池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【アキラとあきら】
昨年購入して読んでいなかった池井戸潤氏の作品。
町工場の息子として生まれた山崎瑛と、日本でも有数の創業一族の長男として生まれた海堂彬。
同じ社長の親を持つ二人、生い立ちに違いはあるものの同じ大学、そして同じ銀行就職での出会い、そしてお互いを認め合う関係性、そして人としての成長が培われていくところに共感することが多くありました。
時代が平成突入してバブルが弾けた時代背景は私自身にも重なり、当時を懐かしみながら読み進めることが出来ました。
経営者の苦悩は計り知れないものがある、またそれを理解して経済の血液とも言えるお金を扱うバンカーも数々の経営者のことを真剣に思っていても -
購入済み
ゾッとする
とても面白かった。ドキドキわくわくする展開で流石だなと思った。それにしても、フィクションとはいえ、実際に題材になった事件が存在し、そっちも死亡事故が発生した上で、風評被害で会社が倒産しているという… この本を三菱の人たちはどういう気持ちで読むのだろうか
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Posted by ブクログ
ネタバレ株市場のことを少し齧っただけで、この池井戸潤シリーズの面白さは格段に増すことが分かった。背景知識があることが、内容理解にどれだけ多大な影響を及ぼすのかがよく分かる一冊。それにしても、この人の善と悪の書き分けは本当に徹底していて、それでいて不自然ではないのがすごい。普通、概念をデフォルメすることはある意味エンタメ化に繋がって、それだけ非現実的な色味を帯びるものだと思うのだけど、この人はデフォルメしながらも人間臭さを残せるのだと驚く。徹底した視点の管理も感情移入に一役買っていると思う。多角的な視点が謳われる昨今、固定的な視点で執拗に三笠や伊佐山を追うストーリーが爽快!