池井戸潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ池井戸潤さんの十八番、金融業界を舞台にした、不正を暴くスカッとストーリーです。
本屋でみかけたときは本の分厚さに一瞬たじろぎましたが、読み始めるとあっという間に読めてしまいました。
東京中央銀行に新卒入社した正義感あふれる主人公と、
理想とは大違いで自分の出世や保身しか考えない上司たちとの
闘いの物語。
「お前に、執念と呼べるものはあるのか」
理想を追い求めて銀行を去り、
小さいながらも理想的なM&Aブティックに転職し、
顧客のために粉骨砕身励む、、、
しかし、うまくM&A先が見つからずあきらめかけた
ときに奇しくも「自分のための」執念で仕事を完遂する
元上司たちの姿か -
Posted by ブクログ
・それぞれのキャラが立って勧善懲悪であるものの、一部は思い通りにいかないものもあり、その分厚みもあった。
・読みながら頭の中では、妄想キャスティングが始まっていた。ドラマ化が楽しみだ。
・しかし東京中央銀行は人材豊富である。
雨宮秋都
戸倉大輔 上司
江木雅史 支店長
山吹豪 MAアドバイザリー部次長
光村知明 MAチームNo.2
橋爪昭 人事部
田伏啓也 同期
矢崎翔太 同期
町村耕助 カフェオーナー
逆川功治 ヤエスパワー経理部長
前島徳一郎 会長
益子英太 社長
坂崎 ランパス代表
水原栞
安住紗希 アシスタント
尾畑十夢 コンサルタント
室井佐助 シニ -
Posted by ブクログ
池井戸潤さん、すごいですね。
2022年に映画化された作品とは知りませんでした。
筆力というか、引き込む文章力がすごい。
銀行マンの仕事がよくわかる。
銀行の世界は知らないので、書かれている状況が
本当のことに近いかどうかはわからないが
とにかく、引き込まれました。
かつて実家の稼業が連帯債務により倒産したあきらと
裕福な海運会社の3兄弟の長男の子として生まれたアキラ。
それぞれの家の事情や、しがらみや、家族環境が丁寧に描かれ、二人は同じ銀行に入る。
新入社員研修での対決で存在感を示した二人。
そしてそれから怒涛のように流れる時間。
懸命に生きるという気持ちが伝わってきて
銀行志望の大学 -
Posted by ブクログ
先月読んだ『俺たちの箱根駅伝 上・下巻』が面白すぎたので、池井戸潤作品を少しずつ読んでみようと思い手に取った一冊。
大企業『トキワ自動車』の経営戦略室次長であるエリート主人公・君嶋は、ある大型買収案件に反対したことで工場総務部へ左遷される。さらに、毎年巨額の赤字を抱える同社ラグビー部『アストロズ』の管理職を兼務することとなり、チーム運営の抜本的改革に取り組んでいく…。
ラグビーの知識が無くても、基本は作中で丁寧に説明されるので問題なかった。何より、経営のプロである主人公がその手腕を存分に発揮して、チームをメキメキと再生していく展開が痛快で一気に引き込まれた!!
一方で並行して進むのは、かつて反 -
Posted by ブクログ
池井戸潤先生の小説は、自分が歳をとればとるほど深く染みるようになるなぁと思いながら読んだ。
特に花咲舞の言っていることもやっていることも正しいのに、それが「正解」ではなかったり、何をやっているんだろうと途方にくれたり、共感できることが多かった。
最近の子とひとくくりにするのは良くないが、思ったことは口に出さないのに、納得するまではやらないという子が多い中、自分の意見を口に出して動くことができるということも才能なんだなと思った。
また、自社の是非を他者に託すというのは本当に苦渋の選択だったと思うが、ここまで崩壊していたらもうプライドとかも捨てて託すのが正解なのかなとぼんやりと思った。
いき -
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
私はスポーツの真の魅力は、勝った負けたの結果だけでなく、その裏にある選手の努力、背景、考え方といった、その人物(もしくはチーム)の”物語”に、見ている側が共鳴することで、他では味わうことのできないような熱狂、感動が生まれる点だと考えています。
本作は、スポーツの魅力を思う存分に感じることができる作品です。
また、そういった意味で、本作における私の中でのMVPは辛島アナです。
放送局として学生連合に対する準備不足があったにもかかわらず、辛島だけは独自に泥臭く選手に取材をしていました。、辛島アナの仕事(箱根駅伝)に対する真摯さ、これがまさにプロフェッショナルの流儀だと感じまし