【感想・ネタバレ】ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代のレビュー

あらすじ

『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』の著者第二弾。最新の組織心理学でわかる“普通の人”がすごい成果を収める法

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Posted by ブクログ

ギブ&テイクのようなキャッチーな内容ではなかったけれど、一つ一つの章をじっくり読んで、自分のものにすると人生を変えることができる本かもしれない。

この本を、自己啓発書として扱って、毛嫌いするのはもったいない。心理学書です。

アダムグラントさんについて調べてみたら、年下なのが衝撃(貴様いつまで女子でいるつもりだ...)。アダムグラントさんこそ、オリジナルな人だね。

昔、めざましテレビで「セグウェイ」を華々しく紹介していたことを思い出した。これから、これが流行りますよ〜って。(私の記憶が間違ってる可能性はあり。とくダネやったかなー。)あれは、何年前の話だっただろう。
私は未だに「セグウェイまだ日本で流行らないなー」と思っているけど、今後も流行る予定ないんだと知った笑。

※新しく覚えた言葉(明日には忘れるのでここに覚書)
【ブジャデ(vuja de) 】
心理学者や組織論の文脈で使われる言葉。造語。
「デジャヴ(déjà vu)」は「前にも見たことがある感覚」。それに対して 「ブジャデ(vuja de)」は『見慣れたものをまるで初めて見るように感じること』 。

1
2025年09月06日

Posted by ブクログ

予想以上に良かった。オリジナルを軸に展開しているが、組織にも通じる点が興味深い。リスクを回避でするような思考の人の方が起業家に向いているとかセグウェイの考察など、事例も豊富で再読したい

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

結果をイメージすると、リスクを負うべきではない理由を考えてしまう。
「私のような人は、こういう状況でどうすべきか」と考えると、理屈抜きの感覚で行動できる。
結果を考えるよりも前に、「自分がやらなきゃ誰がやる!」の気持ちで一歩踏み出してみたいと思います!

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2025年08月17日

購入済み

オリジナリティは選択である。

オリジナリティは選択である。という主張がとても響いた。オリジナリティは何か持って生まれたものではなく,それを成長させることができるというものである。また,多くのことは自分で制限をもうけてしまっていることも思いあたることがあった。

また,同じ街や時代など同じ環境でも異なる行動をする人の違いに,親が子に説明をしたかどうかがかかわているという部分はとても興味深かった。親が子に対し,「説明を理解できると信じること」という態度をとることがオリジナリティを生み出す人たちの共通点というのを調べていく著者の研究心がすごいと思った。

#アツい #タメになる

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

良書。今年1でした。
オリジナルとは単にアイデアを思いつく人ではなく、自ら率先して実現までする人との定義のもと、オリジナルになるための要素が溢れていた。何度も読み返すだろう。

◉成功者は平凡なものを含む多くのアイデアを生み出す
それ以外の人は、質の高く無いアイデアを磨くことに一生懸命…固執は考えの幅を狭めるので、時にはゆっくり立ち止まろう

◉信頼を得ていれば、少し声高になっても許容される
∴まずはしっかり実績を積むことから→主張へ

◉プレゼンで長所の強調は抵抗感に繋がる
逆に悲観的なことを言うと、見識があるように見られやすい

◉オリジナル≠先発者
   ┗他とは異なる、優れいているの意味
先発者が優位になるのは、パテント、強いネットワーク効果での囲い込み

◉批判的意見は口外できないなら価値はない
つまり表に出さない限り、陰口レベル

◉リソース投入の説得には、なぜ「今」必要なのか?
切迫感を植え付けること

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

Daigoさんが勧めていた本。本当に読んでよかった。すごく面白い本。わたしはDaigoさんのファンではないが、結果的にこの本に出会えたのでよかった。

当然のことだと思うが、30代40代でこの本を読んだら、心に刺さる場所が違ってくるだろうな。

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2023年03月10日

Posted by ブクログ

オリジナリティというのは、突飛さや無謀さの発露ではない。眼前の常識をアンラーニングする力、流されない勇気、それと相反するようなある種の慎重さと、そこから生まれてくるものの積み重ねなのだと本書を読んで感じた。

