池井戸潤のレビュー一覧

  • ようこそ、わが家へ

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    気持ちが落ちている時に読むと、もっと落ちて、人間不信になりそうです。

    ご自身が平和な時に読みましょう。

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    2025年07月08日
  • 架空通貨

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    通貨とは何か?お金とは何か?
    通貨発行、強制取引、ハイパーインフレ、デフォルト。
    現実に起こりうるようなリアルな設定で、一企業独裁地域をエグく描く。
    円が乱高下する現在のほうがより恐怖を感じながら入り込めそう。

    池井戸潤の、詳細な経済知識に基づいた構成と、引き込まれる文体は言うまでもない。
    さらにこの小説は、実際に起こってもおかしくない内容を、緻密かつリアルに組み上げているところが素晴らしい。

    田神札は似たようなことが起こっている国や地域はきっとあるだろう。
    田神亜鉛の安房社長は恐ろしいけど、その考えを詳しく聞いてみたくなった。

    黒沢麻紀は優秀なビジネスパーソンになるだろうな。

    全体的

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    2025年07月05日
  • かばん屋の相続

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    銀行が舞台の短編小説だが、いずれもリアリティがあった。銀行と中小企業。銀行内部の派閥抗争、保身のための醜い争い…
    中でも『芥のごとく』は胸が熱くなるようなエンディング。

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    2025年06月24日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    めちゃめちゃ面白かった。最後スッキリする展開でよかった。大阪営本の人たちが腹立たしくて、どんな倍返しがあるんだろうと思いながら読み進めてたけど、最高にスッキリした。解説に、「題名が読み始める前とは別の重みで目に入ってくる」って書いてあって、その通りやなと思った。画家を目指して切磋琢磨してた過去の青年たちの思いがこの題名に込められてる気がした。。他のシリーズも読んでみたい!

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    2025年06月24日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    4.5
    一気読み!
    池井戸潤にもの作りの会社のことを書かせたら右に出るものはいない。
    企業と野球部。何を信じて続けていくのか。アツいものが込み上げてくる。

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    2025年06月23日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    事態の解決まであとどれくらいかかるんだろうというくらい上巻も下巻も長いが、中弛み感が全くなく気づいたら読み終わっていた。
    赤松に比べたら私の悩みは大したことないなと元気になれちゃいそう

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    2025年06月16日
  • ノーサイド・ゲーム

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    大手自動車メーカーを舞台に、左遷された主人公が低迷するラグビー部を再建する物語。ドラマ版では、大泉洋が主演。
    企業のスポーツ部ってなかなか辛いものがある。

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    2025年06月15日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    テレビドラマで体験済の半沢直樹シリーズ。
    その期待感を抱えて挑んだこの作品ですが、ちゃんと応えてくれました。
    すこしミステリー感というか謎解き要素というか、半沢直樹って銀行員というかもはや探偵?みたいな話だったけど、それがまたいい感じで。
    お決まりの『倍返しだ!』の台詞から、ラストに向かって怒涛の逆襲劇。
    ホンマに痛快ですね(笑)
    テレビドラマを観てたおかげで、登場人物が役者の顔で想像出来たのも得した気分で(笑)
    いや、ホント面白い本です。

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    2025年06月08日
  • シャイロックの子供たち

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    ネタバレ

    小説自体、久しぶりに読んだ。
    小説っておもしろいなぁ、と改めて感じた。
    小説、マンガ、アニメ、ドラマ、映画と色々見るが、小説が一番おもしろく感じる。
    絵も音もないのに不思議。それだから逆にいいのか。もっとも能動的に世界観に入れるから。

    ただ小説ってなんで小難しい言葉ばかり使うのか?
    相好を崩す、踵を返す、とか。
    どうしてもその言葉である必要はないと思うんだけど。普段でも基本使う言葉でもないし。いわば小説の中でしか見ない小説言葉。
    語彙力をある程度鍛えられるのはいいけど、過剰じゃない?と思うことがある。もう自己満足の世界のような。サナカの漢字を全て書けるような。もちろん自分の語彙力の少なさの問

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    2025年06月07日
  • 仇敵

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    お馴染み、銀行を舞台にし、なんと庶務行員が主人公。短編でありながら全体で一つのストーリーをなす。面白かった。

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    2025年06月05日
  • 陸王

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    不可能を可能にし、勧善懲悪を果たすストーリーに今回も魅了された。キャラクターが立ち、ドラマを見ているかのようにあっという間に読み進められる。マラソンのラストが盛り上がればなお良かったのではないかと思う。また、池井戸氏の物語は水戸黄門的であるので、今後の作品が心配ではある。

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    2025年06月03日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    ネタバレ

    スカッとした!

