楠木建のレビュー一覧
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最近、日本でもよく目にするようになったレッドブルであるが、その成功と経営に迫った本はこれまでになかったと思われる。書中でも再三触れられているが、それは創業者のディートリッヒ・マテシッツが極度のマスコミ嫌いであるということからだろう。
既に、2012年時点で世界での販売数量が52億本に達するというこのドリンクの出発点は意外なところにある。マテシッツがユニリーバでマーケティングマネジャーをしていた際に,たまたまアジア出張で読んだフォーブスの長者番付に大正製薬の創業者がランクに掲載されており、リポビタンDという栄養ドリンクが収益を支えているという説明文章に関心を持ったことがきっかけだったという。そ -
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「ストーリーとしての競争戦略」の著者、待望の新刊。
僕は「ストーリーとしての・・・」とても面白い本だなあ〜と思っているのですがいかんせん分厚い。。。内容が濃い。。。そうなると正直賛否両論な一冊なはず。でも、今回のはかなりライトな一冊です。(新刊ということもありますが)
そして、楠木さんのオヤジギャグもちょいちょい差し込まれて苦笑い。。。爆笑
でも、「ストーリーとしての・・・」のエッセンスをギュッと凝縮した内容です!
【印象に残ったフレーズ】
1.経営者は「センス」のある人材を見極めて登用しなければならない
2.「好き嫌い」本位の経営(松井証券の松井さんも同じようなこといってたな)
3.抽象 -
Posted by ブクログ
ネタバレ斬新なビジネスのように見えて、究極的にシンプルなビジネス。
ブランドとは、それを選び取った人の体験をいかにデザインするかだ。
"マテシッツは一度こう答えている 。 「ブランド商品にとって最も危険なのは関心をもたれないことだ 」 、と 。"
"ドリンク一本の価格から材料費やその他の経費を差し引いた利幅は 、にわかには信じがたい七〇パ ーセントという数字になるそうだ 。安価な製品を売るライバル企業が数多く存在するにもかかわらず 、マテシッツはこの高値戦略を変更しようとはまったく考えたことがないようだ 。そして 、この判断は正しかったと言えよう 。消費者が求めてい -
Posted by ブクログ
楠木教授の書籍。スキルとセンスの対比が本書の根幹。スキルだけを磨いてもダメで、良い会社や経営者は「センスがいい」と説く。
スキルとは会計や英語力。それを磨くために教科書や教育機関がある。スキルだけを磨いてもスーパー担当者になるだけ。対して「センスがいい」とはどういうことかというと一言で言語化できないのが難しい。経営の観点でいえば、優れた戦略ストーリーを読み解き、本質を見て見破ることを繰り返すことで確実にセンスが磨かれる。そうした帰納的方法しかない。
著名な経営者へのインタービューを通してセンスを深堀りするとその人の固有の好き嫌いが明確にされており、それがセンスの基盤を形成していると著者は仮説 -
購入済み
ビジネススクール講師推薦書
現在某ビジネススクールに通いながら仕事をしております。読み始めると普段の講義内容が更に深まり、大変学びの多い一冊!
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