北方謙三のレビュー一覧

  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    面白かった!主人公の属する宋からすると敵にあたる耶律休か(やりつきゅうか)がカッコよかった!
    宋が国を統一するんだから、楊業軍が勝つんだろうと、思いながら読んでいて、では、やりつきゅうかはどうなるのっ、と心配してたのに、まさかの結末。耶律休かは、NARUTOのカカシ先生とダブったな。髪も白いし。白き狼だし。

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    2021年08月22日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    北方氏の作品はいくつか読んできたが、もっと早くに読むべきだった。まだ、下巻は読んでないのでなんとも言えないが、現段階では無類の傑作だと思う。

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    2021年08月20日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    4.2

    痕にも先にも出てこない英雄(夢)がついに去ってしまった。

    第一部では晁蓋・宋江を中心に、多くの同志の背中を追ってきたけど、今回は15巻の間ずっと楊令の背中のみを追ってきた感覚がある。
    いつまでも追わせてほしかった。
    誰もがそう感じているはず。

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    2021年07月26日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    10世紀後半、遼と宋。そこで繰り広げられる白き狼と楊家の戦い。
    「夢を追う、それが男だ。」
    いつもそうなのだが北方氏の本には、登場人物の中の会話の一部に、なぜか自分に問いかけられているように思わせるものが必ずある。

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    2021年07月15日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    4.2

    梁山泊vs禁軍のこの感じ久しぶりすぎてワクワクしたと同時に、水滸伝ぶりの死者が出て水滸伝時代の感覚を思い出した。

    水滸伝シリーズで初めて泣いた。ボロボロと泣いてしまった。主要キャラが死ぬこの感覚にブランクがあったのと、好きな将軍が ってのと、そのバックストーリーがあまりに素敵だったからだな。

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    2021年05月12日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    まったく息つく暇が無い。

    11巻を物語を追ってきて、やはり惹き込まれていると感じる。悪として描かれてきた「国」の側の変化が物語に厚みを持たせている。

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    2021年05月09日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    全編クライマックスのような怒涛の展開に圧倒されっ放しだった。完全オリジナルの北方版。もう自分の知っている水滸伝とは全く別物と割り切り、頭を空にして楽しむことにする。

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    2021年05月07日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    社会人になる前に読みたいと思ってた水滸伝
    2月中旬から読み始め、やっと10巻。半分。
    失速することなく面白い。
    国づくりと会社づくりは似ているのではないかと自分の今の状況に置き換えて感情移入してしまう部分も多く、将来違う環境下で読んだらどんな受け止め方をするんだろうと今からワクワクするな。

    とある本の1文に感銘を受け、このアプリ再開します。いつまで続くか分からんけど。。

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    2021年04月11日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    4.3

    ちょうど4ヶ月。活字初心者が仕事をしながら読み切った。今後の人生で、これほどまでに読みたくて仕方がなくなる作品に出会えるのだろうか。

    俺が宗の民だったら、俺が梁山泊の兵士だったら、どんな感情だったのだろう。
    実際に体験しているわけではなく、ただ連なる文字を読んでいるだけなのにここまで心が動くとは、4ヶ月前の俺は全く想像していなかっただろう。

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    2021年03月05日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    4.4

    楊令、とにかく楊令。子午山でのハイライトを知っている読者でさえも「本当にあの楊令なのか」と思う。そりゃ宋江も涙するわけだ。

    そして林冲。この大群像劇の中でも1巻から主人公級の輝きを放っていた男。公孫勝が言うように、楊令が来たことに焦りと安心を感じて死に場所を選んだんだ。もしかしたらこの部隊を指揮するのは楊令だと分かっていたのかもしれない。

    生きている王進のほか、死んだ楊志、秦明、林冲というそれぞれの英傑からそれぞれの愛情を受けて育った次世代の主人公、楊令。その重圧は宋江にも引けを取らないほどだろうけど、俺たちの希望を乗せて、雷光と共に駆け抜けてくれ。震わせてくれ、俺らの心を…!

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    2021年02月28日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    4.3

    一番好きだった人間が死んでしまった。梁山泊側の死ぬペースが早すぎる。どうするんだ今後。魯達がそうしたように第二世代に託すしかないのか。
    あと二巻、どういう風に帰結するのだろう。お互いに削り合っていよいよ佳境、というかもう決着にまで近付いてるのかもしれない。時が経つのが早い。

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    2021年02月20日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    4.4

    デカ戦後の復旧と諜報戦。だけだと思ったけど後半がエーーグ過ぎる。
    色んな場所で怒涛の展開が起きまくった。

    ・童貫との野戦
    圧倒的な強さを持つ敵でありながら、童貫と鄷美・畢勝の関係はどこか好感も持てる。斥候の口が震えてたけど、読んでるだけでそれに近いものを童貫に感じた。

