北方謙三のレビュー一覧

  • 史記 武帝紀(六)

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    いよいよクライマックスへ。最後の7巻を読むのが惜しい気分。なかなかここまでの気持ちになる小説には出会えませんね。

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    2019年10月01日
  • 史記 武帝紀(五)

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    ネタバレ

    第5巻。武帝は在位45年を過ぎ、徐々に暴君のような行いが増えてくる。かつての将軍の孫である李稜は、匈奴の捕虜になってしまっただけでなく、武帝からあらぬ疑いを受け、一族を処刑されてしまう。司馬遷は正論を言った咎で、重い罰を受ける。使者とした匈奴に行った蘇武は北方の地に住まわされるが、極寒の地でサバイバルしていく。
    史記の後半戦を彩る人物たちの転機を描く第5巻。前半の、漢の将軍たちの匈奴との戦いを描くくだりも面白かったが、ここにきて、リーダーとは、人間とは、人生とはを考えさせられるようなストーリーに転じてきた。著者の筆力がすさまじく、読ませます。

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    2019年09月26日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    頭の中でできることを、ほんとうにできるようにした

    疲れは、ただ生きている証

    諦めなければならないことが、人生にはいくつもある

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    2019年09月02日
  • 史記 武帝紀(四)

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    3巻までに活躍した人々が去り、帝にも老いの影が。しかし、新たに若い人材が成長を見せる。匈奴でも世代交代が進むが、将軍は全盛期を迎え、いよいよ反攻のときがやってくる。
    解説にも書かれているが、登場人物の描き方、物語性の構築が見事で、全7巻の4巻目といっても、まったく飽きさせない筆力が見事。

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    2019年07月31日
  • 岳飛伝 十七 星斗の章

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    ついに終わった~。
    ラスボスは沙歇という…。
    胡土児が出てくると思ったけどなぁ~。
    この本はふもとっぱらで読み切る予定がえらいずれこんだ。
    さぁ、ここからはイヤミス天国でいこう~(^0^)/

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    2019年05月19日
  • 岳飛伝 十六 戎旌の章

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    激しい消耗戦。
    みんな死に場所を探している?文官、忍たちも。
    状況が頭に浮かび離れず一気に読み切りました。
    さぁ、最終巻。
    予定通りふもとっぱらで読書できるぞ~。

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    2019年04月28日
  • 破軍の星

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    建武の新政で後醍醐天皇により16歳の若さで陸奥守に任じられた北畠顕家は奥州に下向、政治機構を整え、住民を掌握し、見事な成果をあげた。
    また、足利尊氏の反逆に際し、東海道を進撃、尊氏を敗走させる。しかし、勢力を回復した足利方の豪族に叛かれ苦境に立ち、さらに吉野へ逃れた後醍醐帝の命で、尊氏追討の軍を再び起こすが・・・・・
    一瞬の閃光のように輝いた若き貴公子の短い、力強い生涯。


    主人公の北畠顕家や彼を取り巻く人物たちが魅力的です。
    この時代にはあまり興味がなかったのですが、前回の「悪党の裔」あたりからすっかりハマってしまいました。
    足利尊氏を棟梁に頂く足利一門などを相手に、痛快なまでに相手を叩き

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    2019年03月29日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    童貫。違うベクトルで郝瑾。
    そして新たに悩み進めるベクトル。
    岐路に立ってると思うとどうすべきなのか…
    何かに委ねたくなるけど進まなきゃ だね。

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    2019年03月10日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    北上次郎さん、
    大沢在昌さん、
    勘のいい方は、もうここまでで
    ははーん と思われたことでしょう
    続けると、
    逢坂剛さん、
    池上冬樹さん
    そして
    志水辰夫さん
    そうです
    各巻の「文庫」につきものの
    解説を書いておられる
    作家さんたちのお名前です

    単行本では味わえないのが
    この文庫化された時の
    各巻末の「解説」ですね
    四巻目までは、まぁ なぁるほど
    という感じでしたが
    この五巻目の
    「志水辰夫」さんに至っては
    おぉ 大御所が…
    という思いを強く持ちました

    単行本の時では
    味わえなかった
    大きなボーナスを
    もらったような
    気にさせられました。

    むろん、
    これ以降も 読み進めますが
    敢えて、解説

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    2019年02月24日
  • 史記 武帝紀(六)

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    二人で作った刳舟に乗って湖の沖を訪れるシーン、今まで流したことのない涙があふれ出て止まらなかった。いよいよ7巻。

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    2019年02月02日
  • 岳飛伝 十三 蒼波の章

