池井戸潤のレビュー一覧
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audibleで。八百万町の桜屋敷に、ミステリー作家の三馬太郎が移り住んでから初めての町長選挙に、ハヤブサ地区消防団宮原が立つことに、、、。ところが、ダークホースの出現で惨敗。そのダークホースは、町で信頼の厚い元教師の息子だった。新町長は、様々な制作を打ち出していくのだが、悪い評判も立ち始める。
一方太郎は、ある文学賞の候補になり、北原未南とダブル受賞する。が、その、北原の作品に覚えがあると、ある評論家が言ったことが引っ掛かり、太郎は調べ始める。
会社をクビになった若い女性の水死、その女性が告発していたという町長の不正疑惑と不審なお金のやりとり、そして盗作疑惑に放火事件、、、静かな町に、またま -
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ネタバレ主人公の文筆業に比重が置かれた今作は、作品を通して作者自身の作家の在り方や小説への考え方が垣間見れた点が非常に興味深かった。作者毎に描くべき世界があるというのは、正に自身の確固たる世界観を持つこの作者ならではだなと思う。
本筋の方は新任町長の横領疑惑と女性の不審死、今をときめく女流作家の盗作疑惑の二本立てで進んでいく。冒頭で述べた通り、文筆業にスポットライトが当てられた盗作疑惑の方は真相が気になり特に強く興味を引かれながら読み進められることができた。主人公と中山田とのコンビも良い。真相については想定どおりではあった。結末だけ見ると作品の為に自身の人生を捧げる形になってしまっているので、もう少し -
Posted by ブクログ
『ハヤブサ消防団 森へつづく道』を読んでまず感じたのは、これは一つの事件の真相を追うミステリーではなく、「人はどこまで他人のことを知ることができるのか」を描いた物語だった。
前作に続き、ハヤブサ地区で暮らすミステリ作家・三馬太郎が物語の中心となる。太郎自身の文学賞ノミネートと人気作家・北原未南をめぐる疑惑、そして八百万町で起きた若い女性の死。一見すると無関係に見える出来事が少しずつ重なり、太郎は再びハヤブサという土地の奥深くへ踏み込んでいく。前作から続く消防団の面々とのやり取りには懐かしさがあり、のどかな田舎の日常と、その裏側で進んでいく不穏な出来事との対比が今回も面白い。
この作品が描い