池井戸潤のレビュー一覧

  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    流石池井戸作品
    結構な分量だが、すらすら読めるし面白い
    ルーズヴェルトゲーム、かつてのルーズヴェルト大統領が最も面白いスコアと言った8-7の野球のスコア
    0-7からの逆転劇だから面白い
    まさに青島製作所
    ある意味綺麗すぎるストーリーだった

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    2026年03月03日
  • 花咲舞が黙ってない

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    ネタバレ

    花咲舞が出てくる不祥事の続編。
    銀行をなんとか良くしようと行動する狂咲を応援しながら一気読み。半沢直樹が出てくるとは思わなかったのでちょっと胸熱になった。銀行が合併する前の話が読めて嬉しい。

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    2026年02月28日
  • 鉄の骨

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    鉄の骨は、建設業界に巣食う談合という重いテーマを、骨太で緊張感のある筆致で描き切った社会派小説である。主人公が直面するのは、正義と組織論理の衝突という、働く者であれば誰もが一度は思い当たる不条理だ。現場の空気、上層部の圧力、同僚たちの保身と良心の揺らぎが現実味をもって迫る。一方で、主人公の彼女の存在は物語の推進力としてやや必然性に欠け、リズムを緩めた印象も否めない。しかし、主人公を取り巻く人物造形は極めて人間的で、弱さや矛盾を抱えた姿に強い説得力がある。本作は、個人が組織の一員として抗い続けることの重さと覚悟を、静かに、しかし確実に読者へ突きつける一冊だ。

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    2026年02月26日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    序盤に「この話で下巻まで続くのか?」なんて思ったが、しっかりいい所で上巻が終わった。
    運送会社と、トラックの販売メーカーと、銀行の3つの立場から話が動く。
    いちいち赤松社長に対して情が移り、涙が出る。
    池井戸潤先生らしく銀行サイドの話も出てくるが、まさに今は時代が温故知新の変貌期なんだろうな、と思う。
    このまま一気に下巻も読みたい。

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    2026年02月23日
  • 鉄の骨

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    さすがの面白さ。一気に読み進められる。
    ゼネコンの「談合」が「調整」という名で語られることに、なるほど、うまいこと言うな、なんて思った。公共工事の入札制度の見直しも必要、でもそんなの待っていたら価格競争の果てに各社が疲弊して潰れてしまう、だから「調整」が必要なのだ、と。これは必要悪だと。いつかなくなることが望ましいけど、いまは必要だ、と正当化する。よく聞くような話だ。
    主人公の若手社員の平太は戸惑いながらも会社で自分に与えられた役割を果たすことに力を注ぎ、そんな平太に正論でダメ出しをしてくる銀行勤めの彼女の萌とは関係もギクシャクしてくる。平太の先輩同僚の西田は一見チャランポランだけど仕事は抜群

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    2026年02月23日
  • 新装版 不祥事

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    ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作。
    狂咲というほどではないと思うけどなー。どの話もスッキリして、楽しめた。

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    2026年02月21日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    苦しい事の連続で、その中に小さな幸せを見つけ、ただただ働く毎日を送らねばならない世のサラリーマンにエールを送ってくれている気がしました。
    人生とはこういう時間が流れ続け、その中で、自分がどう感じ、どう自分の心と向き合うかが大事なのかもしれないですね。

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    2026年02月21日
  • ハヤブサ消防団

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    とてもおもしろかったです。
    先が気になって読む手が止まりませんでした。

    田舎ののどかな雰囲気と、連続放火という凶悪事件のギャップで不気味さが増して、物語に引き込まれました。

    ドラマとは違う展開で、原作の方が現実的でしっくりくる気がしました。

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    2026年02月18日
  • 鉄の骨

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    ザ池井戸作品。
    日曜劇場の絵が浮かんだ。
    談合は自らの業界でもあり、当事者たちはそれこそが重要な"業務"にすり替わり麻痺していく感覚、勝手な上下関係が生まれ、それが風習になる雰囲気もわかる。
    談合をオチに昇華していく後半はさすが。マネーロンダリングに関してもよく考えられていて面白かった。実話?

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    2026年02月17日
  • 新装版 不祥事

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    「花咲舞シリーズ」を読んだ気がしていたが、TVドラマのタイトルを見ただけのようだ。
    支店での活躍を見込まれて、本店の業務改善を指導する部署に異動。次々と不正やミスを指摘する。相手は頭取を目指す常務のグループ。次々とその取り巻きの人々を潰していく。罠も何のその。付いたあだ名が「狂い咲き」。快刀乱麻に進めて行くさまは爽快。単純な短編集かと思ったが、連作となり、最後は敵方の常務をも取り込んだように見える。他の花咲舞シリーズを読んでみたくなった。

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    2026年02月17日
  • 最終退行

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    ⭐︎4.5です。
    池井戸作品ならではの銀行ストーリー。主人公は、半沢直樹のように誠実なように見えて、実は不倫しているというところが、個人的に残念でした。でも、相変わらず最後にはスカッとする内容で、最後は気分が晴れ晴れしました。

