池井戸潤のレビュー一覧
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箱根駅伝の小説と聞くと、当然ランナーの物語だと思っていた。ところが本作は、箱根駅伝を中継するテレビ局や、ランナーでも「学生連合」と呼ばれる寄せ集めのチーム、そしてその監督など、これまで知らなかった視点から箱根駅伝を描いていて面白かった。
お正月になんとなく見ていた箱根駅伝の解像度が一気に上がった。選手がたすきをつなぐだけではなく、その裏には大会を支える多くの人たちがいて、駅伝を「人間ドラマ」として届けるために、放送局のスタッフがどれほど取材を重ねているのかも知ることができた。
特に印象に残ったのは、甲斐監督の「選手自身に考えさせる」という指導方針。常に考えることを求め、主体性を大切にする考 -
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待ってました、池井戸先生。やっぱり得意の金融シリーズは面白い。今回はM&Aがテーマで、めちゃくちゃ面白かった。
理不尽に銀行を追われた雨宮秋都が、たどり着いたのは小さなM&Aアドバイザリー会社。そこで「仕事って何なんだろう」と考えさせられた。
もちろん会社だから売上や利益は追求しないといけない。でも、その数字を作るのはスタッフの力であり、取引先やお客様があってこそ。売上や評価など、目先の数字ばかりを追いかけすぎてないかなと、自分の仕事にも重ねてしまった。
印象に残ったのは、「正しい仕事」をすること。
目先の数字だけではなく、人との信頼を積み重ねていくことが仕事なんだと思っ -
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やっぱり面白い、池井戸潤さんの作品です!
地方政治や談合、日本や地方独自の歴史、人間関係、さらには文芸界の裏話まで、幅広いテーマを織り交ぜながらストーリーが進んでいきます。
読みながら結末をあれこれ考えつつ、物語の背景にあるさまざまな問題や人間関係にも興味を持ちながら読み進めました。そして最後は、「やっぱり池井戸潤さんらしい。でも、期待を裏切らない!」という読後感でした。
私自身の実家の隣町がモデルになっているので、登場人物の方言も親しみやすく、元になったであろう町の名前や場所を想像しながら読むのも楽しかったです。
池井戸潤さんらしいストーリー展開を楽しみながら、地方の歴史や人間模様に -
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超良かった。
俺たちの箱根駅伝は、そこに携わる人たちそれぞれの箱根駅伝。ランナーだけではない、監督、給水係、家族、そしてテレビ。それぞれの熱い思い、熱い戦いに興奮と感動。読みながらこっちまで泣きじゃくりでした。
何より主役のチームが学生連合なのが良かった。まさに敗者復活戦、リベンジ、二流なりのプライド。チームみんなが個性的なのも魅力的。天才の1〜2年生、ラストランでいろんな思いを込める4年生、因縁のライバルがいる者、悪天候を味方につける者、飲まれて本領を発揮出しきれない者、などなどドラマ豊かの魅力的な最高のチーム作りがものすごくうまかった。
そしてその個性を最大限に生かすのが監督の役割。箱根 -
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ドラマ化を聞いて、上巻を読んでからの期待しての下巻。
裏切りませんでした。
その場の雰囲気、登場人物の心情や人間模様、グッとお話の中に引き込まれました。
お話を読んでいると疾走感というのでしょうか⋯そんな空気が感じられました。
それは走っている場面はもちろん、放送する側、選手側、指導者等それぞれの立場、それぞれの気持ち、それぞれの状況⋯。
上巻と同じく、没入出来てこちらの感情に訴えかける何かがあり、特にそれぞれの選手の場面ではその情景が思い浮かんで、ビックリする位泣きました。
最初に手元に来た時に、この分厚い本を読めるのだろうか⋯と思った気持ちはすっかりなくなり、本当に読んで良かったと思 -
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読み終わったあと「いい話すぎる!」と鳥肌が立つぐらい好きな話だった。
ゴーストも話自体は好きだったが、最後の人間関係の部分でそれはないと思うような話も出ていたため、今回の話はみんな幸せって感じだった。
佃社長が伊丹のお願いを突っぱねた時、そんなムシのいい話あるか!と自分も一緒に怒っていたが、最後の決断は佃社長の漢気ももちろんあるが、開発者全員が「救おう」と言ったことが本当に嬉しかった。
どんなことがあれ、目的が一緒というのが佃品質のいい所だと思う。
怒りや憤りは行動のきっかけにはなるが、最終着地にはならないんだなというのを肝に銘じたい。 -
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箱根ファン目線から読んでとてもとても面白かった!
ドラマが楽しみ!
主演は大泉洋さんと知ってたのでこの人かな?いやでも微妙に印象が被らないなと思ってたら全然違う配役だった。
主人公は学生連合チーム。オープン参加でいつも後方にいるという印象は失礼ながらあったものの、学連が4位になったことは記憶に新しい。
と思っていたら、当時の学連の監督が青学の原監督だったそうで今更ながらにとても深く納得した。
作中には実際の学校名や人物名も登場し、帯には綺羅星のような箱根走者のコメントが並ぶ。
読む前から期待大。
主人公が学連ということはあの4位の快進撃のようなことが起こるのか、しかし物語とはいえ違和感なく?