には「一見して非合理」(フランチャイズでない)に映る要素がスターバックスのストーリーに組み込まれていたからこそ、この要素については競争相手も模倣しなかったのです。繰り返しますが、「まねできなかった」のではなく、そもそも「まねしようと思わなかった」というのがポイントです」p321
「どうしたら「一見して非合理」なことをあえてするという決断に踏み切れるのでしょうか。キラーパスを繰り出すのに勇気が必要だとしたら、その勇気はどこから生まれるのでしょうか。それは自らの戦略ストーリーに対する「論理的な確信」にしかない、というのが私の意見です。戦略ストーリーを構想する経営者は、自らの戦略ストーリーに論理的な確信を持てるまで、「なぜ」を突き詰めるべきです」p423
「実現すべき競争優位は、WTP(willingness To Pay:顧客が支払いたいと思う水準)を上げるか、コストを下げるか、無競争状態に持ち込むか、選択肢は3つしかありません」p429
「スターバックスのお客さんにどのようなメニューを追加すべきかという希望を調査したところ、ビールなどのアルコールは常に上位に来たそうです」p457
「戦略ストーリーをつくるときには、失敗を避けようとしてはいけません。未来が定義からして不確実である以上、失敗は避けられません。避けられないものを避けようとすると、その時点で立ち止まってしまい、前に進めなくなります」p464
「自分にとって面白いことでなければ、ストーリーづくりは始まりません。面白ければ、文字どおり寝食を忘れてのめり込みます」p497
「本来は面白いはずの戦略が、このところ無味乾燥で奇妙な静止画の羅列(それは「アクションリスト」だったり、「テンプレート」だったり、「ベストプラクティス」だったり、ひどい場合は単なる「ワンフレーズ」だったりするのですが)になってしまっているのではないか、という問題認識です。面白く生き生きとした動画という戦略論の本来の姿を取り戻したい。それが私にとっての切実な思いです」p500
Posted by ブクログ
優れた戦略には、思わず話したくなるような「ストーリー」がある。
約500ページの分厚い本ですが、著者の文章が話し言葉でユーモアがありとても好感が持てるので、すんなり入り込めます。
それでいて内容は日系・欧米系問わず、様々な分野の企業の実例盛りだくさんの骨太で、さすが”ストーリー”を主題とするだけあって、読み物として非常に楽しめます。
デルの自社組み立てによるBuild to Orderは、最近(製造業に取っては)話題の”水平分業”とか”スマイルカーブからの脱却”などについて、本当によく考えて判断しなければ危険だと感じました。
スタバは、顧客にとっての”第3の場所”。つまり、家庭でも職場でもない、自分だけの自由な場所。
僕もこれに感化されて、これを読んだあとにスタバで一人で読書しました(笑)
ただ、ショッピングモールの中にあるスタバはガヤガヤし過ぎて、どう考えても第3の場所足りえませんでしたが・・・。
ガリバーの”一見不合理に見える”(これが重要)、買取専門に特化した事業がいかにシステマチックで儲かる仕組みになっているか・・・読んでいてワクワクします。
この世で”商売”に携わっている人なら、一度は読んでいただきたい。そんな1冊です。
Posted by ブクログ
この本は 読み始めて いつも挫折する。
おもしろいことが書いてあるのだが
内容が まだら模様で 非常にわかりやすく書いている
ところがあると思うと
難しく 飛び跳ねてしまうところがある。
また、現実の戦略を作るという仕事と
だぶっていて、読んでいるうちに 現実に引き戻される
という ことがあり、
なぜか 『痛い』と感じるのである。
それでも、行き帰りで 読み切ることができた。
何となく、読んだという 達成感に 満ちあふれる。
でも、じつに 事例が すくなく
それに 踏み込んでいる ところがおもしろい。
しかし、この本は まだら模様の 不思議な本だ。
もっと、コンパクトにできそうだと思う。
500ページという長さが 逆に 中途半端になっている。
だらだら するのが いいのかもしれないが。
Posted by 読むコレ
良い会社というものはゴールに向けてどういうパスをつないでいくか、その道筋がしっかりできているんだ。あっ、と言わせるようなキラーパスを出せるように日々センスを磨いておかないといけないね。
Posted by ブクログ
かなり前に評判になったビジネス書だが、著者の話を聞く機会があって面白かったかったので手に取った。
500ページの厚さだが本も面白くて一気に読みました。事例に出て来る企業の話は今は...ということもさすがにありますが、”誰かに話をしたくなるストーリー”が何故必要なのかについて理解出来ました。3300円の本を買った私も著者のストーリーにのせられたのかもしれませんが良い読書でした。
Posted by ブクログ
後半の各社のストーリーを読みたかったので手を出してみた。
前半がとにかく長くて辛かった...読むのに体力が要ってなかなか手が進まない。
余裕のあるときにもっとじっくり読めばもっと楽しめるはず。
Posted by ブクログ
マーケターや経営者が書いてるわけではないので、アカデミックすぎるかな?と思いきや、実践として使えるヒントがたくさんあってわかりやすかった。
企業の目的は、長期的利益を出すこと。そのための戦略ストーリーを立てるのに、とにかく「誰かに話したくなるような面白いこと」という視点が面白い。
戦術としても、1つ1つが合理的な項目を複数立てることではなく、その因果論理が合理的であるべきで、「なぜ」を繰り返し考えるというのも納得。
Posted by ブクログ
戦略を「ストーリー」として捉える重要性が書かれたもの。全体的に読みやすく、特に、戦略の構成要素を因果論理でつなぎ、一貫性や全体の文脈を持たせることが持続的な競争優位につながるという考え方が印象的でした。さまざまな実例を通じ、単なる施策の集積でなく、「なぜ」「誰にどんな価値を届けるのか」というストーリーが、人や組織を動かす力になることがよくわかる一冊です。
これでスッキリ
ビジネスにおいて戦略、戦略とは言うけれど、「戦略ってなんなのさ」「戦略とはどうあるべきものなの」というモヤモヤした疑問がスッキリ解決する名著
読んだ後に、普段目にする戦略を疑いたくなり、そして、どうしていくべきかを考えさせられる
もっとライトで、図解入りで分かりやすそうな戦略を語る書籍も多々あるが、本質的に戦略を考えるなら読むべきだと思う
Posted by ブクログ
おもしろかったです。読み終わったのがちょっと前で、読後の熱量はちょっと失っているため、ポイントだけまとめておきます。
・競争戦略とは、施策と施策が因果関係によって繋がっているものであり、因果関係によって繋がっていることがストーリーである
・経営者は初めからそのストーリーを思い描いているわけではなく、結果として振り返った時にできているものである
・この因果関係(ストーリー)が長く連なれば連なるほど、小手先で真似をすることができなくなり、競争優位性を生み出す源泉になる
こういった視点で、サウスウエスト航空、デルといった海外企業から、ヤマト運輸、セブンイレブン、任天堂、ユニクロといった身近な企業まで様々な実例を紹介していて、おもしろかったです。
Posted by ブクログ
すぐれた戦略はすぐれた物語を内包するという当たり前のことを書いている。とくに発見はない。こんなことが新鮮な驚きなのかとむしろそこに発見があった。
ビジネススクール講師推薦書
現在某ビジネススクールに通いながら仕事をしております。読み始めると普段の講義内容が更に深まり、大変学びの多い一冊!