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2022年07月08日

Posted by ブクログ

独創的な成果を出すための導き書。本書は、私達一般人かオリジナルな成果を上げるために取れると良い行動を多数教えてくれる。読者がそれぞれの状況や立場に合わせて、自分が取り得る選択肢の中から選び取るのが良いだろう。私自身の現状に合わせてすぐに心に留め置くべきと感じたのは、独創的な提案をする前に権威を築くべきだということ。権威ある人の発言なら重要視される案件でも、権威のない人の発言だと軽視される。最近自分の身にそれが起こって失望したばかりだった。状況を変えるために出世したいと、心に燻りを感じた。

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2022年06月15日

Posted by ブクログ

大量生産が良質なideaを産む着実な道。
(ピカソにも評価されてない作品が沢山ある)

目標達成には沢山の手段がある。
(目標共有だけではNG)

協力してもらうには小さな貢献の積み重ねが必要。

オリジナルな人とは
『自らのビジョンを率先して実現させて行く人』
(思うだけではNG)

大変勉強になりました。
次はGive&Takeを読みます。

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2022年05月21日

Posted by ブクログ

おもしろかった
オリジナルな人とは、「みずからのビジョンを率先して実現させていく人」

納得感があった言葉

・「いうことを聞かせる子育て」ではなく、「思考の多様性を図る子育て」をする
・偉大なクリエータを育てるためには、幅広い視野が必要である

・起業家が一般の人たちよりもリスクを好んでいるわけではない
・「失敗することより、やってみないことのほうが、後悔する」
・斬新なアイデアのなかから、適切なものをうまく選びだせる人がいないことが問題
・王子様を探し当てるまでには、たくさんのカエルにキスをしなくちゃいけない
・幅広い経験と、深い経験が独特に組み合わさることで、創造性は発揮される
・異なる文化や価値観に触れると、柔軟性や順応性が高まる
・直感は自分の経験が豊富にある分野においてのみ正しい
・知識がない場合は、じっくり分析したときのほうがより確実な判断ができる
・相手がそれまでに「成功してきたかどうか」を見るのではなく「どう成功してきたか」を見る

・地位は自分ひとりで主張することはできない。努力して勝ち取るか、与えられるかだ。
・人は簡単に思いつくものほど、一般的で重要なものとして認識する。
・ある考えに繰り返しふれると、好感度は上昇し続ける
・不満の対象に対する対処方法は、4つ。「離脱」、「発言」、「粘り」、「無視」だ。
・他者や慣習に立ち向かうことをいとわないのはえてして「トゲのある人」だ。
・上と下に向かって発言をし、中間に訴えかける時間をできるだけ省くのが効率的

・先延ばしは、「生産性の敵」であるが、「創造性の源」になる
・先延ばしは、クリエイティブな仕事にはとくに有益
・戦略的に先延ばし、さまざまな可能性を試し、改良することによって少しずつ進めていく
・オリジナルであるとは、ほかとは異なる、ほかより優れているという意味だ

・似たものだから敵意を抱く、手段が共通していることが重要
・ゴッドファーザ マイケルコルレオーネ 「友はいつも近くに置け。だが、敵はもっと近くに置け」
・最高の味方になるのは、はじめは反対していたが、しだいに味方になってくれた人だ。
・奇抜なものから出発点とし、それに親しみやすさを加えたものがもっとも確実なアイデア
・他者の価値観を変えさせるのはむずかしいが、自分たちの価値観と相手がすでにもっている価値観の共通点を探し、結びつけるほうがずっと簡単である。
・過去を思い出せない者は、過去の失敗を繰り返すよう運命づけられている

・会社の3つのタイプ、専門型、スター型、献身型のうち、生き残れるのは、献身型である。
・自分が正しいつもりで議論し、自分が間違っているつもりで話を聞け
・世界を創造するモノは、自主的に考える人であり、①好奇心が強い、②まわりに同調しない、③反抗的という3つの特質がある

