池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドラマは現在第7話まで放映されているが、ここまではほぼ原作に忠実な形で再現されている。(飲み屋で個人情報を大声で話すシーンが何話かにあるが、あれはありえないと思うが)
企業の論理は、世の中の当たり前とは異なる…多かれ少なかれ『事なかれ主義』で臭いものに蓋をすることに慣れてしまった我々?に、『お言葉を返すようですが!』と正論を説く花咲舞は痛快であり、溜飲を下げる。(このシーンはドラマでも目頭を熱くすることもある…)
ライバル銀行との合併に伴い、なんとあの『半沢直樹』もゲスト出演。(演じるのは『劇団ひとり』なのでコントに見えてしまう)
企業の合併にあたっては、人事制度や給与体系、システムなどのルールをどうするか、それぞれのマウント取りや社内政治での暗躍等々、醜い争い、丁々発止とやりあうのは僕にも経験あるが、それによる浮き沈みなどサラリーマンは犠牲が伴うもの。ドラマはどこまでリアルに描くのか、ちょっと注目したい。
小説では相馬と花咲の臨店指導グループが目障りとなった役員が相馬を左遷させ、花咲舞1人になってしまうが、ドラマでは番組HPを見る限り、違った展開になっていくようだ。原作とドラマ脚本が異なることで、日テレは問題となったこともあったが、あまりにもご都合よくまとめて終わらせることがなければいいなあ。
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Posted by ブクログ
作家:池井戸潤を世に知らしめた小説『空飛ぶタイヤ』が6月に映画化されるので、小説を『おさらい読み』した。映画では主人公の赤松社長は、TOKIOの長瀬が演じるようだ。(WOWOWドラマでは仲村トオル。熱い演技だった)
アコギな大企業と対峙する中小企業の意地とプライド。八方ふさがりの状況から、糸口を見つけ大逆転する勧善懲悪。
この胸のすく涙腺ユルユル状態になる感動は、サラリーマンなら誰もが感情移入できる。そしてやがて『下町ロケット』や『ルーズベルトゲーム』『陸王』などの池井戸作品に繋がっていくのであった!
この映画、たぶん泣くだろうな。それはそれで楽しみです(笑)
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Posted by ブクログ
箱根駅伝に半沢を足したような内容。スポーツ独特のゴールを目指すような高揚感と企業内での倍返しのスッキリ感。
社内の権威者に楯突いて左遷された君嶋。左遷された先はラグビー部の責任者を兼ねる横浜工場の総務部長。ラグビーには全く関心の無かった君嶋は優秀なマネジメント力を発揮し、ラグビー部を押し上げて行く。企業内スポーツの宿命である経費削減でラグビー部も風前の灯に。ここで真の敵が現れ、反撃開始となる。敵と思っていた相手が味方であり、味方と思っていた相手が敵という小説ならではの設定。敵を葬りスカッとさせた後に、ラグビー部も歓喜の瞬間を迎える。
ラグビーは高校の授業でトラウマがあり、あまり好きでは無い。ただ、高校時代に縁のなかった同級生が超有名大学のキャプテンとなり、全日本で試合をし、今は協会の役員となっている。頑迷な協会の改革も小説の中で描かれているので、何となく頑張れとエールを送りたくなる。