池井戸潤のレビュー一覧

  • 陸王

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    斜陽産業の足袋製造業者「こはぜ屋」を舞台にした小説。700ページを超える大作でしたがどんどん読み進めました。資金繰り、競争で零細企業なりの苦労が描かれるが会社の規模の差はあってもビジネスパートナーとしては対等というところに気づかされた。

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    2025年03月23日
  • 果つる底なき

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    池井戸潤のデビュー作。
    銀行にまつわる話の中で、周りの登場人物がどんどん死んでいく。。。
    これはこれで面白いが、ミステリー要素が強いと銀行のドロドロ感はその分薄まってしまう着はする。

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    2025年03月21日
  • かばん屋の相続

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    メリハリのあるストーリーでどのお話も面白かった。ただ、いつものスカッとする展開を期待してるとちょっとがっかりするかも。個人的には、現実はこういうモヤッとしたことの方が多いだろうから、リアリティーが感じられて良かった。
    特に好きだったのは、「手形の行方」「芥のごとく」。
    池井戸作品は長編だと先が気になって読むのをやめられず寝不足になってしまうのだけど、これは短編なのでそれがなく助かった(笑)

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    2025年03月18日
  • 鉄の骨

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    建設業のアカウントを担当することになり読破。
    業界や談合、入札とは何たるかが詰まった内容だった。

    企業が生き抜くには、利益を出し続けなければいけないのは当然で、厳しくも企業競争があるからこそ業界全体が成長していくことを改めて実感した。

    自分の正義とは裏腹に、会社に身を置くサラリーマンとしての立場に平太はきっと葛藤していたに違いない。どんな状況下でも仕事に熱くなる平太の姿勢にこちらも熱をもらうことができた。

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    2025年03月16日
  • かばん屋の相続

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    池井戸潤のスリリングな展開が
    短編でもやっぱり面白い
    それでも長編の方が好きだな

    この短編の中でも『妻の元カレ』だけが銀行の業務とは関係なしで夫婦間の問題で話が進む
    しかも終わり方がスッキリしない
    半沢直樹のようにスッキリサッパリさせてと言いたくなる
    実際には金融用語がほとんど出てこないので
    私には一番読みやすい内容だった

    一番スリリングだったのは表題にもなっている
    『かばん屋の相続』だった
    池井戸作品は多くがテレビドラマになっているが、まさにそれを見ているかのような展開だった
    金融ミステリといわれるが人情が交錯するスリリングであたたか味のある作品だった

    池井戸潤作品をあまりよく知らない

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    2025年03月16日
  • 民王

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    ドラマ見て読みたいと思った本

    政治系の話には取っ付きにくいと思っていたけれど
    コメディ要素が強いから読みやすかった。
    電車で読んでてなんども笑いをこらえて大変だった、、笑

    政治家・泰山とそのバカ息子・翔が入れ替わるという面白設定
    支持率とか、政治内の勢力とかより一生懸命に日本の問題に立ち向かう様子がかっこよかった。

    一市民の翔だからできたことかと思うけど、
    泰山にもその熱い思いがちゃんとあってグッときた。

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    2025年03月15日
  • 池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)

    購入済み

    新しい

    この作品は自然や人物の造形が今までとは違い新しい感じで読める本でした
    ハヤブサ消防団はミステリーやホラー系に近い本でとても面白かったです

    #怖い

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    2025年03月10日
  • 銀翼のイカロス

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    週刊ダイヤモンドに連載してたので、何となくあらすじはわかるけど、やっぱり一気に読むと痛快です。

    なかなか仕事でも様々なしがらみで思い通りにいかない現実があると、半沢のような正直な熱いサラリーマンに惹かれますね(笑)

    でも、島耕作みたいに社長(頭取?)にはなって欲しくないね(笑)

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    2025年03月07日
  • 花咲舞が黙ってない

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    『花咲舞が黙ってない』読めました〜!!でも個人的に『不祥事』の花咲舞の方がむちゃくちゃおもしろかったなぁ(^○^)♪
    今回は池井戸潤さんの描く銀行員といったらあの人!!が出てきて興奮してしまいました笑
    花咲舞みたいにスッパリ潔い性格、羨ましく思います。

