池井戸潤のレビュー一覧
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購入済み
読みやすい!!爽快感
池井戸潤先生の作品は、過去作品からドラマ読んでいますが、この作品は単品の中にもユーモアや銀行員としてあるべき姿を表現してくれるものでした。非常に読みやすく、あいかあらずの先生の爽快感を楽しみました。
花咲や狂咲と言われながらも、銀行という大きな壁に立ち向かう姿は、かっこよく男っぽかったです、それでいての優しさ、非常に楽しい時間を過ごせました。 -
購入済み
展開に驚き
池井戸潤先生の作品は、過去作品からドラマで拝見し、最終的な爽快感がたまらなく好きで、今回次のドラマまで待つことができず、購入!先生の作品は、大好きで最終的にこうなるという展開はいつもですが、そこか、そうくるか、まじかっという展開にはいつも驚かされます。今回のこの作品もその展開にハマり、久しぶりに半沢シリーズに目を通しましたが、想像以上の展開には恐れ入りました。証券会社という中でも、半沢直樹が十分生きた作品でした。シリーズで1番好きかも
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購入済み
面白い
息つかぬ展開にまんまとハマります。一気に読み切ってしまいました。大手グループ企業の殿様的で官僚的な雰囲気、銀行の固く息の詰まるような雰囲気、運送会社の泥臭い雰囲気がぶつかり合っていく様に興奮した。
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購入済み
あいかあらずの爽快感!
池井戸潤先生の作品は、過去作品からドラマで拝見し、最終的な爽快感がたまらなく好きで、今回はドラマで毎週待つことが苦痛だったので、この本を手取りました。先生の作品は、最終的にこうなるという展開はいつもですが、そこか、そうくるか、まじかっという展開にはいつも驚かされます。今回のこの作品もその展開んい見事に誘導されました。また、ラグビーの臨場感や試合での身体のぶつかり合いや選手の思い…。なかなか圧巻であったため、あっと言う間に読んでしまいました。この爽快感が癖になる作品でした。
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Posted by ブクログ
池井戸潤を続けて読みたくなって2004年頃の発刊の作品ですが、つい買ってしまいました。
大手都市銀行で副支店長を務める蓮沼鶏二40歳が主人公。ずっと地道に銀行員として勤めてきたが、取引先への貸し剝がしによる取引先社長の自殺への無慈悲な対応に遂に銀行に叛旗を翻す。同時に同銀行の会長と融資ゼネコン社長との癒着による裏金贈収賄疑惑が絡む。
自分を陥れた支店長への反撃は会長への攻撃も含んで痛快な結末を迎える。そして25年前のM資金絡みの詐欺事件がどう絡んで来るのか、これも予想外の展開で興味をそそる。
最近の池井戸潤小説の巨大悪への挑戦・勝利のパターンに比べると叩きのめす度合いがちよっと物足りない気もす -
購入済み
安定の読みやすさ
ロスジェネの逆襲、下町ロケット以来の池井戸作品でしたが、やはり物語の読みやすさは一級品です。スカッとしない結末なのは今回は仕方ないですが、八角の風貌がどんどん良くなっていくのを感じれて心地良く読了できました。映画を観るのも楽しみです。
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Posted by ブクログ
最近映画化もされた作品
映画はまだ見ていないですが、誰が誰をやるのか興味がありますね
作品はやはり池井戸先生という感じの作品
登場人物が多く、誰が主人公なのかよく分からないが、最後は意外な人が主人公だったのではないかと思わせる
構成は短編がいくつかみたいな構成ではありつつ、各章の関わりというか、登場人物の関わりはある
そして、全体で一つの作品になるという感じ
各章を線と考えると、線がすぅっと引かれ、次の線がまた別の位置から引かれる
時折、線同士が交錯しつつ、最後はそれらの線が一つの点にキレイに収まるという感じ
たまに見る作風だが、やはり作家さんというのは天才というのか、、、どうやったらこう