楠木建のレビュー一覧

  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    オリジナルとは新しいものではなく、より優れたもの

    以下学び
    ・既成概念にとらわれないこと(ブジャデ: ものを新しい視点で見ること)
    ・リスクのバランスを取ること(一部でハイリスクを取るなら、他の部分で安定をはかる)
    ・もともと批判的だった人が1番の見方になる(イエスマンだけでは成功しない)
    ・自分の分野でない部分は、他の人の意見を参考にする(自分を過信しすぎない)

    0
    2021年11月12日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    普通の人がビジネスや日々の生活の中でオリジナリティを実践するために書かれた実用書。オリジナリティとは、天才と称される人たちからイメージする素晴らしいアイデアや突飛な発想が重要なのではなく、むしろ真っ当な物の見方を持って、現実に置かれる状況下で他の人ではできないことを実現していくにあたり必要な力とマインド、と理解した。

    世界的に成功したと言われる人たちも、瞬発的な閃きで道を切り開いたというより、むしろ長い下積みを経て才能が開花したり、世に認められたケースの方が多い。組織の中で、信用を勝ち得ていない人が突飛なことを主張したら、既存の習慣を是とする人からつまはじきに合うし、実績を重ねた人が素晴らし

    0
    2021年10月27日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

    Posted by ブクログ

    ・サブスクリプションとは昔から数ある課金形態の一つに過ぎない。新聞というメディアは情報を高頻度で継続的に提供するという美辞根うsの構造上、昔からサブスクリプションという形態が最適でした。PhotoshopやIllustratorも、ユーザーの業務にとって不可欠のツールであり、インフラなのでそう簡単に「卒業」できません。ユーザーにとっての価値が使用経験とともに増大することを意味しています
    ・競争戦略論:Operation ExcellenceとStrategic Positioningを明確に区別している。前者は他社に対して”Better”であるのに対して、後者は他社に対して”different

    0
    2021年10月03日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    独創的な人って特別な人だと思っていたけれど、そもそも人はみんな独創的なんだと。
    なかでも一番驚いたのは、コンフォーミティという同調圧力的なものはどの国にも存在するのだということ。
    日本特有と思っていたけれど、そんなことなくて、人間の特性なのだ。だからこそ、諦めずに上手に向き合ってオリジナリティを出していく方法があるのだろう。

    以下に心に止まったことを箇条書きでメモしておく。

    ・独創性は質ではなく量が大事
    ・過度な独創性でなく、適度な独創性であること
    ・急がず先延ばしにすることもときには必要
    ・ソフトな過激派がうまくいく
    ・その独創性を出せる環境にあること
    ・独創性を育てるには、子どもも1人

    0
    2021年09月19日
  • 好きなようにしてください

    Posted by ブクログ

    面白かった。清々しいというか、楠木さんのいい感じの力の抜けた、飾らなさ・容赦のなさが、他人事として読む分には「張り詰めて色々考えなくても良いのかな」という風に思えた。こういう境地に達することができたらすごく生きやすいだろうなと。結局、誰に何を言われてそうしたところで、その結果がどうなろうと自分が受け入れるしかないのだから、悩むにしてももうちょっと力抜いて良いのかもなと思えた。

    0
    2021年09月11日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

    Posted by ブクログ

    YouTube大学で知りました。
    まさに、自分の職場や仕事内容にとても関わるリアルな内容でした。
    チームには、才能よりも大切なものがありますね。

    0
    2021年08月29日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    メ本書はメンタリストのダイゴさんのお勧め本です。
    「常識をくつがえす変革のテクニック」が書かれています。
    ぜひぜひ読んでみてください

    0
    2021年08月21日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    「オリジナル」の概念を覆す書。
    読前は、オリジナル=既存には無いアイデア、
    オリジナルな人=既存のルールを壊す行動力の並外れた人のイメージがあった。
    しかし本書には、眼鏡通販の「ワービー・パーカー」が、筆者に出資を求めてきた際、余りにも慎重過ぎて出資を断った事例など、
    オリジナルな人=リスクマネジメントをし、二番煎じを恐れ無い、先延ばしグセのある慎重な人の多くの興味深い事例が載っています。
    読後は、オリジナル=他とは違う、優位なもの視点で、自分もオリジナルな人になれるかもしれない!とこれからの時代を生きる上で希望を持てるようになれる書です。
    また筆者は、組織心理学者であり、その知見からも自分の

    0
    2021年08月21日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

    Posted by ブクログ

    強い使命感を持ってビジネスを立ち上げたい人と本ブランドのファンが読むと楽しめそうな一冊。
    具体的に役に立つノウハウではなく、マインド論が多い印象。
    ビールを飲める人は遅くとも読後にブリュードッグのビールが欲しくなりそうなので、本と一緒に買っておくとよし。

    0
    2021年07月27日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

    Posted by ブクログ

    オーディオブックで拝聴。
    オリジナルな人=アイデアを持つ×行動した人。
    行動も、行動を起こすことと、アイデアを通すことに分かれ、それぞれのtipsが大量に紹介される。
    目新しい部分は一般的な通年の否定が多いのと、オリジナルを通用させるためにどう行動するか、という部分だろうか。
    個人的には子供のオリジナリティを育むためにどう接するべきか、というところがタイムリーで参考になった。
    どこかで聞いた話が多いのも事実だが、聞きながら取ったメモの量が他と比べて多く、それだけためになる話が詰まっていたということだと思う。

    0
    2021年07月10日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイムマシン経営  :未来を実現しているエリアの手法を持ってくる。
    逆・タイムマシン経営:過去の新聞雑誌記事から浮き彫りになる本質
                思考の型、センス、知的作法

