池井戸潤のレビュー一覧

  • 民王 シベリアの陰謀

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    図書室。ホラーの間の骨休めに。
    池井戸潤は読んだことなかったけれど、テンポよく読めた。コロナ禍に似た話。

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    2024年08月23日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    前作のようなミステリー感はなし。企業の陰謀が渦巻くウイルス騒動を解決する上で、政治と絡め展開するストーリーはどきどきハラハラ感はあったが、前作のほどのインパクトは…

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    2024年08月12日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    新型コロナウイルスを連想しながら読める。あのときの異常な、神経質な、不寛容な、異様な状態がそのものがまさか○○○○の仕業だとは考えてもみないことだったので、新しい視点でした。317ページはぐっときました。

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    2024年07月01日
  • 最終退行

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    蓮沼副支店長は、銀行の慣習にならい
    業務を忠実にこなしてきたが、
    部下に対する銀行ならではの成功は上司、失敗は部下みたいな政治事情により虐げられていた。
    担当していた会社社長の自死により
    人としての気持ちが大きくなり銀行を変えて行く物語であった。
    池井戸潤作品では古い方で、
    これから今のようなエンターテイメント作品が
    生まれるのかと思う作品でした。

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    2024年06月22日
  • 架空通貨

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    前半でタイトル回収の話が出てきたところが1番引き込まれた
    読み終えた後のスカッと感などはない
    メイン登場人物のその後が気になる(っ ॑꒳ ॑c)

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    2024年06月16日
  • 果つる底なき

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    類似業界の4年目社員として、
    20数年で大分デジタル化したんだなと思った笑
    下町ロケットみたいな読みやすさとワクワク感は無いけど、物語に知らず知らずに引き込まれてく感じ、良い。
    黒猫のサキが印象的かつ効果的だと思った。

    池井戸潤作品他も読みまくろーっと。

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    2024年06月02日
  • 花咲舞が黙ってない

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    2024.05.24 ★3.8

    事務部臨店グループの相馬と花咲コンビシリーズ。

    銀行内部の悪事を暴いていく勧善懲悪の短編集、かと思いきや、善悪だけでは計れない東京第一銀行の「組織」としての思惑もあり、一刀両断に出来ないこともある。
    読者としてはやきもきさせられるが、花咲の完全なる「善」に救われもする。

    昇仙峡調査役といい産業中央銀行との合併といい、続刊にも期待している。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を

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    2024年05月24日
  • 株価暴落

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    ミステリーと銀行政治のいい感じのバランスだった。でてくる人が全員、半沢直樹の遺伝子をもっているという事と、登場人物がちょっと、覚えきれなかったのが悔しい。

    あらすじは、大手百貨店の一風堂に爆破予告が行われ、あまつさえそれが、実行されてしまう。メインバンクである白水銀行は、すでに多額の融資を一風堂に行っていたが、この事件で売上、株価ともに激減。これでは、回収もままならぬと融資部の板東は追加融資に難色を示す。しかし、融資を断る事で倒産してしまっては社会影響はおろか、今まで融資した大金が貸し倒れとなってしまう。行内は融資か、見送りかと紛糾が続き、外部では、一風堂の爆破犯人の捜査が続いていく。権謀術

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    2024年05月22日
  • 新装版 銀行総務特命

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    メガバンクが舞台の半沢直樹シリーズの原型とも思える短編集。初出が2002年であるにもかかわらず、テーマが古びていないのはさすがと思った。
    ただ、短編集だから当然なのだが、事件発生から解決までがあっという間で少々物足りなかった。
    池井戸先生の作品は長編の方が面白い気がする。

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    2024年05月22日
  • かばん屋の相続

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    都市銀行や信金などさまざまな銀行員を題材にした短編集。銀行のことはよくわからないけれど、幸せそうじゃないなぁと思えてしまいます。就職先としては人気だったはずなんだけどねぇ。

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    2024年05月18日
  • かばん屋の相続

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    銀行を中心とした短編集でどれも読みやすかった。銀行の内情はわからないからこれがリアルなんだろうな、という印象。自分に誇れる仕事の仕方をしたいなあと感じた

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    2024年04月28日
  • 果つる底なき

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    著者のデビュー作とは知らずに手に取りました。テンポよく、先が気になる展開で、ついつい手に取り、あっという間に読んでしまいました。
    読み終えたあとのスッキリ感は、、、他の作品に比べて少ない…かな?

