辻村深月のレビュー一覧

  • 光待つ場所へ

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    単体ではなんとも言えませんが、辻村ワールドすごろくの流れで言えば、最高です。

    すごろく初期のスロウハイツ、氷のくじら、から僕メジャ、名前探し、冷たい校舎まで
    見事なスピンオフ。

    もうすぐ辻村ワールドすごろくも終わります。
    順番に読むことで格段に魅力が増す辻村ワールドすごろく。
    オススメします。

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    2024年08月27日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    東京會舘
    辻村さんのエッセイで彼女にとって特別な場所であるとは知っていたが、それ以外の知識はなく読み始めた

    東京會舘の創業開始から3代目の新館が出来上がるまでの建物を主役とした大河ドラマ
    建て替えをしつつも、同じ位置に立ち続けた建物目線でこの国の変遷を追うことができて、とても楽しい読書だった
    時代の流れに関わらず本作で東京會舘に関わる人は皆「あたたかい」人ばかりだ
    一度も足を踏み入れたことがないのに読んだあとには東京會舘のファンになっている

    いつか表紙にもイラストが入っているシャンデリアを眺めたり、「舌平目の洋酒蒸ボンファム」や「コンソメスープ」、「會舘風ジンフィズ」「パピヨン」などを味わ

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    2024年08月23日
  • きのうの影踏み

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    日常に潜む怪異が短編集になって、次々と押し寄せてきて、ぞくぞくしてひえって恐怖の繰り返しだった。しばらくこのゾクゾク感に取り憑かれたように、身近な所で怪異が起こりそうな予感がしてる…!
    また夏に読み返したい。

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    2024年08月18日
  • ロードムービー

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    いじめ、スクールカーストなどの学生時代の悩みを、将来きっと大丈夫だよと伝えてくれるような温かみをいつも感じる。『冷たい校舎の時は止まる』を読んでからの方がより楽しめただろう。

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    2024年08月16日
  • 時の罠

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    四人の作家によるアンソロジー。「時」を題材にした作品集。

    タイムカプセルの八年 辻村深月
    主人公は大学教授だが、自身の研究に没頭し、父親らしい姿は今まで見せられた事がない。
    どことなく自分に投影できてしまう人物で、息子のクリスマスプレゼントを買い忘れた際のいい訳もある意味で納得してしまった(笑)。父親というだけで煩わしい人間関係やコミュニケーションに巻き込まれていく事への疑問は自分勝手に感じるが通じる部分もあり彼の人間臭さを感じたが、合わせて「タイムカプセル」の事実を知り、行動してしまう矛盾、もう一度父親の会メンバーが集合し、意気投合する様子に温かみと少し滑稽な感じがした。
     彼自身が見る彼

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    2024年08月15日
  • 図書室で暮らしたい

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    スキマ時間に楽しんだ1冊。日々の出来事や気持ちを表す語彙・表現の豊かさに、なんとなく憧れた。こんなエッセイが毎日読めるなんて羨ましいなぁ

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    2024年08月14日
  • ツナグ(新潮文庫)

    QM

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい

    こんなからくりがあったなんてなぁ。嵐と御園のお話は、嵐の御園に対する嫉妬の気持ちややり場のない怒りみたいなものは理解できるから読んでいてとってもしんどかった。御園が生きていた間は憎くて目障りで仕方なかっただろうし、いくら凍った水が死因ではなかったものの実際は御園に敵意も殺意も見透かされ、失ってから親友の存在をありありと感じ、そのうえ親友が主役を務めるはずだった劇もやり遂げた嵐はどんなに胸が張り裂けそうなほどつらかっただろう。

    #泣ける

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    2024年08月09日
  • 闇祓

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    マウントの取り合い、モラハラ、パワハラ、、
    そういう人間の嫌〜な面とホラー要素が同時に押し寄せて来てなんというか、ずっしりくる。
    途中まで気づかなかったけど、繋がってるんだと分かった途端、続きが気になって一気に読みでした。

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    2025年10月10日
  • ロードムービー

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    この本は辻村深月さんの初の短編集だそうです。
    でも、『冷たい校舎の時は止まる』の登場人物が子供の頃や大人になってから…とかリンクしているので、全くの短編集とも言い難い感じ。
    そうか、そんな過去があったのか…とか、面白く読めました。
    もちろん、『冷たい校舎…』を読んでなくても大丈夫です。

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    2024年07月19日
  • 光待つ場所へ

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    どれもよかったけれど、「しあわせのこみち」が一番心に響いた。冷たい校舎〜を読んだときは、清水あやめのことは正直あまり好きではなかったが、この作品は泣いた。いつもながら、こういう誰にでも身に覚えのある、あまり直視したくない感情を、ここまで書き切れるのがすごい。

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    2024年07月19日
  • レジェンドアニメ!

