乾ルカのレビュー一覧

  • メグル

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    大学の学生部で女性職員から強引に紹介される(あるいは止めろと言われる)アルバイト


    連作短編集
    5作品


    それぞれに合った、
    それぞれの人生を変えていく
    きっかけとなるバイトを紹介してくれている


    あらすじは解説にある。

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    2013年09月26日
  • 四龍海城

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    神秘的で印象に残る作品

    セリフも心に残った。
    ・不幸を語ってよいのは、死にそうなやつだけだ。俺の人生クソだったって言っていいのは死ぬ一分前のやつだけだ
    ・ろくでもない環境ならいっそそれを誇るぐらいになれ。こんなひでえところでも俺はまっとうに生きているって。文句ばかり言うだけなら誰だってできるんだよ。
    ・あきらめて逃げようと思った時ってのは本当はもう一度だけ試してみるときなんだよ

    内容は、神秘的でぞくぞくする。海の中に建物があり、その中に入ったら出るには「自分のもっとも手放したくないもの」を出場料として払わなければならない。主人公は知らずに出場料として友達を払って無事に出られた。出た後は忘れ

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    2012年11月12日
  • 四龍海城

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     乾さんの本好きです。城から出るための「出城料」が何であるか、途中でなんとなく予想はつくのですが、それでもそれぞれの下した決断のせつなさに茫然としてしまいました。
     この本に限らず私たちも日常の中で常に決断を迫られていると思います。いつか失うとわかっていても手に入れようと思うのか、手にしたものを然るべき時にきちんと手放すことができるのか。きっと、未来のために今を捨てることができ、手にした過去を後悔しないようになるのが大人になるということなのでしょう。
     いろいろ解決していない謎もあったような気がしますが、本編にはあまり関係ないですし、現実ってそんなものですよね。だらだら後日談なんて書いちゃわな

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    2012年07月12日
  • 四龍海城

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    後味が少々悪いなぁ…
    物語的には面白いんですが、結局、四龍海城の謎が少しあります。

    貴希と健太郎が大好きなので星は5つです。

    この作品はBADENDだからこその味の出方だと思いますが、それならそれでもっと凝ってもよかったですね。

    個人的には、他の終わり方が見てみたかった…

    成長した2人の続編とか出たら嬉しいです。
    今度はHAPPY ENDで!

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    2012年07月01日
  • 四龍海城

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    切なさマックスのあのラストにやられました。ハッピーエンドだったらあそこまで余韻はなかっただろう。
    貴希の吹くトランペットの旋律がいつまでも頭の中で鳴り響いていました。

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    2012年05月16日
  • 四龍海城

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    どんどん引き込まれて、面白かったけれど、読後感が大変よろしくない。綺麗だけれども。
    思い出すことがなくても、再会することができたかもしれないのにと、いたたまれなくなりました。
    面白かっただけに、ラストだけが、なんだかなぁ……。

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    2012年02月29日
  • 四龍海城

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    なじ■
    謎の建物に閉じ込められ、そこで出会った少年二人の夏の物語。
    ラスト切なすぎてボロ泣きしました…

    フライデー・ナイト・ファンタジーの描写素晴らしかった!

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    2012年02月05日
  • 四龍海城

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    読んだことを後悔しそうになるほど切ない話。
    でもすごく大事なことが描かれている。
    映像化されたら美しいだろうなあ。

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    2012年01月16日
  • バベルの教室

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    クラスメイトの間でだけ、言葉が通じなくなる。その呪いを解くためには、ペアとなる相手との共通語を見つけなくてはならないという、なかなかおもしろい設定。
    子供たちががんばる姿が美しい感動ものという話でもない。なんというかダークな面をはらんでいるあたりが、乾ルカ作品だなぁという感じ。一筋縄ではいかない児童書だった。

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    2026年07月28日
  • バベルの教室

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    ひとつひとつ明らかになっていく、呪いを解くためのキーワード。その状況で逆転するカーストや残されていく者の焦りがほどよく描かれていてハマる。小学生にも勧めよう。

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    2026年07月20日
  • 神の代役 HBD調査鑑別室

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    ネタバレ

    「絶望で、人は死ぬ。」

    この言葉が、決して絵空事には思えなくなる1冊。

    あるウイルスの抗体を持つ人は、深い絶望を感じると死に至る――。
    “HBD”という衝撃的な現象が引き起こされるという設定に惹き込まれ、ページをめくる手が止まらなかった。

    亡くなった人は、何に絶望したのか。

    その死は事件なのか。
    それとも避けられないものだったのか。

    調査鑑別室は、亡くなった人の”最後の絶望”を追い、犯罪性の有無を見極めていく部署だ。

    読み進めるほどに感じたのは、
    「悲しみで人は死ぬ」という言葉は、決して大げさではないということ。

    それでも、誰かの心を100%理解することなんてできない。
    理解した

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    2026年07月18日
  • てふてふ荘へようこそ