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    2026年02月15日
  • 最終退行

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    【2026年29冊目】
    東京第一銀行羽田支店で副支店長を務める蓮沼は、日々深夜まで業務に勤しんでいた。不景気の煽りか、赤字の企業が多い中、本部からの要請で長年の取引先に融資の返済を迫る羽目になったものの、人情が先立ち交渉は決裂。だが、支店長の谷がその翌日あっさりと返済を決めて帰ってきて――銀行と光と闇、人間の欲望を描いた銀行ミステリー。

    銀行の話を書くと、池井戸潤さんの右に出るものはいませんね、マジで。銀行マンとしての矜持と一人の人間としての思い、裏金と一攫千金を狙う人々の欲望、出世レースと嫉妬に塗れた銀行内部など、さまざまな要素が絡まり合った一作でした。

    主人公側がいわゆる悪人側に一泡吹

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    2026年02月14日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    2では半澤と近藤のW主人公だった。
    職場で摩耗し心を止んで休職し、復職しても傷を舐めながら過ごしていた近藤が熱を取り戻していく姿がとても良かった。
    出向先で波風を立てない方が良いと遠慮して弱々しく振る舞っていた近藤が不正に対して「許せないんだよ!」と怒りを発露し、人と対峙し、バンカーとしての在り方を取り戻しながらも、完全には吹っ切れずに苦悩する様子は人間味があって人々の心を打つ。
    一方で半澤については頼もしすぎるのかピンチに陥っても半澤なら大丈夫だろうと心配する気持ちが湧き上がって来ないので、二人の対比が面白いと思えた一作。

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    2026年02月11日
  • 果つる底なき 新装版

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    池井戸氏のデビュー作だって。デビュー作でこんな面白いストーリーが描けるなんて素晴らしいと思う。やはり舞台は銀行だが、コレはこれで興味深く読めた。しかし、銀行ってこんな派閥や権力、出世欲ばかりなのか?私は中小企業勤務だから、全く理解できない職場環境だ。勝ち組に在籍していれば良いが、信じてもいない親分に、任せた人生なんてワクワクしない生き様だ。その勝ち組に、乗るか乗らないのかが面白いのかなぁ、、。

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    2026年02月11日
  • 新装版 不祥事

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    ネタバレ

    花咲舞あなたは強い。ついていきます。
    ドラマにもなった花咲舞が活躍する。読後感のいい痛快な連作短編集。
    舞台はやはり銀行。
    納得できないことには、真正面からぶつかっていく、男気があるといえば聞こえはいいが女性、それも美しい人らしい、狂咲とあだ名されるように、時には口でわからない相手には平手で殴りつける、いやはやあるまじき、、、それがあるので。

    「激戦区」
    自由が丘支店。他行に負けている付けを人件費で埋めようとして、ベテラン女子行員をいじめてやめさせていた。舞は銀行不振の原因を突き止めて、上司と対峙する。

    「三番窓口」
    一億円を入金した途端に他行で出金するが、振込みは中止として金を持ち帰る、

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    2026年02月09日
  • 鉄の骨

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    ・談合について考えさせられる内容だった。
    ・それぞれの立場もあるが、悪いものは悪いと言える人でありたい。今までとか、過去がとかではなく、今とこれからを考えて行動しなければならない。
    ・主人公の彼女の立ち回りがとても不愉快。自分がすごいわけではないのに、見下す感じが嫌
    (評価)3.8

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    2026年02月09日
  • 花咲舞が黙ってない

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    初 池井戸作品

    ドラマを見てなかったけれど、なんとなくドラマを想像しながら読んだ


    銀行もの。

    正義の為に暴走する花咲舞が小気味いい

    とはいえ、銀行内部の政治や圧力、
    しがない銀行マンの悲哀もあって…

    短編、中編とり混ぜて、
    それぞれ面白い。


    このシリーズに前巻があると知り、購入した。
    読むのが楽しみ!

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    2026年02月09日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    ネタバレ

    未視聴だが話題のドラマだった為オーディブルで聴いてみることに
    登場人物も多く、専門用語もありつつもするする聴けた。

    支店長の件は彼もまた家庭人であることが描かれており、爽快とは思わなかった。もちろん犯した罪については償う必要があり、加担した行内の面々についても自業自得なのでどう転ぼうと庇うつもりはないが、一方でどちらが悪役かと思うくらいに容赦ない主人公に驚いた。まあのし上がるならこれくらいの胆力が無ければ難しそうな環境ではあるし、そう言う意味では読者にとって頼もしい主人公と言えそうだ。

    全体的には面白かったが証拠を掴んでからがやや長く、多少の焦れったさを感じた。

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    2026年02月08日
  • アキラとあきら 下

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    銀行の利益のためだけにお金を貸すバンカーと人のためや社会のためにお金を貸すバンカーがいるということを知ることができた。
    人情に溢れる傑作でした。

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    2026年02月05日
  • アキラとあきら 下

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    ガシャポンがここで出てくるとは!
    ふたりのあきらと共闘、ワクワクしました。
    にしても叔父さんたちのちょろさというかクズっぷりが酷い。詐欺とか背信とか普通なら懲戒免職ものだと思うけど身内を理由に許せるものなのか・・?

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    2026年02月03日