乾ルカのレビュー一覧

  • 灯

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    個人個人がいいと思っていることでも、他人が同じとは限らない。親子だって。一人一人好きも嫌いも違うってことに気付かないとね。

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    2025年06月14日
  • コイコワレ

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    ネタバレ

    浜野清子
    母と二人暮らし。東京から宮城県の寺「高原寺」へ集団疎開する。六年生。

    清子の母

    清子の父
    食堂を営んでいた。蕎麦粉を買い付けに行った帰り、事故で死亡した。

    今谷源助
    山男、山翁。山中に一人で棲んでいる。

    那須野リツ
    五年生。とがった耳が特徴。山犬と言われる。清子と仲が悪い

    那須野健次郎
    炭焼きの爺つぁんが拾った捨て子。高原寺の養子として育つ。

    和夫
    リツの同級生。五年生。

    三郎
    リツの同級生。五年生。

    タマ
    住職の母。

    住職
    四十路。

    金井
    清子の疎開に付き添う先生。

    サト
    住職の妻。

    ハナエ
    清子の同級生。

    松田雄介
    召集令状で出征することになった青年。

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    2025年05月29日
  • てふてふ荘へようこそ

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     家賃1万3千円の格安アパート「てふてふ荘」
     様々な事情を抱えた住人たちと各部屋の地縛霊。
     霊との妙な同居をしていく中で、心を解きほぐされた霊は成仏していく。
     そして大家さんも・・・。

     なんとも不思議な世界に迷いこんだような読み心地だった。
     ラストは住人たちの新たなる一歩にほっこりしながら、少し切ない気持ちにもなった。

     初読みの作家さんだったが、こういう世界観もいいな。

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    2025年04月11日
  • 願いながら、祈りながら

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    分校の新任教師

    一人ぼっちの修学旅行

    特別になりたい

    変わってしまった友人

    目指す未来

    嘘をつく理由

    嘘がバレる瞬間

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    2025年02月14日
  • 水底のスピカ

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    読み応え抜群!!

    和奈に共感した。自分は特別で孤高と思いたい、特別な人のそばにいて自分も特別だと思われたいけれども実際は自分の平凡さが際立つだけ。嫉妬、焦り、劣等感とか、思春期の子が持っているものをさらけ出していて過去の自分を思い出して恥ずかしくなった。
    和奈は高校生のうちにそういった負の感情を乗り越えているけれども、大学生の私はまだそういった感情をもっている。よくない。

    紆余曲折あれどみんな仲良くなってきれいな友情だなと思って安心。皮肉ではなく。こういったきれいなオチは、今までだったら「結局そうかよ」と思ってしまっていたけれども、今回はそうはならなかった。自分が成長したのか作者がすごいの

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    2025年01月29日
  • わたしの忘れ物

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    ネタバレ

    最後は切ないですが、だんだんと気持ちが変わっていく主人公と、同僚の優しさ、じわっとくる話でした。途中言い回しがちょっと個人的には合わなかった部分もありましたが、メグルも読んでみたいと思いました。

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    2025年01月25日
  • 水底のスピカ

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    このお話を読み終わった人は、はじめこの3人がここまで深い絆になるとは誰も思ってもいなかったと思います。私も思っていませんでした。普通だったら、和奈は別のグループで美令と更紗が仲良くなって、2人で特別な関係になっている、それこそが既に偏見なのですが、凡人にはその未来しか想像出来ない。何なら凡人は美令に話すなんておこがましいし、更紗のグループには目をつけられたくないし、和奈とはたま〜に喋るくらいがちょうど良いしと思っちゃって、自分からその偏見の未来を作ってしまうような気がして、、、。
    学校でグループを組むのは簡単かもしれませんが、面と向かって本気で気持ちをぶつけ合えるグループなんて、ほとんどいない

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    2025年01月20日
  • 妖し

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    面白かった。
    なんとも言えない不思議な妖しい話ばかり。
    特に恩田陸さんの金沢の話が好きだ。恩田陸さんのユージニアも金沢が舞台だったな。なんとも印象に残る話だった。恩田さんの、金沢に対する特別な思い入れを感じる。
    ちょっと乙一さんのような妖しいオムニバスだった。

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    2025年01月05日
  • 水底のスピカ

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    ネタバレ

    東京への修学旅行の自由行動にて、大半は遊園地や街中へ繰り出すところを、美令の案でプラネタリウムに行って楽しんでいる姿に好感が持てた。また、各々が土産物などを買う中、清太は星系の写真や豆知識が載っている日替わりカレンダーを買うところなんか微笑ましい。

    同じ匂い袋でも、持つ人間によって匂いが変わるという話が素敵だなと思った。そんな同じ匂い袋を持つ友達というのがいかにも学生時代の青春で羨ましい。


    「スピカさんは、誰もが認める特別な人だから、好きになったり友達になったりするんですか?」
    「他の誰もがつまんない普通の人だと言ったとしても、自分にとっては特別なんだって胸張れる人のことを、友達って言う

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    2024年12月21日
  • 灯

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    高校生のあどけなさと葛藤が忠実に描かれた作品だった。主人公蒼に共感したり、考え方の違いに驚いたり…高校時代のあの心許なく、でも未来が無限大に広がっている浮遊感を久しぶりに感じた。
    あの懐かしい時代を教えてくれた本作に感謝!!

