シャイロックの子供たち

シャイロックの子供たち

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

「半沢直樹」シリーズのドラマ化で大ブレイクした著者が、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と語る本作。とある銀行の支店で起きた現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪!? “叩き上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇。

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  • 映画化

    「シャイロックの子供たち」

    2023年2月17日公開
    出演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太

  • ドラマ化

    「シャイロックの子供たち」

    2022年10月9日~ WOWOWプライムほか
    出演:井ノ原快彦、西野七瀬、加藤シゲアキ

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シャイロックの子供たち のユーザーレビュー

人気ドラマ「半沢直樹」原作小説『オレたちバブル入行組』の池井戸 潤が描く、銀行を舞台にした作品。どんどん続きが気になって一気に読み終えてしまいました。
とあるメガバンクの一支店に勤務する10人の銀行員をそれぞれ主人公とした短編集かと思いきや、全然そんな甘いものではございません。
上層部の勝手で非現実的な目標設定、低価値な商品の販売ノルマ、競合他社のなりふり構わない営業、足元をみて天秤にかけるクライアント等々。銀行員でなくともサラリーマンなら嫌というほど共感できる日常が舞台となっており、ウラではとんでも無いミステリーが進行していきます。
元バンカーである著者により、銀行内部の葛藤がリアルに描かれていて、まるでノンフィクションを読んでいるかのようです!

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感情タグBEST3

    pep

    購入済み

    半沢直樹より良い

    半沢が流行っているけど、こっちの方が好きかな。最後ゾクっとモヤっとできました。
    途中で終われず一日で読めるので、急に予定が無くなった日におススメ。

    8
    2013年11月06日

    Posted by ブクログ

    あっという間に引き込まれた。
    いつもは読むペースが少しずつ上がっていくのに、いきなり止まらなくなった。
    積読しててごめんなさい、と思えた一冊。

    0
    2026年08月15日

    購入済み

    短編かと思っていたら、一話一話に関係があり、想像以上に緊迫感あるミステリーの流れでびっくりしました。
    ともかくおもしろく、切なく、つらく、途中から止まらなくなって、ひたすら読み。
    最後の謎もすごかった。
    働くしんどさ、尊さも共感できます。小説ではあるけれど、著者の体験、感性が生きている名作。

    #泣ける #切ない #深い

    0
    2022年09月30日

    Posted by ブクログ

    様々な登場人物の、それぞれの立場や出来事が描かれ、ぐんぐん読み進める。最後は「え?これで終わり?」という唐突感。人間誰もに良心があるわけではなく、あったとしても常に良心的にふるまえるわけではないのだなと、もやもやした気持ちになる。人や社会が成長し、人間性やモラルが育っていけば、「こんな時代もあったんだね」と、人も社会も変わっていくのだろうか。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    釣り合っていた癒着のシーソーはゆっくりと傾き、バランスが崩れる。
    「甘え」が招くのが癒着なら、癒着が招くのは何か…

    その答えは、池井戸潤さんが銀行という組織を舞台にして描き出されています。

    本作は初期の頃の作品だからでしょうか、『半沢直樹』シリーズほどドロドロしておらず、淡々とした筆致でとても読みやすかったです。

    この本は、私にとって単にエンターテインメントとして好んで手に取ったというより、集団の中において「人の多面性」や「隠された真実」を読み解くヒントを探るための読書でした。

    0
    2026年10月06日

    Posted by ブクログ

    短編集でありながら各章が少しづつ絡み合う。

    各章人間模様が凄まじい。働くものとしては身にしみる。

    家族物でもありミステリーものでもある。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    銀行のこういうところが嫌で辞めたなぁが凝縮されていて、前半は読んでいて心臓がキュッとなりました。結末はスカッとしたスッキリ感はないのかもしれませんが、こういう含みのある終わり方も考察できて好きです。すごく読みやすかった!

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    東京第一銀行長原支店で働く銀行員の面々が、悩み、悲しみ、怒り、病みながらも、業績達成ひいては出世のために繰り広げる、苦しいドラマです。端から観ると、なんでーと思うような事を銀行の人はやっちゃうんですかねー
    確かにカツカレーは泣ける。

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    短編集かと思って読み始めたら、10の章それぞれに主人公を配して、東京第一銀行長原支店を舞台に各々の視点から一つの大きな事件が展開するミステリー小説だった。

    続きが気になる面白さに引き込まれたが、通勤途中に読む本ではなかった。特に第1章から「一体いつの時代の話だ?」と思えるほど乱暴な話で「会社の嫌な面」がこれでもかと描かれ、会社に行く気分が重くなる。

    ミステリーと同時に家族というテーマが深く関わる。ほぼ全部の主人公のエピソードに家族が登場し、癒しにもプレッシャーにもなる。善人も悪人も、家族の存在が行動に大きく影響する。そしてこれまた、いつの時代かと思うような価値観の登場人物も多い。

    話が進むほどミステリーの要素が強まり、ラストは余韻が残る。表現に気になる点は多々ありながらもたっぷり楽しめた。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    ⚫︎よくある銀行オムニバスかと思いきや、最後に上手く収斂していくのが気持ち良い。
    ⚫︎テラーの恋愛絡みの横領ネタは手垢がついている気もするけれど、今回は一味違いましたね。
    ⚫︎映画を先に観ていたから、あ〜原作は結構違う部分もあるんだなあと。
    ⚫︎神社の一緒に頭を下げるシーン、見ていて堪らなかったなあ…人が壊れた瞬間でしたよね

    0
    2026年06月08日

シャイロックの子供たち の詳細情報

  • 映画化

    「シャイロックの子供たち」

    2023年2月17日公開
    出演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太

  • ドラマ化

    「シャイロックの子供たち」

    2022年10月9日~ WOWOWプライムほか
    出演:井ノ原快彦、西野七瀬、加藤シゲアキ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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