池井戸潤のレビュー一覧

  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    大企業に立ち向かう中小企業の社長が、様々な不運や困難、妨害工作などにより窮地に陥るが、社員や家族に支えられてやがて大企業に一矢報いる。
    このストーリーは面白いのだが、やはり二番煎じにも感じられてしまい評価4とした。

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    2025年12月02日
  • 鉄の骨

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    池井戸先生の作品は本当にページを捲る手が止められない。。

    談合をテーマにした作品
    自分もサラリーマンなので組織にいる人間として主人公の心情に共感できるところが多数。。(犯罪に加担するという点では無いです)

    ともあれ犯罪は犯罪
    法治国家である以上、法律は守らないといけない当たり前が、大企業の数々の不祥事で基盤が揺らいでいる時代

    改めてサラリーマンとしてあるべき姿を問わないといけないと思う作品でした

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    2025年11月30日
  • 新装版 BT’63(下)

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    絶望を生きた後に、希望はあるか。
    感動のラストへひた走る、著者渾身の超大作。

    池井戸潤、こんな小説も書けるんだ、呪われたトラックBT21号が取り持つ、関わった人々の人生
    呪われた人生と、だからこそ幸せな人生だった、小真木を愛した、我が息子の話。
    タイムスリップした琢磨が目の当たりにしたのは、
    若き父・史郎が直面した試練の日々だった。
    闇の住人・成沢が仕組んだ罠、異形の殺し屋『猫寅』との戦い。
    史郎は愛する鏡子を守ることができるのか。
    そして、呪われたトラックBT21号の数奇な運命は――。

    池井戸ワールドの真骨頂!

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    2025年11月26日
  • 花咲舞が黙ってない

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    R7.11.24
    相馬が良い上司だ。
    1人の社員として自分の立場を気にするよりも、会社の未来を想う花咲舞も凄いわ。

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    2025年11月24日
  • 鉄の骨

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    ネタバレ

    面白かった。
    談合とはこのような形で行われるのかと、勉強になった。
    ただ、萌の存在に最後までモヤモヤした。
    平太とちゃんと別れてないのにもかかわらず、他の男と付き合う。
    うーんという感想です。

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    2025年11月22日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    ネタバレ

    久々の半沢シリーズ。
    確かに倍返しなんだけど、なんか慣れてきた感があります。(笑)
    渡真利の立ち位置が相変わらずなのが安心します。

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    2025年11月16日
  • ノーサイド・ゲーム

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    ドラマを最後まで観ることができなかったため、こちらで不足分を補完する事にしました。
    人財は、どこでも輝く。
    ラグビーのゼネラルマネージャ(GM)が主人公ですが、どのスポーツでも、プロチーム運営にあたって同じ様な問題を抱えていそうだなと思いました。
    初めは、ラグビーのことを何も知らないGMに対して懐疑的だったラグビーチームの面々が、徐々に打ち解けていく姿は読んでいて元気をもらいました。

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    2025年11月13日
  • ようこそ、わが家へ

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    池井戸作品は大概なに読んでも面白い。これもその一つ。善人と悪人がいて、最後には善人が勝つ。しかし悪人が悪事を白状した時には、悪人にも悲しい背景があった事が分かり、何とも言えない空気が漂う。最後まで憎み切れない気持ちになる。自分も状況により、いつ悪人側になるかもしれないとも考えてしまう。人間ドラマの妙。そこら辺を捉えるのが実に絶妙だと思う。

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    2025年11月12日
  • 株価暴落

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    ネタバレ

    白水銀行審査部調査役(多分上席)の銀行員が主人公の話。融資先の業績が悪化しているスーパー(多分モデルはダイエー)への融資について、追加融資をすべきと主張するライバルと、融資を打ち切るべきという主人公の行内対決に、融資先のスーパーへの爆破テロをからめた話。普通に面白い。

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    2025年11月10日
  • 陸王

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    老舗業者が時代の流れで業績が落ち込み、新規事業に手を出して失敗するという話は巷に溢れている。
    本作は老舗業者に足袋メーカー「こはぜ屋」を設定しているが、この足袋というのが絶妙な設定だと思う。自分自身が履いたこともないし周囲でも見ない足袋という履き物。年々市場が減少していることは想像に難くないが特定の需要はある。この状況下で苦戦している老舗がランニングシューズ業界に参入しようという話だ。
    正直言って本作はおとぎ話に近いとは思う。作中では巨大シューズメーカーの「アトランティス」が利益重視でアスリートに寄り添わない姿勢が仇となって臍を嚙むことになるが、現実はナイキやアディダスといった世界的なシューズメーカーは、多額の研究・販促費に加えてアスリートと密なコミュニケーションを取っているからこそ学校や企業に採用されているはずだ。世の中そんなに甘くはない。
    そうは言いながら、本作は池井戸潤お約束の善玉と悪玉が割と分かりやすく描き分けられているし、敵の卑劣な妨害工作も予定通りだ。最後に一発逆転の池井戸潤ファンタジーとしてはとても面白い作品だと思う。

