森博嗣のレビュー一覧

  • 集中力はいらない

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    「確かに」と思うところはあったが、自分の仕事には活かせるかはわからないと思った。なぜなら、私の仕事は創造する仕事ではないから。作家や芸術家、デザイナーなどの職業には活かせそう。ただし、集中が分散している時の方が気づきが多いことは理解できる。そのため、集中と分散を上手く使い分けると、自分の仕事や生活にも活かせるかもしれない。本書を読み新しい発見や気づきを得られた。

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    2023年05月07日
  • 夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show

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    Vシリーズ4作目。順番に読んでますが、イマイチピンと来なかったかなぁ。
    犯人は別に良いとして、夢の話とか。

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    2023年05月06日
  • 追懐のコヨーテ The cream of the notes 10

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    ネタバレ

    2 「不要不急」を見分ける唯一の方法について。
    p25
    自由主義、民主主義、資本主義というのは、いうなれば、「金にものをいわせる」社会にほかならない。


    年一の緩いコンセプチュアルなエッセイ10冊目。ほとんどリアルタイムで読むことのないエッセイと小説ですが、遅れながらでも昨年今年と順調に出版数を減らしているのがわかるので、終わりも近そうです。最後はGシリーズ? 欲を言うと中央公論社あたりとまた組んで長編のシリーズが読みたいという願望がむくむく。執筆時期の都合で時事関連は少しだけタイムリーなものも含んでいていつもより範囲は広めな俯瞰的な意見があるかも。

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    2023年05月06日
  • λに歯がない λ HAS NO TEETH

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    ネタバレ

    G5
    宝石強奪事件の犯人たちの逃走に巻き込まれて事故死した女性の復讐(?)に犯人たちを殺害した研究所の所長は結局行方不明のまま
    歯がないっていうのも物理的な動機があって(亡くなった女性は事故の際に歯が折れてしまっていた…)
    密室のトリックとかは解明されるけど、λの謎や、λは一連のギリシャ文字の事件たちの関連なのか…
    免震構造を利用した密室。海月くんの話でぼんやりと理解。犀川先生はいつの間に警察と…沓掛とも個人的に繋がってるし、まあ言う必要はないし、どうしてずっと一緒にいるのか甚だ疑問。

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    2023年05月04日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    ネタバレ

    分からないけど分かってしまう。そんな感覚。

    なんでこんな複雑な人間を描けるのか。

    チェスのシーンは、杜萌が子供から大人へと変化してしまったこと示す印象的なシーンだった。
    しかし、好きな人を手に入れたいと言う動機は、少女の時に抱いていた夢や純粋への憧れが感じられ、大人になることへの抗いが起こしてしまった事件なのだろうと思う。

    変化しつつも純粋さを持つ萌が眩しく見える。

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    2023年05月01日
  • εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε

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    ネタバレ

    G4

    バスジャック
    あまり交錯が無かったからか、イライラせずに済んだし、トリックらしいトリック。

    乗り込んだ高速バスがジャックされる
    εに誓って という団体?が死のうとしている
    犀川先生はどこで気がついたのか?
    海月くんはどこからわかっていたのか?

    女性が出てこないシリーズってないのかしら?

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    2023年04月24日
  • φは壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE

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    ネタバレ

    自分が掴んだ真実は自分が都合の良いように解釈したものである、ってことに納得できないと、この話をおもしろいと感じるのは難しいと思う。10人に9人は「おもしろくなかった」って言いそうだけど、1人は「大好き」って言いそう。
    自分としては、犯人が動機をべらべら喋るような小説よりはずっと好きかな。

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    2023年04月21日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

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    原作の萩尾望都先生の漫画が大好きで、森先生が萩尾先生のことがすごく好きだと聞いてとても嬉しかった。好きな人が好きな人を好きなんて!
    そしてこの小説化を知って、表紙を見て、とてもうれしかったことも思い出しました。
    眺めて楽しんでいるうちに、読まないまま今に至り、やっと読むことに。

    まさかの日本が舞台!
    はっきりとは書かれてない(はず?)けれど、たしかそんなことを雑誌で見たなと思い出す。
    けれど読んでいるうちにすぐに背景や人物は萩尾先生の原作の絵に近づいていってしまう。
    そのたびに「ちがう、ちがう」となんとか離れようとがんばりましたが、読み終えた今、どっちでもよかったように思います。
    章のはじま

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    2023年04月17日
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

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    前作と合わせた感想。
    面白かった。
    この同時進行した2つの事件を2冊に分けて描くという手法が、史上初だったのか既にあるものだったのか知らないけれど、楽しめた。
    でも、今作を独立した作品としてみると弱いかな?
    スピンオフみたい、、、。

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    2023年04月16日
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?

