池井戸潤のレビュー一覧

  • アキラとあきら 下

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    あっという間に読めた
    最終稟議が思わぬところで繋がりを見せたことにおおっ、となった。


    失敗は誰にだってある。
    それを認めて敗北を宣言する勇気はどれほど大変なものか。
    「まだやれる、まだやれる」が単なる暴走になってしまい取り返しのつかないことになる。
    結局そんな不要なプライドが邪魔をして多くの人に迷惑をかけてしまっていることにも気付けない。見切りって難しいな。

    自分にも何となく思い当たるフシがあるから、歳取ってくると余計にプライドが邪魔してしまうんだよ。そんな強情な年寄りにならないように周りの人の意見に耳を傾けることは大事だなと思えた。

    もう少し子供時代のストーリーとの繋がりを感じたかったので▲1

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    2026年08月05日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    あきさせないてんかいと、本編の中で何度がある小さい転結の流れも良い。ドラマ化すると仕方ないのかもしれないが、ドラマの中の半沢直樹にキャラが寄ってきてしまってるのは※渡真利さんもね(笑)
    初期から読んでいた中でみてきた半沢直樹の1ファンとしてはまだ馴染めていないです( ≖ᴗ≖​)ニヤッ

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    2026年08月01日
  • 七つの会議

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    自分さえ良ければいいのか、自分の会社だけが儲かればいいのか。倫理観を問われる作品だった。会社が大きくなればなるほど、身動きが取れなくなる。それでも誠実に顧客の為に何ができるのか、人としてぶれない信念があるか、社会人が忘れたくない根底が描かれている。

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    2026年08月01日
  • 下町ロケット ガウディ計画

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    面白い!あっという間に読んでしまう。

    私は営業職を経験したことがない。またあまりクレームなどを受ける機会もない。ありがたいことに。
    下町ロケットのように、こんなに露骨に大手が中小企業を相手に馬鹿にした言動をとるものなのだろうか。社会人うんぬんの前に人としてどうなのか…
    きっと、本当に賢い人は帝国重工の財前のように相手をリスペクトする姿勢を忘れないのだろうな。

    NASA出身の胡散臭い社長…あまりに小物感があるので、実はNASA嘘でした〜とか、NASAでは窓際職で…とかあるのかと勘繰りましたが、そういう話は出てこず笑

    とにかく前作同様ハラハラしたりイライラしたりしつつ、でもきっと池井戸作品ならスッキリ終わってくれると安心している自分もいる笑
    イヤミスとかどんでん返しとかも好きだけど、こういう水戸黄門系も良いもんだなぁと思いました。

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    2026年08月01日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    ネタバレ

    やっと読みましたよ、続編を(ほんとは7月に読み終わったけど、キリが悪いので8月に持ち越しです)
    正直言って1作目で「完」でも良かったので続きを読むのを躊躇。こんなに時間が経ってしまった〜
    でも、やっぱりコメディ楽しい!

    謎のウイルスが日本で爆発感染!アップしてくる陰謀論者!相変わらずのバカ息子翔!
    いったい泰山内閣はどうなっちゃうの〜⁉︎

    謎のウイルスの発生源はまさかの冷凍マンモス。「ファラオの呪い」の真菌みたく、絶対に有り得ないとは言えない話だと思った。にしてもウイルスが強いし変異も素速い!コロナウイルスのときもこんな感じだったのか…

    泰山が“政治家”に染まらず、総理をしている姿がカッコいい。こんな漢いたら、その背中について行きたくなるよ。現実にもこんな政治家がいれば良いのに

    翔ちゃんは相変わらず漢字が読めない…
    翔ちゃんが総理になったら「愛すべきバカ」みたいなことになるって!ちゃらんぽらんだけど鋭いし、知識がないからこそ逆に考えに囚われない。彼が民王を継ぐ未来を想像するのが楽しい!

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    2026年08月01日
  • アキラとあきら 上

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    早く下巻へ!
    育ってきた環境が対象的な二人だけど、どんな環境下でもノウハウを身に着けていることや、前例がこうだったからとか、過去の栄光とかを引き摺らず、とにかく考えるという姿勢は共通していた。

    予めこうなるかもしれないと仮設を立てた上での資料作成なんかは本当に参考になる。というかスゴイ!

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    2026年07月31日
  • ハヤブサ消防団

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    淡々と進み、気づいたらとんでもないことになっていて、最後は畳み掛けるような答え合わせ、という感じ。ハラハラ感というよりは、じわりじわりと続きが気になる面白さ。「奥さん」とか以外の主要な登場人物のほとんどが男であるところも田舎っぽさを感じた。

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    2026年07月29日
  • 新装版 BT’63(下)

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    ネタバレ

    昭和の雰囲気を感じながら下巻を読み進めた。これでもかと言うくらいに不幸?不運?を詰め込んだ内容にかなり苦しくなった。
    途中あまりにも壮絶な史郎の過去にいたたまれなくなって2日ほど休憩を入れてしまった。今苦しい分、最後には池井戸さん特有のどんでん返しが!と期待することで何とか読み進めることができた。
    現代の琢磨と元嫁の話は必要なのかな?と思いつつ、父の過去を知ることで今の自分の状況を乗り越えるというのを伝えたかったのかなと拙い解釈で勝手に納得し、何とか最後まで読んでよかったと思った。

