池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こはぜ屋みたいに団結していて、夢を叶えるような会社で働けたら幸せだなぁ。羨ましい、、、。
『下町ロケット』と同じく零細企業ものですが、本作は技術者のロケット開発のような高度な分野ではなく、マラソンシューズを殆どゼロからの挑戦で作る、という点でより身近に思えました。
なにせ、マラソンシューズを作るノウハウも特許の使い方もわからない。
その状態から挑戦するのがアリならなんだか夢がある。
山あり谷ありというか、印象的には「無謀」の一言。なんなら、どん底に落ちたと思ったのに更なる追い討ちがきて「絶望」だった。
でも、素晴らしいのは宮沢社長の名言です。
「全力で頑張った奴が全ての賭けに負けることは -
Posted by ブクログ
池井戸先生の著作は半沢シリーズをはじめとして多くの作品を読んできたが、デビュー作の本作は未読のままだったので、この機会に読むことができて良かったと思う。
読む前に思っていたのは、大企業で生きる主人公のキャラクター作りは上手く、それなりに読んで面白いと思うことになると想像していた。しかし、推理小説という点では、どれぐらいの力量を発揮するのか、皆目見当がつかない状態だったので少し不安な点もあった。
だが、読んでみると、本作は想像をはるかに超えるほど面白かった。懸念していたミステリー要素も雑に扱わずに念入りに話を進めて、読者に飽きさせないように終始徹底されていた。
一つだけ気になったというか、