池井戸潤のレビュー一覧
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箱根駅伝本番、学生連合チームの10区間と放送の裏側が描かれた下巻。文量は多いが、止まらなくなり一気読み。
10区間を走る選手それぞれに歴史があり、とにかくキャラが立っている。ただ、上巻ではどんな人だっけ?がはっきりとは覚えられなかったため、ドラマで顔がわかるのはいいかも。
また、天候により選手も放送サイドもバタバタしたり、判断を迫られたりと常に動きがあり、ノンストップ、中弛みすることなく物語も走り抜けた。1区間ずつも長すぎずちょうどいい。山場も多く、映像映えしそうだなと思うと同時にこれをやる役者さんは大変なのでは!?と思った。
箱根駅伝、全く見たことないけど、正直めっちゃ興味出た。あと、自分が -
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箱根を目指す予選会で11位とあと一歩及ばなかった明誠大学。その主将である青葉隼斗が、学生連合に選ばれ、次期明誠大の監督に突如抜擢された甲斐真人と共にチームを作っていく。
上巻では、各大学から寄せ集められたチームメイトたちが、本戦3位以上という目標を掲げ、結束していく過程が描かれている。甲斐監督の方針に納得できないチームメイトやコーチ。ぶつかったり、裏切ったりがありながらも、まとまっていく姿がいい。
また同時に、箱根を放送する大日テレビのプロデューサー徳重の姿も描かれている。昨年メインアナを務めた前田アナウンサーが病気療養のため入院。メインアナを誰にするのかや、編集局長黒石の独断でスタジオゲスト -
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まさに「現代版水戸黄門」
悪いモノが裁かれるのは本当にスカッとする。
TV版は見たことなかったけど、やっぱり池井戸作品は面白かった。
最後の頭取の存在は圧巻ですごい存在感を感じられた。
上っ面とかご都合主義とかを気にしたような働き方では会社は良くならない。
元より自分可愛さで保守的に働く人のはモチベーションにも繋がらないんよな。
★印象に残ったフレーズ
瀬名社長の言葉(全体的に態度みたいなのは好きになれなかったけど、働きかたの考え方はすごいと思った。)
「どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドを持てるかどうかが、一番重要なことだと思うんだ。結局 -
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池井戸潤さんの作品は以前『半沢直樹』のドラマにハマった事がある程度で、彼の小説を読むのはこれが初めて。勧善懲悪なお仕事モノが多い印象だったけど、この作品は『箱根駅伝』に関わる学生たちと、その番組を放送するテレビマン達のヒューマンドラマで、なんだかハマれる気がして読んでみた。
結果、見事にどハマりした!!
派閥とか裏切りとかパワハラとか黒幕とか土下座…はもちろん無くて(笑)、ただひたすら胸に熱いものが込み上げ、涙が溢れてくる青春の物語だった。
上巻は10月の予選会〜12月最終合宿での区間走者発表(往路・復路)まで。いよいよ本戦が目前に迫ってきた…。次の展開への期待が最高潮に達したところで下巻へと -
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下町ロケット
著:池井戸 潤
町工場である佃製作所を継いだのは、ロケットの最先端研究者の道をあきらめた主人公である佃航平。国産ロケットの肝部分の技術を持つ佃製作所。大手メーカーを含め特許侵害での訴訟や多くのトラブルに見舞われる同社。
佃航平と仲間の熱い志により、理不尽な権力に立ち向かっていく人間ドラマ。佃製作所の運命やいかに・・・。国産ロケットの行く末は・・・。
再読
特許絡みの小説を読みたくなり、本書を再度手に取った。
読むタイミングや置かれたタイミングにより、物語はひとつではあるものの感じ方は大きく変わる。
前回と違った感情を得ると共に、受け方も大きく変わる。変わっていないことは -
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読み終わったあと思わず「面白かったぁ~」という言葉が出てくるほどだった。
池井戸潤先生の作品には必ず銀行が出てくるが、他の作品では銀行という立場があまり良くないように出てきたりするが、半沢直樹シリーズは銀行がホームのように描かれているので、感情移入しやすい。
今回の話は会社対銀行の話だが、素人から見ても「何言ってんの?」というようなことを簡単に言われるが、それを正論でぶった斬る様が最高だった。
特にボイスレコーダーのところは何度も戻って読んでしまった。
フィクションなのは分かっているが、限りなくこういうことはあると思うので、世論やらマスコミやらの一方的な意見ではなく、多角的な視野で物事を見 -
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ネタバレ思いがけず、仕事というものについて考えさせられる本だった。
飯山と大地が夜中まで奮闘する姿に、朝から晩まで、なんなら朝から翌夜まで働いていた頃の自分が重なった。エネルギーのほとんどを仕事に注いでいて、働いている時間はあっという間に過ぎて、身体的にはキツくてもアドレナリンが出続けている感触がずっとあった。そのぶん、仕事以外のストレス要因が邪魔でしょうがなかった2年間だった。
"本当のプライドは、看板でも肩書きでもなく自分の仕事に対して抱くもんなんだ。どれだけ自分と、自分の仕事に責任と価値を見出せるかさ。"
今働いている環境で自分がしていることは顧客に見えない努力がほとんど。