池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こはぜ屋みたいに団結していて、夢を叶えるような会社で働けたら幸せだなぁ。羨ましい、、、。
『下町ロケット』と同じく零細企業ものですが、本作は技術者のロケット開発のような高度な分野ではなく、マラソンシューズを殆どゼロからの挑戦で作る、という点でより身近に思えました。
なにせ、マラソンシューズを作るノウハウも特許の使い方もわからない。
その状態から挑戦するのがアリならなんだか夢がある。
山あり谷ありというか、印象的には「無謀」の一言。なんなら、どん底に落ちたと思ったのに更なる追い討ちがきて「絶望」だった。
でも、素晴らしいのは宮沢社長の名言です。
「全力で頑張った奴が全ての賭けに負けることは -
Posted by ブクログ
上巻の途中から面白くなってきて、上巻を読み終えた翌日に下巻を一気読み。
『風が強く吹いている』も箱根駅伝を取り上げた小説として有名だが、この小説もそれと同様に、区間ごとに話を進めていくスタイル。
異なる点としては、選手や監督など箱根路にいる人たちの目線と、テレビ中継のアナウンスをする人や中継号車の切り替えの采配をする人たちの目線が登場すること。これら複数の視点からのコメントが程よく絡み合っている作りが、秀逸だと感じた。
なかでも、中継スイッチング指示を出す菜月を巡る描写があるからこそ、特定の選手だけを張り付いて描くのではなく、各集団の攻勢や順位の入れ替わりなどを交えて描写でき、それゆえに色々 -
Posted by ブクログ
登場人物(追加)
竹中鏡子
山口県から引っ越してきたという女性、一人娘の可奈子を連れている
史郎が勤める相馬運送で働くことになる
竹中可奈子
鏡子の娘、疲れが溜まると発熱しやすい
こちらに来てからは保育園に通っている
物語
上巻の方に書いています
読後感
史郎の過去を紐解いていくパートと、琢磨が自分探しのために動き回るパートが交互に描かれている
しかし、会話や行動が絶妙にクロスしているので話の切れ目は感じない作りになっている
最終的に琢磨がどう前を向いていくのかは読み手に任せられているが、物語の性質上作中での変化はわりと急なので、そこが読み進める時の分かれ目かと思う -
Posted by ブクログ
登場人物
大間木琢磨
精神の不調により、職と家庭を失っている
父の仕事着や車のキーがきっかけとなり、過去の映像を見ることがある
大間木史郎
琢磨の父。本人は5年前に他界しているが、琢磨が見る映像は史郎の目線で語られている
物語
琢磨は自分は何者なのか、ここにいていいのか不安になるほどの失意の中、実家に身を寄せている
前に進むこともできずいたところ、家の整理中に父の仕事着を見つける
袖を通してみると、目の前には全く別の光景-40年前の相馬運送の光景-が飛び込んでくる
そこには、父史郎がBT21号というボンネット・トラックを中心とした激動の時代を生き抜く様子があった
琢磨は前を向いて立ち上がれるの