    バスワード:ステレオタイプ的な見方 同時代性の罠
    本質の一義的な特徴はそう簡単には変わらない

    サブスク 「卒業」できないインフラ的商品に向く 古くから存在
    ERP、DX 手段の目的化
    POS セブンイレブン1982年 SISブームとは別の世界初のマーケティングツール

    戦略が先、ITは後。
    事例文脈を理解。
    抽象化し、論理で本質をつかむ。

    優れた戦略は特殊解。一般解はない。
     導入判断。ベネフィット、コスト

    0
    2021年10月14日
  • 好きなようにしてください

    Posted by ブクログ

    厳しいが温かい、何度か読みたい、一冊。
    かなり良かった。深いのかどうかはよくわからないが、バカかお前はと罵ってくれる本。嬉しい。

    「好きなようにしていいんだ、悩んでるの馬鹿みたい」と感じる。仕事を辞めるか(あるいはいつ辞めるか)、自分の夢を追求するか、転職するか、大学を辞めるか、部下や上司とどう付き合うか、などのキャリアの悩みは、相談者自身が大体答えをもう持っている。それに対して自分の選択によってどんな「損」があるかわからないから怖がっているけど、本質的には戦争と疾病以外にそんなに怖いものはなく、また環境の平均的な特徴によって自分の本質に損得が関わってくることはまずないから、とにかく直感的に

    0
    2021年05月10日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

    Posted by ブクログ

    近歴史を振り返ることで冷静に物事の本質を見極める大切さを伝えてくれる一冊。
    世の中には3つのステレオタイプがあり、物事の本質を曖昧にしてしまっている。
    1.飛び道具という空間的トラップ
    2.激動期という時間的トラップ
    3.遠近歪曲という空間的かつ時間的トラップ

    上記のトラップを防ぐためには下記の3つが必要になる。
    A.物事はそう簡単に変わらないことを意識する
    B.物事は自分の文脈を位置付けて考察する
    C.物事は具体→抽象→具体で検討する

    これからのビジネスとプライベートで生かしていきたい考え方になった。

    0
    2021年04月18日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

    Posted by ブクログ

     まずまず面白かった。
     飛び道具トラップ、激動期トラップ、遠近歪曲トラップなど、人が時代のはやり言葉や空気に流され、「隣の芝生は青く見える」に陥るさまを具体例を交えて軽妙なタッチで鋭く指摘している。これらのトラップは、経営論にのみあてはまるものではなく、ほかの領域でも気をつけるべきことだと思う。
     もっとも、著者自らも言っているように、本書の~トラップも飛び道具トラップとして疑いの目を向けることも必要だろう。また、最後は、少しだけ説教くさくなり、やや読み切るのに苦労した。
     それでも、本書を読んで、コロナ禍で新しい生活様式がいたるところで求められている今こそ、正しいものを見定める目を養いたい

    0
    2021年04月01日
  • ファーウェイ 強さの秘密 任正非の経営哲学36の言葉

    Posted by ブクログ

    ファーウェイ創業者の経営哲学。

    これを読むとファーウェイが単に中国の経済成長や外部環境だけに支えられてグローバル企業に成長したわけではないことがわかる。

    自己批判による進化、官僚型にならないための組織造り、歴史科学からの学びなど。

    任会長の元部下が本書を書いてるので、若干ファーウェイ、任氏、マンセーな喧伝書籍の面もあるが、

    米国でも日本でもない、中国という国で本気で経営に取り組んだ任氏の独自の哲学を学ぶ事は、日本型経営と比較すると本質が見えたり、新たな発見がある。

    翻訳も素晴らしいなと思ったら三体の訳者だった。流石です。

    0
    2021年03月25日
  • リーダーの教養書

    Posted by ブクログ

    著者は、教養とは「普遍的な知識」であるとし、時代に振り回されないためには教養が必要であると言っています。
    この本は、その教養をつけるための「お勧め本❕」を紹介してくれます。
    ぜひぜひ、読んでみてください

    0
    2021年02月15日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

    Posted by ブクログ

    「リーダーは弱さを見せること」は、チームを一つにする意味では大切なことであると感じた。
    しかし、それは確固たる実力があった上で成り立つことだと思った。
    チームの中には、完全な実力主義のメンバーがいる。
    彼らが真に認めるのは、試合で活躍した選手のみ。

    真のリーダーは、実力的な強さと内面的な弱さを兼ね備えているリーダーだと思った。

    0
    2021年02月09日
  • 「好き嫌い」と経営

    Posted by ブクログ

    「全ては好き嫌いで始まる」、、、大物経営者ってぶれずに好き嫌いをベースに意思決定をするんだね。決断力のない私たちは、判断材料として情報を集めすぎると結局は重要な事を決断できずにいる。

    0
    2021年02月02日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

    Posted by ブクログ

    10年前の「ストーリとして競争戦略」という本と出合ってから楠木さんのファンになりました。声が渋くて、かっこい風貌の方ですです。
    ちょっと道に迷ってきたなと感じて、方向性というか物事の全体図をとらえたい時にこの本を読んで気持ちがすっきりしました。長期的な視点を考えるヒントを与えてくれる一冊です。
    すぐに何かに役に立つという本ではないので、星4つにしました。

    0
    2021年01月08日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

    Posted by ブクログ

    最高に刺激的。でもポイントはきっちりおさえている。
    派手なタイトルだが、プロダクトへの情熱・向き合い方を学べる一冊

    0
    2020年11月22日