池井戸潤のレビュー一覧

  • 鉄の骨
    談合の話です。


    毎年同じ、区役所の駐車場管理のおじさん。


    本当は入札で管理会社が選ばれるわけですから毎年同じと言うのは「当たり前」ではありません。


    道路整備、ビルの建設、地下鉄工事・・・それらが「本当に」入札で決まるようだったら、建設会社はどんどん利益を削って競争し、そのうちに潰れてしま...続きを読む
  • ルーズヴェルト・ゲーム
    大きな課題が次々と起き、嫌な相手がいて、最後に解決という、下町ロケット、半沢直樹、陸王とほぼ同じ感じなのに、池井戸さんの作品は途中で飽きる事もなく、のめり込んでしまうのはなんでですかね。また、読み終わったら、喪失感というか、もっと続きが欲しくなるような感覚になりました。陸王はTVで観ただけなので、今...続きを読む
  • 民王
    「ドラマは観てたけどそういえば読んでないなあ」と読んでみたけど面白かった。内閣総理大臣とそのバカ息子の入れ替わりから始まる”笑撃”のサスペンス。官房長官のバッシングに対して泰山の中の翔が言う「誰だって間違いはある、オトナになろうぜ、みんな」の一言が、“知らない”からこそ真っ直ぐで、重い。貝原さんのキ...続きを読む
  • 陸王
    下町ロケットや半沢直樹のように、気持ちのいい大どんでん返しや自社の技術を生かして…という話ではない。 けれども、人と人とのつながりで必要な技術と知識、人脈を構築していく様は、読んでいてとても良いものであった。
  • 銀翼のイカロス
    作中、富岡さんと誰かさん(はっきり名前が出てこないけど、読んでいればわかる)がサシ飲みしているときの会話で、富岡さんのセリフにハッとするような印象深いものがあった。

    「ただ、欲にも、身の丈ってものがある。身の丈に合わない欲を掻くから、面倒なことになる。人もそうだし、実は会社だってそうだと思いますね...続きを読む
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
    物語の途中で落書きが見つかったとき、その場にいるような臨場感を感じ、映像化したところを観てみたい!と思った。
    仕事において、効率化や合理化も大切だが、やっぱり情が無ければダメなんだなと思った。
    最後もスッキリ!
  • 鉄の骨
    談合というセンシティブであり、この本の書かれた時代において社会的な話題になりやすい題材の小説。なぜ談合が起き、誰もが悪いことと解っていながらなくならないのか、様々なことを考えさせられながらも小説として面白く読み応えがあった。
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
    面白かった。謎解きが含まれているところは、
    個人的に好ましく、シリーズの面白さに磨きが
    かかっていると感じた。
  • ロスジェネの逆襲
    過去にドラマ視聴済みで、本の内容もすんなり頭に入ってきた。
    電脳の粉飾を見抜いて、銀行の取締役会で暴くシーン以降は読んでいて爽快。

    半沢も他の出向者と同じく、早く銀行に帰ることしか考えていないのだろうと思っている森山に、半沢が「自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。会社の...続きを読む
  • 陸王
     ドラマ良かったし、原作も最高。
    言う事なし。
     だけど、足袋型の靴を私は買わないと思う。履かないとも思う。興味はあるんだけど。
  • 下町ロケット
    魅力的な題材、立ち位置を変えた描写と、それぞれの立場からの正義と身勝手が、次第にロケット開発に向けてまとまって行くおもしろさ、テンポのいい運び、これでもかと襲いかかるアクシデントに立ち向かい、乗り越えて行く社長の姿、どれもおもしろい。
    一気に読ませる作者に脱帽。
  • 果つる底なき
    ハラハラドキドキする作品。ここ最近読んだ池井戸さん作品の中では、もっともサスペンス性の高いものだった。
  • 下町ロケット
    ドラマを見ていたので復習でした。
    技術を磨くことで社員全員の自信につながっている点が羨ましく思いました。また、夢を追って進み続けることの素晴らしさを教えてくれます。
    読み終えて清々しい気持ちになりました。
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
    芸術要素を含めた久しぶりの半沢シリーズ。安定のおもしろさ。今回のはエピソード0で、時系列的には最初にあたるのかな。でも設定もぬかりなく、物語が小さいわけでもない。やっぱいいな半沢シリーズ。
  • ようこそ、わが家へ
    普通の働くお父さんがトラブルに見舞われながらも解決していく話
    立場上言えない事や理不尽だと思う事って大なり小なりあるし、重なって思う部分もあるなぁ
  • ようこそ、わが家へ
    家族がストーカーに狙われるのと、サラリーマンの問題の両方に立ち向かう男の話。
    並行して進むがどちらも緊迫していて面白かった。
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
    池井戸潤先生の本を初めて読んだが面白かった。
    最後はスカッとしたが、上司達にはイライラがとまらなかった。
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組
    1巻がおもしろかったのですぐに手に取りました。
    悪いことは悪いとキチンと言える人間を尊敬します。読んでいて気持ちがいいですね。近藤さんは出向先で四面楚歌でしたが、やることをやると決めた途端、吹っ切れたように行動が変わりました。人間ってそうなんですよね。腹を決めたら強い。また続きを読みたいです。
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師
    痛快ですが、こんなことをして本当に仕事になるのかなと思ってしまった。
    左遷される場合に転職という選択肢があっても面白いかもですね。
  • 下町ロケット ゴースト
    面白かった
    やっぱり最後のどんでん返しがあるし下町ロケットは面白い。次回作も読みたくなる終わり方だった。