池井戸潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな同年代の作家:池井戸潤さんの新刊。週刊ダイヤモンドに連載されていたらしい。
へぇ…今度は銀行関係の小説じゃなく、アパレル産業のことでも書くのかと思いきや、企業買収(M&A)をテーマに元銀行員が活躍する小説でした。ちなみにM&Aや資金調達などの特定の財務アドバイザリー業務に特化した小規模の独立系小規模投資銀行のことを、『ブティック型投資銀行』と言うらしい。
いやいや面白かった。『半沢直樹シリーズ』が好きな人には、絶対ハマる。(池井戸小説にはお決まりの東京中央銀行が登場するし)
銀行の理不尽な論理で退職に追い込まれた主人公(雨宮秋都)がM&Aの会社に中途入社し鍛 -
Posted by ブクログ
『俺たちの箱根駅伝』上巻の続き。1月2日、いよいよ大手町スタートラインから箱根駅伝本戦が始まる…!! 選手たちはもちろんのこと、番組放送に携わる大日テレビ関係者たちの緊張感もピークに達しており、私も冒頭からドキドキが止まらなかった。
全編を通じてひしひしと伝わってきたのは、ドラマは勝者にも敗者にも、それを伝える番組制作スタッフにもあるという事だった。
そこには眩しく光り輝く戦いがあり、順位や記録だけではない、それぞれの誇りをかけた『俺たちの箱根駅伝』がある。
フィクションであるはずなのに、すさまじい臨場感。順位が著しく変動し、最後の最後までどこのチームが優勝してもおかしくない…。まるで本物の箱 -
Posted by ブクログ
池井戸潤さんの作品は以前『半沢直樹』のドラマにハマった事がある程度で、彼の小説を読むのはこれが初めて。勧善懲悪なお仕事モノが多い印象だったけど、この作品は『箱根駅伝』に関わる学生たちと、その番組を放送するテレビマン達のヒューマンドラマで、なんだかハマれる気がして読んでみた。
結果、見事にどハマりした!!
派閥とか裏切りとかパワハラとか黒幕とか土下座…はもちろん無くて(笑)、ただひたすら胸に熱いものが込み上げ、涙が溢れてくる青春の物語だった。
上巻は10月の予選会〜12月最終合宿での区間走者発表(往路・復路)まで。いよいよ本戦が目前に迫ってきた…。次の展開への期待が最高潮に達したところで下巻へと -
Posted by ブクログ
下町ロケット
著:池井戸 潤
町工場である佃製作所を継いだのは、ロケットの最先端研究者の道をあきらめた主人公である佃航平。国産ロケットの肝部分の技術を持つ佃製作所。大手メーカーを含め特許侵害での訴訟や多くのトラブルに見舞われる同社。
佃航平と仲間の熱い志により、理不尽な権力に立ち向かっていく人間ドラマ。佃製作所の運命やいかに・・・。国産ロケットの行く末は・・・。
再読
特許絡みの小説を読みたくなり、本書を再度手に取った。
読むタイミングや置かれたタイミングにより、物語はひとつではあるものの感じ方は大きく変わる。
前回と違った感情を得ると共に、受け方も大きく変わる。変わっていないことは -
Posted by ブクログ
読み終わったあと思わず「面白かったぁ~」という言葉が出てくるほどだった。
池井戸潤先生の作品には必ず銀行が出てくるが、他の作品では銀行という立場があまり良くないように出てきたりするが、半沢直樹シリーズは銀行がホームのように描かれているので、感情移入しやすい。
今回の話は会社対銀行の話だが、素人から見ても「何言ってんの?」というようなことを簡単に言われるが、それを正論でぶった斬る様が最高だった。
特にボイスレコーダーのところは何度も戻って読んでしまった。
フィクションなのは分かっているが、限りなくこういうことはあると思うので、世論やらマスコミやらの一方的な意見ではなく、多角的な視野で物事を見