池井戸潤のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
あっという間に読めた
最終稟議が思わぬところで繋がりを見せたことにおおっ、となった。
失敗は誰にだってある。
それを認めて敗北を宣言する勇気はどれほど大変なものか。
「まだやれる、まだやれる」が単なる暴走になってしまい取り返しのつかないことになる。
結局そんな不要なプライドが邪魔をして多くの人に迷惑をかけてしまっていることにも気付けない。見切りって難しいな。
自分にも何となく思い当たるフシがあるから、歳取ってくると余計にプライドが邪魔してしまうんだよ。そんな強情な年寄りにならないように周りの人の意見に耳を傾けることは大事だなと思えた。
もう少し子供時代のストーリーとの繋がりを感じたかったので▲1 -
Posted by ブクログ
面白い!あっという間に読んでしまう。
私は営業職を経験したことがない。またあまりクレームなどを受ける機会もない。ありがたいことに。
下町ロケットのように、こんなに露骨に大手が中小企業を相手に馬鹿にした言動をとるものなのだろうか。社会人うんぬんの前に人としてどうなのか…
きっと、本当に賢い人は帝国重工の財前のように相手をリスペクトする姿勢を忘れないのだろうな。
NASA出身の胡散臭い社長…あまりに小物感があるので、実はNASA嘘でした〜とか、NASAでは窓際職で…とかあるのかと勘繰りましたが、そういう話は出てこず笑
とにかく前作同様ハラハラしたりイライラしたりしつつ、でもきっと池井戸作品ならスッキリ終わってくれると安心している自分もいる笑
イヤミスとかどんでん返しとかも好きだけど、こういう水戸黄門系も良いもんだなぁと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレやっと読みましたよ、続編を(ほんとは7月に読み終わったけど、キリが悪いので8月に持ち越しです)
正直言って1作目で「完」でも良かったので続きを読むのを躊躇。こんなに時間が経ってしまった〜
でも、やっぱりコメディ楽しい!
謎のウイルスが日本で爆発感染!アップしてくる陰謀論者!相変わらずのバカ息子翔!
いったい泰山内閣はどうなっちゃうの〜⁉︎
謎のウイルスの発生源はまさかの冷凍マンモス。「ファラオの呪い」の真菌みたく、絶対に有り得ないとは言えない話だと思った。にしてもウイルスが強いし変異も素速い!コロナウイルスのときもこんな感じだったのか…
泰山が“政治家”に染まらず、総理をしている姿がカッコいい。こんな漢いたら、その背中について行きたくなるよ。現実にもこんな政治家がいれば良いのに
翔ちゃんは相変わらず漢字が読めない…
翔ちゃんが総理になったら「愛すべきバカ」みたいなことになるって!ちゃらんぽらんだけど鋭いし、知識がないからこそ逆に考えに囚われない。彼が民王を継ぐ未来を想像するのが楽しい! -
Posted by ブクログ
短編集かと思って読み始めたら、10の章それぞれに主人公を配して、東京第一銀行長原支店を舞台に各々の視点から一つの大きな事件が展開するミステリー小説だった。
続きが気になる面白さに引き込まれたが、通勤途中に読む本ではなかった。特に第1章から「一体いつの時代の話だ?」と思えるほど乱暴な話で「会社の嫌な面」がこれでもかと描かれ、会社に行く気分が重くなる。
ミステリーと同時に家族というテーマが深く関わる。ほぼ全部の主人公のエピソードに家族が登場し、癒しにもプレッシャーにもなる。善人も悪人も、家族の存在が行動に大きく影響する。そしてこれまた、いつの時代かと思うような価値観の登場人物も多い。
話が進むほどミステリーの要素が強まり、ラストは余韻が残る。表現に気になる点は多々ありながらもたっぷり楽しめた。 -
Posted by ブクログ
池井戸作品といえば巨悪に苦しめられるが最後は倒し真っ当に生きる人が勝つ!というエンタメ性が高いイメージ
まず今作の主人公はミステリ作家で会社に属しておらず、つまり会社内外のあれこれがないのがまず新鮮なスタート。
田舎に移住したミステリ作家が近所付き合いの一環で入った地元の消防団。少し馴染んだ頃に人間関係のややこしさが見えてきたり、穏やかなはずの村で不穏な事件が起きたりと気が休まらないことはある。
のどかな風景や近所の人たちと起こる事件の不穏さの対比がクセになり続きが気になって読み進めた作品
最後綺麗にまとまるのはさすがの池井戸作品。
続編があるらしいので気になる。