【感想・ネタバレ】ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件のレビュー

あらすじ

2011年ビジネス書大賞受賞!
500ページ超という本格経営書でありながら、異例の12万部を突破したベストセラーが待望の電子書籍化!

“戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような 面白いストーリーにある。”

大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられている。戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながらつくらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくることにある。本書では、多くの企業事例をもとに「ストーリー」という視点から、究極の競争優位をもたらす論理を解明していく。

※本書は、2010年5月に東洋経済新報社より刊行された『ストーリーとしての競争戦略』を電子書籍化したものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今から15年前に書かれた本とは思えないほど、適格で腑に落ちる内容だった。自分の働く環境に対してここ数年抱いてきた違和感と、本来こうしなければいけないのでは、と感じてきたモヤモヤが言語化された感覚。
何より最後の骨法10の大切さが染みた。ストーリーを作る人自身が面白いと心底信じていること、そしてそれをストーリーテラーとして周りに伝播させ、巻き込むこと。
簡単ではないが、前向きに日々の仕事に対する向き合い方を見直したい。

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「デザインには理由(ワケ)がある」と、いつか読んだ本の帯にあったのを思い出す。
デザイン、アートと呼ばれるそれらは、ただ思い付いたものを作り上げているわけではない。キチンとした論理、過去の背景や学術的立ち位置(文脈)、他作品との関連に意味合いなどなど。
(素人の)私達はただただ驚くだけしか出来ないかもしれないけれど、実際見る人が見ると作品の骨子/思想というものが見えるそうな。まぁ真実は分かりませんが…。

色々な人が「経営はアートだ」という意見を発信していて、直近で読んだ近い内容は山口周の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』かな。正直こっちはあまり論理的ではなかったんだけど、本著は同じことを言いながらそれ以上の説得力を持っている。
つまり、皆が言う「アート」とは、経営ストーリー(デザイン)における美なんだな。全てが綺麗に噛み合っているから、それはアートのように語られると。そう言ってくれよ…。

戦略ストーリーの5Cに語られているけど、つまり利益を出しながら他者と差別化をする上で、どの構成要素までそれを一貫できているか、ってとこが結びだろうか。
『イノベーションのジレンマ』や『ジョブ理論』ってのは、この中の差別化の一部だし、安易な構成要素であればすぐに模倣されてしまうんだろう。
経営におけるベース理論としてこの一冊は是非オススメしたい。これを読んでおくと色々なものがつながって面白い…。

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優れた戦略には、思わず話したくなるような「ストーリー」がある。

約500ページの分厚い本ですが、著者の文章が話し言葉でユーモアがありとても好感が持てるので、すんなり入り込めます。
それでいて内容は日系・欧米系問わず、様々な分野の企業の実例盛りだくさんの骨太で、さすが”ストーリー”を主題とするだけあって、読み物として非常に楽しめます。

デルの自社組み立てによるBuild to Orderは、最近(製造業に取っては)話題の”水平分業”とか”スマイルカーブからの脱却”などについて、本当によく考えて判断しなければ危険だと感じました。

スタバは、顧客にとっての”第3の場所”。つまり、家庭でも職場でもない、自分だけの自由な場所。
僕もこれに感化されて、これを読んだあとにスタバで一人で読書しました(笑)
ただ、ショッピングモールの中にあるスタバはガヤガヤし過ぎて、どう考えても第3の場所足りえませんでしたが・・・。

ガリバーの”一見不合理に見える”(これが重要)、買取専門に特化した事業がいかにシステマチックで儲かる仕組みになっているか・・・読んでいてワクワクします。

この世で”商売”に携わっている人なら、一度は読んでいただきたい。そんな1冊です。

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2025年12月20日

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