池井戸潤のレビュー一覧

  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

    Posted by ブクログ

    ドラマ化されて世間を賑わせたタイトルは知っていたものの、実際に小説を手に取ったのは今回が初めてだった。ページをめくる指が止まらないほどの痛快さだった。

    誇張も含まれているだろうが、銀行の描写は細やかで臨場感に満ちている。特に人事の描かれ方は現実の銀行員たちも思わず頷く部分があるのではないか。

    上下関係が絶対的に支配する組織の中で、理不尽に頭を下げるのではなく、自らの正しさを信じて迷わない半沢直樹はカッコよかった。自分ならその場を丸く収めるために、軽々しく謝ってしまっているだろう。

    理不尽に抗うことは容易ではないが、正義を貫くことの清々しさと、信念を持つことの大切さが描かれていた。

    0
    2025年09月25日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

    Posted by ブクログ

    スッキリする結末は良かったけど、
    もしも大企業サイトが一枚岩で
    関係者の不満なく対応していたらどうなっていたのか。
    現実に置き換えるとこわい。

    0
    2025年09月22日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    落として落として上げるというお決まりをなぞっているのだが、引き込んで読ませるテクニックが凄いと感じた。
    ただ、2012年に書かれたということもあり女性社員の描き方に時代を感じた。

    0
    2025年09月21日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

    Posted by ブクログ

    作品の存在は知っていたが、今回初めて手に取って読んでみました。自分の信念を貫き、融資ミスの責任を全て自分に押し付け保身に走る醜い上司に立ち向かう半沢直樹の奔走する姿を描いた今作は、まさに正義と悪の対決を象徴していると思いました。正義は勝つ、そんなシンプルかつ力強いメッセージを体現したこの作品は、多くの人の心の琴線に触れるはず。それこそが、この作品が大ヒットを記録し、絶大な人気を誇る理由なのだと思います。

    0
    2025年09月21日
  • 新装版 BT’63(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    池井戸潤では珍しい、タイムリープ要素が含まれた作品。 BT21というトラックがキーとなり、親子の記憶を繋ぐ。

    上では病み上がりの主人公の記憶の混濁、父親の制服を着たことで見ることができた父親の記憶が主軸だった。主人公よりもその父親が過去に運送会社でどのようなことをしていたか焦点が当てられていて面白かった。池井戸潤シリーズには必ず出てくる会社の経営状況、銀行員も良かった。

    今で言う闇バイトのようなことをしていた従業員、そして経歴を全て偽って入社していた犯罪者、そこから発生していく様々なトラブル。新規事業個人宅配が銀行にも評価され、これから、と言ういい面もある一方、社内のトラブルは解決できてお

    0
    2025年09月19日
  • 民王 シベリアの陰謀

    Posted by ブクログ

    前作を読み終わりすぐに手に取って読んだ
    あっという間に民王の世界に引き込まれて了読。
    前作の主要登場人物が皆登場して、尚且つ全体的に距離感が縮まった感じのやり取りがまた嬉しい。
    次の武藤内閣は何が起こるのか⁈続編望む!

    0
    2025年09月19日
  • 株価暴落

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続きが気になる…

    爆弾犯として追われていた黄はどうなったのか、二戸はどうなったのか、一風堂の株価は持ち直したのか!?

    信用取引についてよく分かる内容でした。
    それにしても、自身の欲望のために株価暴落させて人を巻き込むなんて…
    人間が1番怖い

    0
    2025年09月19日
  • 民王

    Posted by ブクログ

    最近の政治に似ていて先取りか、と思ったら2010年に刊行した小説で民主党の政権時代だった。震災で失敗して自民党に代わったことを思い出した。小説が書かれた時には、これでまた変わるとは思わなかっただろう。
    内容はSFのようなコメディーのような、池井戸さんには珍しい内容。バカ息子と脳と体が入れ替わった首相。敵方の政敵は優秀な娘と入れ替わり。スケベな首相がバカ息子の言動に振り回されながら、若い頃の政治を目指した自分に戻って行く。くすりと笑える場面も多く、楽しんで読めた。

    0
    2025年09月18日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

    Posted by ブクログ

    2014年にTBS系でテレビドラマ化され、唐沢寿明が主演

    「ルーズヴェルト・ゲーム」の由来::アメリカのルーズベルト大統領が「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ!」と語ったことに由来し、点を取られたら取り返す逆転劇を意味します。

