池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2年ほど前に冊子本で読んでいましたが、登場人物(の名前)と大学(の名前)が数多く出てきて、途中から着いていききれず断念していました。
しかし先日Audibleでお見かけし、ふと思い出したように聴き始めたらばまんまとハマってしまいました。文字で見ていたときような違和感はなく、あまり覚える必要もなく、とりあえず聴き進めていけば場面が続々と進んでいって自然と人物名やキャラも頭に入っていく。これまでのAudible作品の中でも最も聴き良い/聴きがいのある作品でした。
大筋は、全て下巻の本戦へ向けての前日弾、という側面が大きいかとは思いますが、上巻エンディングのサプライズ壮行会は割と鳥肌ものでした。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
思ったよりサクサクと10区それぞれが語られた印象はあるが、それぞれのランナーに物語がある。
チーム目標は3位以上。
上巻の伏線で、10区での安愚楽との対決で何とか勝って3位という結末なのかなと思ったら、まさか優勝するんじやないかという展開にまで。
結果は2位。
ランナーに声をかける、甲斐の言葉が泣ける。やはり甲斐監督をやらせるなら鈴木亮平さんがいいな、
また、テレビ局側の徳重は上位に上がってくる、関東学生チームのメンバーの情報不足に準備不足を痛感。 ランナーの情報をテレビの向こうに伝えられないと焦るが、そこでメインアナの辛島がランナー個人の情報や想いを伝えるシーンは胸 -
Posted by ブクログ
短編集かと思って読み始めたら、10の章それぞれに主人公を配して、東京第一銀行長原支店を舞台に各々の視点から一つの大きな事件が展開するミステリー小説だった。
続きが気になる面白さに引き込まれたが、通勤途中に読む本ではなかった。特に第1章から「一体いつの時代の話だ?」と思えるほど乱暴な話で「会社の嫌な面」がこれでもかと描かれ、会社に行く気分が重くなる。
ミステリーと同時に家族というテーマが深く関わる。ほぼ全部の主人公のエピソードに家族が登場し、癒しにもプレッシャーにもなる。善人も悪人も、家族の存在が行動に大きく影響する。そしてこれまた、いつの時代かと思うような価値観の登場人物も多い。
話が進 -
Posted by ブクログ
池井戸作品といえば巨悪に苦しめられるが最後は倒し真っ当に生きる人が勝つ!というエンタメ性が高いイメージ
まず今作の主人公はミステリ作家で会社に属しておらず、つまり会社内外のあれこれがないのがまず新鮮なスタート。
田舎に移住したミステリ作家が近所付き合いの一環で入った地元の消防団。少し馴染んだ頃に人間関係のややこしさが見えてきたり、穏やかなはずの村で不穏な事件が起きたりと気が休まらないことはある。
のどかな風景や近所の人たちと起こる事件の不穏さの対比がクセになり続きが気になって読み進めた作品
最後綺麗にまとまるのはさすがの池井戸作品。
続編があるらしいので気になる。 -
Posted by ブクログ
池井戸潤さん、すごいですね。
2022年に映画化された作品とは知りませんでした。
筆力というか、引き込む文章力がすごい。
銀行マンの仕事がよくわかる。
銀行の世界は知らないので、書かれている状況が
本当のことに近いかどうかはわからないが
とにかく、引き込まれました。
かつて実家の稼業が連帯債務により倒産したあきらと
裕福な海運会社の3兄弟の長男の子として生まれたアキラ。
それぞれの家の事情や、しがらみや、家族環境が丁寧に描かれ、二人は同じ銀行に入る。
新入社員研修での対決で存在感を示した二人。
そしてそれから怒涛のように流れる時間。
懸命に生きるという気持ちが伝わってきて
銀行志望の大学 -
Posted by ブクログ
先月読んだ『俺たちの箱根駅伝 上・下巻』が面白すぎたので、池井戸潤作品を少しずつ読んでみようと思い手に取った一冊。
大企業『トキワ自動車』の経営戦略室次長であるエリート主人公・君嶋は、ある大型買収案件に反対したことで工場総務部へ左遷される。さらに、毎年巨額の赤字を抱える同社ラグビー部『アストロズ』の管理職を兼務することとなり、チーム運営の抜本的改革に取り組んでいく…。
ラグビーの知識が無くても、基本は作中で丁寧に説明されるので問題なかった。何より、経営のプロである主人公がその手腕を存分に発揮して、チームをメキメキと再生していく展開が痛快で一気に引き込まれた!!
一方で並行して進むのは、かつて反