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母子家庭で育ち、幼いときに母に捨てられた少年・慶吾。孤独の中で囲碁に打ち込む慶吾の姿を、写真部の香田のカメラがいつも捕らえていた。香田の屈託ない態度のおかげで徐々に心を開いた慶吾は、それまで避けて通ってきた母の家出の理由と向き合おうとするが……。囲碁を通じて自分を取り戻す青春ミステリ。
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Posted by ブクログ
置いた石にちゃんと意味を持たせないといけない。ある日、母親から見捨てられ施設に入ることになった主人公。傍らには、常に囲碁があった。恋人や友人との出会いなどにより大人になっていき、再び母親との確執に迫るのだった。色んな気付きを与えてくれる一冊でした。
自分を分かってもらうことに抵抗を感じる慶吾の性格が母譲りならば母が何も語らず言葉少なめなのもうなずける という事で香田君 ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
意味もなく置かれた石などない…。 与えられたものだけで人生はつくられない…。 意志と行動で変わる。変えていける。 本当にそうできたらいいなと思います。 とても静かでせつない話でしたが、香田君に救われました。 私もよくモフモフのお腹に顔をうずめてなぐさめてもらったっけ。。。
5歳の時に母親に捨てられた沖田慶吾。ゆいいつの友達、香田と、なぜ母は自分を捨てたのか真相を調べ始める。 囲碁と友達を通して、だんだん人間らしくなっていく。 一気読みでした。 2014年9月8日
囲碁には知的でクールな印象を持っていたが、それに加え、碁石の冷たい手触りや碁盤に打たれたときのコツという音にモノクロームの色彩などなど、囲碁にまつわるイメージが孤独な主人公の心象をうまく象徴していて、カチンとしたものが心に残る。施設の園長先生や好意を抱いてくれる職場の女性との関係では、素直になれない...続きを読む頑なな主人公だが、一歳年下の友人の存在が心を開いてくれる。一番主人公の心に引っかかっているお母さんが幼い主人公を捨てた経緯については、おそらく書きだした時点での作者の意図通りにはいかなかったように思え、少し残念。
お母さんに捨てられた子供が成長するストーリー。でも、なぜお母さんが捨てるに至ったかを考えると、ちょっと凄い。このお母さん視点での話しも読みたくなる。
母に捨てられた過去を持つ少年が、自分の生きる意味を模索する物語。囲碁がテーマになっているけれど、囲碁に関する知識がまったくなくともそれなりには読めます。でも知っていたらもっと味わえたのかな、という気も。棋譜を見てもどっちが勝ったのかすら分からなかったので私。 何一つ苦しみを持たない人生などありえない...続きを読むのだけれど。自分の責任ではない不幸は、邪魔なハンデにしか思えないだろうことも確か。それでもすべてのことに意味があるのだと考えることは、前向きに生きることに繋がるのでしょうね。苦しみにも意味がある、と、思えるようになることが成長なのかも。
囲碁は全然わからないので、棋譜の話になるとサッパリ。 それでも雰囲気は味わえた(と思う)。 親に捨てられたと思っていたから、そこが慶吾の弱点でもあり他人を判断する際に利用しようとする。 臆病になっているけど、そこは他人に悟られたくはない。 香田くんはそこも含めて慶吾についてまわるところが可愛いという...続きを読むかいい奴というか。 香田くんのお陰でずっと気になっていたことを知ろうと思えたんだから、友人に恵まれたんだなぁ。
今年読み納めの一冊となりました。 沖田と香田の関係。高校生で学年が違うのに、同級生みたいな友達づきあいができるものだっただろうか。香田(後輩)が沖田(先輩)に初対面からバリバリタメ口きいているので、不思議な感じでした。 二人が喧嘩した後も、メールや電話で許しを乞う香田に対し、不注意から携帯が電池切...続きを読むれとなった結果、香田の電話を受けそびれた沖田が、それでもなお自分から連絡しようとせず、ひたすら香田からの連絡を待ち続けるところがモヤモヤポイントでした。「喧嘩はさておき電池切れはお前が悪いんだからさっさと電話してあやまれ!!」と沖田に対して思っていました。 囲碁がわかる人だと、もっと楽しんで読むことができるのだろうなと思います。 ストーリー中の囲碁の対局シーンも、ルールがわからないので、「なんとな〜く」の文字を追うだけの読み方になってしまった。
「まるきり気にならないなら、 そもそもそんなことなど思いもしない。」 そうか、そうだったのか。 わたしも色眼鏡持ってたんだな。
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