最相葉月のレビュー一覧
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「れる」も「られる」も受け身の助動詞だが、目次は「する・される」の動詞の組み合わせである…が、やっぱり、受け身の「される」側に重点が置かれた文章。人の生死や病気や障害といった重いテーマの文章。特に印象深いのは第4章「絶つ・絶たれる」と第6章「愛する・愛される」。どちらも死(それも自死)が関係してくる章だけれども、死そのものよりも、それまでをどう生きたか、生きなければならなかったか、という話として読んだ。
ところで、小さなことながら気になるのは、「なぜ私がそんな本を持っているのか、理由は最後に記す。」(p.132)という一文。私には、その「理由」とやらが読み取れなかったこと。 -
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ネタバレ以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
本作は有難い。
それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
シリーズ化しないかなぁ。。
雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
また個人店の儚さと切なさも。。
三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
→たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
→渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。
中江有里 三軒茶 -
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Posted by ブクログ
他の方も同じようなことを書いてあったが、私も昔に最相さんの絶対音感を読んで、とても面白かった印象があったので、読んでみることにする。
私はバリバリの文系人間なので、理系の研究者は一番縁のない職業だと思っているのだが、逆にコンプレックスなのか少し憧れもある。
世に認められた研究者が必ずしも崇高な理念みたいなものを持っていたわけでないことに、親近感を持ちつつも、一度道を決めたときのひたむきさは半端ないと思う。
研究者の話はややもするとマニアックで、よくわからない、ついていけないことがよくあるが、この本は最相さんがわかりやすく説明してくれるので、十分楽しむことができる。
理系を目指す高校生や大学生が -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
著者が6年にわたり日本各地の教会を訪問して聞いてきた質問、神をどうして信じたのか、自然災害や戦争などの不幸が起こる中でどうして神を信じ続けることが出来るのか、どうして牧師・神父になったのか、など多くのインタビューイーの言葉の数々。東日本大震災、LGBT問題、ウクライナ侵略戦争、コロナウイルス禍など、最近起こった信仰を考えさせられる問題にもしっかりと向かい合った人々の姿である。語り手約120人は実に広範囲、カトリック、正教会、聖公会、救世軍、無教会主義の集会、日本キリスト教団のリベラルな教会、ホーリネス、バプテストなどの福音主義教会、ペンテコステ系教会、戦後宣教師により開拓された教会…。場所も北
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最相葉月(1963年~)氏は、関西学院大学法学部卒、広告会社、出版社、PR誌編集事務所勤務を経て、フリーのノンフィクションライター。『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞(1998年)、『星新一 一〇〇一話をつくった人』で講談社ノンフィクション賞(2007年)を受賞。そのほか、大佛次郎賞、日本SF大賞等を受賞。
本書は2014年に出版、2016年に文庫化された。
私はこれまで、著者のエッセイ集『なんといふ空』、『れるられる』、ノンフィクション作品『絶対音感』、『東京大学応援部物語』を読んできたが、その感性と徹底した取材スタイルが好きで、本書についても新古書店で見つけて手に取った。
本書は、「