    ・致死軍vs青蓮寺
    初めての公孫勝目線だと思ったらいきなりの大仕事。お互いへのリスペクトが込められた袁明との最後の語り合いに痺れた。思わず袁明好きになりそうだった。燕青vs洪清の体術最強同士の戦いも激アツだし。

    ・李師師と帝の登場
    公孫勝が名を出してたからなおさらその登場に驚いた。知らないが故に何より不気味すぎる

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    2021年02月13日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    4.3

    デカ戦。流石に色々死んでしまったか…。
    (始めて?)楊令目線で書かれてて感心しまくった。
    10代の登場人物の今後が楽しみ。

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    2021年02月07日
  • 盡忠報国 岳飛伝・大水滸読本

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    ついに完結した、北方先生の大水滸伝シリーズの解説本ですね。

    北方先生と様々な人との対談集から、北方先生自身の後書き、作者と登場人物達の会話や、岳飛伝の年表や編集者が振り返る大水滸伝、シリーズをざっくり振り返るマンガまで、大水滸伝シリーズのファンからすると、読み終わった後の感慨を振り返るのに最適な本ですね。

    ウイニングラン的な1冊だと思います。

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    2021年02月05日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    4.4

    秦明・呼延灼・関勝が秀でてるんだと思ってたけど、雷横も朱仝も実力はこんなに並外れていたんだな。
    副官に置き続けた李忠に人間離れした背中を見せた朱仝。そしてその背中に感化されて、「それでこそ俺の副官だ」と言わせるまで奮闘した李忠。
    想いがこもった詳細な戦闘シーンも合わせて、とても美しかった。

    人によって死域の解釈が少しづつ違うんだけど、読者はその解釈全てを読んでるからまた理解が深まる。

    孔明も彭玘も含め、どんどんデカい人物が死んでいく。それでもまだまだ闘争は中盤にさしかかったばかり……ふぅ。

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    2021年01月20日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    4.2

    青蓮寺側にさえ「惜しい」と言わせる英傑、晁蓋。
    晁蓋は宋江の事だけを想って死んでいったけど、宋江も同じだったんだな。
    この2人の関係は魯達と宣賛の会話がメーチャメチャ腑に落ちた。魯達の言語化能力高すぎ。

    それと関勝ファミリーすーげえ愛おしい。
    超絶ブレインの宣賛が呉用を助けるのも楽しみだし、関勝×呼延灼との夢の共闘も楽しみ。
    どこに配属されるんだろか。

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    2021年01月12日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    4.2

    次の巻の登場人物リストで晁蓋が死者の欄に載ってるのを視認して、15分くらい頭抱えた。
    梁山泊に加わった人間が晁蓋に会ってどんなリアクションするかが楽しみだったし、青蓮寺側の人間にも対面してほしかった。
    本人はネクスト晁蓋が現れるから大丈夫とは言ってたけど、これだけの人物が本当に現れるのだろうか。

    今後梁山泊に広がるショックの波と、宗側に広がる歓喜の波の両方を見届けなきゃいけないのがなんとも辛い。
    うぅ…気持ちの整理が追いつかん。

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    2021年01月08日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    4.3

    1日で、というか寝る前の6時間ぶっ通しで1巻分読んでしまった…
    あらためてテンポの良さと、章ごと節ごとの繋がりによる飽きさせなさが凄い作品だと感じた。

    色々ありまくったね〜
    呼延灼の梁山泊入りのときに感じたけど、志を持ったり、人間として大きいやつらは、懐が深くて割り切り方が気持ちいい。
    穆弘をより好きになった。

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    2020年12月28日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    4.6

    怒涛すぎる巻。一章どころか一節読むたびに、展開の面白さにも感動し、そして何より自分の心情が揺れ動き、発狂しながらタバコ吸ってた。

    梁山泊側の死人が相次ぐ中で、その最後の勇姿に最大の敵すら舌を巻く。映像作品や漫画でそんな光景は見てきたけど、活字でもここまで美しく伝わるのか。てかもはや過去のどの映像作品よりも美しく脳内で再生されてしまう。そのくらい初心者にもたやすく響く活字たちが連なってる書なんだ。

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    2020年11月28日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    4.2

    みんな人を見抜く力が卓越してる。ただ物語として、読者に対して簡易な分別としての役割を与えているってのもあると思う。けど争いが当たり前な当時を生きる人は、無駄な事が多い現代を生きる人間よりも、その能力が必然的に養われているんだとも思う。ましてや軸となってる大物なんかは特に。
    現代を生きている自分なんかでも、本能的に何かを感じとるって瞬間はゼロではないしね。

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    2020年11月16日