ようこそ、わが家へ
  • 無料

ようこそ、わが家へ

935円 (税込)

4pt

恐怖のゲームがはじまった。

真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編を電子化。

...続きを読む

ようこそ、わが家へ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    主人公はやはり銀行員、真面目で堅実な家庭で過ごし、やっぱり堅実で実直な性格、不正は見逃せない。池井戸潤作品といえば主人公の性格はこれで決まりであるし、ミステリーの大軸は、主人公が真面目に仕事をする中で些細な違和感に気付き、調べていくにつれて、資金繰りに困ったやり手の会社・会社員が粉飾決算やら架空取引...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    家族がストーカーに狙われるのと、サラリーマンの問題の両方に立ち向かう男の話。
    並行して進むがどちらも緊迫していて面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    普通の働くお父さんがトラブルに見舞われながらも解決していく話
    立場上言えない事や理不尽だと思う事って大なり小なりあるし、重なって思う部分もあるなぁ

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    さくさく読み進められた。
    プライベートのやりすぎた悪戯と仕事でのトラブルが同時並行して話がすすんでいく。

    こんな人もいるから正義感を持って注意するのが怖くなってしまう。
    結局幽霊なんかより、人が一番こわい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月22日

    ほぼ私と同年代の主人公が会社帰りにある男を注意した後に、家族を巻き込むストーカー被害に遭い、会社では上司の不正を発見し、その渦中に巻き込まれていくストーリー。

    普通の暮らしがほんのちょっとのことで一変するさまが、あまりにも普通に起こりそうでゾワっとします。

    最終的なハッピーエンドは池井戸作品の真...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月24日

    「匿名」の世の中だからこそ起こりうる日常の恐怖を実感した。いつ誰がこのような状態になるか分からないから怖いなと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月21日

    池井戸氏の本は、これが初めて。
    銀行事情とかは詳しくないので、初めて聞く用語なんかもちらほらあったが。

    こういう主人公の人生が、一番グッとくる。
    真面目だけが取り柄。取り立ててカッコいいわけでもエリートでもない。
    でも、文句も言わずに毎日コツコツ働いて家族のために生きている。
    そんな彼が乗り越えね...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月04日

    ストーリー自体はストーカーに脅かされる主人公とその家族が主体ですが、それと並行して起こる主人公の仕事上のトラブルなどにより、物語はより面白みを増したものになっている。
    何より、それぞれの登場人物の気持ちや背景にもスポットが当てられ、敵とか味方とかではない、様々な人生や人間が関わりあってこその社会にお...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月04日

    私の好きな作家の一人です。 中小企業を題材にした小説は自分ごとのように感じるので、親近感が湧きます!

    0
    無料版購入済

    池井戸さんの作品は

    rm
    2022年02月12日

    銀行員が主軸のものが多いですが、家族が関わるものや、銀行の取引先の物語もまた秀逸ですね。まあ、それだけにはとどまらないので面白くて読んでしまうので、出ている作品はほとんど読んでしまいます。この話も序盤から、問題が次から次へと出てきていて、どのように最終的におさまるのか、楽しみです。

    0

ようこそ、わが家へ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ようこそ、わが家へ の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

小学館文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

池井戸潤 のこれもおすすめ

ようこそ、わが家へ に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す