    大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは。(講談社文庫)

    0
    2025年09月28日
  • 民王 シベリアの陰謀

    Posted by ブクログ

    前作に続いて、本当にこれ池井戸作品?と思わせるようなギャグストーリー。
    期待を裏切るようでいて、期待を裏切らない仕上がりです。
    ギャグの中にも、得体の知れないポピュリズムとか、世論とか、現代を物語っているなぁと感心し、星4つつけました。

    0
    2025年09月15日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    出向した近藤が野田を説得するシーンが熱かったです。

    組織で働く以上、ノーと思っていてもイエスと言わねばならない瞬間は多々あります。
    それでも、イエスとしか言わないで思考停止で仕事をしても、楽しみは見いだせません。
    改めて、仕事を頑張ろうと思えましたし、将来部下を持ったら、建設的な反論は積極的に受け入れようと思います。

    0
    2025年09月14日
  • ハヤブサ消防団

    Posted by ブクログ

    小さな田舎町で起きる連続放火事件の解明をベースに、過去から現代まで、多様な人間模様を描いた池井戸潤のミステリー小説。
    新興宗教が絡むこともあり、想像以上に恐ろしくなり、心拍数が上がる場面も多かった。
    最後が救いのある終わり方でよかった

    0
    2025年09月14日
  • シャイロックの子供たち

    Posted by ブクログ

    久しぶりに池井戸潤さんの小説を読んだけれど、小説の世界に連れて行ってくれるスピードがとにかく早い。
    通勤で読んでいますが、読み始めたら一気にその世界に連れていかれ、なんど乗り過ごしそうになったか。

    ただ大きく感銘を受けたとか、印象に残るとか、そういうのはなかった。

    0
    2025年09月13日
  • 七つの会議

    Posted by ブクログ

    「虚飾の繫栄か、真実の清貧か」この一言に尽きる。小説の中に限らず、実社会そのままだと思う。池井戸潤の勧善懲悪のストーリーはいつも痛快に終わるので良い。

    0
    2025年09月12日
  • かばん屋の相続

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めて安定の池井戸作品そのものという感じだった。作者は周知の通り銀行、金融ものの作品を数多く輩出しているが、私の知る限りどれをとっても同じような作品はなく、どの物語りも一本立ちしていると思う。翻って考えれば、金の仕組みは複雑広大で、それに絡め取られる人間の物語りも一つとして同じものはなく、無限の人間の業そのものであるとも思った。

    0
    2025年09月11日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

    Posted by ブクログ

    あの手この手で半沢を貶めようとする悪役が出てくるたび、どうやってこの悪役を追い込むのか、ワクワクしながら読み進めました。

    0
    2025年09月10日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

    Posted by ブクログ

    中小企業と大企業の立ち位置がリアル
    下は上に対してぺこぺこし、上は下に対して威圧的であり無関心
    下巻の結末が楽しみ!!!
    そんな世の中のリアルに対してメスを入れ、自らの在り方も改められる一冊であると考える

    0
    2025年09月08日
  • ハヤブサ消防団

    Posted by ブクログ

    映像が目に浮かぶような、くっきりとした描写の数々。自然豊かな土地で、人とのつながり、しがらみが交錯する。人物の描き方も巧みで、それぞれの内面も見た目も鮮やかに立ち上がってくる。楽しくよめた。

    0
    2025年09月08日
  • アキラとあきら 下

    Posted by ブクログ

    一気読みした上巻に続いて下巻も一気に。とても良かった!!!銀行さんの仕事内容にこんなにもドラマがあるなんて、、、なんて、なんて、かっこいいのでしょう。お仕事物は自分の仕事へのモチベーションにもなるのでやっぱり定期的に摂取したいものですね。

    0
    2025年09月06日
  • アキラとあきら 上

    Posted by ブクログ

    2人の主人公をベースに展開される物語の面白さももちろん、知らない業界、職域について勉強になりました。子供のころに出会う親族以外の大人って、結構重要人物だったりする。自分の家にはない価値観を教えてもらえたり、子供である自分とどのように接してくれたかって割と覚えていて、今も大事な記憶や言葉として残していたり。それが自分の生き方の割と真ん中にあったりも。子供時代のアキラ2人の出会いや経験が、どのように繋がっていくのか、楽しみで一気読みした上巻でした。

    0
    2025年09月06日