笑ってるはずが泣いてしまってる
いろんな人間の、表に見せてる顔と抱えた内面や背景を、人を笑わせる仕事を夢見てる人や生業にすることができた人達というフィルターで丁寧に描かれてます。
作中のネタも良くできています、そこに凝りすぎることなく、物語の本筋を邪魔しない。
絵もキャラクター達のせりふや表情も、本当に秀逸です。
ラストも、圧巻のたたみかけです。読み手を最も満足させる終わり方だと思います。
また何度も、読み返してしまうんだろうなぁ、上妻と辻本のツレであるかのような、作品を通して漂う居心地の良さを求めて。