池井戸潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ銀行員の倉田が主人公。
自宅への嫌がらせ事件と、出向先のナカノ電子部品での不可解な出来事とが同時進行で描かれていく。
それぞれは全く異なる話なのだが、倉田の目線で見ているので違和感なく読めた。
企業話はさすが池井戸潤といった面白さだった。
今回は、社長と真瀬のあまりの理不尽さにイライラさせられたが…。
自分にとっては名もなき人達も、それぞれに人生を歩んでいる。
逆に、その一人ひとりにとっては自分もまた名もなき一人であるということ。
嫌がらせの犯人も、真瀬もまたそれぞれの人生を歩んでいたのだ。
一応全てが解決して終わってはいるが、倉田のキャラクター的にちょっと言いくるめられてしまった感もありス -
Posted by ブクログ
ネタバレ小説自体、久しぶりに読んだ。
小説っておもしろいなぁ、と改めて感じた。
小説、マンガ、アニメ、ドラマ、映画と色々見るが、小説が一番おもしろく感じる。
絵も音もないのに不思議。それだから逆にいいのか。もっとも能動的に世界観に入れるから。
ただ小説ってなんで小難しい言葉ばかり使うのか?
相好を崩す、踵を返す、とか。
どうしてもその言葉である必要はないと思うんだけど。普段でも基本使う言葉でもないし。いわば小説の中でしか見ない小説言葉。
語彙力をある程度鍛えられるのはいいけど、過剰じゃない?と思うことがある。もう自己満足の世界のような。サナカの漢字を全て書けるような。もちろん自分の語彙力の少なさの問