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    やっぱり森先生の作品は面白い!と思わせてくれる本。
    本当にこんな未来が実現しそうだなと思えるような世界での話。

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    2023年04月14日
  • 森遊びの日々

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    ネタバレ

    ブログで読んでたので覚えている内容がそこそこ。
    厳密には思い出したかな。

    色んなところで書いてる話も多いし、目新しい発見はなかったように思う。

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    2023年04月13日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    ネタバレ

    S&Mからの流れで「どうせまたトリックも動機も無いんでしょう。」と思いつつ読んだ。まあ、そんな感じだった。もはや、そういう方が好きなんだけど。

    こんなどんでん返しがあって次の刊からどうなるんだろう、って思ったけど、何事もなかったかのように始まるんだろうな。

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    2023年04月12日
  • キラレ×キラレ CUTTHROAT

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    ラストにはやはりサプライズというかお約束ご待っていて、読み終わってニヤリとした。森博嗣作品を読んでいる方なら分かるはず。

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    2023年04月06日
  • 迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS

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    女王は繋がりあって、遡るとどこにたどり着くのしょうか。四季じゃないかな、だったらいいな、と思っています。
    殺人に動機がないのは森ミステリィの王道ですが、今作では合理性がありました。よくこんなこと思いつくなと関心しきりでした。

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    2023年04月03日
  • τになるまで待って PLEASE STAY UNTIL τ

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    ネタバレ

    G3
    なんでも、見たからと言ってそれが真相への近道とは限らない。
    異界へ「連れて行かれた」ことより、「じっと残っていたこと」が大事だったのかも。
    海月くんは、犀川先生は一体何者?

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    2023年03月30日
  • 諦めの価値

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    諦めるとは何かをやり尽くした結果でありただ思い描いていただけのものは含まれない。世の中の大半は行動を共わない憧れを諦めと誤認している様だ。
    諦めるほど何かに取り組んだ人は諦めても何か残るものがあるだろうし形を変えて挑戦し続けるだろう。諦めるを気軽に使っていた自分が恥ずかしく思えた。
    その他に他人への期待しない諦めという考え方も面白い、自由に生きられるエッセンスが詰まった本である。

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    2023年03月30日
  • 道なき未知 Uncharted Unknown

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    230319.11
    大多数の人がしたくても出来ないことをさも当たり前の様にやっている森先生...。
    嫌味かな?笑
    と思ってしまうけど、そんなことはないんだろうな。
    「どんな成功も毎日コツコツと進む一歩によってしか近づけない」
    私のような怠けものからしたらそれができる人は天才。
    やり始めたら手を動かすだけって分かっているんだけどね。

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    2023年03月19日
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life

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    おそらく、これまでの森さんの行動様式や小説やエッセイを書くときの姿勢と現在の姿勢は異なっているのだろうと勝手に想像してしまった。(自分勝手な想像です)

    私が森さんの「F」を読んだ時の驚きと感動と新鮮さを感じた時のことは忘れる事ができない。

    森さんのエッセイも読んでいるが、最近のものが多い。この本でも書かれているのだが、題名だけを考え抜いていきなり本編を書き出すという。作品のストーリーやプロットは一切考えないという。

    しかし、常人の私からすると全体のプロットを考えないとFは書けないのではないだろうか?と考えてしまう。この作品でも書かれているいる通りの書き方でFを書いたとすると、やはり天才な

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    2023年03月16日
  • 暗闇・キッス・それだけで Only the Darkness or Her Kiss

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    『ゾラ・一撃・さようなら』の続編。
    森博嗣的ハードボイルド(ハーフボイルドくらい)で、軽妙な会話を楽しむにはうってつけの小説。
    少し落ち着いた夜にコーヒーでも飲みながら読み耽りたい。

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    2023年03月11日
  • 諦めの価値

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    やっぱり森博嗣さんって、個性が飛び抜けてて、おもしろい人だな。でも、当たり前だと思ってたことにいつも疑問を投げかけてくれる。いつのまにか周囲に合わせてきた自分に気づく。で、自分は自分で良いのだと思わせてくれる。

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    2023年03月09日