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    「ハケンアニメ」(前作)の続編かと思って読み始めましたが、最後の一編を除いて、基本的にはスピンオフでした。

    登場人物たちの過去の1日を描写したり、成長過程を振り返ってみたり。前作のストーリーに幅が出てきたような気がしました。前作のレビューを書き終わってすぐに読み始めたので、登場人物たちの背景が頭の中に残っており、とても楽しむ事ができました。この三連休何も予定がなかったので良かった。下記の六篇で構成されています。

    「九年前のクリスマス」
    「声と音の冒険」
    「夜の底の太陽」
    「執事とかぐや姫」
    「ハケンじゃないアニメ」
    「次の現場へ」

    一つ一つのストーリーがアニメを作る人、観る人に関係してい

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    2024年07月15日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    下巻は昭和51(1976)〜平成31(2019)年までの短編集。上巻と同様、前の話との繋がりが感じられ、
    伝統として継承されるもの、新しく移り変わっていくものがあり、どこかノスタルジックで、人々の「東京會舘」への想いが詰まった作品。

    特に8章の、料理教室の話が好きでした。

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    2024年07月06日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメ!の記憶がまだあるうちに読めて良かった。スロウハイツは忘れかけちゃってたけれど。

    2024年40冊目。

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    2024年07月04日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    全然知らない建物だったが、東京會舘に行ってみたくなった。章を跨いで登場人物が出てくるのもうれしく、東京會舘と人々の繋がりがとても感じられた。暖かい話が多く、上下巻ともよかった。どの話も好きだけどお土産菓子の章が好き

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    2024年07月02日
  • ユーレイ

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    希望の話

    YOASOBIの海のまにまにから読みにきましたが、本当に情景が頭にスッと入ってきて美しい物語だな、と感じました!
    鬱蒼とした電車の雰囲気→幻想的な夜の海での雰囲気→現実的だけど明るい朝の雰囲気と、雰囲気の変化もすごいと思いました!

    #エモい

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    2024年07月01日
  • 図書室で暮らしたい

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    辻村深月の図書室で暮らしたいを読みました。

    辻村深月のいろんなテーマのエッセイ集でした。
    図書室で本を読むのが好きな高校生から作家になるまでに考えたこと、子供を保育園に預かってもらうときに考えること、自分の小説についての思い、などなど。

    辻村深月の小説は登場人物たちがいきいきとしていると思っていましたが、瑞々しい感性をもって小説を書いているんだな、ということがわかるエッセイ集でした。

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    2024年06月30日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    「芹葉大学の夢と殺人」が心に残った。現実を見るのが怖いんじゃなくて、夢しか見れない人もいるんだなと。主人公目線だから、雄大の良いところや普通なところも垣間見えて、一概に「頭のおかしい人」とは言い切れない部分がもどかしかった。どれだけ周りが説得しても、本人が気づいて成長しなければ人の幼さは正せないと思う。

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    2026年01月09日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘に訪れた客や従業員の短編物語。
    上巻では大正12(1923)〜昭和39(1964)年まで、
    戦前、戦後の荒波を生きる者たちの全5編を収録。

    フィクションとは思えないほどに生々しく、非常に良い雰囲気を纏った作品だと思いました。

    前の年代の話で出てきた人物が、次の年代の話でも経験を経て成長した姿で登場するのが嬉しく、下巻も楽しみです。

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    2024年06月29日
  • クローバーナイト

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    辻村深月は私が言語化できないモヤモヤした気持ちをいつも表現してくれるので、読んでいて気持ちが良いし、知らないストーリーを読んでいるはずなのに自分のことが分かったような気にさせてくれる。今回は子育てについて。

    何かとラベルを貼られがちな女社会においても、「みんなそれぞれ頑張っていてそれぞれの正義や事情があるんだよ」ということを随所に感じた。辻村深月は多くの本で、こうした色んな立場の心情に触れることが多くとても優しさがいつも伝わってくるし、幼少期に結構苦労されてきた方なのかなと勝手に思っている(違ったらすみません)。

    最後の秘密のない夫婦は、母と娘の微妙な関係についての言語化が素晴らしく唸った

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    2024年06月24日
  • スロウハイツの神様(上)

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    クリエイター同士がひとつ屋根の下で暮らし、良い関係を築きながら切磋琢磨している状況がまず面白い。辻村深月作品で一番好きです。

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    2025年03月26日