楠木建のレビュー一覧

  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    PUNK IPAで有名なブリュードックの創業者がその起業から財務、マーケティング、営業、人事そして経営者のリーダーシップを語ります。
    ビール造りの経営を通してパンクを体現しているのが、その語り口も相まって熱いビートで伝わってくる好著です。
    パンクと言いつつBonJoviなど一般的なロックも多数引用していてロックファンなら思わずニヤリとしながら読めること請け合いです。
    パンクなら信念を曲げるなとBonJoviの「Keep the Faith」を引用してますが、あらためてQueenの「Keep Yourself Alive 」と並ぶ座右の銘にしたくなる良い言葉だと思いました。
    ところで、著者の名前

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    2018年06月24日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    ネタバレ

    事業家・経営者=パンクな生き方をしている。
    イギリスのクラフトビール会社の創業者であるジェームス・ワット氏は上記のような斬新な切り口でビジネス、経営について語っています。
    主体性と当事者意識、これこそパンクの中核を成す価値観であると著者は綴っています。
    その他、経営者にとってなくてはならない価値観などが濃厚に書かれている本作。是非皆さんに読んでいただきたいです。

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    2018年06月06日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    ネタバレ

    優れた戦略には、思わず話したくなるような「ストーリー」がある。

    約500ページの分厚い本ですが、著者の文章が話し言葉でユーモアがありとても好感が持てるので、すんなり入り込めます。
    それでいて内容は日系・欧米系問わず、様々な分野の企業の実例盛りだくさんの骨太で、さすが”ストーリー”を主題とするだけあって、読み物として非常に楽しめます。

    デルの自社組み立てによるBuild to Orderは、最近(製造業に取っては)話題の”水平分業”とか”スマイルカーブからの脱却”などについて、本当によく考えて判断しなければ危険だと感じました。

    スタバは、顧客にとっての”第3の場所”。つまり、家庭でも職場で

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    2025年12月20日
  • 戦略読書日記

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    書評集、と見せかけて実は戦略論の本。ケーススタディ的な感覚で読むと面白く読める。著者の読書に対するこだわりが垣間見えると同時に、自分がいかに読書が足りないかを痛感させられる。

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    2017年03月28日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    イギリスのクラフトビールの会社をわずか7年で売上70億円にし「経営の根幹は"パンクの哲学"」と語る創業者の著書。

    小規模企業やスタートアップが長期計画を立てても実現するわけがなく必要な変数をすべて把握し続けることなど不可能と言い切り、賞味期限切れの計画書をいちいち確認するより、瞬間的に判断する方が重要。だから先の計画なんて立てず、今、全力を尽くすことだという言葉はビールのごとく痛快で爽快。

    また「事実だとか論理だとかの堅い話にいくら説得力があっても、人が腹をきめるときというのは感情に従う」「適度な無秩序や内輪揉めが起こらないのは、全力を尽くしていない証拠。混乱も騒乱も、

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    2016年12月28日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    普遍の本質

    経営戦略論やマーケティング戦略といったMBA的理論を否定するようなトーンで打ち出し、実際に内容の語り口もそのようなテイストになっている、が。
    ドラッガーやポーター、コトラーなどを読み込んでいくと見えてくる論理の本質のようなものが、本書の中にも見ることが出来る。
    自分自身で考え抜き、行動し尽くす、そこから得られることの本質は普遍ということなのか?と、思わず嬉しくなる。

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    2016年11月26日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    ・どうせ細かいところまで完璧に計画したところで、ハイスピードで物事が動き、それが絡み合って変化を生む今の世界では、計画など実行する暇もないまま、無用の長物になるだけだ
    ・既存の経路や手順、助言に頼れば、既存の体制への依存が増幅する。パンクのDIY精神を実践するということは、それらを当てにしないということだ
    ・小さく使い、大きく考えよう。すべてを使ってレバレッジをかけるのだ。
    ・自分の会社を手助けすることで、彼らのキャリアにどんなプラスがあるかを想像させ、夢を見させるのだ
    ・価格を下げて短期的な売上が異様に伸びると、それに目がくらんで長期的な影響のことを一瞬考えられなくなる
    ・自分のすることは自

