楠木建のレビュー一覧

  • 戦略読書日記

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    田舎の商売で成功した酒屋が、江戸に出ようとした。しかし江戸の商売はそんなに甘いものではない。鴻池、池田、伊丹など老舗の酒屋とは勝負にならない。男はあれよあれよともち金をすって、落ちぶれてしばった。男が江戸にでてきたのは、田舎と比べて市場が大きく、お客さんの懐が豊で魅力的な市場にみえたからだ。 市場の規模と成長率だけ考えて参入すると痛い目にあう。 
    どこか、インドやベトナムに出ようとしている日本企業に通じるものがある。

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    2014年01月19日
  • 戦略読書日記

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    間違いなく、今年最も刺激的だった一冊のひとつ。
    様々なジャンルの名著を下敷きに、戦略と経営についての本質を読み解いている。繰り返し主張される「スキルとセンスの違い」、「抽象と具体との行ったり来たりの中で見出す論理」などなど。どの話をとっても、365日脳裏に刻み付けておきたい話ばかり。
    個人的には、楠木先生の本の中で最も勉強になった。御馳走さまでした。

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    2013年12月08日
  • 戦略読書日記

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    相変わらずの楠木節炸裂といったところでしょうか。著者の作品を読むのは3冊目、ようやく気がつきました。芸風が合うんだなと。
    携帯電話の契約手続きの超煩雑さという、供給側視点サービスへの不満とった部分だけでなく、理論(セオリー)よりも論理(ロジック)を好み、学問的な部分よりも実際の思考探求を好む事。それはスキルとセンスを分けて考えた場合のセンスに大きく依存する。さらに、スキルを身に付けましょう、とフォーカスされがちな昨今は、センスの議論があまりに少ない事。そして成功した経営者や著名人、歴史上の人物にはやはりスキルもセンスも両方優れていたわけで。
    私はHow To本が溢れる書店の一角だ大嫌いなのだが

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    2013年11月09日
  • 戦略読書日記

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    様々な書籍を通じて著者が感じたことを綴った本

    一見、経営と関係のない本を題材に経営に関するエッセンスを抽出過程が非情に面白く、思考プロセスの追体験が心地よい

    自分が本を読む際に、具体的な内容の理解だけでなく、その核となるメッセージを一段昇華させる参考になる

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    2013年11月03日
  • 戦略読書日記

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    内容は忘れましたが、「仕事としてのインプットなら、アウトプットを前提としましょう。ただ読むだけなら、趣味です」って感じの主張。情報量が多いと注意が散漫になるから、情報収集の量とアウトプットの質は反比例する。
    「評価は相手が決めること」というのも印象的。

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    2013年10月26日
  • 戦略読書日記

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    スキルではなくセンス。まさにその通りで、読書を軸に論理的な文脈を探るということも納得。門戸を閉ざさずに学ぶということが大切。研究に対するスタンスも好感が持てる。確かに社会に対するインパクトをみすえて社会の役に立つことをするのが社会科学分野の研究に求められること。

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    2013年09月16日
  • 経営センスの論理

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    経営するのは、スキルだけではできない。
    経営は特殊解なので、センスが必要だよ。
    ダケド、この本は、マニュアル本ではないので、
    センスは、どう磨くのかということは、書いていない。
    だいたい、センスなんて教えることはできない。

    そんなもん自分で磨くもんじゃろ。
    センスがあれば、自分で事業をしているわい。
    ということを、いうために書かれた。

    こういう切り口の本も、ノリがあって、いいねぇ。
    このセンセイは、弁舌爽やか、結構毛だらけ猫灰だらけ。
    煙に巻く 能力がある。
    その煙に巻かれるのも、悪くない。

    好きなことを言って、知らない間に、読み終わる。
    読んだあとに、『センスだよね』と、うなづかせる。

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    2016年07月20日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    良い会社というものはゴールに向けてどういうパスをつないでいくか、その道筋がしっかりできているんだ。あっ、と言わせるようなキラーパスを出せるように日々センスを磨いておかないといけないね。

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    2013年04月08日
  • 絶対悲観主義

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    友人に勧められて気になっていた一冊。

    絶対悲観主義、あらゆることについてうまくいかないという前提を持っておく。

    一見マイナスに見えるが自分にとってはとても役に立ちそうだと思った。
    「自分に対して甘い人ほど、絶対悲観主義は有効にして有用です」17

    とにかく一歩目が軽くなるというのが1番の利点だと思った。どうせうまく行かないし、いっちょやってみるかと軽い気持ちで一歩を踏み出せる。何をやるにも一歩遅い自分にうってつけ。


    落ち込みそうなときは思い出してみよう。どうして、うまくいくと思ってしまったのだろう。人生のほとんどはどうせうまくいかないんだからと、

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    2026年02月03日
  • 絶対悲観主義

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    本書は、「絶対悲観主義」の姿勢こそが仕事や生活にプラスの効果を与える、と説く著者が、仕事や生活について綴った連載を集めたもので、絶対悲観主義の神髄をゆるめに味わうことができます。

    著者は、悲観主義を根拠のない楽観主義だと言います。
    そのココロは、最初に「うまくいく」という前提を持ってしまうからこそ「うまくいかないのではないか」と心配や不安にとらわれ悲観に陥る、というものです。

    「絶対悲観主義」とは、世の中には自分の思いどおりにいくことなんか一つもない、というある意味での達観だと思います。
    どうせ思いどおりにならないんだから、最初から悲観主義であれば、上手くいかない時のダメージも和らぐし、逆

