池井戸潤のレビュー一覧

  • 新装版 銀行総務特命

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    8編からなる短編集
    半沢直樹シリーズとも関連があり、池井戸潤ファンを楽しませてくれます。

    正直なところ、途中から物凄く惹きつけられ読む手を休めるところを知りませんでした。
    半沢直樹シリーズがあるなら指宿修平&唐木怜シリーズがあってもいいんじゃないかな...

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    2024年01月13日
  • シャイロックの子供たち

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    読み終わった時には「おお〜、そうきた!」と驚きと満足感があったのですが、読み終わってしばらくたった現在、あらすじが思い出せません…

    設定やストーリーなど詳細を覚えてないのは私の記憶力がポンコツなだけでして、銀行を舞台に別々の人物の目線で語られる、出世や銀行内のごたごたをからめたショートストーリーが何篇か…読んでる間は本当に「おお…」と思いながら読んでいて、すごい、面白い、と一気に読んだんです。別々の話なのかと思いきや、それらが最後にひとつの解決できれいにまとまる!という手腕はとても鮮やかで、声が出ましたもん。
    なのになんでこんなに印象が薄いんだ?

    これではまるで、読んでない人の感想なので、

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    2025年02月28日
  • 株価暴落

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    ネタバレ

    ●久しぶりに読んだ、池井戸潤。
    ●なんだろね、手堅くまとまってはいるけれど、刑事物は余計だったかもね。分量が多い。もっと銀行系統の描写を充実させた方が面白かったかもしれないなあ。
    ●最後の信用取引ネタはなるほどなと。もっとあえてテクニカルな話を入れた方が何も知らない読者はすげえってなるし、もっと踏み込んでもいいと思う。
    ●やっぱり話の解像度が銀行系統の方が断然鮮明だから、その分、刑事系統が貧弱に見えてしまうときがあるね。難しい…

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    2023年12月24日
  • 民王

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    ネタバレ

    池井戸潤作品は読んだことがなかったので、初めて読んだ作品となる。ドラマのように主人公が勢い良く問題を解決していく痛快な展開で分かりやすく面白いもの

    総理大臣になった武藤がなぜかある日、就職活動中の遊んでばかりだった留年大学生の息子と入れ替わる。仕方なくお互いの生活を演じながら、入れ替わった原因や息子が目指すものを感じていく。一方で息子の翔も自らの視点から政治を考え発信していくようになる。

    あえてのご都合主義、あえての定番展開、予定調和を組み合わせながら物語を痛快に収束させていく作品だった

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    2023年12月22日
  • 株価暴落

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    池井戸潤の作品は自分にとって心を燃やす作品で、この本もまんまと燃やされた!

    企業テロと銀行とその企業の関係が面白かった!

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    2023年12月17日
  • 新装版 BT’63(上)

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    前半はファンタジー小説、後半は犯罪小説といった印象。それでもやっぱり銀行を絡めるあたりは池井戸さんですね。

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    2023年12月10日
  • 新装版 BT’63(上)

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    呪われたトラックBT21
    それに関係したもの達が起こす事件
    現代では、古い制服を着た途端過去の記憶にタイムスリップ。父の過去を探り過去の出来事を解明していくお話

    上巻では分からんこと多かったから下巻に期待
    BT21をとりまく話なのに何故BT63なんでしょ?

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    2023年12月04日
  • 仇敵

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    初期池井戸作品。得意とする銀行ものを描く。メガバンクの不祥事を暴き損ねた主人公、恋窪がかつての怨敵に再び挑む、というのが本筋で「半沢直樹」をもっと硬派にした印象を受ける。経理の勉強をしていると固有名詞とかが分かって読んでいて面白かった。連作の短編ものとなっているのでさっくりしているのも特徴でテーマほど難しくないのも良い。恋窪を筆頭に見どころのあるキャラが多いが一番響いたのは、一瞬しか出てこなかったある会社の常務。志半ばで死んでいった部下を想い放つセリフが良かった。実に良かった。

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    2023年11月10日
  • 仇敵

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    池井戸潤さんお得意の金融系連作ミステリかつリベンジ系
    ミステリと言うよりはどちらかと言うとエンタメに近いかも

