谷崎潤一郎のレビュー一覧

  • 春琴抄

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    愛が重い…
    10トンくらいありそう笑
    ouiさんにご紹介いただいた1冊。

    多分私が手にした文庫本の中でもダントツに薄いんだけども、古文を読んでいるかのような古い文体に最初苦労した。

    佐助の愛が金10トンだとしたら、春琴の愛は鉛10トンみたいな、どっちがいいとかじゃなくて種類の違うめっちゃ重すぎる愛…
    むしろもう怖いよ。
    怖すぎて一周回って面白くなってくる。

    なんだろ、誰か第三者が語っているから本人たちの気持ちが一切分からないっていうのがまたね。
    いやあすごいもの読ませてもらいました。

    長女が今読んでる本(自負と偏見)読み終わったら読んでみようかな。だって笑

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    2026年01月06日
  • 猫と庄造と二人のをんな

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    15年くらい前に読んで、猫を溺愛する男を取り合う女たち……程度の認識になっていたのを再読。覚えていた倍以上は猫猫猫だった。リリーの気持ちが何もわからないからこそ惹かれるのだろうか。だいぶ猫びいきというか、人間は愚かな部分もどうしようもない部分も多めに描かれている。

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    2026年01月06日
  • 春琴抄

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    春琴が最後まで性格悪かったので佐助が可哀想にも思えるが、佐助本人は幸せなのだそう。本人が良いなら良いか。佐助の忠誠心は凄い。ストーリーは面白かった。
    昔の作品あるあるで本編と注釈の行ったり来たりが多少面倒なのと、句読点が少なく若干の読みにくさはあるが、そこまで長編ではないので割とすぐに読めた。
    谷崎潤一郎の他の作品は未読だが、特殊な男女関係や官能、耽美を書くのが得意なようなので『痴人の愛』や『刺青』、『蓼食う虫』、『卍』あたりも読んでみたい。

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    2026年01月05日
  • 痴人の愛

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    個人的な好みには当てはまらないけど、谷崎節がよく効いた本だった…!
    そしてやはり最後の解説と評論に助けられた。

    なんて言うんだろ、物語の起承転結ではなく主人公の視点とか(いわゆるエロティシズム)が興味深かったなーそんなに陶酔に浸るのが良い心地なのかどうかは私には理解できないし性欲に振り回されるの のも分かんないけど、その世界で確かに生きる人がいるということだよねえ、、!
    勉強になる^_^

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    2025年12月30日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    うーん、谷崎先生!
    ごめん、よくわからない!!笑
    でもなんかね、雰囲気は伝わるんですよ。
    退廃的で耽美な雰囲気は

    2025.12.28
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    2025年12月28日
  • 細雪(上)

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    日本の近代小説ってあんまり読んだこと無かったけどこれはすごく読みやすかった。雪子の縁談の行方が気になる。。

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    2025年12月20日
  • 陰翳礼讃

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    陰翳を日本人は好み、西洋人は好まないという話。以下の文は、この本が単なる文句じゃないし、私もこうありたいと思った。
    ー尤も私がこう云うことを書いた趣意は、何等かの方面、たとえば文学芸術等にその損を補う道が残されていはしまいかと思うからである。


    ーわれわれの先祖は、いつしか陰翳のうちに美を発見し、やがては美の目的に添うように陰翳を利用するように至った。

    ー文明の利器を取り入れるのに勿論異論はないけれども、それならそれでなぜもう少しわれわれの習慣や趣味生活を重んじそれに順応するように改良を加えないのであろうか。

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    2025年12月06日
  • 刺青(乙女の本棚)

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    "それはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。"
    という書き出しが抜群に好きです。
    谷崎特有の狂気じみたエロス、フェティシズムが、蝋燭の火のようにゆらゆらと妖しくゆれる。作中にも記されるように、美しきものが強者、醜きものが弱者、まさしく耽美主義を宣言するような作品である。

    ただし本書のレビューとしては純粋に谷崎の刺青についてではなく、夜汽車さんのイラストとのコラボレーションとして論じなければならない。イラストは間違いなく美しい。個人的には、朱色の帯と、和紙の巻物が絡み合うところに、一条の光が射す、そのページが特に美しい

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    2025年12月05日
  • 卍(まんじ)

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    あの谷崎潤一郎が、百合を……!?と食いついてしまい、購読。
    口語体の上に関西風で読みづら〜い!と思いつつ、序盤の園子さんと光子さんの出会いから関係が深まるまでの描写がやはり、百合に惹かれて手に取ったものとしてはたいへんよかったです

