池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ未視聴だが話題のドラマだった為オーディブルで聴いてみることに
登場人物も多く、専門用語もありつつもするする聴けた。
支店長の件は彼もまた家庭人であることが描かれており、爽快とは思わなかった。もちろん犯した罪については償う必要があり、加担した行内の面々についても自業自得なのでどう転ぼうと庇うつもりはないが、一方でどちらが悪役かと思うくらいに容赦ない主人公に驚いた。まあのし上がるならこれくらいの胆力が無ければ難しそうな環境ではあるし、そう言う意味では読者にとって頼もしい主人公と言えそうだ。
全体的には面白かったが証拠を掴んでからがやや長く、多少の焦れったさを感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻で面白さに惹きつけられて、下巻まで一気読み!
上巻は箱根駅伝にむけての準備や関東学生連合チームの団結までをつづってあった。
下巻では箱根駅伝 当日の朝からスタート!一冊まるまるレース中継を見ているかのような錯覚を覚える。
箱根駅伝の真髄をこれでもかと突きつけてくる真剣勝負に、読者まで試されているような緊迫感!!
トラック競技と違い、箱根のコースは登り下りの高低差、山に海沿いに市街地まで多岐にわたる。そこに1月2、3日という真冬の読めない天候。これをどう攻略するか、ランニングの技術だけではおさまらない、読めないレース展開に選手や大学陣営は翻弄される。
どの選手もこの駅伝にかける思いは並 -
Posted by ブクログ
ネタバレ箱根駅伝といえば誰でも、お正月に箱根の山を走ってタスキを渡す大学対抗レース、と知られているのではないだろうか。
それほどの国民的行事?を題材にもってきた!池井戸さんなら面白くならないわけはない!!読む前からコーフン気味。
……と言いつつ、私は箱根駅伝を見ない。楽しめるのか?
箱根駅伝といえばテレビ中継にかじりつく熱狂ファンもおおいはず。
この作品では選手だけでなくテレビマンたちにも焦点が当たるのが斬新だった。
どのように準備するのか、そんな裏側まで垣間見れるのは予想外で興味をひいた。
そんな箱根駅伝で注目されるのは当然、強豪大学になるわけだが、本作で主役となるのは、大会へ参加できなかっ -
Posted by ブクログ
激昂、激昂、激昂。
作中で繰り返されるのは、大声を出せば相手が黙ると思っているおじさんたちの熱い激昂。しかし、旧態依然としたおじさん達を、静かな知性が一掃する。
気質的に難しい「女性」という存在を極力排し、男たちのエゴと信念のぶつかり合いに終始している構成が心地いい。
「声の大きさ」を武器にする前時代の遺物に対し、二人のアキラはどこまでも爽やかで、冷静で、そして圧倒的に優秀だ。その対比を眺めるだけでも十分な読み応えがあった。
「倍返しだ‼︎」で有名な作品も含めて、ドラマや映画化が多くされる池井戸作品に出会うのは初めて。
その勧善懲悪の分かりやすさは、エンタメとして心地よくもあり、同時にあ -
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オーディブルで
関東学生連合に対する見方が変わりました。
オープン参加と言う、順位、記録が参考記録…。
走るようになってから、観る方もすっかり好きなマラソン。
箱根駅伝も毎年、テレビにかじりついて観ます。
けれども
関東学生連合はあんまり注目して観てない。
関東学生連合にもドラマがある。
どんな競技でも、そこまでに至る
その人のドラマ
その人を支える人たちのドラマ
努力の時間の厚みが感動を生む。
箱根に出るまでに、どれだけ走ったのか…
周囲の人が、どれだけ走りを応援したのか…
だから感動する
箱根好きには、たまらない作品でした。
復路、8区、9区、10区…
震えました
池井戸潤作