モノクローム

モノクローム

1,408円 (税込)

7pt

母子家庭で育ち、幼いときに母に捨てられた少年・慶吾。孤独の中で囲碁に打ち込む慶吾の姿を、写真部の香田のカメラがいつも捕らえていた。香田の屈託ない態度のおかげで徐々に心を開いた慶吾は、それまで避けて通ってきた母の家出の理由と向き合おうとするが……。囲碁を通じて自分を取り戻す青春ミステリ。

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モノクローム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    置いた石にちゃんと意味を持たせないといけない。ある日、母親から見捨てられ施設に入ることになった主人公。傍らには、常に囲碁があった。恋人や友人との出会いなどにより大人になっていき、再び母親との確執に迫るのだった。色んな気付きを与えてくれる一冊でした。

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    自分を分かってもらうことに抵抗を感じる慶吾の性格が母譲りならば母が何も語らず言葉少なめなのもうなずける

    という事で香田君 ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

    0
    2015年04月14日

    Posted by ブクログ

    意味もなく置かれた石などない…。
    与えられたものだけで人生はつくられない…。

    意志と行動で変わる。変えていける。
    本当にそうできたらいいなと思います。

    とても静かでせつない話でしたが、香田君に救われました。

    私もよくモフモフのお腹に顔をうずめてなぐさめてもらったっけ。。。

    0
    2016年02月10日

    Posted by ブクログ

    5歳の時に母親に捨てられた沖田慶吾。ゆいいつの友達、香田と、なぜ母は自分を捨てたのか真相を調べ始める。
    囲碁と友達を通して、だんだん人間らしくなっていく。
    一気読みでした。
    2014年9月8日

    0
    2014年09月08日

    Posted by ブクログ

    囲碁には知的でクールな印象を持っていたが、それに加え、碁石の冷たい手触りや碁盤に打たれたときのコツという音にモノクロームの色彩などなど、囲碁にまつわるイメージが孤独な主人公の心象をうまく象徴していて、カチンとしたものが心に残る。施設の園長先生や好意を抱いてくれる職場の女性との関係では、素直になれない

    0
    2014年08月22日

    Posted by ブクログ

    お母さんに捨てられた子供が成長するストーリー。でも、なぜお母さんが捨てるに至ったかを考えると、ちょっと凄い。このお母さん視点での話しも読みたくなる。

    0
    2014年08月11日

    Posted by ブクログ

    母に捨てられた過去を持つ少年が、自分の生きる意味を模索する物語。囲碁がテーマになっているけれど、囲碁に関する知識がまったくなくともそれなりには読めます。でも知っていたらもっと味わえたのかな、という気も。棋譜を見てもどっちが勝ったのかすら分からなかったので私。
    何一つ苦しみを持たない人生などありえない

    0
    2014年07月27日

    Posted by ブクログ

    囲碁は全然わからないので、棋譜の話になるとサッパリ。
    それでも雰囲気は味わえた(と思う)。
    親に捨てられたと思っていたから、そこが慶吾の弱点でもあり他人を判断する際に利用しようとする。
    臆病になっているけど、そこは他人に悟られたくはない。
    香田くんはそこも含めて慶吾についてまわるところが可愛いという

    0
    2014年06月30日

    Posted by ブクログ

    今年読み納めの一冊となりました。

    沖田と香田の関係。高校生で学年が違うのに、同級生みたいな友達づきあいができるものだっただろうか。香田(後輩)が沖田(先輩)に初対面からバリバリタメ口きいているので、不思議な感じでした。
    二人が喧嘩した後も、メールや電話で許しを乞う香田に対し、不注意から携帯が電池切

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    「まるきり気にならないなら、
    そもそもそんなことなど思いもしない。」

    そうか、そうだったのか。
    わたしも色眼鏡持ってたんだな。

    0
    2019年04月26日

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