・他者に対して、怒りを感じていると復讐心が生じるが、他者のために、怒りを感じていると、正義やよりよいシステムを作る動機になる。

目次は以下です。

まえがき
PART1 変化を生み出す「創造的破壊」
PART2 大胆に発想し、緻密に進める
PART3 ”無関心”を”情熱”へ変える法
PART4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ
PART5 「誰と組むのか」が勝敗をきめる
PART6 「はみ出す人」こそ時代をつくる
PART7 ダメになる組織、飛躍する組織
PART8 どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ
監訳者のことば

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2022年04月12日

Posted by ブクログ

面白いからまた読む。
周りに合わせることは確かに楽で、社会は周る。
でもそれでは社会は変わらないし、自分も変わらない。
人と違うことは排斥されるかもしれないが、悪いことじゃない。
自信を持てばいい。

0
2022年03月20日

Posted by ブクログ

今までビジネスの常識と思われていたことが、実は違ったり、歴史的な成功の背景には、理由があったり、過去のさまざまな事例を紐解きながら、自分のパフォーマンスを引き出す方法を教えてくれる一冊。
自分のバイブルとして、ぜひ人におすすめしたい。

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2021年12月25日

Posted by ブクログ

2021/05/28
2021年15冊目。

ビジネスマン必読書ね。
他者、社会への影響を考えるにあたって学びの多い一冊。心理学の事例・解説も多く、体系的に学べる。思考の整理にも良い。

今月は全然本読めなかったな。

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2021年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私が認識していたオリジナルと本書で言うオリジナルの考え方が異なっており、面白かったです。
本書のオリジナルな人は
・リスクを避ける
・先駆者ではなく後発者
・普通な人
・先延ばしする
など、我々に共通する特性を持っており、キング牧師やレオナルドダヴィンチ等の偉人から数ある経営者までの行動を分析して説明されてます。

本書を読んで、突発的に行動せず、今ある考え方や経験を温めて、【急がば回れ】を意識していきたいと思いました。

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈Part 1 変化を生み出す創造的破壊〉

・ブジャデ
既知のものを目の前にしながら新たな視点でそれを見つめ、古い問題から新たな洞察を得ること。

・1つの分野でオリジナリティを発揮したいのであれば、それ以外の分野で確実な行動をとって感情と社会的な安定を得ないことには決してできない。
優れた起業家ほど、この傾向がある。


〈Part 2 大胆に発想し、緻密に進める〉

・オリジナリティを阻む最大の障害はアイデアの「創出」ではなく「選定」。自分自身を評価するときは、えてして自信過剰になりがち。

→自らの評価を適切にできないとすれば、傑作を生み出す方法は多くのアイデアを出すこと。
→オリジナリティを正確に評価するには同業者の意見が1番正確。管理職ほどリスク回避に重きを置かないし、自分ほど自惚れがない。
→もしくは、自分が管理職の立場であるのなら、評価する直前に自分でアイデアを出すという作業をおこなってからだと適切に評価できる。

・文化的なレパートリーを広げることで誰もが見識の引き出しを多く持つことができる。

・直感は自分の経験が豊富にある分野において正しく、知らない分野はじっくり分析したほうが良い。


〈Part 3 無関心を情熱へ変える法〉

・✖️誰かを説得するには長所を強調して短所を最小限にする→相手が支持してくれる場合のみに効果を発揮する。斬新なアイデアや変化を提示する場合には疑いの目を持たれやすい。
◯新しいアイデアは弱点を全面に出す

(理由)
①相手の警戒心が和らぐ
長所だけ並べると売り込みをされていると感じる。

②批評している自分は頭がいいと思われる
褒めちぎったコメントより批評的なコメントの方が頭がいいと思われる傾向

③信頼性が増す
悪い部分を伝えているのだから、いい部分たくさんあるはずと思われる

④好意的に評価してもらえる
人は簡単に思いつくものほど一般的で重要だと認識する。先に数点悪い部分を伝えておけば、評価する人はそれ以上悪い部分を探そうとはしない傾向にある。

・物事を変えようとしている人が自分のビジョンを伝える際、通常の1/10しか伝わってない→単純接触効果を使って対策

・満足のいかない状況に対処する方法4つ
離脱:現状は変わり組織の害になる
発言:現状は変わり組織の益になる
粘り:現状変わらず組織の益になる(しっかりやる)
無視:現状変わらず組織の害になる(ダラダラする)

