池井戸潤のレビュー一覧
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そう!そう!これ!これ!
ザ・池井戸小説って感じの作品
池井戸作品と魅力と言えば
①「理不尽な現実」と、それを覆す「倍返し」の爽快感
本作では、大手銀行に入行しエリート街道を歩んでいた主人公が、ある企業のM&A案件をめぐり正義感からそれに異を唱える
が、結果として上層部から理不尽な「戦力外通告」を受け、銀行を去ることになる
そこから「M&Aブティック」の世界に身を投じ屈辱を巻き返していく
②「弱者 vs 巨大な権力」という王道の勧善懲悪ストーリー
本作では、主人公が新たに就職した少数精鋭のM&Aブティックと戦力外通告を受けた大手銀行のバチバチのバトル -
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もうこれは控えめに言って最高の作品でした。
上巻に続いてAudibleで堪能しましたが、もはやこれは小説を越えてエンターテインメントでした。
下巻開始の瞬間から、1月2日の往路本戦が始まるナレーションを聴いている体験は、本物さながらでまさに正月にワープした気分でした。
良かった点の1つ目は、1〜10区の各区間ごとの学生連合のランナーたちの生い立ちから箱根に至るまでをナレーションで語る点。更に中でも活躍する選手については、取材不足のプロデューサーサイドではなくセンターアナの唐島から改めて語らせる・紹介させている点ですかね。上巻でもめにもめた彼らのことが、区間に当てはめてイメージすると全部ハマり -
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2年ぶりの最新長編。四季に合わせて新刊4作を連続刊行する「池井戸潤プロジェクト2026」の第一弾。
タイトルを見て、
「池井戸さん、今度は洋服屋の話か〜」
と思ったのだが、舞台はアパレル業界ではなかった。
ブティックはブティックでも、M&Aブティックのこと。
M&Aブティックとは、少人数の専門家がM&Aアドバイザリー業務に特化し、売り手または買い手のいずれか一方の立場で、企業価値評価や相手先の探索、条件交渉、契約締結までを伴走支援するプロフェッショナルファームのことだそうだ。
池井戸さん自身も「多分、みんな間違えるだろう」と考え、あえて仮タイトルのまま『ブテ -
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下巻は、箱根駅伝の往路スタートから復路ゴールまでの様子を余すことなく伝えています。 その臨場感と緊迫感はまるでテレビで中継を見ているようです。その迫真の筆致をどうレビューにしていいか‥とにかく読んでみてくださいというしかありません。
予選会で敗退した敗者集団である関東学生連合チームが、監督経験のない、商社マン出身の甲斐真人監督の教えのもと、渾身の力を振り絞って箱根路を激走していきます。
伝統ある駅伝中継を担う大日テレビ。そのプロデューサーやメインアナウンサーにも箱根駅伝を映し続けたテレビマンのプライドと魂を感じさせます。
選手、家族、テレビ局、給水ポイントでボトルを渡す学生にすらドラマが -
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作家の三馬太郎は東京での生活に疲れ、父親の生家がある中部地方のハヤブサ地区へ移住する。里山のハヤブサ地区では豊かな自然とそれに結びついた生活、古くからの伝統を守り続ける祭りなど、都会の東京では想像できない生活を体験する三馬。ハヤブサ地区の消防団に入団することになり、消防団員メンバーとも打ち解け、豊かな生活を享受する三馬だったが…。
長閑なハヤブサ地区で連続放火事件が発生。消防団員としてそのいくつかの現場に居合わせた三馬は、その放火犯の背後に、カルト教団の存在に行き当たる。なぜカルト教団がハヤブサ地区に目を付けたのか。そこには連綿と続く、祖先からの濃密な人間関係が関与していた…。
池井戸潤と言 -
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この秋のドラマ化の前に原作を、と思い読み始めましたが、期待を超える面白さでした。
上巻は箱根駅伝の本戦に至るまで次から次へと難問が押し寄せる怒涛の展開。
予選会での敗退、監督の突然の辞任、新監督、甲斐真人に対するの選手たちの不信、箱根駅伝を放送する大日テレビ局のメインアナの降板、編成局長とプロデューサーの方向性の違いや軋轢、主人公の青葉隼斗は学生連合の選手に選ばれたものの、選手同士がバラバラで結束できない、新監督へのマスコミの非難‥などなど学生連合の選手達や甲斐監督、テレビマン達がどう苦難を乗り越えて箱根駅伝スタートの1月2日を迎えるのか、読者というより視聴者の心持ちでページが進みました。
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【良かった点】
10区間それぞれに一人ひとりの人生があり、10回の感動が待っている。箱根駅伝を走る選手だけでなく、支える仲間や裏方の想いまで丁寧に描かれていて、襷の重みが伝わってきた。特に最後の10区で、仲違いしていた仲間が給水に来る場面は涙なしには読めない。
【気になった点】
池井戸潤らしい熱さや展開の作り方が好みによっては少し王道に感じるかもしれないが、箱根駅伝という舞台ではそれが大きな魅力になっている。
【おすすめ度】
★★★★★(5)
【ミステリーとしての意外性】
ミステリー作品ではないため仕掛けや驚きではなく、人物の成長や絆で読ませる作品。10人それぞれの物語が積み重なり、最後 -
Posted by ブクログ
最高に面白い。早く下巻が読みたい。
よくあるスポ根青春ものかと思ったら違った。ランナー側とそれを報じるテレビ局側の2方向で話が進むため非常に読みやすく、どっぷり内容に浸れた。
また、関東学生連合チームの話でこれもあるあるな感じもあるが、チーム内での葛藤、軋轢、人間関係、外野からの誹謗中傷と非常に感情移入しやすい。
テレビ局側も実際の本当の話も交えながらだから箱根駅伝を勉強できて面白い。
プロデューサー役は阿部寛さんがいいな。
上司からはエンターテインメント性を強くするために、お笑い芸人を使えと言われたり、社内政治に奔走される。
メインアナウンサーが病気に、中継カメラを置くマンションか -
Posted by ブクログ
恥ずかしながら、池井戸潤作品、初です。初めに読むなら下町ロケットと言われて手にした。
面白かったぁ。終始面白かった。
読みやすく、難しい題材なのにわかりやすく、キャラクターが魅力的で、ドラマ性がある。
この上ない上質のエンタメだ。
難しい題材なのにわかりやすいのは作者の文章力なのだろうな。割と難しい言葉も使っていて(ルビが振ってあって助かる笑)、途中検索したこともあるのに、それでもわかりやすいのだ。
そして、ドラマ性。映像化されるだけある。もう感情が忙しい笑 登場人物と一緒になってハラハラしたり、イライラムカムカして思わず腹立つ〜と呟いてしまったり、感極まって胸いっぱいになったり…。
そ