楠木建のレビュー一覧

  • 好きなようにしてください

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    愛溢れる放任主義
    「好きな事だけやる。それは仕事じゃなくて趣味は、蓋し名言。
    一見楽しそうでない仕事も楽しみたい。

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    2020年05月12日
  • 経営センスの論理

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    経営においてスキルだけでなくセンスが重要である、
    ということを、いくつかの側面から解説しています。
    とてもわかりやすく、読みやすいです。

    興味深いものはいくつかありましたが、
    手段の目的化なんて、言われてみればその通りで、
    自分を振り返ってみてあーぁ…と思ってしまいました。笑

    就職人気ランキングに関する話は、
    確かになるほどな、と思います。

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    2020年05月08日
  • 「好き嫌い」と経営

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    楠木さんが日々提唱している、「好き嫌い」について理解を深めることができた。
    特に印象に残った点としては、良し悪しはユニバーサルなもので好き嫌いはその対極にあるというもの。
    あと、市場は海、組織は島というのも。

    やっぱり、楠木さんの考えには共感できる。
    面白かった。

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    2020年05月04日
  • 好きなようにしてください

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    10年ほど前に、「ストーリーとしての競争戦略」を読もうとして、その文章、日本語に拒否反応を感じ、どうしても読み進めることができなかった。

    今回、職場の人に勧められて半信半疑で読み始めたが、お悩み相談を書籍化したということもあり、この口調が逆に良い方向に際立って、とても読みやすく、面白かった。

    今の私に一番刺さったのは、「ラインマネージャーか専門職か」というくだり。私も上司との人事面談のたびに聞かれて、状況に応じてどちらの要素も必要だと思うので、一概に決められない、といった回答をしていると、会社としては育成方針もあるからどちらか決めないと、と言われ、何ともしっくりこない気持ちでいたが、楠木先

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    2020年04月26日
  • 室内生活

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    『戦略読書日記』ですっかり書評家・楠木建のファンになったワタシには、氏の書評がつまった本書を買わない理由などまったくなかった。500ページを超える単行本でも、その厚さに躊躇するどころか、むしろ期待で胸が高なった。
    果たして内容は期待以上。書評に加えて、読書論や読書スタイルが挿入されていて、これがまた楽しい、と言うか驚愕!自由度が高すぎてロジック抜きのやりたい放題になってしまう小説には手をつけず、(ビジネス本を含めて)人間と社会についてのノンフィクションが中心。徹頭徹尾インドア派で、時間があれば一日に10時間本を読み、読書で頭が疲れたら違う本を読んで頭を休ませる。こんな人から繰り出される書評がつ

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    2020年04月12日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    チームで働く人の必読書。
    「帰属のシグナル」という概念で、人間の集団における心理のほぼ全てを説明できてしまうことが分かる。
    群れで生きてきた動物としての人間、という視点が入っており、これを読むと冗談抜きで人間の見え方が変わる。

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    2020年04月01日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    文句なし、5つ星!
    ビジネスに必ず役立つ知識だけど、フレームワークなんかの理論じゃない。チームづくりのやり方でいくらでもパフォーマンスは変わってくるというコトを認識させてくれる良著です。
    「最強チームをつくる方法」という副題は全くもってそのとおりなのですが、本著の内容は実際のケースに基づいていて、物語として楽しみながら読めるので、なんか勿体ないなぁという印象を受けました。

    読んで驚いたのは、過去読んで素晴らしいと思った本や題材が集まっていたこと。
    アダム・グラントから始まって、ピクサー、ユニオン・スクエア・カフェのダニー・マイヤー、アメリカ海軍の駆逐艦ベンフォールドの艦長マイケル・アブラショ

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    2020年02月29日
  • 好きなようにしてください

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    チャレンジをするもしないも選択の自由。
    やれば辛くとも得るものがあり、やらなくばのうのうと退屈な日々を送ることになるという当たり前なことを、改めて強く気づかせてくれる本。
    また、やりたいことがあるなら、いろんな武器を揃えてからチャレンジするのでなく、早く飛び込んで経験したもの勝ちという考え方も、非常に私の経験に照らしてもメイクセンスでした。

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    2020年02月12日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    安全な環境を作る
    - 帰属のシグナルを贈り続ける.

    弱さを共有する
    - 助けが必要と伝える. つながり、協力関係.

    共通の目標を持つ
    - 習熟 or 創造性. 計測する.

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    2020年02月08日
  • すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

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    楠木建さん、面白すぎる。私も、好き嫌い族に入ります、っていうか以前から好き嫌い族だったことに気付きました。
    それでも世の中、たくさんの人がいるし、自分の家族とさえ考えがズレることはあるので、そこは楠木建さんが言う通り、尊重したいと切に思う。
    社会主義に向かっている資本主義にあるという考えも同感です。日本はある意味、完成された社会主義ではないかと以前から考えていたもので。
    そういえば、この本を読んでいる途中に橋下徹さんと似てるな、と感じました。ご本人がどう思われるかは分かりませんが(笑)

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    2020年01月27日
  • 好きなようにしてください

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    ビジネススクールでの講義が面白かったので買ってみた本。楠木さんと私は思考回路が結構似ているのですがそれをバシッと言語化してくれるのがありがたいです。文章はまったりしているので嫌いな人は大キライでしょうね。ま、当然ですけど。一緒に昼飯のときに世間話しましたが話題の引き出しが多くて楽しい先生でした。