・中間層の人は同調する傾向
ある程度地位があり、下に落ちるのが嫌で特異なことを言えない
→自分が中間層に提言する機会があるときはなるべく上と下に意見を言って中間に言う機会を減らすこと。

・長期的にみて後悔するのは、やったことよりもやらなかったこと


〈Part 4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ〉

・先延ばしにするメリット
試行錯誤する時間が増えてオリジナリティが生まれる、即興で何かをする余地が残る(元々決められていると変えづらくなる)(ただし、新しいアイデアを生み出すという情熱がある人のみ意味がある)

・先発者が後発者よりも不利になることが多い
後発者は先発の欠点を修正でき、市場の流れを待つことができ、1番になろうとリスクを冒して衝動的にならない。

・先発であるべきメリットは、特許がかかっている、ユーザーが増えるとその価値が高くなるなどがあれば先発優先


〈Part 5 誰と組むかが勝敗を決める〉

・横方向の敵意
同じ目標だが、少し異なっている仲間に対し1番敵意が向く。過激派は信じているなら徹底的にというスタンスなので異なる仲間を嫌う。
違う目標だが、同じ手段をとっている者に対しては仲間意識が芽生える(目的は違うがデモを一緒にしたり)

・誰を切って誰を味方につけるか
フレネミー(自分にとって+でもあり−でもある人)に対しては1番エネルギーを消耗し、1番疲れる。
また、今まで否定的だったが今は味方になった人が最高の味方である。
なぜなら、寝返った人ほど本当の支援者と感じ、その人は+であろうと自ら正そうとし、元敵として敵の考えもわかる人であるから。
なので、本能的には自分に+があるフレネミーを保持し、−である敵を切ると考えがちだが、実際は逆が効果的。

・斬新なアイデアは斬新なスタート地点から始まる。馴染みのあるスタート地点から斬新なものは出来ず、平凡なアイデアしか生まれない。
また、斬新さが受け入れられるためには、その人とアイデアが持つ共通項を見つけてあげると理解されやすい。


〈Part 6 はみ出す人こそ時代を作る〉

・兄弟間の中で下の子ほどリスクを取る傾向にあり、新しい考えも受け入れやすい

・子供の躾の際、ルールを与えるときになぜそのルールが必要なのかという説明をすることで破られることは少なくなる。

・他人への影響を考えると印象付けが大きい。
(例)
△手の清潔はあなたを病気から守ります(結果の論理)
◯手の清潔は患者を病気から守ります(妥当性の論理)

・人は行動より性格を褒められるとそれを自分のアイデンティティの一部として取り込み、それを維持しようとするようになる


〈Part 7 ダメになる組織、飛躍する組織〉

・低迷している時ほど反対意見を取り入れにくい。常に取り入れるべき

・自分が正しいつもりで議論し、自分が間違っているつもりで話を聞け

・価値観に明確に順位をつけることによって行動がより良くなる


〈Part 8 どんな荒波もしなやかに乗りこなせ〉

戦略的楽観主義: 最高の結果を予測し、目標を高く設定すること(今までやってきたことを振り返ると楽観的になりやすい)
防衛的悲観主義: 最悪の結果を想定し、あらゆる悪い事態を予測しておくこと

行動する決意が起こらない時は楽観でGOでいく、する決意が固まったなら悲観であらゆる想定をするとコントロール感が得られる

・恐怖を落ち着きに変えるより「興奮」に置き換えることでよりいいパフォーマンスができる

・人を動かすのは切迫感。動かなければ、リスクを取らなければ損という考えが人を動かしやすい。

(例)
A 2000人を救える
B 6000人救える可能性が1/3ある。しかし全く救えない可能性が2/3

これはほとんどがAを選ぶが(得るのもは何か視点)

A 4000人が失われる
B 6000人を失う可能性が2/3ある。しかし全て救える可能性が1/3ある。

これだと同じ内容なのにほとんどがBを選ぶ。(失うものは何か視点)

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2021年05月12日

Posted by ブクログ

主張は至って当たり前のことではあるが、個人だけでなく、組織論にも通じ、特に会社がダメになる理由に大きな納得感があった。
今後も参考になる本と言える。

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

アダム・グラントの3作目。
やっと読み終わった。
(途中、長いこと中断していた)

オリジナリティのある人間。
それってかっこいいし魅力的なだなと思う。
でも、果たして自分はなれるのか?
やっぱりひと握りの特別な人だよね?