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    2025年12月03日
  • 痴人の愛

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    ネタバレ

    情けない男と激ヤバ女の話。
    読んでいて恥ずかしくなってくるくらい主人公が情けない!着物をのせて足袋を手につけて一人でお馬さんごっこしている図、キモすぎてゾッとした
    情けないし気色悪いのに、一周回って面白いから癪だな〜
    ナオミはとんでもなく贅沢我儘破天荒で、それに憧れるなんてことは1ミリもないんだけど、その贅沢我儘破天荒が許される美しさがあるのはいいなぁと思ってしまう

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    2025年11月25日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    谷崎潤一郎作 魔術師
    谷崎潤一郎初めて読みました。
    旧漢字で語句も難しいですが、挿絵によって内容が今風に変わってみえてよかったです。

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    2025年11月23日
  • 痴人の愛

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    三宅香帆氏の「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」にも紹介されていた大正時代に新聞連載されいたサラリーマン (男) 向けのエンタメ小説。川端康成、三島由紀夫より前。古いわりに違和感なくとても読みやすい。当時としては一般向けとして大分飛んでる話だろうが、現在の方が余程ぶっ飛んでいるのでそんな世界もあるだろうと思うレベル。ところどころ読者に語り掛ける文言が出てくるのが今読むと新鮮な感じ。

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    2025年11月23日
  • 痴人の愛

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    譲治の愚かさとナオミの股のゆるさに終始苛立つばかりですが、それが作者の目論見なのでしょう。読んでいて極めて不愉快だが、目を逸せない。愛は不合理であること、男女の仲はバランスゲームであることをまざまざと感じさせられました。

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    2025年11月21日
  • 人魚の嘆き(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    生まれながらに巨万の富、才知、美貌を持ち、それ故に満たされない心を持った貴公子のお話。
    タイトルの人魚は後半にやっと登場します。人魚の描写が印象的で、人のようで違う、迫力のある美しさである事が伝わってきました。難しい言葉遣いの作品でしたが、どういったラストになるのか気になって、一気に読んでしまいました。貴公子の心の渇きは癒えたのか…気になります。

    儚げなイラストとピッタリ合っている、素敵な一冊でした。

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    2025年11月20日
  • 谷崎潤一郎フェティシズム小説集

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    谷崎潤一郎(1886-1965)の、フェティシズムを主題とするアンソロジー。収録作品は以下の通り。

     「刺青」(1910)
     「悪魔」(1912)
     「憎念」(1914)
     「富美子の足」(1919)
     「青い花」(1922)
     「蘿洞先生」(1925)

    「刺青」「富美子の足」「青い花」は、いずれも再読だが、やはり面白い。特に「青い花」では、女性の身体とそれを包む女性の衣装に対して男が抱いているフェティシズムが見事に言語化されていて、圧巻である。

    解題にドゥルーズ『マゾッホとサド』から次の言葉が引かれている。「否認と宙吊りの過程と定義されるフェティシスムは、本質的にマゾヒスムに属している

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    2025年11月09日
  • 痴人の愛

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    話題になってたから読んでみた

    結局、惚れた方が負けってことなのかな..
    最後の方は飽きてきて飛ばし読み

    何十年も前の話とはいえ28歳と15歳の恋愛は少し気持ち悪かった
    お風呂に入れてあげるシーンとか出てくる
    そこまで生々しくはないけど、どうしても、、

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    2025年11月01日
  • 刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄

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    一言で言うなれば魅力
    読みながらロリータの映画を思い出したので
    最後はそうなるのかと思ったけど
    全然そんなこと無かった

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    2025年10月27日
  • 悪魔 乙女の本棚作品集

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    イラストレーターのしきみさんが乙女の本棚シリーズで描いた作品を集めた画集。
    全部で6作品収録だが全文収録は芥川龍之介の「悪魔」のみ、他は抜粋して収録している。
    悪魔は初めて読んだが短い文章になんとも言えない感情を詰め込んだ作品。イラストの宣教師と悪魔との対比が良かった!

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    2025年10月08日
  • 春琴抄

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    「文豪の憂鬱な癖」を読んでから、昔の有名な方たちの本を読みたい熱が。
    まずは谷崎潤一郎から。
    そんな感じはしてましたが…まぁなんとハードルの高い本だこと。
    たった80ページほどの薄さなのに、なかなかの日数を要しました(ㆀ˘・з・˘)
    調べつつ読んだから尚時間がかかったのかもしれませんが…

    まだ私は未熟なんだと思い知らされました(_ _).。o○

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    2025年10月01日
  • 春琴抄

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    佐助の狂気的な愛情が客観的に描かれていた

    句読点は意識的に省かれているのだと思うが、読みにくく感じた。もっと言葉と背景知識を身に付けるとリズム良く読めるのかなぁ、

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    2025年09月30日