    野球にさほど興味がない私は、最初は野球部なんてなくてもいいと思ってた
    読み進むと困難を乗り越えるためには、坂東や村野みたいな自分だけを守る身勝手な行動ではなくて、誠実にみんなでひとつになって頑張ろうって気持ちが大事なんだと感じた
    苦しい状況でひとつになるためのきっかけになったのが野球部だった
    その野球部が変わるきっかけになったのが大道監督と沖原
    沖原は過去に縛られて苦しんでたけど、そこから立ち直れたのは野球部のみんなの心遣いや声掛けだった

    三上部長も笹井専務もいいキャラしてた!
    長門課長のいきなりの心変わりにはびっくりした笑

    欲を言えば開発部目線の場面も読みたかった
    なん

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    2025年05月30日
  • 花咲舞が黙ってない

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    面白かった。

    舞のまっすぐで誠実で、銀行を良くしたいという熱意、忖度やしがらみや権力など気にしない行動力には胸がすかっとするが、
    現実なら飛ばされるだろうなぁと思いながら見てた、

    すべての章がつながっていて、長編を読んでるかのような重厚感があった。

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    2025年05月28日
  • 最終退行

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    とりあえず池井戸潤一気読み最後はこれ。

    これまた銀行の腐敗を描いた長編。
    M資金を裏題材に、高卒で入行したが大卒にキャリアを潰されて恨んでいる塔山と、大卒だけど本流からは外れた蓮沼は立場の違いから距離をとっていたが、やがて銀行腐敗の原因を作った会長久遠をともに追い詰めていく話。一つひとつことが明らかになるたびに銀行の世間離れした感覚や矛盾を、コテンパンにディスっていく…この人ほんまに銀行嫌いなんやな…ハハハ…。最後は胸のすく終わり方でスッキリ。全部が本当ではないだろうけど、銀行の業務や仕組みが具体的で興味深く面白い!
    最終退行とは、その日一番最後に銀行を出ることを言うらしい。へぇー。

    なん

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    2025年05月23日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    【ここだけ】お返しは良くないんだね。(あれ?倍返しだ!!は?)

    【感想】大企業病、派閥問題、社員の慢心。だからと言って中小企業がいいのか。どこでもいいから自分の信じられる人や組織に貢献していきたいと思った。
    会社資金繰り、遺族との関係、PTA、子供問題、私はこれらを並行で処理できんです。
    最後はハッピーエンドでよかったよかった。

    ゆぎ…強い。お金ではない、ホープに掻き乱されたくない。未来のために生きていきたい。

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    2025年05月22日
  • 花咲舞が黙ってない

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    ズバズバもの申す花咲に、上にはめっぽう弱い相馬のコンビがマッチしてて、最後にはやはり正義が勝つ。
    ちょいちょい半沢直樹が出てくるのが◎

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    2025年05月22日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    【なぜ】同僚からのおすすめ。オーディブルで。

    【ここだけ】世の中、人との繋がり。しかし、繋がりすぎも危ない。

    【感想】主人公のように強く生きられる人がどれほどいるか。
    大企業へ勤めること=勝手に世の中のエリートになったつもりになる
    古くから抱える日本の悪いところが凝縮された大企業病。失敗の本質を思い出した。

    しかし、主人公役は長瀬なのか。もっとおっさんのイメージしちゃったな。

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    2025年05月22日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    こういったスカッとする企業小説は読んでいて気持ちがいい。様々な人達から裏切られ、罵られ、馬鹿にされてフリにフリまくった後の大逆転。
    ただ自分の性格的にそれまで馬鹿にしてきた奴らにもっと反撃してほしかった。
    特に片山、相模マシナリー、そして柚木。
    奥さんが亡くなってしまったとはいえ全く赤松のことを信じず完全に犯罪者扱い、無責任呼ばわりなどひどい言いようの柚木にはもっともっと言い返してほしい。
    「ほらね、言っただろ。あんたあの時全く信じなかったよな?責任逃れだなんだ言ってたけど違っただろ?なぁ?今更謝られても遅いんだよ。あの時すぐ信用してくれてたらこんな嫌いになることはなかった。」こんな具合に。

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    2025年05月17日
  • ようこそ、わが家へ

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    電車でたまたま注意した人から逆恨みされて、自宅に嫌がらせを受ける。
    会社では押しの強い営業マンに言いくるめられる。
    どこにでもいそうなサラリーマンの主人公。
    自分にも降りかかってくるかもしれない日常にあるリアリティ。
    終わり方も良い。

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    2025年05月12日
  • ようこそ、わが家へ

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    親の本棚にあったのを持って帰って来た、
    今まで読んだ作品より、サスペンスタッチが強かった。
    仕事と家庭、両方に降りかかる事態。
    リアルな感情の描写に、一晩で読んでしまった。
    遅読なワタシには珍しい。
    面白かった!

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    2025年05月11日