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    2020年01月02日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    最高のチームは「カリスマ性があるリーダーを採用していること」「優秀な人を集めること」で成り立つことではないということが事例や実験結果をベースに解説されている。主に帰属意識、コミュニーケーションの大切さが読み取れるような内容です。
    事例が分かりやすく、個人的にはめちゃくちゃ刺さる内容で面白かったです。

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    2019年12月28日
  • すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

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    過去の著書や、日頃の講演会での話が、著者の「好き」視点で実によくまとまっている。正しいかどうかではなく、好き嫌い視点を前提とすることで言いたい放題だが、深い考察と蓄積された知見に裏打ちされた真理の数々が、センス良く、そして面白おかしく飛び出すので、知っているネタでも最後まで読んでしまう。

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    2019年11月04日
  • 好きなようにしてください

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    これってよく聞く悩みだよなぁ(大企業か、スタートアップか、など) というものに対して、好きなようにしてください、とあっさり回答しつつ、その理由を主に相談者の思考回路を紐解きながら行われるツッコミが、さすが研究者という感じのロジカルさで読んでいてわかりやすい。

    大体の悩みが思考の底の浅さからくるもので、悩みというレベルじゃないんだなぁ、と思った。

    よくネットで人生相談ものを読んだりするけれど、人生経験豊富な人が上から目線で回答するものとは異なり、ロジカルであるがゆえにスッと入ってきた。

    これを読んだ後には、自分がうっすら抱えていた悩みって悩みじゃないんだよなぁ、とか、もっと自分の好き嫌いに

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    2019年08月04日
  • 好きなようにしてください

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    好きなようにしてください、という本人が一番好きなようにしているからこそ、
    この書籍がまさに、Write like talking なスタイルを体現していて、だてにハゲを長くやっていないんだと思わせてくれる(失礼!)。
    最高に痛快な書籍。
    でも、仕事とは何かに悩む若者が読むのも良いと思います。
    きちんと、仕事とは何かを記載してありますからね。

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    2019年06月13日
  • すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

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    著者の物事に対しての考え方を好き嫌いの観点から著した本。好き嫌いでスパッと物事を切っているところが面白く、新鮮だった。

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    2019年06月08日
  • すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

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    ネタバレ

    著者が好きな物、嫌いな物を紹介しながら、なぜそれが好きなのか嫌いなのかを書いてある本。
    ただし、著者の専門である競争戦略の話も絡めて書いてあり、読み物として面白い。
    印象に残ったのは、努力するより凝る事、朝型(自分と同じだけ)、シナジーおじさんよりそれでだおじさん、エネルギー保存則、など、独自観点だが納得感がある。
    更にプレイングマネージャーという本の最終章を初めて知ったが、まさに本質。実績のみが語るべき事。

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    2019年04月18日
  • 経営センスの論理

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    経営センスの論理 (新潮新書)
    2013/4/17 著:楠木 建

    すぐれた戦略をつくるために一義的に必要なのは何か。それは「センス」としか言いようがない。本を読んでスキルを身につけて、それでうまい戦略がつくれたら誰も郎いない苦労はしない。必要な要素は大半はセンスなのだ。

    本書はそのセンスについて以下の6章により紹介している。
    ①経営者の論理
    ②戦略の論理
    ③グローバル化の論理
    ④日本の論理
    ⑤よい会社の論理
    ⑥思考の論理

    人へ形容する言葉として「センスが良い」という表現は、私が最も憧れる誉め言葉である。恥ずかしながらまだ人様から「センスが良い」と言われたことは一度もないかもしれない。

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    2019年03月10日
  • 「好き嫌い」と経営

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    楠木建にハマり出してここまで来た。そして今回著名な経営者たちの好き嫌いを抉り出すというコンセプトで対談集になっている。彼らの胸に響く言葉は以下に引用したが、その中でも出口治明の言葉に意表を突かれ、その深い言葉に感銘を受けた。
    【原田泳幸】
    複雑なことを簡単に理解させる。これで初めて相手が行動するわけです。常に簡単に考える。非常にシンプルに考える。
    【佐山展生】
    自分のことは人に相談をしないことですね。
    自分のことは自分が一番わかっていますし、私はみんなが行かない道ばかりを歩んできていて、だから面白いのです。みんなと違う道を歩いてこそ誰も知らない発見や喜びがあるのです。みんなにそんなことできない

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    2019年02月19日
  • 戦略読書日記

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    本書は 楠木建の前作「ストーリーとしての競争戦略」の内容を書評で具体化するというコンセプトです。文章はゴツゴツしているけれども、内容はとても良かったです。

    本人が面白がっていること。自分で心底面白くなければ、人がついてくるわけがない。ただし、誰もが喜ぶということは、本当に喜ぶ人は誰もいないのと同じこと。優秀な人というのは面白がる才能の持ち主だ。面白がる才能は人間の能力の本質のど真ん中といってもよい。時間をかけてでもそうした才能を開発できるかどうか、ここに本質的な分かれ目がある。自分が好きなこと、面白いと思うことを仕事にする。面白いからのめりこめる。普通の人にはできないような努力を投入できる。

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    2019年02月18日