北方謙三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
北上次郎さん、
大沢在昌さん、
勘のいい方は、もうここまでで
ははーん と思われたことでしょう
続けると、
逢坂剛さん、
池上冬樹さん
そして
志水辰夫さん
そうです
各巻の「文庫」につきものの
解説を書いておられる
作家さんたちのお名前です
単行本では味わえないのが
この文庫化された時の
各巻末の「解説」ですね
四巻目までは、まぁ なぁるほど
という感じでしたが
この五巻目の
「志水辰夫」さんに至っては
おぉ 大御所が…
という思いを強く持ちました
単行本の時では
味わえなかった
大きなボーナスを
もらったような
気にさせられました。
むろん、
これ以降も 読み進めますが
敢えて、解説 -
Posted by ブクログ
李俊が飛んだ!
前巻ではよぼよぼのじーさん風であったのに、李俊はまだまだ現役なんだ!
「死ぬことは男だけの仕事ではない」と言って沙門島で死んでいった孫二嬢の仇はうったが、その手につかむことのできないものがあった…。
それでも李俊、生き続けてくれよ、と思う。
そして御年67歳の史進は誰よりも早く疾走する。
子午山に手を出すものは、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせてくれようぞ。
今巻はじーさん二人に持って行かれたな。
ところで、カバー裏のあらすじだけど、燕青のエピソードは前巻のもの。
こういうミス以前もあったけど、編集者はちゃんと読んでないのかな。