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    2024年04月25日
  • 銀行狐

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    銀行とミステリーをかけた短編もの。果つる底なきと似ている。一つ一つの短編に銀行と関連するミステリーがある。事件を最後の最後まで紐解いたものから、この後はどのようになったのか読者に考えさせるものまで様々な展開がある。ただ、展開がかなり専門的なこともあって自分にはちょっと難しかった。
    ほかの小説で出ている人がサラッと出てくるところも良かった。

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    2024年04月04日
  • 果つる底なき

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    半沢直樹のような痛快でサラッと読める作品と予想していましたが、まさかの銀行を舞台にした読み応えのあるミステリー小説でした。
    長めの小説だと途中でだいたいダレることがありますが、展開が早くサクサク読めました。
    銀行の専門用語や登場人物の利害関係がちょっと難しかったかな。。。

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    2024年04月03日
  • かばん屋の相続

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    銀行員を軸に、人情の世界を描く。
    銀行には銀行の理屈があり、中小企業の側にも事情や背負っているものがある。
    win-winの関係でいられれば良いけれど、そうもいかない時もあるだろう。
    どちらも人間。会社を離れたところに、個々の想いもある。
    人生とは難しいものだ。

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    2024年04月01日
  • 俺たちの箱根駅伝 上 最速無料試し読み版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最速ですわ

    池井戸先生の本、来月発売のものを試し読み。
    正月に、特にスポーツに興味がなくても何となく結果を知りたくなる箱根駅伝。
    なんなら、コロナが収束していない中で開催された平和の祭典とやらよりも純粋に応援出来る。
    そんな箱根駅伝の、聞いたような大学も出てくるが、メインの大学は……

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    2024年03月23日
  • 「半沢直樹」で経済がわかる!

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    経済用語を小説、半沢直樹のシーンと合わせながらの解説。ただの用語集よりわかりやすくイメージしやすかった。イトマン事件とか名前だけ知ってたが、内容を理解できてよかった

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    2024年03月09日
  • 新装版 銀行総務特命

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    エンターテインメント小説として、面白かった。
    短編なので読みやすいし。
    最後にすべての物語を繋げる線が見えてくる…、みたいな展開はさすがに期待しすぎだった。普通に読み切り小説です。

    人間の心の闇というか、楽できるなら楽したいし、ミスは隠蔽したい。それが、大きなお金が動く銀行という場所では、大きな事件にも発展する。
    世の中が、指宿のような人間ばかりだったなら、どうだっただろうか。それはそれで、窮屈さを生むのだろうか。

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    2024年02月29日
  • 果つる底なき

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    時間かけてゆっくり読んでいたら登場人物がわからなくなってこの人誰だっけ?ってなってしまった。
    ちゃんと集中して読んだら多分面白かった。
    でも半澤シリーズが好きです!!

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    2024年02月09日
  • 新装版 BT’63(下)

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    ネタバレ

    もう少し幸せであって欲しかったと登場人物達へ願う切なさが心に残ります。

    決して幸せな人生を送れる人達ばかりではない、苦労の上に苦労を重ねて報われない不幸の連続に読んでいて心が重くなりつつも、最後に少しの穏やかさを与えてくれたので後味は悪くありませんでしたが、それでも登場人物の人生の幕を下ろす際の心情を思うと切ないですね。

    主人公は息子というより過去で懸命に生き抜いた父の方でした。
    強くて愛情深い人。
    切ない。

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    2024年01月29日