楠木建のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
痛快で小気味良い書評。著書に共通するキーワードを他の著作でもひたすら繰り返す。
でも、なんか読んでしまう。
口癖は経営センス云々、抽象と具体の往復運動、因果論理の束、ストーリー、ことほど左様に、ありていに言えば、など。
特に柳井正氏の、当たり前ですけど、当然ですけど。を気に入ってか頻発するあたりはもはやオヤジギャグ的。
特に、最終章のおっさんの食の嗜好や服の着回しの下りなど、普通は読んで何の役にも立たないし気色悪ささえ覚えるはずなのだが。
このおっさんの小気味良さそうなパーソナリティに触れているうちに、まあいいかと思えてくる。これこそ筆者のいう文脈とストーリーなのかな。
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Posted by ブクログ
一貫して楠木節must「良し悪し」→want「好き嫌い」
幼く見える好き嫌いを前面に、人間の本性に向き合う
文明より文化をより本質とする問題提起はルネサンス
1.経営者①三角形②矢印 本質論!
Position 位置エネルギー 地位 経歴 権威 管理
Action 運動エネルギー 行為 実績 リード
⇒「顧客に対する価値提供」企業・組織の本質
2.戦略の時間軸=ストーリー
施策の「順列」が重要
因果関係≠相関関係 ストーリー≠シナジー
一貫した論理
ex エベレスト登頂 VISION 戦略アプローチ 達成感
ウサギ跳び10周 思い付き 疲労感だけ
3.言語化 思考に必須 具体⇔抽 -
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ネタバレ会社のパーパス策定にあたり、チームワークが課題であったために読んでみた。
非常に読みやすい上に、気づきが多い!
最強のチーム作りのためには、心理的安全性、弱さの開示、共通の目標という3つの要素で構成される
第三部の共通の目標の部分だけがパーパス関係しているところ(読み物としても面白い)
パーパスありきの話ではなく、強いチームを作ることをベースに書かれているので非常に理解しやすい。
強さの根源は、日々のちょっとした行動の積み重ね。なにも大それたことをしなくても良い。
信条をもっていれば意思決定が早くなり、間違いも少なくなる
ここが自分の行きたい場所、だと思わせる
理想を物語にして何度も -
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ネタバレ好きなようにしてください 2016/2/4
経営に法則はないけれども論理はある
2016年12月25日
楠木建氏による著作。
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。
1964年東京都目黒区生まれ。南アフリカ共和国ヨハネスブルグで子供時代を過ごす。
1987年一橋大学商学部卒業。1992年同大学院商学研究科博士課程単位修得退学。
一橋大学商学部専任講師、同助教授、一橋大学イノベーション研究センター助教授、
ボッコーニ大学ビジネススクール(ミラノ)客員教授、
一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て、2010年より現職。
ストーリーとしての競争戦略が最も有名であろう。
本作はne -
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普通の人がビジネスや日々の生活の中でオリジナリティを実践するために書かれた実用書。オリジナリティとは、天才と称される人たちからイメージする素晴らしいアイデアや突飛な発想が重要なのではなく、むしろ真っ当な物の見方を持って、現実に置かれる状況下で他の人ではできないことを実現していくにあたり必要な力とマインド、と理解した。
世界的に成功したと言われる人たちも、瞬発的な閃きで道を切り開いたというより、むしろ長い下積みを経て才能が開花したり、世に認められたケースの方が多い。組織の中で、信用を勝ち得ていない人が突飛なことを主張したら、既存の習慣を是とする人からつまはじきに合うし、実績を重ねた人が素晴らし -
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・サブスクリプションとは昔から数ある課金形態の一つに過ぎない。新聞というメディアは情報を高頻度で継続的に提供するという美辞根うsの構造上、昔からサブスクリプションという形態が最適でした。PhotoshopやIllustratorも、ユーザーの業務にとって不可欠のツールであり、インフラなのでそう簡単に「卒業」できません。ユーザーにとっての価値が使用経験とともに増大することを意味しています
・競争戦略論:Operation ExcellenceとStrategic Positioningを明確に区別している。前者は他社に対して”Better”であるのに対して、後者は他社に対して”different -
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独創的な人って特別な人だと思っていたけれど、そもそも人はみんな独創的なんだと。
なかでも一番驚いたのは、コンフォーミティという同調圧力的なものはどの国にも存在するのだということ。
日本特有と思っていたけれど、そんなことなくて、人間の特性なのだ。だからこそ、諦めずに上手に向き合ってオリジナリティを出していく方法があるのだろう。
以下に心に止まったことを箇条書きでメモしておく。
・独創性は質ではなく量が大事
・過度な独創性でなく、適度な独創性であること
・急がず先延ばしにすることもときには必要
・ソフトな過激派がうまくいく
・その独創性を出せる環境にあること
・独創性を育てるには、子どもも1人 -
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「オリジナル」の概念を覆す書。
読前は、オリジナル=既存には無いアイデア、
オリジナルな人=既存のルールを壊す行動力の並外れた人のイメージがあった。
しかし本書には、眼鏡通販の「ワービー・パーカー」が、筆者に出資を求めてきた際、余りにも慎重過ぎて出資を断った事例など、
オリジナルな人=リスクマネジメントをし、二番煎じを恐れ無い、先延ばしグセのある慎重な人の多くの興味深い事例が載っています。
読後は、オリジナル=他とは違う、優位なもの視点で、自分もオリジナルな人になれるかもしれない!とこれからの時代を生きる上で希望を持てるようになれる書です。
また筆者は、組織心理学者であり、その知見からも自分の