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    見取り図、とても良い。
    密室殺人ミステリーにも見取り図は付き物だけれど、てふてふ荘もある意味ミステリー。
    大家さんはどんな声なんだろう。皆が包み込まれる魅力とは。
    二号室と四号室がお気に入り。
    集会室で一緒に餡掛け炒飯食べたい。

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    2026年07月12日
  • 妖し

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    ネタバレ

    アンソロジーは結構当たり外れがあると思っていて、今回は当たりでした。
    怪異をテーマに10人の豪華な作家が描いた作品です。
    アンソロジーの短編集は作家が変わるが故に薄味になりがちなイメージですが、どの作品もしっかり味があって良かったです。
    個人的には、「わたしキャベンディッシュ」、「かぐわしきひと」が特に良かったです。
    アンソロジーは普段読まない作家に出会うので、定期的に読みたいなと思いました。

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    2026年06月19日
  • コイコワレ

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    ・螺旋プロジェクトの1冊
    ・プロジェクトの8冊の中で、もしかしたら一番好きな作品だったかもしれない
    ・主人公とリツの、都会と田舎の、対立とも、ある意味でシンクロとも言える関係性が、緊張感もあるし、くすぐったさもあるし、そんな二人の成長の過程に引き込まれていった
    ・そもそもストーリーのベースとして、螺旋プロジェクトの海のものと山のものの対立構造な設定が、無理なくとっても上手に活用されていて、過去時代作品からのつながりも自然に取り込まれていて、そこにも感銘を受けた
    ・運命と、葛藤と、成長と、すべてが重なったラストに思いをはせずにはいられない、心に残る作品でした

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    2025年10月19日
  • アンソロジー 舞台!

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    自分が舞台に上がるなんて、とんでもないけど、
    袖幕は好き。
    バレエをやってた娘の発表会で
    一度だけ袖幕に関われて、とても充実してた。
    ゼロから何かを作り上げる歯車、
    として機能出来る自分が、
    すごく誇らしく嬉しく、楽しかった。
    だからダンス・デッサンの瀬木さんに一番共感した。
    バレエ衣装作成の、宝石さがしも好きだけど。
    だいたい全般、肯定的な物語ばかりで、
    安心して読めるアンソロジーでした。

    2.5次元舞台を観に行きたくなった。
    見たことないけど。
    その前に、推し活出来てる人たちが、
    そもそも羨ましいかも。

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    2025年10月04日
  • 葬式同窓会

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    センセーショナルなタイトルに、ハッピーエンド派の私が惹かれたのは意外。
    なんか面白そう、の直感で手にして、結果夢中に読み進められた。
    最後まで読んだらまた一番最初に戻ると、なるほどこういうことね、といった仕掛けもよし。

    それぞれの当日人物の立場で物語が進められて行くのも、飽きが来ることなく読めた理由。

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    2025年09月28日
  • プロメテウスの涙

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    グロい。気持ち悪い。
    おぞましい。

    最後までのめり込める本を久々に読んだ気がする。
    文字で不気味さや恐怖心を植え付ける本って
    中々ないと思う。

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    2025年08月23日
  • コイコワレ

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    戦時中のお話ってのを抜いても楽しい内容ではないけど、読みやすく分かりやすく面白かった。
    フラグも分かりやすい()

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    2025年08月23日
  • コイコワレ

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    ネタバレ

    目次
    ・コイコワレ
    ・九月、急行はつかり車内にて

    〈螺旋プロジェクト〉の一冊。

    〈螺旋プロジェクト〉とは
    「共通のルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家=朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画である。
    ルール1 「海族」vs.「山族」の対立を描く
    ルール2 共通のキャラクターを登場させる
    ルール3 共通シーンや象徴モチーフを出す
    (中央公論新社HPより)

    乾ルカなので、きっと最後の最後でどんでん返しがあって、もう一度最初から読み直さなくてはならなくな

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    2025年07月23日
  • 灯

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    この本の主人公蒼と、『成瀬は天下を取りにいく』の成瀬は、周りの人との共感力が小さいという意味では、よく似たキャラクターであるように思う。
    周りを気にせず、「我が道を行く」という点でもよく似ているのだろう。
    しかしあちらがベストセラーになって本屋大賞もとるのに、こちらがそうでないのは、成瀬が目指すものが、一般人の私たちにとってわかりやすく、ある意味「俗っぽい」からなんじゃないだろうか。西武の大津店の閉店セールに一月通い続け、ローカルテレビの撮影に写り続けるということは、蒼が「夜間街光調査官」になるために、無名大学に進学することと、自分なりのロマンとこだわりをかたちにする・・・という意味では変わり

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    2025年07月04日