池井戸潤のレビュー一覧

  • 架空通貨 新装版

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    池井戸潤作品の中でも毛色の違う作品。普段の池井戸潤作品の銀行員が粉飾した会社と戦うという構図に飽きてきた人におすすめしたい一冊。架空通貨という名の通りでこの作品は田神札という地域通貨を中心に話が進みます。地域の不気味さや、追い詰められた人間の動きが良かった。最後の方の暴力的なシーンには疑問が残るが、初期の池井戸潤を感じられるので、ぜひ池井戸潤好きには読んで欲しい。

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    2026年07月24日
  • 銀翼のイカロス

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    今回は左遷ではない。航空会社の担当になり再建へ向けて尽力するがそこへ政府が介入してくる。国土交通大臣の白井による私設チーム「帝国航空再生タスクフォース」が七割の債権放棄を銀行に突き付けてくる。敵は国だけでなくいつもの様に身内にもいる。
    今回も痛快で気持ち良かったです。

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    2026年07月19日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    2年ほど前に冊子本で読んでいましたが、登場人物(の名前)と大学(の名前)が数多く出てきて、途中から着いていききれず断念していました。
    しかし先日Audibleでお見かけし、ふと思い出したように聴き始めたらばまんまとハマってしまいました。文字で見ていたときような違和感はなく、あまり覚える必要もなく、とりあえず聴き進めていけば場面が続々と進んでいって自然と人物名やキャラも頭に入っていく。これまでのAudible作品の中でも最も聴き良い/聴きがいのある作品でした。

    大筋は、全て下巻の本戦へ向けての前日弾、という側面が大きいかとは思いますが、上巻エンディングのサプライズ壮行会は割と鳥肌ものでした。

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    2026年07月17日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    面白かった。「続きはまた後で」と思っても、ページをめくる手が止まらない。
    半沢もすごいけど、渡真利の情報網も大概だと思う。
    もう一度ドラマ版の半沢直樹も観たくなった。

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    2026年07月12日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    面白かった。

    思ったよりサクサクと10区それぞれが語られた印象はあるが、それぞれのランナーに物語がある。

    チーム目標は3位以上。

    上巻の伏線で、10区での安愚楽との対決で何とか勝って3位という結末なのかなと思ったら、まさか優勝するんじやないかという展開にまで。
    結果は2位。


    ランナーに声をかける、甲斐の言葉が泣ける。やはり甲斐監督をやらせるなら鈴木亮平さんがいいな、

    また、テレビ局側の徳重は上位に上がってくる、関東学生チームのメンバーの情報不足に準備不足を痛感。 ランナーの情報をテレビの向こうに伝えられないと焦るが、そこでメインアナの辛島がランナー個人の情報や想いを伝えるシーンは胸

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    2026年07月06日
  • 鉄の骨

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    さすがの池井戸潤。めちゃくちゃ読みやすかったして勧善懲悪。一松組の技術力に対するプライドやサラリーマン根性、同僚の支えによって平太がどんどん強くなっていくのがよかった。あとは全然サイドストーリーだけど、萌の恋愛事情がいちばん気になる。

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    2026年07月06日
  • かばん屋の相続

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    ネタバレ

    池井戸潤らしい、銀行を舞台にした短編集。長編作品ほどではないが、短い中で相応に複雑な背景が仕込まれており、楽しめる。全てがハッピーエンドではないが。

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    2026年07月05日
  • ようこそ、わが家へ

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    [七つの会議]の後にこの本を読みました。
    内容の一部が七つの会議の描写と似ていて懐かしさを覚えました。
    会社内の架空取引、自分の身に関わる事件、家族の支えこの3つのバランスが上手く混ぜあった物語でした。面白かったです。

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    2026年07月05日
  • シャイロックの子供たち

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    短編集かと思って読み始めたら、10の章それぞれに主人公を配して、東京第一銀行長原支店を舞台に各々の視点から一つの大きな事件が展開するミステリー小説だった。

    続きが気になる面白さに引き込まれたが、通勤途中に読む本ではなかった。特に第1章から「一体いつの時代の話だ?」と思えるほど乱暴な話で「会社の嫌な面」がこれでもかと描かれ、会社に行く気分が重くなる。

    ミステリーと同時に家族というテーマが深く関わる。ほぼ全部の主人公のエピソードに家族が登場し、癒しにもプレッシャーにもなる。善人も悪人も、家族の存在が行動に大きく影響する。そしてこれまた、いつの時代かと思うような価値観の登場人物も多い。

    話が進

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    2026年07月01日
  • 銀翼のイカロス

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    あー読みやすい。半沢に後ろ暗いところがないし打たれ強く言い返しもするので安心して読める。敵対勢力も人生で出会わないタイプのザ・悪人で、怒鳴るし金に汚いし負けても反省もしないしと、同情の余地がないので心の容量をすり減らさずに済む。元気の出るエンタメ小説。

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    2026年06月29日
  • 銀翼のイカロス

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    久しぶりの再読、フィクションでありながら、どこかでノンフィクションになっていて、登場人物も、実在する人物をイメージしてしまうから不思議です。
    政治家の錬金術、当選したら天の人、与党になればなど、現実と一緒の女々しさに、倍返しで半沢直樹がやってくれました。
    しかし中野渡頭取は、その後バンカーとしてどう生きていったのか、スピンオフ短編で取り上げてもらいたいなと思いました。

