池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◾️サマリー
・主人公 倉田太一とその家族を取り巻く
ミステリー。
・倉田太一は、銀行から取引先への出向者。
・プライベート、ビジネスの両面で難題が起こる。
・救いは、主人公の近くに助けとなる人がいること。
・半沢直樹ほどのスカッと感はありません。
・勧善懲悪が好きな方にはオススメ。
◾️心に響く部分
・うまく行くときもあれば、そうでないときもある。
それがサラリーマンではないか。そして、それが
人生ではないか。
◾️所感
例えば電車に乗ると、そこには素性も名前も分からない名無しさんの集まりである。
村社会のように⚪︎⚪︎さん家の⚪︎⚪︎君は△△で…と何でもかんでも筒抜けだった昔とは異なり、SNSなどの情報が発達し名無しの集まりで構成された複雑な現代を象徴した小説であった。
この本を読み、世の中は身内や知人/同僚などの限られた存在を除き、名無しの寄せ集めで成り立っているという視点は、改めて気付かされた。
本書のようにちょっとしたきっかけで名無しさんとトラブルになることもあれば、別の名無しさんとは出会って付き合い、結婚して家族を作ることもあるのだから、本当に人生とは予想だにしない不思議なことだらけだと感じる。 貸