そんな一般的なイメージを
具体例の連続で壊してくれる。

・オリジナルな人はリスクを冒す人ではないよ
・オリジナルな気づきも過信すれば失敗するよ
・既存の価値観と相反する提案を
 まわりに受け入れてもらうためには
 話し方を工夫するといいよ
・仕掛けるのは、
 早ければ早いほうがいいわけでもないよ
・組む仲間も考えよう
 (考え方が近しいと敵対することがある、
 逆に元敵だった人が強い味方になるよ)
・組織として腐敗しないためには、
 意見を言い合える関係性が大事
・恐怖と向き合うにはユーモアが大事
・前向きな楽観も危機管理な悲観も
 どっちもつかえるよ

などなど。
具体例を挙げながら説明する。
え!?そうなの?
という発見もあるし、
うんうん、そうだよね!
という当たり前と感じるものもあった。


本書を読んで、オリジナルであることは、
特別なことではないのかもしれないと思えた。

オリジナリティはちっちゃな火種で
それを如何に大切にたやさずに
燃やし続けられるか。
慢心せずに、直向きに、誠実に
向き合い続けられるか。
ということなんじゃないかと感じた。


例の中で出てきた2人の人物に興味が湧いた。

アメリカの婦人参政権運動家の
ルーシー・ストーン

セルビアの「オトポール!」革命
ポポビッチ

日本語の本があったら読んでみたいな。



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2024年08月29日

Posted by ブクログ

ちょっと長かった。当たり前のことしか書いてなくてつまらないかも?と思いながら読んでいたのだけれど、その当たり前の根拠となる実験結果や事例が紹介されていて、納得しながら読むことはできた。

オリジナルと言われる人は思いの外普通の考え方をする人らしい。リスクを嫌がるし、慎重だし、ガツガツ成功を求めず、流れに身を任せて、自分の信念を持って、人のために動く人、と理解した。みんなそうじゃないの?どこに差ができるんだ?その答えになりそうなことが書いてある。

とりあえず本を読み終えたあと、良いな!と思うことを、のんびり、信念を持って、コツコツとたまに脱線しながらマイペースにやっていこう!と思えたので、自己肯定感を高めるには良い本だと思った。

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2023年05月20日

Posted by ブクログ

成功した起業家は、リスクを避けてチャレンジするなどオリジナルな人、違いを作れる人の意外な特徴が書かれている。

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2021年12月26日

Posted by ブクログ

オリジナルとは新しいものではなく、より優れたもの

以下学び
・既成概念にとらわれないこと(ブジャデ: ものを新しい視点で見ること)
・リスクのバランスを取ること(一部でハイリスクを取るなら、他の部分で安定をはかる)
・もともと批判的だった人が1番の見方になる(イエスマンだけでは成功しない)
・自分の分野でない部分は、他の人の意見を参考にする(自分を過信しすぎない)

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2021年11月12日

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普通の人がビジネスや日々の生活の中でオリジナリティを実践するために書かれた実用書。オリジナリティとは、天才と称される人たちからイメージする素晴らしいアイデアや突飛な発想が重要なのではなく、むしろ真っ当な物の見方を持って、現実に置かれる状況下で他の人ではできないことを実現していくにあたり必要な力とマインド、と理解した。

世界的に成功したと言われる人たちも、瞬発的な閃きで道を切り開いたというより、むしろ長い下積みを経て才能が開花したり、世に認められたケースの方が多い。組織の中で、信用を勝ち得ていない人が突飛なことを主張したら、既存の習慣を是とする人からつまはじきに合うし、実績を重ねた人が素晴らしいと思うアイデアに同調する人ばかりで周りを固めたら最終的には失敗する。読後に思い返すと、成功するために必要な要素としては当たり前かもしれないけど、著者の経験則や感覚ではなく、過去の実例や科学的アプローチを踏まえているので説得力がある。