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    2025年03月04日
  • 銀翼のイカロス

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    ドラマで観ており、内容は知っていた上で拝読したが、ドラマにも劣らず展開の良さ、各人物の特徴ある個性、己の立場での考え方・主張・想い、そして結末。
    組織の中ではある意味まかり通ることが、半沢氏の内に秘められた価値観により粉砕していくさまは、気持ちよかった。ここまでの人物がいたら、化学反応がすごいだろうなぁと思います。

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    2025年02月23日
  • 株価暴落

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    池井戸作品はやはり面白いなと思った。銀行内の上下関係や理不尽さをものともせず、自分の信念を貫く主人公がカッコいい。ミステリー要素もあって、展開の移り変わりでハラハラドキドキした。主人公のロジカルな言い回しも読み応えあり。

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    2025年02月20日
  • 鉄の骨

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    中堅ゼネコン勤務の主人公が談合と組織の壁に左右されていく小説。最後に種明かしのような解説でミステリー要素もあり、付き合っている銀行員の彼女の心が揺れ動く描写もおもしろかった。

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    2025年02月15日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    同時進行で読み進めたから感慨が薄くなっちゃったので⭐︎4つ。(自分が悪い)

    前作(国交大臣とやり合う)から時を巻き戻して、
    半沢が大阪西支店の課長だった時代が舞台となっている。
    美術をテーマにしたミステリ調、しかもちゃんと面白い、池井戸潤恐るべし。

    解説より、私も渡真利忍が主人公の話も読みたい!!
    続編も書かれるおつもりだとのことで、とっても楽しみです。

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    2025年02月15日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    スカッとする半沢の倍返し。
    バンカーとして取引先をなんとしても守る、という強い意志を貫いていてかっこいい

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    2025年02月13日
  • 陸王

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    売上低迷の老舗足袋屋がランニングシューズにチャレンジ!

    こはぜ屋に人が集まり、チームができて、「陸王」が完成していく様は胸熱もの。
    就職活動悩めるダイチくんの成長、あけみさんたちこはぜ屋メンバーの応援。
    うまく行きすぎな気もするけど、案外成功ってこういう形なのかも!

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    2025年02月07日
  • 鉄の骨

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    富島平太は、一松組という建設会社で現場から業務課に異動し、新たな挑戦を始める。
    業界の裏で行われる談合や不正に疑問を抱きながら、奮闘し続ける熱い物語。

    この本を読んだ当時は女子中学生だった私にとって、「中堅ゼネコン(中規模の建築会社)」は少し難しく感じたけれど、本自体は読みやすくて面白かった記憶がある。知られざる世界を覗き見るような感覚があり、ワクワクした。
    この本をきっかけに、池井戸潤さんの作品をたくさん読むようになった。

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    2025年02月19日
  • ようこそ、わが家へ

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    初めの主人公が追い回される描写が不気味だった。引っ越したばかりの新天地で読んだため、今後こんなことが起きたらどうしようと不安になり最初は読みだしたことをちょっと後悔した。
    最後まで読んで、無事解決されスッキリした。
    正体が分からないって怖いと改めて思った。

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    2025年02月04日
  • シャイロックの子供たち

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    銀行というあまり馴染みのない企業の怖さを感じることができる。一般企業にもありそうな話しで、シンプルに面白かった。

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    2025年01月29日
  • ロスジェネの逆襲

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    自分のためではなく、会社のために働く。
    言葉では簡単だけど、一会社員として働く人間にとってこれって難しいですよね…
    だからこそ、会社のために正しいことをできる半沢氏がかっこよかった〜!!

    特に後半は、話がどんどん進んで読み応えがありました。
    半沢シリーズはどれも、爽快な読後感がたまらないですね!面白かった!

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    2025年01月25日
  • ようこそ、わが家へ

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    ネタバレ

    倉田太一 銀行から電子部品商社に出向中
         平凡で控えめな性格と自認
    倉田妻  専業主婦
    倉田長男 大学生、TV制作会社でバイト
    倉田長女 妹

    ストーカー 電車に割り込み乗車したのを倉田に注意されたことで、倉田の後をつけ、嫌がらせする

    営業部長 傲慢だが売上実績が高い
    社長   営業部長を信用している
    経理事務 実務能力が高く倉田が信頼している

    平穏な人生を送ってきた倉田。普段は絶対しないのだが、割り込み乗車した男を注意した。そこから倉田家はストーカー被害を受けはじめる。庭が荒らされ、ポストには瀕死の子猫。クルマに引っ掻きキズ、タイヤはパンク、自転車損壊、自宅に仕掛けられた盗聴器。

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    2025年01月25日