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    2026年07月29日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    コロナウイルスが蔓延した際の政府の対応、陰謀論の話、冷凍マンモスからウイルスがって話は中国のコウモリの話に近いし、現実味がある話だね。面白い話だけど、もう少し捻りがあっても良かったかも。

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    2026年07月26日
  • 架空通貨 新装版

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    池井戸潤作品の中でも毛色の違う作品。普段の池井戸潤作品の銀行員が粉飾した会社と戦うという構図に飽きてきた人におすすめしたい一冊。架空通貨という名の通りでこの作品は田神札という地域通貨を中心に話が進みます。地域の不気味さや、追い詰められた人間の動きが良かった。最後の方の暴力的なシーンには疑問が残るが、初期の池井戸潤を感じられるので、ぜひ池井戸潤好きには読んで欲しい。

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    2026年07月24日
  • 銀翼のイカロス

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    今回は左遷ではない。航空会社の担当になり再建へ向けて尽力するがそこへ政府が介入してくる。国土交通大臣の白井による私設チーム「帝国航空再生タスクフォース」が七割の債権放棄を銀行に突き付けてくる。敵は国だけでなくいつもの様に身内にもいる。
    今回も痛快で気持ち良かったです。

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    2026年07月19日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    面白かった。「続きはまた後で」と思っても、ページをめくる手が止まらない。
    半沢もすごいけど、渡真利の情報網も大概だと思う。
    もう一度ドラマ版の半沢直樹も観たくなった。

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    2026年07月12日
  • 鉄の骨

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    さすがの池井戸潤。めちゃくちゃ読みやすかったして勧善懲悪。一松組の技術力に対するプライドやサラリーマン根性、同僚の支えによって平太がどんどん強くなっていくのがよかった。あとは全然サイドストーリーだけど、萌の恋愛事情がいちばん気になる。

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    2026年07月06日
  • かばん屋の相続

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    ネタバレ

    池井戸潤らしい、銀行を舞台にした短編集。長編作品ほどではないが、短い中で相応に複雑な背景が仕込まれており、楽しめる。全てがハッピーエンドではないが。

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    2026年07月05日
  • ようこそ、わが家へ

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    [七つの会議]の後にこの本を読みました。
    内容の一部が七つの会議の描写と似ていて懐かしさを覚えました。
    会社内の架空取引、自分の身に関わる事件、家族の支えこの3つのバランスが上手く混ぜあった物語でした。面白かったです。

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    2026年07月05日
  • シャイロックの子供たち

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    短編集かと思って読み始めたら、10の章それぞれに主人公を配して、東京第一銀行長原支店を舞台に各々の視点から一つの大きな事件が展開するミステリー小説だった。

    続きが気になる面白さに引き込まれたが、通勤途中に読む本ではなかった。特に第1章から「一体いつの時代の話だ?」と思えるほど乱暴な話で「会社の嫌な面」がこれでもかと描かれ、会社に行く気分が重くなる。

    ミステリーと同時に家族というテーマが深く関わる。ほぼ全部の主人公のエピソードに家族が登場し、癒しにもプレッシャーにもなる。善人も悪人も、家族の存在が行動に大きく影響する。そしてこれまた、いつの時代かと思うような価値観の登場人物も多い。

    話が進むほどミステリーの要素が強まり、ラストは余韻が残る。表現に気になる点は多々ありながらもたっぷり楽しめた。

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    2026年07月01日
  • 銀翼のイカロス

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    あー読みやすい。半沢に後ろ暗いところがないし打たれ強く言い返しもするので安心して読める。敵対勢力も人生で出会わないタイプのザ・悪人で、怒鳴るし金に汚いし負けても反省もしないしと、同情の余地がないので心の容量をすり減らさずに済む。元気の出るエンタメ小説。

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    2026年06月29日
  • 銀翼のイカロス

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    久しぶりの再読、フィクションでありながら、どこかでノンフィクションになっていて、登場人物も、実在する人物をイメージしてしまうから不思議です。
    政治家の錬金術、当選したら天の人、与党になればなど、現実と一緒の女々しさに、倍返しで半沢直樹がやってくれました。
    しかし中野渡頭取は、その後バンカーとしてどう生きていったのか、スピンオフ短編で取り上げてもらいたいなと思いました。

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    2026年06月25日
  • ハヤブサ消防団

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    池井戸作品といえば巨悪に苦しめられるが最後は倒し真っ当に生きる人が勝つ!というエンタメ性が高いイメージ
    まず今作の主人公はミステリ作家で会社に属しておらず、つまり会社内外のあれこれがないのがまず新鮮なスタート。

    田舎に移住したミステリ作家が近所付き合いの一環で入った地元の消防団。少し馴染んだ頃に人間関係のややこしさが見えてきたり、穏やかなはずの村で不穏な事件が起きたりと気が休まらないことはある。
    のどかな風景や近所の人たちと起こる事件の不穏さの対比がクセになり続きが気になって読み進めた作品
    最後綺麗にまとまるのはさすがの池井戸作品。
    続編があるらしいので気になる。

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    2026年06月23日
  • シャイロックの子供たち

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    ネタバレ

    さすが池井戸先生の作品ですね。
    ただ、好きな作家なだけに厳しめに読んでしまうのは仕方がないです。
    銀行内の事件を主役を変えて展開していくので、マンネリせずに読み終えることが出来ました。
    銀行のリアルな状況等も描かれていて、銀行マンの深層心理をよく知っているからこそ描けるストーリー素晴らしいです。
    そして、読みやすい文章が、業界の素人でも楽しめるようになっているので、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年06月22日