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    2016年10月30日
  • 「好き嫌い」と経営

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    ネタバレ

    P143 強いものが嫌いだという人が挑戦の対象を選ぶ場合、往々にしてメジャーな方向に行かず、マイナーへマイナーへと行く人がいる。強者へのチャレンジというものがまるでない。自分の心地よい場所に引きこもる。アンチ巨人タイプの人は、単純にマイナー志向というか、世の中のメインストリームから意図的に外れていこうとする面がある。(楠木建)

    P357 単純にスキルや良い悪いで人を採るだけでは強い組織にはならない。根底のところで好きなことがかぶっている人たちが自然に集まっている組織が強い会社。

    P364 仕事がきつかどうかなどということは、そもそも良し悪しというよりその人の好き嫌いで決まる。(中略)世にい

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    2016年05月05日
  • 戦略読書日記

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    ネタバレ

    読書は、経営のセンスを磨き、戦略ストーリーを構想するための筋トレであり、走り込みである。即効性はない。しかし、じわじわ効いてくる。20

    日本の持ち味とは。菊池が言うところのアメリカの持ち味は、大きな対象を機能に分化して、それぞれに専門家を充てて、大所高所で計画を立てたうえで実行して事後的に統合するというやり方。日本では、全員が全体を意識して仕事をする。私たちはこれを顧客に提供しますというアウトプットに基軸を置いたコミットメントが自然と前面に出てくること、これはいまも失われていない、日本の持ち味ではないか。60

    各科目の平均点が高いというのと綜合力があるというのは、全く別物。経営にはスキルで

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    2016年06月26日
  • 「好き嫌い」と経営

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    自分自身も好き嫌いにかなり左右される性格かもしれない。
    そのため今の仕事のスタイルがあり、生活がある。
    好き嫌いを選択できる環境にするためにどうしたらいいか。
    好き嫌いを原点にすると決断がしやすくなる。

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    2015年12月24日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    この本は 読み始めて いつも挫折する。
    おもしろいことが書いてあるのだが
    内容が まだら模様で 非常にわかりやすく書いている
    ところがあると思うと 
    難しく 飛び跳ねてしまうところがある。

    また、現実の戦略を作るという仕事と
    だぶっていて、読んでいるうちに 現実に引き戻される
    という ことがあり、
    なぜか 『痛い』と感じるのである。

    それでも、行き帰りで 読み切ることができた。
    何となく、読んだという 達成感に 満ちあふれる。
    でも、じつに 事例が すくなく
    それに 踏み込んでいる ところがおもしろい。

    しかし、この本は まだら模様の 不思議な本だ。
    もっと、コンパクトにできそうだと思う

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    2026年03月07日
  • 戦略読書日記

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    田舎の商売で成功した酒屋が、江戸に出ようとした。しかし江戸の商売はそんなに甘いものではない。鴻池、池田、伊丹など老舗の酒屋とは勝負にならない。男はあれよあれよともち金をすって、落ちぶれてしばった。男が江戸にでてきたのは、田舎と比べて市場が大きく、お客さんの懐が豊で魅力的な市場にみえたからだ。 市場の規模と成長率だけ考えて参入すると痛い目にあう。 
    どこか、インドやベトナムに出ようとしている日本企業に通じるものがある。

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    2014年01月19日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    タイトルで損してるせいで遠ざけがちな一冊。でも本当は、全人類が読むべき一冊。
    一見、怪しげなビジネス書の類に見えがちだが、そんなことは決してない。心理学アプローチから、社会科学的・論理的に、重厚な論理展開を用いて、「情けは人のためあらず」で日本人にはおなじみの、利己的・他己的志向の違いがもたらす影響を語られている。

