池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池井戸氏お得意の、王道の企業モノや銀行を舞台にした逆転劇とは一味違う本作。
主人公たちは、天下の強豪校のエースたちだけではない。予選会で敗れ、本戦への切符を逃した大学の中から選ばれた、いわば「寄せ集め」の関東学生連合チーム、そしてあの巨大な生中継の裏で命を削るテレビ局のスタッフたちである。
「勝者」の陰で夢破れた者たち、そして記録にも残らないかもしれない過酷な舞台に挑む若者たちのドラマが、これでもかとばかりに胸を打つ!母校の襷ではなく「オープン参加」として箱根路を走る学生連合の選手たちの「俺たちは何のために走るのか?」という葛藤を抱えながら、バラバラだった個性が、不器用ながらも一つのチームへ -
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池井戸氏お得意の、王道の企業モノや銀行を舞台にした逆転劇とは一味違う本作。
主人公たちは、天下の強豪校のエースたちだけではない。予選会で敗れ、本戦への切符を逃した大学の中から選ばれた、いわば「寄せ集め」の関東学生連合チーム、そしてあの巨大な生中継の裏で命を削るテレビ局のスタッフたちである。
「勝者」の陰で夢破れた者たち、そして記録にも残らないかもしれない過酷な舞台に挑む若者たちのドラマが、これでもかとばかりに胸を打つ!母校の襷ではなく「オープン参加」として箱根路を走る学生連合の選手たちの「俺たちは何のために走るのか?」という葛藤を抱えながら、バラバラだった個性が、不器用ながらも一つのチームへ -
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弱きを助け、悪をくじく。池井戸潤の痛快さは、やっぱり裏切らない。
入行3年目のエリート銀行員・雨宮秋都が、ある案件をきっかけに理不尽な戦力外通告を受ける。退職を決意した秋都が飛び込んだのはM&A業界。中小企業と大企業の間で繰り広げられる駆け引きの中、新たな希望を見つけていく物語です。
さすがの池井戸作品でした。今、世間でもよく耳にする企業M&A業界の内情が、リアリティを持ちながらもエンタメ作品としてしっかり楽しめるように描かれています。池井戸作品の魅力は、やはり中小企業対大企業というジャイアントキリング的な構図にあると思います。弱きを助け悪をくじくという王道の展開が、読後に -
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下町ロケットシリーズが好きなので、すごい期待していた部分はあったが、私にとっては期待を裏切らない内容だった。
出だしから不穏な新聞記事で始まり、ロケットの打ち上げのことや、著作権侵害のこと、別の畑の事業のこと。
全方向が上手くいかずにとても苦しい展開が続いてどうなるんだろうとドキドキしながら呼んだ。
安定よりも挑戦を選ぶというのは、言葉としてはいいことに感じるが、物事に私怨が入ってしまったのが残念だったし、ついていけない人が現れるのもリアリティが溢れていた。
ただ、なんだか上手くいく気がしないのと、私怨によって温情を無視した結果になったのは腑に落ちないなと思った。
転換期というか、様々な -
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『ブティック』を読み終えてまず感じたのは、「やっぱり池井戸潤は面白い」ということだった。
今回のテーマはM&A。タイトルだけを見るとアパレル業界の話かと思ったが、ここでいう「ブティック」とは、小規模なM&Aアドバイザリー会社のことを指す。企業を「買う」「売る」という一見冷たく聞こえる世界を舞台にしながら、本作が描いているのは数字ではなく、会社で働く人たちの人生だった。
池井戸作品の魅力は、専門性の高いテーマを扱っていても難しく感じさせないことだと思う。M&Aという言葉だけを聞くと専門知識が必要そうに思えるが、読み始めるとそんな心配はすぐになくなる。会社を売る側には守 -
Posted by ブクログ
面白かった。銀行員を辞めM&Aを取りまとめる小さな会社に入った主人公が取り扱うM&Aにまつわる様々な話。
誰のためのM&Aなのかその会社や会社の従業員たちの為に一番いい方法を考えていく主人公たちを応援したくなる。
M&Aを詳しく知らなかったので、そこも知識が増えて面白かった。
自分たちの儲けや利益だけを考えるのではなくその会社の社員や今後を考えることとが株主の利益と同じになれば一番理想的。株主の短期の利益だけを考えたらそうもいかない所もあるのだろう。最後の章を読んで、今の日本の株価が上がっているのは短期の利益を得て〜なんて考えてしまった。