池井戸潤のレビュー一覧
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久々に読み終わりたくないという本に出会えた。
正しいものは正しい。違うものは違う。
当たり前のことではあるんだけど、何か色々しがらみとか出世とか給料とか周りの空気とか気にして、自分の考えをごまかしてしまう節は自分にもある。
できれば敵は作りたくないし、なぁなぁでもいいから余計なことで関係性をこじらせたくないという守りに入っているなと自分を客観視するとそう思う。
でも半沢は絶対それはないし、自分の考えに絶対的な自信。というよりは信念と誇りを持ってるなと思いながら読んでいた。
そんな自分とはタイプが全然違う半沢をめっちゃ応援できたし、心の中では自分でも違和感だなと思うものを代弁してくれる半 -
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箱根駅伝本番、学生連合チームの10区間と放送の裏側が描かれた下巻。文量は多いが、止まらなくなり一気読み。
10区間を走る選手それぞれに歴史があり、とにかくキャラが立っている。ただ、上巻ではどんな人だっけ?がはっきりとは覚えられなかったため、ドラマで顔がわかるのはいいかも。
また、天候により選手も放送サイドもバタバタしたり、判断を迫られたりと常に動きがあり、ノンストップ、中弛みすることなく物語も走り抜けた。1区間ずつも長すぎずちょうどいい。山場も多く、映像映えしそうだなと思うと同時にこれをやる役者さんは大変なのでは!?と思った。
箱根駅伝、全く見たことないけど、正直めっちゃ興味出た。あと、自分が -
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箱根を目指す予選会で11位とあと一歩及ばなかった明誠大学。その主将である青葉隼斗が、学生連合に選ばれ、次期明誠大の監督に突如抜擢された甲斐真人と共にチームを作っていく。
上巻では、各大学から寄せ集められたチームメイトたちが、本戦3位以上という目標を掲げ、結束していく過程が描かれている。甲斐監督の方針に納得できないチームメイトやコーチ。ぶつかったり、裏切ったりがありながらも、まとまっていく姿がいい。
また同時に、箱根を放送する大日テレビのプロデューサー徳重の姿も描かれている。昨年メインアナを務めた前田アナウンサーが病気療養のため入院。メインアナを誰にするのかや、編集局長黒石の独断でスタジオゲスト -
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誰でもストーリーが分かりやすいように噛み砕いた表現と構図の作り方が本作に感じられ、改めて池井戸さんの作品の面白さを感じました。少し分厚くはあるのですが、チャプターごとに取り扱う案件が違うため、短編として読み進めることができるので、比較的サクサク読めました。
本作のテーマはM&A。銀行に勤め融資担当をしている主人公はある日、企業の売買契約に携わることになる。融資をすることで企業を助け人の役に立っていることを誇りに思っていた主人公は、その売買契約に携わったことで、M&Aという手段でも人を助けることができると知り、その世界に足を踏み入れるというストーリー。
少し綺麗すぎるかなとい -
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まさに「現代版水戸黄門」
悪いモノが裁かれるのは本当にスカッとする。
TV版は見たことなかったけど、やっぱり池井戸作品は面白かった。
最後の頭取の存在は圧巻ですごい存在感を感じられた。
上っ面とかご都合主義とかを気にしたような働き方では会社は良くならない。
元より自分可愛さで保守的に働く人のはモチベーションにも繋がらないんよな。
★印象に残ったフレーズ
瀬名社長の言葉(全体的に態度みたいなのは好きになれなかったけど、働きかたの考え方はすごいと思った。)
「どんな小さな会社でも、あるいは自営業みたいな仕事であっても、自分の仕事にプライドを持てるかどうかが、一番重要なことだと思うんだ。結局 -
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『俺たちの箱根駅伝』上巻の続き。1月2日、いよいよ大手町スタートラインから箱根駅伝本戦が始まる…!! 選手たちはもちろんのこと、番組放送に携わる大日テレビ関係者たちの緊張感もピークに達しており、私も冒頭からドキドキが止まらなかった。
全編を通じてひしひしと伝わってきたのは、ドラマは勝者にも敗者にも、それを伝える番組制作スタッフにもあるという事だった。
そこには眩しく光り輝く戦いがあり、順位や記録だけではない、それぞれの誇りをかけた『俺たちの箱根駅伝』がある。
フィクションであるはずなのに、すさまじい臨場感。順位が著しく変動し、最後の最後までどこのチームが優勝してもおかしくない…。まるで本物の箱 -
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池井戸潤さんの作品は以前『半沢直樹』のドラマにハマった事がある程度で、彼の小説を読むのはこれが初めて。勧善懲悪なお仕事モノが多い印象だったけど、この作品は『箱根駅伝』に関わる学生たちと、その番組を放送するテレビマン達のヒューマンドラマで、なんだかハマれる気がして読んでみた。
結果、見事にどハマりした!!
派閥とか裏切りとかパワハラとか黒幕とか土下座…はもちろん無くて(笑)、ただひたすら胸に熱いものが込み上げ、涙が溢れてくる青春の物語だった。
上巻は10月の予選会〜12月最終合宿での区間走者発表(往路・復路)まで。いよいよ本戦が目前に迫ってきた…。次の展開への期待が最高潮に達したところで下巻へと