池井戸潤のレビュー一覧

  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    ついに池井戸潤が箱根駅伝に手を付けた!何を題材にしようが、結局は池井戸潤小説にしあがっているのは、さすがの職人芸。プロ小説家。箱根駅伝ファンの人も楽しめるだろうし、見たことはある程度の人も本書を読めば次回の箱根駅伝をより一層楽しめること請け合いです。

    主役は箱根駅伝を走る学生だけというわけではなく、チームの監督、陸上部OB会、箱根駅伝という「番組」を作る「大日テレビ」の面々などなどたくさん登場します。しかもそれぞれ人が集まったところに、いろんな思惑や駆け引きが渦巻きます。そして池井戸潤らしく、分かりやすい悪役達と、それに立ち向かう正義の面々との対決!まさに現代の時代劇に仕上がっていると言って

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    2026年07月17日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    上巻の途中から面白くなってきて、上巻を読み終えた翌日に下巻を一気読み。
    『風が強く吹いている』も箱根駅伝を取り上げた小説として有名だが、この小説もそれと同様に、区間ごとに話を進めていくスタイル。

    異なる点としては、選手や監督など箱根路にいる人たちの目線と、テレビ中継のアナウンスをする人や中継号車の切り替えの采配をする人たちの目線が登場すること。これら複数の視点からのコメントが程よく絡み合っている作りが、秀逸だと感じた。
    なかでも、中継スイッチング指示を出す菜月を巡る描写があるからこそ、特定の選手だけを張り付いて描くのではなく、各集団の攻勢や順位の入れ替わりなどを交えて描写でき、それゆえに色々

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    2026年06月06日
  • アキラとあきら 上

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    小さな町工場「山崎プレス工業」の長男、山崎瑛と、日本有数の海運会社「東海郵船」の長男、階堂彬。同い年だが全く違う環境で生きてきたふたりの人生が、運命的に交差する。上巻は、ふたりの幼少期〜銀行入社後のバブル期までを描く。
    うーん、これはめちゃくちゃ面白い!ドラマや映画化されたので、すぐに本は購入したものの、なぜかずっと本棚で積読してたのを今、後悔してます。なんでもっと早く読んで、この感動を味わわなかったのか!面白すぎて寝不足必至です。

    ちなみに、柴犬のチビと再会できたときは思わず愛犬を抱きしめてしまった…。犬は捨てたらアカン!

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    2024年08月25日
  • アキラとあきら 下

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    ネタバレ

    ページを捲る手が止まらない一冊だった。
    上からの伏線回収が止まらない。
    懐かしい人々がたくさん登場し、彬と瑛がようやく同じ場面に登場する。
    やはり、小節ごとに分かれて描かれていた人物が出会い、同じ場面に登場するとワクワクする。

    特に研修の2人の発想には惚れ惚れする。
    次はどんな手を繰り出してくるんだろう、と先を読む手が止まらなかった。

    こんなに爽快感のある本は初めて読んだ。
    池井戸潤さん、ありがとうございます!

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    2024年08月19日
  • アキラとあきら 上

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    ネタバレ

    名前、社長の息子という点が同じ2人のあきらの物語。ハラハラする展開で読み進める手が止まらなかった。

    彬は生まれながらにして伝統ある海運会社の社長の息子という立場でありながら、自分の意思で人生を切り拓き、バンカーとなる。
    瑛は父の工場が倒産するという悲劇を経て、バンカーとなる。
    そんな2人がどう絡み合うのか、それをワクワクしながら読み進めた。

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    2024年08月19日
  • 新装版 BT’63(下)

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    登場人物(追加)
    竹中鏡子
    山口県から引っ越してきたという女性、一人娘の可奈子を連れている
    史郎が勤める相馬運送で働くことになる
    竹中可奈子
    鏡子の娘、疲れが溜まると発熱しやすい
    こちらに来てからは保育園に通っている
    物語
    上巻の方に書いています
    読後感
    史郎の過去を紐解いていくパートと、琢磨が自分探しのために動き回るパートが交互に描かれている
    しかし、会話や行動が絶妙にクロスしているので話の切れ目は感じない作りになっている
    最終的に琢磨がどう前を向いていくのかは読み手に任せられているが、物語の性質上作中での変化はわりと急なので、そこが読み進める時の分かれ目かと思う

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    2024年08月14日
  • 新装版 BT’63(上)

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    登場人物
    大間木琢磨
    精神の不調により、職と家庭を失っている
    父の仕事着や車のキーがきっかけとなり、過去の映像を見ることがある
    大間木史郎
    琢磨の父。本人は5年前に他界しているが、琢磨が見る映像は史郎の目線で語られている
    物語
    琢磨は自分は何者なのか、ここにいていいのか不安になるほどの失意の中、実家に身を寄せている
    前に進むこともできずいたところ、家の整理中に父の仕事着を見つける
    袖を通してみると、目の前には全く別の光景-40年前の相馬運送の光景-が飛び込んでくる
    そこには、父史郎がBT21号というボンネット・トラックを中心とした激動の時代を生き抜く様子があった
    琢磨は前を向いて立ち上がれるの

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    2024年08月14日
  • 銀翼のイカロス

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    半沢直樹シリーズ。2回目だが、展開が分かっていても面白い。

    アイツは小物だ。というセリフが印象的。

    ギリギリまで苦しめられながらも最後はいつも大逆転の痛快ストーリー

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    2024年07月30日
  • 民王

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    東京都知事選きっかけに政治に興味をもち、民王読んでみた。
    難しそうと思いながら読み進めていくと、sf要素があり、結構面白い。
    ヒヤヒヤ、ワクワクしながら読んで、最後はハッピーエンド。良い読後感。
    こんな総理大臣、政治家が増えてほしい。