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    2026年01月22日
  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    変化の激しい現代において、一つのやり方に誇示するのではなく、再考する文化を熟成させることが重要と言うことを示した本です。特に、自分には問題を解決する能力があると自分を信じつつ、今のやり方が最適ではないかもしれないと問い続ける"確信に満ちた謙虚さ"が重要です。

    書籍の中では、心理学的な実験やNASAの失敗、ブラックベリーの衰退など、具体的でインパクトの高いエピソードがとても面白かったです。

    近年はグリッド=やり抜く力も注目されていますが、グリッドと再考する力はコンフリクトするものではなく、これは手段と目的の話で考えると分かりやすいです。目標、目的に対してはグリッド(粘り強

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    2026年01月20日
  • 絶対悲観主義

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    おしゃべりなおじさんの日々の感じたことをメモしてる本って感じ。人生の先輩としては普通に面白かったが、ややポジショントークにも見えた。

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    2026年01月18日
  • HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学──あなたの限界は、まだ先にある

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    成功するための才能以外のファクターを分析して、それらを後天的に身につけるための方法を紹介している。
    重要なのは積極性、自己統制力、意志力の三つで、平易な表現になるが、継続的にコツコツと努力を積み重ねることが大切と説いている。
    それらを伸ばすための方法として、不快なことに飛び込む、アドバイスをもらう、完璧主義をやめる、自分を飽きさせない工夫をする、適切な休息を入れるということが挙げられる。

    自分含めて多くの人が才能が足りない状態で、効率よく成功を目指すには?という問いによく答えてくれる本だと感じた。

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    2026年01月16日
  • HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学──あなたの限界は、まだ先にある

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    さすがアダムグラント、おもしろかった。

    以下、引用。

    違いを生み出す要因は、一見すると先天的な能力差のように思えても、実のところは、適切な機会や、意欲、向上心であることが多い

    優秀さと先天的な能力とは、一般に期待されるほど強い関連性がない

    重要なのは、どれほど努力したかという量よりも、どれほど人間として成長したか、という質である

    成長のために必要な「三つの勇気」
    第一に、「自分にとって最適」だと信じ込んでいる手法を捨てる勇気
    第二に、自分の心の準備が整う前に、挑戦の場に飛び込む勇気
    第三に、誰よりも多くの失敗を経験する勇気

    セラピストは恐怖症治療を行う際、患者の状況に応じて二種類の

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    2026年01月11日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    ギバーになろう。
    もっというと「利他的」なギバーになろう!!
    それが最終的に成功する道だ。

    - 他者思考、もしくは自分を含む組織のギバーになる。
    - 時間軸を広くもとう、帰ってくるなんて考えない
    - 自分の弱みを曝け出すのも大事
    - アドバイスを求めよう
    - テイカーだって、与えられれば返したくなる。(ex. free cycle)
    - 恩送りという考え方
    - テイカーに対しては、マッチャーになる。ただし、時々楽観的なギバーにもなる。
    - テイカーは、「自分」「私」を多用する。
    - ギバーが強気に交渉するために。: 自分のためじゃなくて、自分の家族のためとか主語に周りの人を含める。

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    2026年01月12日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスをとる人)」の立場をわけて書いてあるのが目新しい。
    ギバーが意識せずとも身についてる人はおそらく、当たり前のことが書いてあるように感じるかもしれないけど。

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    2026年01月08日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    わりとスラスラ読み進めることができて、アタマににも入ってきた。納得できることも多く、今の業務に当てはめると、いろいろなことに気づけた

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    2026年01月04日
  • 好きなようにしてください

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    友人に薦められて読み始めた。相談者の質問に対して、ズバズバと答えていく非常に痛快なもの。自分に重なる質問も多く、余計なことに悩む必要は無いと思わされた。

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    2026年01月04日
  • 楠木建の頭の中 戦略と経営についての論考

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     アイリスの独自性は「ユーザーイン」というコンセプトに凝縮されています。「プロダクトアウト」と異なるのはもちろん、一般に言う「マーケットイン」とも似て非なるものです。ここにアイリスの戦略に僕が痺れる最大の理由があります。
    「ユーザー」とは文字通りその商品を使う人、エンドユーザーのことです。「マーケット」はユーザーではありません。特定の基準や範囲でのユーザーの集計値に過ぎません。「マーケティング」は文字通りマーケットを相手にしたものです。マーケティングの名のもとにしばしば行われる消費者アンケートからは、マーケット全体の平均値や傾向しか分かりません。だれもが注目する儲かりそうな市場に目を向けます。

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    2025年12月31日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    名著と思われる雰囲気があった。
    だた、内容盛りだくさんで逆に全体としての印象がぼやけてしまった。

    # 面白かったポイント
    - 歴史に名を残した人「キング牧師」とか、すごかった、オリジナルであったというより「タイミングが良かった」要素も多分にある。
    - 先行者で必ずしもある必要はない、後発でもよい、他者とは違う「良いもの」であること
    - 成功者がリスクを冒してるとは限らない。意外と二足の草鞋で安定をとりながらチャレンジして成功した人も多い
    - 天才に必要なのは、圧倒的な行動量(ピカソ)
    - 成功者だって市場を捉えられず失敗する。 ex. セグウェイ
    - ブジャデ(新語): 見慣れたものを初めて

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    2025年12月31日