    自分が読んできた池井戸さん作品の中では専門知識が要される作品の感じでちんぷんかんぷんなところもあったがそれでも面白かった

    松木、河野の人物像も良かったなぁ

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    2023年10月26日
  • 新装版 BT’63(上)

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    過去の記憶が蘇ったり、何かしらの教示を得ることは、誰しもがある。それを行動に移す人間がどれだけいるのか。

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    2023年10月23日
  • 新装版 BT’63(上)

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    亡くなった父親の過去を体験するというか、感じて見ることが出来る主人公。ファンタジーですかね。なんとなく入り込めずに読み終わったかんじ。下巻を読むかどうか考え中。

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    2023年10月12日
  • 新装版 BT’63(上)

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    まだ上巻だけなので分からないことが多いけど、今のところすごく引き込まれる感覚はないかな。

    車とか機械とか好きだともっとワクワクするのかな。個人的には池井戸潤さんの作品はそういうピンポイントの知識が突き刺さるかどうかっていう感じがする。

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    2023年10月03日
  • 架空通貨

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    池井戸潤先生の本を初めて読みました。会社の経営やお金について沢山勉強になることが詰まった本でした。
    ただ、私には少し難しい内容だったため最後まで読むのに苦労しました。

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    2023年08月21日
  • 新装版 銀行総務特命

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    話の顛末を読者に委ねるような終わり方が自分にはあまり合わないのかもしれない。自分の想像力の無さが影響しているのかもしれない。
    章ごとに別の独立した事件が描かれていて、それぞれの背後に一本通ったものが見えればもう少し自分の心の中に話が止まるかもしれない。

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    2023年08月14日
  • 花咲舞が黙ってない

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    ネタバレ

    合併を前に様々な問題が起きる、東京第一銀行。その中で信念を貫く舞が頼もしくもあり不憫でもある。
    舞の熱さが上役には邪魔になることが多く、展開は非常に分かりやすい。
    最後に舞の思いを汲んでくれる玲子と半沢。池井戸作品らしくスカッとした終結であった。

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    2023年08月05日
  • 新装版 BT’63(下)

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    ネタバレ

    こんな作品も書かれるんだ…、と言うのが率直な感想。
    昭和30年代~40年代の日本がどんな風な時代だったのかわからないし、想像する戦後の日本の無秩序な時代はこんなに物騒な感じだったのか…!?という驚きもあり…。
    ラストはちょっと肩透かしというか、物足りなかった感あります。

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    2023年08月03日
  • 新装版 不祥事

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    ネタバレ

    ベースが今から約20年前に発売されたものなので現代とは異なり様々なハラスメントが飛び交う中で舞のまっすぐな信念が様々な問題を解決に導く。
    問題を起こす当事者が全て悪者ではなく、銀行といった大きな組織の中で様々な事に巻き込まれた故に犯してしまったトラブルもあり銀行員の悲哀も上手く表現されていると感じた。

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    2023年07月30日
  • 民王

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    これまで読んできた池井戸作品と比べて、ずいぶん路線が違った。軽妙な展開でサクサクと読めたのは良かったが、自分はいつものスリリングな展開の方が好きかな。

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    2023年07月30日
  • 民王

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    基本入れ替わりものは好みではなく、以前少し読んだ時にも現実感がないことに嫌気がさしてしまい途中離脱していた。
    改めて読んでみたら食わず嫌いであった事を実感する。

    総理大臣:武藤泰山と息子の翔が入れ替わったのにもしっかり黒幕がいて、その背景にもしっかりとある社会問題が書かれていた。
    池井戸作品らしからぬややコメディタッチな感じもそれ程嫌みがなく、主人公達に素直に肩入れできる。
    ドラマ版は原作とは登場人物の性格設定が異なるようだがこれはこれで楽しめる。
    こんな熱い総理大臣がいたら良いですね

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    2023年07月26日
  • ロスジェネの逆襲

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    銀行員として読むべきだと思い、5.6年越しに読破。
    展開が初心者にも分かりやすく、丁寧に描写されていた。
    終始銀行員の汚い部分を浮き彫りにしているので、これを就活前に読んでいたら自分にどう影響していたかも気になる。
    加えて銀行とは、付き合いの長さか金利の安さ程度の武器しか持てないため、立場としては弱い業界だと再認識した。
    (現状、詐欺師まがいなことまでは見たことない)

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    2023年07月09日