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    2026年06月25日
  • ハヤブサ消防団

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    池井戸作品といえば巨悪に苦しめられるが最後は倒し真っ当に生きる人が勝つ!というエンタメ性が高いイメージ
    まず今作の主人公はミステリ作家で会社に属しておらず、つまり会社内外のあれこれがないのがまず新鮮なスタート。

    田舎に移住したミステリ作家が近所付き合いの一環で入った地元の消防団。少し馴染んだ頃に人間関係のややこしさが見えてきたり、穏やかなはずの村で不穏な事件が起きたりと気が休まらないことはある。
    のどかな風景や近所の人たちと起こる事件の不穏さの対比がクセになり続きが気になって読み進めた作品
    最後綺麗にまとまるのはさすがの池井戸作品。
    続編があるらしいので気になる。

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    2026年06月23日
  • シャイロックの子供たち

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    ネタバレ

    さすが池井戸先生の作品ですね。
    ただ、好きな作家なだけに厳しめに読んでしまうのは仕方がないです。
    銀行内の事件を主役を変えて展開していくので、マンネリせずに読み終えることが出来ました。
    銀行のリアルな状況等も描かれていて、銀行マンの深層心理をよく知っているからこそ描けるストーリー素晴らしいです。
    そして、読みやすい文章が、業界の素人でも楽しめるようになっているので、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年06月22日
  • アキラとあきら 下

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    ヒューマンストーリー。ただ、最後の終わり方までが強引な印象を受けました。あきらとアキラが組んでからは話がスムーズに進みすぎて、少し物足りなさを感じたものの、とても面白く読めました。

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    2026年06月21日
  • アキラとあきら 上

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    ヒューマンストーリー。ただ、最後の終わり方までが強引な印象を受けました。あきらとアキラが組んでからは話がスムーズに進みすぎて、少し物足りなさを感じたものの、とても面白く読めました。

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    2026年06月21日
  • 民王

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    子供を産むまで、政治とか全然興味なかったけど
    この子が生きやすい世の中になるかどうかは
    政治家にかかっとるんや
    そのためにはちゃんと選挙に行かないけんのや
    って最近気付きました。

    裏金問題とか、不倫やら、不適切な発言やら
    政治家には裏切られてばかり。
    民の王として、国民に選ばれた1人の政治家として、
    自分の地位とか名誉とか、お金とかより
    もっと国民のために働いてほしい
    と思った。
    自分のためじゃなく、人のために動きたい思えた。

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    2026年06月18日
  • アキラとあきら 下

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    池井戸潤さん、すごいですね。
    2022年に映画化された作品とは知りませんでした。

    筆力というか、引き込む文章力がすごい。
    銀行マンの仕事がよくわかる。
    銀行の世界は知らないので、書かれている状況が
    本当のことに近いかどうかはわからないが
    とにかく、引き込まれました。

    かつて実家の稼業が連帯債務により倒産したあきらと
    裕福な海運会社の3兄弟の長男の子として生まれたアキラ。
    それぞれの家の事情や、しがらみや、家族環境が丁寧に描かれ、二人は同じ銀行に入る。
    新入社員研修での対決で存在感を示した二人。
    そしてそれから怒涛のように流れる時間。

    懸命に生きるという気持ちが伝わってきて
    銀行志望の大学

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    2026年06月15日
  • かばん屋の相続

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    カバン屋、相続。モデルは京都の一〇帆布かな。確かあそこの長男も元銀行員だった記憶。そこに池井戸スタイルをはめ込む展開は非常に面白かった。
    もちろん「カバン屋の相続」がダントツでよかったけど、意外にも「芥のごとく」がよかった。割となんとかなるパターンの池井戸作品で、救いのないバットエンドは初めてだった。

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    2026年06月14日
  • ノーサイド・ゲーム

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    先月読んだ『俺たちの箱根駅伝 上・下巻』が面白すぎたので、池井戸潤作品を少しずつ読んでみようと思い手に取った一冊。
    大企業『トキワ自動車』の経営戦略室次長であるエリート主人公・君嶋は、ある大型買収案件に反対したことで工場総務部へ左遷される。さらに、毎年巨額の赤字を抱える同社ラグビー部『アストロズ』の管理職を兼務することとなり、チーム運営の抜本的改革に取り組んでいく…。
    ラグビーの知識が無くても、基本は作中で丁寧に説明されるので問題なかった。何より、経営のプロである主人公がその手腕を存分に発揮して、チームをメキメキと再生していく展開が痛快で一気に引き込まれた!!
    一方で並行して進むのは、かつて反

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    2026年06月13日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    「半沢ミステリー」

    ドラマ版半沢直樹を見て、まだドラマ化されていない話があると知り購入。

    相変わらずの半沢劇場。初文庫本半沢だったため、ドラマ版との登場人物の違いはありましたが、当然のこと、十二分に面白い。

    痛快爽快な展開はもちろんのこと、
    最後本の解説を読んでいて納得したのは、ミステリー要素がある!ってこと。2度美味しい感じ。

    正義は勝つ!の半沢はいつも通り健在、早く続編見たい!

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    2026年06月11日