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H大に通う中辻恵麻が、学生部の女性職員から無理矢理に紹介された、大型複合商業施設の忘れ物センター──届けられる忘れ物を整理し、引き取りに来る人に対応する──でのアルバイト。引っ込み思案で目立たない、透明なセロファンのような存在の私に、この仕事を紹介したのはどうして? キーホルダーや手袋など、なぜこんな他愛のない物を引き取りに来るの? 忘れ物の品々とその持ち主との出会い、センターのスタッフとの交流の中で、強張っていた心がゆっくりとほどけていく恵麻だが──。六つの忘れ物を巡って描かれる、心に染みる連作集。/【目次】妻の忘れ物/兄の忘れ物/家族の忘れ物/友の忘れ物/彼女の忘れ物/私の忘れ物/エピローグ/解説=若林踏
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Posted by ブクログ
「あなたは行くべきよ。断らないでね」のセリフが懐かしかった。『メグル』の続編なんですね、知らなかった。
さて、ユウキさんに忘れ物センターでのアルバイトを強引に押し付けられた中辻恵麻。かなり引っ込み思案、というか自己肯定感が低い恵麻だが、社員の水樹さん・橋野くんと忘れ物の謎を解くうちに大切なことに気づく。
「妻の忘れ物」「兄の忘れ物」「家族の忘れ物」「友の忘れ物」「彼女の忘れ物」「私の忘れ物」6つの忘れ物と「エピローグ」から成り立っていて、続きが気になって読みやすかったです。
読みながら、そんなに都合良くいくのかモヤモヤしたところもありましたが・・・(水樹さんと橋野くんが遠い親戚だったという設定は必要あったのかな?)
ユウキさんはもちろん、只者ではない忘れ物センターの2人。どうして恵麻を受け入れてくれたのかは謎のままでした。
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