    主人公蒼は、1人でいることを好む。彼女の親は会社が忙しく、蒼はそれもあって1人で何でもこなせ1人が苦ではないのだった。
    そして小学4年生のとあるときに同級生の米田から『夜間街光調査官』の話を聞き、蒼はその調査官になりたいと強く思うのだった。
    時が経ち高校生になった蒼は、学校で小学校時代の同級生冬子と同学校の定時制に通う米田に再会する。蒼は、母親めぐみとの間に考え方の違い

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    2024年12月18日
  • コイコワレ

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    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他◯

    螺旋プロジェクト。
    二人の少女の心理戦というべきか。
    なぜか憎み合い、決して心通わせることのない二人の物語。
    読み応えありました。

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    2024年12月13日
  • 灯

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    感想
    人とは違う自分。それを受け入れる友達の凄さ。何処に向かうのか分からない自分。見つかって良かった。


    あらすじ
    相内蒼は母子家庭で育った。他人と交わるのが苦手で子供食堂を経営する社交的なめぐみとは正反対の性格だ。

    高校生になり、小学生の頃に一緒だった米田と再会する。米田は同じ高校の定時制に通っていた。小学生の頃、彼の父親が夜間街灯調査員をしていると聞き、蒼はそれになりたいと思っている。

    蒼は米田の助けがしたくて超弱小野球部に入る。活動するうちに他の部員や女友達に、米田のことが好きだと勘違いされる。

    蒼は、仲良くしてくれた冬子に、一人が好きなことを正直に伝える。理解ある良き母親でいた

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    2024年11月11日
  • コイコワレ

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    螺旋プロジェクト6冊目。
    「コイコワレ」というタイトルの意味が分からないまま読み始めた。読み終えると、このカタカナの5文字の意味が分かった気がした(正解は分からないけれど)。私もどうしても好きになれない人はいたことがある。でも気になって不器用にお互いが近づこうとしたこともあった。でも結局本当に理解できない理由で去っていった。憎い相手にほど親切にしなさいという清子の母の教えは普段「全員に好かれる必要はないよ」と娘に声かけている私をハッとさせた。

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    2024年11月04日
  • 灯

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    ページが進むにつれ、自分が蒼になったような気がして。
    「でも、仲直りは私には必要なかった。
    夜間街光調査員になるために必要じゃなかったからだ。」
    そう!蒼は、自分の力でしたい事が、できる!

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    2024年10月25日
  • 灯

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    普段、ミステリーとか警察小説、妖怪物ばかり読んでいるから、青春小説はなんとも言えない気持ちになって、自分の昔が過ったりして、思春期ってこんなだったわと思い出され、悶絶しました(笑)

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    2024年10月19日
  • 灯

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    屋上から見渡す夜の街。家の灯りが一つひとつ灯る景色を一人眺める蒼。静謐さに満たされた空間で、日常の緊張を解くひととき。羨ましく思えた。人疲れを感じた時に読みたい一冊。

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    2024年10月14日
  • 灯

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    初読作家さん(多分)。
    すごーく、良かった。

    蒼ちゃん、娘にしたい。
    蒼ちゃんの人間嫌いでは無いけど、ドライな感じが私は大好き。
    別の感覚で冬子ちゃんも好きだけど。

    めぐみとめぐみの母親を足したような感性の母親に育てられた私は最後の蒼ちゃんの決断が大変気に入った。

    関さん(わかってるようでわかってない人)の蒼ちゃんに対する、ズレた評価も私にはとても滑稽でよかった。

    蒼ちゃんに目指す場所があって良かった。

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    2024年09月29日
  • 灯

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    一人が好きな蒼。
    周りにすごく恵まれている。
    特に冬子ちゃんがいてくれたことは大きい。
    この先彼女にどんな灯りがともるのだろう。

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    2024年09月26日
  • 灯

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    読み始めはこんなに心を打つお話だとは思わなかった。

    わかりあえない母親や何でも勝手に決めつけたがるクラスメート達とは関わりたくない相内蒼。1人でいる時間が好き。誰かとずっと一緒にいたら息が詰まる。唯一の楽しみは夜の街灯を数えること。

    そんな彼女を少しずつ変えていく小学校の時のクラスメートでもあり、創生高校でもクラスメートとなった坂本冬子。そして創生高校の定時制に通いながら野球部で1勝を目指す米田君。蒼が憧れる「夜間街光調査官」の仕事の話を小学生の時に彼女に話した彼である。

    冬子に誘われ仲良しの女子グループが出来てその上野球部に入部するのは大きな進歩である。そして小学校の時から気になってい

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    2024年09月11日
  • 灯

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    小学4年のとき、同級生に「父親が“夜間街光調査官”として働いている」という話を聞いて以来、すっかりその謎の職業に魅せられてしまった蒼。母子家庭だが母親との関係は薄く、人と一緒にいるのが苦手で孤独を愛する彼女の高校生活を描いた作品だ。
    ちょっとシゾイドパーソナリティ障害を疑う蒼の生きにくさと、街の灯に希望を見出す姿が痛い。米田と冬子という2人の存在が彼女にとてもよい影響を与えていた。ラスト1行で胸が一杯になった。
    乾さんの高校生ものということで身構えてしまったが、いじめやスクールカーストは出てこない。続篇希望。

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    2024年09月06日