多くの示唆と気づきがあるため、全てを血肉にするには繰り返し読むことが求められると思うけど、ますます専門性・特殊性を求められるビジネスの世界で生き抜くにあたり、それだけの価値が十分にあると思わされた一冊だった。

以下、参考になった点のメモ。
・「既存のもの」を疑いより良い選択をすること。
・「ブ・ジャ・デ」:既存のものを目の前にしながら、新たな視点でそれを見つめ、古い問題から新たな洞察を得ること。
 ※「デ・ジャ・ブ」の反対
・リスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問を持った人の会社の方が存続する可能性が高い。
・上と下に向かって発言し、中間に訴えかける時間をできるだけ省くのが効率的。
・なんでもパイオニアになるのも考えもの。現に過去のビジネスでも後発企業の方が市場で優位に立つケースが散見。オリジナル≠先発者、=他より異なる、優れているということ。

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2021年10月27日

Posted by ブクログ

独創的な人って特別な人だと思っていたけれど、そもそも人はみんな独創的なんだと。
なかでも一番驚いたのは、コンフォーミティという同調圧力的なものはどの国にも存在するのだということ。
日本特有と思っていたけれど、そんなことなくて、人間の特性なのだ。だからこそ、諦めずに上手に向き合ってオリジナリティを出していく方法があるのだろう。

以下に心に止まったことを箇条書きでメモしておく。

・独創性は質ではなく量が大事
・過度な独創性でなく、適度な独創性であること
・急がず先延ばしにすることもときには必要
・ソフトな過激派がうまくいく
・その独創性を出せる環境にあること
・独創性を育てるには、子どもも1人の人として尊重することが大切
・身近に独創性のお手本があれば視野が広がる可能性がある(架空の話でもいい)

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

メ本書はメンタリストのダイゴさんのお勧め本です。
「常識をくつがえす変革のテクニック」が書かれています。
ぜひぜひ読んでみてください

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2021年08月21日

Posted by ブクログ

「オリジナル」の概念を覆す書。
読前は、オリジナル=既存には無いアイデア、
オリジナルな人=既存のルールを壊す行動力の並外れた人のイメージがあった。
しかし本書には、眼鏡通販の「ワービー・パーカー」が、筆者に出資を求めてきた際、余りにも慎重過ぎて出資を断った事例など、
オリジナルな人=リスクマネジメントをし、二番煎じを恐れ無い、先延ばしグセのある慎重な人の多くの興味深い事例が載っています。
読後は、オリジナル=他とは違う、優位なもの視点で、自分もオリジナルな人になれるかもしれない!とこれからの時代を生きる上で希望を持てるようになれる書です。
また筆者は、組織心理学者であり、その知見からも自分の意見を通す時に実際に試してみたくなる「〇〇効果」など、実践の書でもあります。
「周りの人に影響を与えていこう」と意識されている人にお薦めの一冊です。

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2021年08月21日

Posted by ブクログ

オーディオブックで拝聴。
オリジナルな人=アイデアを持つ×行動した人。
行動も、行動を起こすことと、アイデアを通すことに分かれ、それぞれのtipsが大量に紹介される。
目新しい部分は一般的な通年の否定が多いのと、オリジナルを通用させるためにどう行動するか、という部分だろうか。
個人的には子供のオリジナリティを育むためにどう接するべきか、というところがタイムリーで参考になった。
どこかで聞いた話が多いのも事実だが、聞きながら取ったメモの量が他と比べて多く、それだけためになる話が詰まっていたということだと思う。

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2021年07月10日

Posted by ブクログ

言われてみれば当たり前のことの価値を浮き彫りにする本。
行動しなければ損失がある場合、リスクを冒すことに魅力を感じる。
【関連書籍】
#ネガティブ思考こそ最高のスキル#イノベーションのジレンマ

