池井戸潤のレビュー一覧
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ネタバレハヤブサ消防団の続編。
続編と言っても前作の宗教団体の話から今回は文学賞から町長選にまつわる物語まで趣は大きく変わっているが、消防団や三馬を取り巻く登場人物は変わらず個性的な人々が楽しい。
ところどころで現れる三馬の生硬い正義感?に、ちょっと引くところはあるが、そこは池井戸作品らしさ。
物語は、女性の遺体を三馬達が引き上げると頃から始まり、何の関係が?と思わせる町長選挙、人気の美人作家と三馬がハヤブサで知り合い、お互いが文学新人賞を受賞し、受賞作の盗作疑惑が起こる、ハヤブサと旧満州の忌まわしくも悲しい過去、町長への疑惑、さまざまなエピソードや人間関係が重なり合う。
サンカクでの飲みのシ -
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池井戸潤ならではの銀行を取り巻く物語かと思いきや、主人公が金融業界の不正に嫌気がさし、M&A会社に転職するところから物語はスタートする。M&A業界の特徴や、業務内容に触れつつ、顧客ごとに抱える様々な課題に対する解決法は非常に勉強になった。
近年、ワークライフバランスといった言葉が流行っているが、顧客のため・信念のために、仕事に全力を尽くす主人公の姿は、こちらまで熱い気持ちにさせられる。クライアントワークなので、勿論四苦八苦する姿も描かれるが、全力を尽くした末、結果に表れるシーンは、読んでいて気持ちの良い内容であった。
・心に残ったワード
「スキルなど、若ければどうにでもなる。最も重要 -
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本書を通じて、仕事とは自己利益のために行うものではなく、クライアントの未来のために取り組むものであると、改めて認識させられた。
また、会社の規模によって信頼度や仕事の質が決まるのではなく、どれだけクライアントのことを真剣に考え、強い思いを持って仕事に向き合えるかが大切であると感じた。主人公が、物事がうまくいかない状況に直面しても、「自分が諦めたら、クライアントは誰を頼るのか」と気持ちを奮い立たせた姿が印象に残っている。私自身も、困難な状況に直面した際に簡単に諦めるのではなく、クライアントに真摯に向き合い、責任感を持って仕事に取り組んでいきたい。
また、本書全体を通じて、M&Aの概要や -
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トキワ自動車で経営戦略室で働く君嶋は、上司の滝川の大型買収案件に意見をし、結果、左遷となる。彼が左遷された先は横浜工場。そこは会社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務する決まりになっていた。昔は強豪と言われたアストロズだが、今ではリーグの中で下位になっており、監督も辞任することとなった。会社の予算も多くを割いており、人気もなくなってきたラグビーチームを、無くしてしまおうという動きもある。君嶋に課せられた仕事は、アストロズが優勝争いができるくらいの競合チームとなるよう、マネージングすることだった。
スポーツ系は弱いが、やっぱり感動した。最後の試合は涙が出た。池井戸潤さんは -
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【ブティック】 池井戸 潤 著
「はじめちょろちょろ、中ぱっぱ(始めは弱火で温め、一気に強火にして沸騰)」の本。前半戦で「どうもな~」と思っても、最後まで読むと凄さがわかります。因みに、この「ブティック」というのは衣料関係ではなく、小規模なM&Aブティック(アドバイザー)のこと。
大手銀行に愛想をつかし、15人ほどのM&Aブティックに転職した主人公を軸に、M&Aストーリーが展開。第6章までは章ごとに案件が異なりますが、それぞれ前振りが長いわりに終わり方は簡潔(まだ弱火で温め中)。ところが、ここが伏線にもなっていて、第7章~最終章は、本格的な「ディール」となります -
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ネタバレ最高ですね。
ビジネスやってると池井戸さんの本は本当に身近に感じます。
悪者側として描かれていた銀行の人や、アクティビストも見方を変えれば、会社経営には必須の考え方で、義理人情だけでは会社経営はできない。
でも最後は長期目線での判断に賛同しました。
短期だとどうしてもダメですね(笑)
・美味しいパンを作れば売れる、そう私たちは信じてきました。ですがそれだけではうまくいかないという事に気づいたんです。
・バカ社長とゴルフして、飯でも食っていれば商売になっていた時代はもう終わりだ。ウチと付き合いたかったら、仕事をしろ。かわりはいくらでもいるんだぞ
・創業家だろうが、代が変わればただの人