    ふだん生活を送る中で考えることの多いテーマだけに、ここで示された結論の鮮やかさに、かなりの衝撃を受けた。なるほど!の連発。
    著者の主張は、決して難しいお勉強の世界でのみ作用する話ではなく、幼稚園児以上の人類に皆あてはまる程、普遍的なお話。話し方もとても分かりやすい展開となっている

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    2026年06月25日
  • 戦略読書日記

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    間違いなく、今年最も刺激的だった一冊のひとつ。
    様々なジャンルの名著を下敷きに、戦略と経営についての本質を読み解いている。繰り返し主張される「スキルとセンスの違い」、「抽象と具体との行ったり来たりの中で見出す論理」などなど。どの話をとっても、365日脳裏に刻み付けておきたい話ばかり。
    個人的には、楠木先生の本の中で最も勉強になった。御馳走さまでした。

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    2013年12月08日
  • 戦略読書日記

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    相変わらずの楠木節炸裂といったところでしょうか。著者の作品を読むのは3冊目、ようやく気がつきました。芸風が合うんだなと。
    携帯電話の契約手続きの超煩雑さという、供給側視点サービスへの不満とった部分だけでなく、理論(セオリー)よりも論理(ロジック)を好み、学問的な部分よりも実際の思考探求を好む事。それはスキルとセンスを分けて考えた場合のセンスに大きく依存する。さらに、スキルを身に付けましょう、とフォーカスされがちな昨今は、センスの議論があまりに少ない事。そして成功した経営者や著名人、歴史上の人物にはやはりスキルもセンスも両方優れていたわけで。
    私はHow To本が溢れる書店の一角だ大嫌いなのだが

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    2013年11月09日
  • 戦略読書日記

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    様々な書籍を通じて著者が感じたことを綴った本

    一見、経営と関係のない本を題材に経営に関するエッセンスを抽出過程が非情に面白く、思考プロセスの追体験が心地よい

    自分が本を読む際に、具体的な内容の理解だけでなく、その核となるメッセージを一段昇華させる参考になる

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    2013年11月03日
  • 戦略読書日記

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    内容は忘れましたが、「仕事としてのインプットなら、アウトプットを前提としましょう。ただ読むだけなら、趣味です」って感じの主張。情報量が多いと注意が散漫になるから、情報収集の量とアウトプットの質は反比例する。
    「評価は相手が決めること」というのも印象的。

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    2013年10月26日
  • 戦略読書日記

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    スキルではなくセンス。まさにその通りで、読書を軸に論理的な文脈を探るということも納得。門戸を閉ざさずに学ぶということが大切。研究に対するスタンスも好感が持てる。確かに社会に対するインパクトをみすえて社会の役に立つことをするのが社会科学分野の研究に求められること。

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    2013年09月16日
  • 経営センスの論理

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    経営するのは、スキルだけではできない。
    経営は特殊解なので、センスが必要だよ。
    ダケド、この本は、マニュアル本ではないので、
    センスは、どう磨くのかということは、書いていない。
    だいたい、センスなんて教えることはできない。

    そんなもん自分で磨くもんじゃろ。
    センスがあれば、自分で事業をしているわい。
    ということを、いうために書かれた。

    こういう切り口の本も、ノリがあって、いいねぇ。
    このセンセイは、弁舌爽やか、結構毛だらけ猫灰だらけ。
    煙に巻く 能力がある。
    その煙に巻かれるのも、悪くない。

    好きなことを言って、知らない間に、読み終わる。
    読んだあとに、『センスだよね』と、うなづかせる。

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    2016年07月20日
  • 経営センスの論理

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    経営学の楠木教授による、経営に必要となる論理を、様々な視座から語った一冊。内容は骨太だが、楠木先生らしさと新書らしさとが相まって、とっても読みやすく、単純に読み物としておもろーに纏まっている。
    最後の「思考の論理」は楠木先生が事ある毎に繰り返し主張されている“考え方の基本のキ”がコンパクトにまとめられている。

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    2026年06月25日