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2023年12月23日

Posted by ブクログ

かなり長かった。

新しいことを発信していくときには、大多数の意見と異なる意見を伝えなければならない。

はみ出す人こそ時代をつくる。

褒める時には、人柄をほめる。
そうするとその後もさらに気前よく振る舞う。

行動を褒めるのではなく、そのような行動をしたことへの人柄を褒める。
これは意識してやっていこうと思った。

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2023年07月19日

Posted by ブクログ

1 どんな本?
様々な分野で革新をしてきたオリジナルな存在を
分析した本。オリジナルな人達は我々と変わらない
普通の人々である。

2 何で読んだの?
(1) アダムグラントの本でレビューが高いから。
(2) どんな本かわからないで読むから学びの目的は
ない。
(3) 骨太な本を読破して読書力が上がった状態にな
りたい。

3 構 成
8章構成368頁
リスクポートフォリオの章から始まり、オリジナル
になる道は険しいがそのプロセスは幸せであると締
め括る。研究成果や有名企業の事例が満載で面白い。
満載すぎて頁数がかさんでる。

4 著者の問題提起
オリジナルな存在はどの様な存在なのだろう?

5 命題に至った理由
社会心理学者としてオリジナルな存在の研究を10
年以上した著者の成果から。

6 著者の解
我々と同じ普通の人達である。

7 重要な語句・文
(1) リスクポートフォリオ(オリジナルな存在もリス
クは分散する)
(2) 失敗の後悔よりやらない後悔の方が強い
(3) 率先して行うと不利になる行動「提案」
(4) 先発優位性は証明されていない。
(5) 概念的イノベーター(早熟)
(6) 実験的イノベーター(大器晩成)
(7) ゴルディックス理論(何事も程々に)
(8) 価値観の共通点を探して結びつける。
(9) 自分の行動が周囲の人に及ぼす影響を教育
(10) 行いでは無く人柄を褒める。
(11) 集団思考(組織的に頭が硬い状態)
(12) 自分が正しいつもりで議論し間違ってるつもり
で聞け。
(13) 多様性が強い文化を作る。
(14) 切迫感が無いと組織は動かない。
(15) グラついた時は成した事を考える。
(16) 安全な行動にはメリットを危険な行動にはデメ
リットを強調する。
(17) 他者に対してでは無く「他者の為に」怒る。

8 感 想
後半はオリジナルの話じゃ無いと感じた。組織を
動かす為の話ばかりになっていると思った。違うな
ら誰か教えて下さい。
刺さったのは人柄を褒めること子育てに活かしま
す。
深く知りたい事はサリック効果は全部フィクショ
ンなのか?って事
人に勧めるなら概念的、実験的イノベーター。
図から実験の内容がわかりやすかった。
タイトルはオリジナルでは無いと感じたが、終盤
はオリジナルの企業になる為、あり続ける為の話だ
からオリジナルスはピッタリのタイトルだ。

9 todo
(1) 我が子は行動では無く人柄を褒める。
(2) 自分の行動が周囲の人に与える影響を学ばせ
  る。(〜したから喜んだねetc)
(3) これからは率先して前には出ない。
(4) 節度のあるほどほどの過激派を常に意識する。

10 問 い
独創的な存在とは?

11 答 え
人類全員である。

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2022年10月21日

Posted by ブクログ

インタネットが普及したことにより、誰もがオリジナルな行き方ができるようになった。現代において、オリジナルに生きるとは何なのか?を説く本。
個人的には同著者の「GIVE&TAKE」のほうが面白かった。

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2022年06月28日

Posted by ブクログ

人がオリジナルに価値を生み出すための方法論について、体系的にまとまった一冊。内容はさまざまなアイデア本、発想本で書かれているようなものを寄せ集めている感があるものの、「自分がオリジナルな価値を出すために何を意識していけばよいだろう?」という問いのフィルターを通して読み進めることで、ここを気をつけて取り組もうと、実践的な発見が生まれやすくなっている点は秀逸。

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2022年01月10日

Posted by ブクログ

人と違うことをやって成果を上げるには、リスクを冒す変人だと思っていたが、意外に普通の人が多いという真実が衝撃でした。
やっぱり人間は安心感がないと、思い切った挑戦もできないということですね。

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2021年07月15日

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