乾ルカのレビュー一覧

  • 夏光(なつひかり)

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    とてもよかった。上質の作品だと思う。ホラー風味だけれど、文学作品。『Out of This World』が特に好きです。確かになんとなくスタンド・バイ・ミーっぽい。少年が主人公でないと描き得ないこういう感じが感傷的でこのみです。『は』はゾクゾクするホラーでもう金魚は飼えないと思う(´Д`;)

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    2018年09月24日
  • 願いながら、祈りながら

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    目線が変わるとものごとの見え方は全然違う。
    ということを切実に感じた一冊。

    普通にしてたら一方向からしか見えないわけで。
    見えたらこわいけど。
    見えなくても、考えられる人になりたい。

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    2018年07月27日
  • てふてふ荘へようこそ

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    ネタバレ

    地縛霊つきといういわくつきの下宿。
    その地縛霊との交流をとおして住人が成長していく様子に心ひかれました。

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    2018年07月19日
  • 四龍海城

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    なんで引き返さなかったのか…と思ったけれど、引き返すほうが苦痛だったんだよなぁ。
    そんな時、先のことはわからなくても前へ前へ進みたくなるのかもしれない。
    こんな不気味な建物から出られなくなってしまったのか、と思うとゾッとするけど。
    最後、それを失うとわかっていても出るだろうな。この先また、手に入れられると思うもの。

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    2018年06月07日
  • 森に願いを

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    地下鉄が走る街にある森、その背後には山々。土地や木々の息吹がそこにある。椅子にかけ木々を眺めている時間が少しずつ心を癒してくれるのだろう。森番の青年の言葉も手助けしてくれる。明日はもう少し元気になるよ きっと

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    2018年05月03日
  • てふてふ荘へようこそ

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    温かい印象の表紙が印象的で、読んでみたら地縛霊のお話だったが、温かい話だった。よく見ると表紙にも幽霊らしき絵が描かれていた。

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    2018年01月24日
  • モノクローム

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    ネタバレ

    5歳の冬に帰ってこない母に捨てられ、施設で育った慶吾。

    当時母が夢中になっていた囲碁をやるようになり、高校の囲碁部で、香田と出会った。

    高卒後、信金で働きながら夜間の大学に通い、彼女もできた。
    それなのに、体調を崩して大学も中退をせざるを得なくなり、彼女にも愛想をつかれてしまった。

    母に捨てられたという気持ちから逃れられないままの自分。

    香田と喧嘩して、自分の殻をわずかにでも破ることができた慶吾は
    自分を捨てた母が当時何をしていたのかの真相と向き合うことにした。

    一人になりたくて、一人で生きてきたつもりだったけど
    自分の味方になってくれる人は何人もいた。

    一見物わかりの良さそうで実

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    2018年01月17日
  • メグル

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    北海道とおぼしき大学の学生部、学生にアルバイトの斡旋をおこなう奨学係。求人情報に期待してやってきた学生もいれば、ふらりと立ち寄っただけの学生も。それに応対する女性職員は整った顔立ちながら無表情で不気味。必要最小限のことしか話さない。けれど、彼女に「あなたは行くべき。断らないで」と言われると、なぜか誰もが引き受けてしまう。

    こうしてアルバイトをすることになった5人の学生を描く連作短編集。ただ1人、彼女から奨められなかったのに職を求めた学生の章のみ、異色のホラー仕立て。それ以外はファンタジー風もありリアル風もあり。いくつかの章で涙が溢れました。

    万人受けはしないかもしれないけれど、人との繋がり

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    2017年11月25日
  • メグル

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    ネタバレ

    読んでいるうちに、著者が匂わせてくるこの先のストーリーが頭の中でうっすら形作られていくのだが、分かっていても先に待っている答えが見たくて、読み進めるスピードがどんどん早くなるような本だった。その感覚は5つのストーリーすべてに共通していたが、その原動力は話によって様々。ある話では怖いもの見たさでもあったし、ある話ではハッピーエンドを疑わず逸る気持ちでもあった。
    生きることや死ぬことについて考えずにはいられない。
    物語のキーパーソンである悠木さん目線の話が無いのにも関わらず、彼女が学生に斡旋するアルバイトを通じて、彼女の人物像が見えてくる。きっとどの学生よりもドラマティックな経験をしていると思うが