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    李俊が飛んだ!
    前巻ではよぼよぼのじーさん風であったのに、李俊はまだまだ現役なんだ!
    「死ぬことは男だけの仕事ではない」と言って沙門島で死んでいった孫二嬢の仇はうったが、その手につかむことのできないものがあった…。
    それでも李俊、生き続けてくれよ、と思う。

    そして御年67歳の史進は誰よりも早く疾走する。
    子午山に手を出すものは、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせてくれようぞ。

    今巻はじーさん二人に持って行かれたな。

    ところで、カバー裏のあらすじだけど、燕青のエピソードは前巻のもの。
    こういうミス以前もあったけど、編集者はちゃんと読んでないのかな。

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    2019年01月31日
  • 史記 武帝紀(四)

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    段々と作者の文体に慣れてきたので、ある程度の速度を出しつつ物語に入り込んでいけるようになった。
    最初のうちはとにかく事実を追って、当時の中国を思い描きながらそれぞれの言動を読み進めるだけだったけど、これも慣れてきたからなのか、随所に見られる人の生き様や心情描写にはっとさせられることが増えてきた。
    今から2000年近く前の話だけれども、今に通じる格言が、道標がそこかしこに溢れてる。さあ、この勢いのまま5巻へ。
    あとそうだ、衛青が最後の戦に臨む場面は胸が震えるものがあった。めっちゃ格好いいぜ……。

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    2019年01月29日
  • 岳飛伝 十一 烽燧の章

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    呼延凌と兀朮との激しい戦い。
    すごい光景が目に飛び込んでくるようでのめり込んで読んでました。
    まだまだ長い戦いは続くようですが。
    結果は如何に??
    ハッピーエンド?
    バッドエンド?

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    2019年01月17日
  • 岳飛伝 十 天雷の章

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    海戦がとりあえずは終結。
    梁山泊・南宋ともに大きな打撃だったが南宋海軍総帥「韓世忠」はその座を追われることに。
    秦容・岳飛の方でも戦いが始まりいよいよ話は中盤から後半に向けてといったが感じなのであろう。
    闇の世界・流通の世界も戦いが広がる一方である。
    さて、話はどうすすんでいくのだろう??

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    2019年01月02日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    ネタバレ

    童貫元帥戦場に没する。

    これまで梁山泊の男達を屠ってきた禁軍総帥の童貫が楊令の前に倒れた。

    童貫の最後はアッサリとした文章で表現されていたが壮絶なる戦いは解説でも語られていたが行間から読み取るしかないのではなかろうか。

    楊令の最大のライバルの童貫が死んでも物語は終わらない・・・

    時間以降の楊令と岳飛、そして青蓮寺の動きに注目していきたい。

    そして久方ぶりに子午山の風景が見たいと思った。

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    2018年12月30日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    中国史はこれまでノーマークだったけど、この小説のおかけで開眼しました…!

    北方楊家の物語はまだ終わらない。
    血涙に続いていくという事だけで、高揚が止まらない。

    四郎はどうなったのか、六郎・七郎はどんな楊家を作っていくのか。

    北方謙三さんの小説は制覇しなければ。

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    2018年12月25日
  • 岳飛伝 九 曉角の章

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    ついに衝突が始まった。
    梁山泊vs金・南宋。
    梁山泊には岳飛が協力。
    闇の戦い。
    物入の戦い。
    そして王清の発情(^0^)
    王清すごいねぇ~。

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    2018年12月22日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    中国が舞台の歴史小説は初めてだったけど、ものすごくおもしろい。

    展開が早くて中弛みしないし、人物も様々で、それぞれに特徴がはっきりあって一人一人にドラマがあって、一切飽きない。

    あと半分で終わってしまうのが惜しい。。

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    2018年12月12日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    再読
    同作者による水滸伝や三国志とまったく同じ書きようだが
    『楊家将』という題材が「歴史」でなく「戦記」ものであるため
    格段に出来ばえが良い
    というより作者はワンパターンな燃えキャラクタ小説しか書けないのに
    三国志のような歴史ものを無理やり書き上げた方に驚くべきか
    いずれにせよ北方せんせいの著作はこの2冊あれば充分だ

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    2018年12月09日
  • 史記 武帝紀(三)

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    ネタバレ

    大将軍となった衛青。甥の霍去病が将軍として成長を遂げる。そして匈奴に勝利するが。。
    帝も40代となり、すでに世の中は思うがままに動かせるようになっている。だが、少しずついつか訪れる自らの死を意識するようになってくる。
    史実に基づいている物語とは思えないほど、ダイナミックな展開なのは、著者の筆の力。

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    2018年11月29日