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    2024年07月22日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    前作と同様、面白く読めるエンタメ小説。社会全体が暗くなっていたパンデミックを思い返す。当時のパロディをクスッと笑って捉えられるようになったんだなと、改めて実感。人によっては苦痛を思い返すパンデミックを、ぶっ飛んだ設定でコミカルに描くことで読者を誰も傷つけない、とても良い作品だと思った。

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    2024年07月06日
  • 鉄の骨

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    とても面白かった! タイトルに惹かれてたまたま手に取ったけれども、最初のページを読んで「あ、苦手なタイプかも」と思った。
    しかしさすが池井戸潤。
    読み始めたらもうやめられない止まらない!
    談合とは何か、建設業界の癒着とは何か。
    普段だったら避けがちな内容が盛り込まれているのにページを繰る手が止まらず、一気読みしました。

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    2025年12月18日
  • アキラとあきら 下

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    上下巻の感想です。
    いつもの池井戸さんの作品と違うのは、主人公が2人いて、それぞれの幼少期からの長い時間が描かれているところ。
    いつもお馴染みの「課題満載」、「嫌なやつあり」、「バンカー登場」という構図ですが、切り口の違いでこんなに面白く、途中で飽きる事もなく、のめり込んでしまうのはなんでですかね。

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    2024年05月28日
  • アキラとあきら 上

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    上下巻の感想です。
    いつもの池井戸さんの作品と違うのは、主人公が2人いて、それぞれの幼少期からの長い時間が描かれているところ。
    いつもお馴染みの「課題満載」、「嫌なやつあり」、「バンカー登場」という構図ですが、切り口の違いでこんなに面白く、途中で飽きる事もなく、のめり込んでしまうのはなんでですかね。

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    2024年05月28日
  • ノーサイド・ゲーム

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    ネタバレ

    「ひとりはチームのために、チームはひとりのために。素晴らしい言葉だろう。ラグビー選手は、チームのためにひたすら献身し、そしてチームも選手も見捨てない。組織とはそうあるべきだ」

    いま自分たちが抱えている問題はなにか。なにをしなければならないか。批判は誰にだってできる。肝心なことは、行動を起こすことだ。

    君嶋「大事なのは、どうあるべきかを正しく判断することだ。誰でもわかる当たり前のことなんだよ」
    多英「だけど、その当たり前のことが難しい。それがわかるのは、君嶋さんの才能だと思います」

    柴門「こっから先はあいつらが考えて判断するしかない。監督や戦略の責任にするのか、何とかしようと踏んばるのか、

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    2024年05月25日
  • アキラとあきら 下

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    面白すぎた……‼︎
    彬が会社を継ぐことを決意したところから面白さが加速した。
    難しい言葉はいっぱい出てきたけれど、アキラ達の戦いには迫力があって読む手が止まらなかった。
    2人ともカッコ良すぎる、、、

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    2024年05月11日
  • ロスジェネの逆襲

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    本当に、半沢直樹シリーズ最高。最初は半澤直樹が大人しくて(あれ?)と思ったけれども、だんだんと倍返し力が増してきて、すごい勢いで読み終えてしまいました。

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    2024年04月20日
  • 新装版 不祥事

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    とにかくスカッと痛快な気分になりたかったので手にした本。折から福井放送では4/20の0:55AM(土ドラ9だけど枠の関係からかな)から「花咲舞が黙っていない」が放送されます、楽しみです!と言うことで、「花咲舞、初登場!」って副題がついてダブルカバーになった文庫本です。池井戸潤さんの本は久しぶりですが、もう読み始めたら止められなくなりますね。もやもやが最後はスッキリ。政治の世界にも半沢直樹や花咲舞がいたらいいのに笑

    過去の花咲舞のTVドラマを見ていないので、今週土曜日からしばらくは楽しめそう。

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    2024年04月15日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    ネタバレ

    上下巻読んでの感想。三菱ふそうのリコール隠しをモデルにした社会派経済小説。ある日神奈川県の運送会社が運転していた大型トレーラーのタイヤが外れ、母子3人に突撃、死亡させてしまうという痛ましい事故が起きた。当初、原因は運送会社の整備不良とされたが、実際は自動車メーカーのリコール隠しだった。巨大な大手自動車メーカーと銀行の理不尽に中小運送会社の社長が挑む。池井戸潤らしい痛快な展開である一方、これのモデルとなった事件が本当に起きていることを知りいたたまれない気持ちになった。

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    2024年04月03日
  • 【分冊版】シャイロックの子供たち(2)

    ネタバレ 購入済み

    現金を盗んだと疑いをかけられた主人公を守った係長、最高! 上司の鑑だね。これからどうなるのか続きが気になる。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年03月20日
  • 銀翼のイカロス

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     今度の敵は悪徳政治家と国交省大臣、その私設諮問機関とさらにスケールアップ。徹底的に悪役を糾弾してくれるので気持ちが良い。現実でも半沢みたいな人が出てきて、裏金疑惑やら何やら完膚なきまでに打ちのめしてくれたらいいのに。帝国航空社長は序盤だけの登場でほぼ財務部長が同社の顔となっていたが、再建のための意識改革は現場から自発的に起こってきていたのか。旧Sとか旧Tとか心底下らないと思うが、合併銀行あるあるなのかな。スピンオフではなく続編早く出ないかな。

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    2024年03月15日