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    2017年07月20日
  • 願いながら、祈りながら

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    北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学分校。生徒は五人。そこに赴任してきたのは、やる気のない若い教師。
    廃校までの一年間。それぞれの物語。
    青春小説。

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    2016年12月07日
  • てふてふ荘へようこそ

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    最初はあまりに突飛な設定だったので馴染めなかったが、読み進むうちにじんわりしてきた。
    5号室のお兄さんの部屋に来た妹の話に泣かされました。
    大家さんの話はもう一つかな?
    でもいいお話し。

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    2016年05月04日
  • てふてふ荘へようこそ

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    ネタバレ

    てふてふ荘に住む各部屋の住人と、
    その部屋に憑いている幽霊たちのエピソード。
    ホラーではなくて、のんびり穏やかな雰囲気。
    でもどの話にも"別れ"があって、切ない。
    ひとつずつ増えていくビリヤードの球。
    大家さんの秘密。

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    2016年04月10日
  • メグル

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    H大学学生部では、学生へアルバイトや家庭教師を斡旋する求人の仕事もしている。
    その中には、ちょっと奇妙な仕事も混ざっていて・・・
    「ヒカレル」「モドル」「アタエル」「タベル」「メグル」の5つの短編集ですが、全てに共通して登場するのが奨学係唯一の女性職員である悠木さん。

    ちょっぴりホラーで、ふんわり心温まるのは乾さんの作風なんですね。
    最初の「ヒカレル」はいい話ながら結構怖くて、ドキドキしながら読みました。
    亡くなった後に、生きている人をあの世に引っ張っていってしまうという「引く手」。それを阻止するために、一晩死者の手を握って添い寝をしてください。
    そんなアルバイト、想像するだけで怖すぎてもう

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    2016年02月21日
  • モノクローム

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    自分を分かってもらうことに抵抗を感じる慶吾の性格が母譲りならば母が何も語らず言葉少なめなのもうなずける

    という事で香田君 ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

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    2015年04月14日
  • モノクローム

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    意味もなく置かれた石などない…。
    与えられたものだけで人生はつくられない…。

    意志と行動で変わる。変えていける。
    本当にそうできたらいいなと思います。

    とても静かでせつない話でしたが、香田君に救われました。

    私もよくモフモフのお腹に顔をうずめてなぐさめてもらったっけ。。。

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    2016年02月10日
  • ばくりや

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    自分のとある「能力」を他人のとある能力と交換するお店を舞台?とした連作短編集。心温まる話あれば、ブルーな話もあり。

    最後の話のラストが秀逸。長編としても面白い。

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    2015年01月04日
  • ばくりや

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    あなたの「能力」を、あなたにはない誰かの「能力」と交換いたしますー「ばくりや」という不思議な店を訪れた人々の悲喜劇を描いた連作短篇集。
    ハッピーエンドあり、悲劇あり、ほのぼの系もあればどんでん返しありで、連作短篇にありがちな単調なストーリーではない。他人より秀でた能力を持つことの哀愁と苦悩、そして人間が常に抱く「生まれ変わりたい」という欲望への風刺がピリリと効いている。
    カバーイラストが藤子不二雄Aなのは、もしかしてあの漫画を意識したのかも?

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    2014年11月13日
  • ばくりや

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    誰かのいらない能力を他人の能力と交換したら、という話。
    新しい能力を生かす人、悲惨な目にあう人、結果は人それぞれ。「狙いどおりは」の結末は爆笑、かつ爽快。

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    2014年10月14日
  • メグル

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    ちょっと不思議な空気が漂う落ち着いた作品。
    かなり好みです。
    シリーズ化されてないのかな?
    初めて読む作家だったので、別の作品にもチャレンジしてみよう。

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    2014年09月11日
  • モノクローム

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    5歳の時に母親に捨てられた沖田慶吾。ゆいいつの友達、香田と、なぜ母は自分を捨てたのか真相を調べ始める。
    囲碁と友達を通して、だんだん人間らしくなっていく。
    一気読みでした。
    2014年9月8日

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    2014年09月08日