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    2025年11月10日
  • 株価暴落

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    終わり方が気になったけど面白かった。
    銀行から大きく融資を受けている企業が再建出来なさそうな時、自分が審査部ならどう判断するのか想像もつかない。

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    2025年11月10日
  • 鉄の骨

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    富島平太は現場から本社に異動になり、本来違法な談合がはびこる業界の中でどのようにして自社の利益を上げつつ案件を取ってくるかに苦悩する

    大局を見ることこそが大人で小さな視点で仕事をする平太とは価値観が会わないと感じる萌は次第に有能な先輩に惹かれていく

    様々な人が寄り道を繰り返しながらあるべき姿に収束していく様は読者を捉えて離さない

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    2025年10月30日
  • 陸王

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    足袋製造からスポーツシューズ陸王の新規事業への投資、競合からのノウハウと人材、新たなソール開発の新素材と開発人材の参入出来たが、自転車操業での行き詰まり、銀行から見放され、その担当者から紹介されたアパレルブランドからの買収に100年の実績を残す為の期間限定の投資で合意した、現事業残す為のシューズ事業挑戦物語。
    埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか? 世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足――。従業員20名の地方零細企業が、一世一代の大勝負に打って出る! ドラマ化もされた熱き企業小説の傑作!

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    2025年11月03日
  • アキラとあきら 下

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    二人の「あきら」少年の対照的なストーリーがやがて重なり合って展開する、池井戸潤らしい痛快な経済小説。複合的なストーリー展開は読み応えあり。

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    2025年10月25日
  • ようこそ、わが家へ

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    恐怖のゲームがはじまった。

    真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
    花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
    執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
    一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
    直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編を電子化。

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    2025年10月24日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    このタイトルは第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトが「野球で一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と言ったことに由来するらしい。
    本作に限らず池井戸潤の作品はまさにルーズヴェルト・ゲームのようだ。まず主人公が初回ピンチに陥るところから始まる。その後も追いつくどころか徐々にピンチは広がっていく。だが物語の中盤戦、野球でいえば5回裏くらいに少し明るい兆しが見えてきて「上手くいけば追いつけるかも」と期待させる。だがその希望も虚しく終盤戦、野球でいえば8回~9回くらいに逆転は無理だろうと思わせるほどの最大のピンチが訪れ、「もはやこれまでか」と諦めかけるが、最後9回裏に劇的な逆転サヨナラホームランが飛び出してめでたしめでたしという流れだ。
    本作では社会人野球を題材に取っており、プロ野球ではなくとも彼らも野球に人生がかかっているという点では職業野球人であり、果たしてアマチュアと呼んでいいものかとも思う。野球の部分を除けば経営難の企業が必ず直面するコストカットと企業理念や風土の問題だったり、企業買収とその裏に隠された理由など池井戸潤らしい内容の作品だ。野球に限らず企業のスポーツ部門に携わっている人は興味深く読めるのではないだろうか。

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    2025年10月23日
  • 鉄の骨

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    一部難しくて分からないところもあったけど、入札のシーンなんかはすごく緊迫した。
    にしても、働きすぎよ。
    徹夜とか自分の予定を押し切ってまで、働き詰めになるのはキツイな。
    業界としてはまだこんな世界があるだろうかと気になった。

    初めは頼りない若手社員だった平太が他社の役員のやつらに毅然と意見を言う姿は格好良かった。
    終始応援したいキャラだった。

    西田さんも普段はチャランポランでも仕事は誇りを持った熱い男な感じがしてよかったな。
    自分がここにいる意味とか青臭い存在論なんか考えるより、自分には何をできるか考えろ!
    この言葉は、最近くすぶってる自分に一番印象に残った言葉だった。

    園田がうざすぎたので-1

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    2025年10月20日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    未だ全部読んで無いが、組織犯罪に、一般人が、巻き込まれ、中小企業が、廃業に追い込まれる大事件と、日本を代表する、言わば四菱グループの一企業が、3年前にリコール隠ししたのに、その役員が、又リコール隠しは、あり得ないし、リコール隠しが単純過ぎる、とは言っても、一気呵成に読み終える内容ではあるなー
    事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだ――。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫)

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    2025年10月20日
  • 新装版 BT’63(下)

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    設定的にはあり得ないストーリーだったが、平凡に思っていた自分の父親が人殺しのヤクザ者と切った張ったの世界でもがいていた時代があるなんて、池井戸ワールドからはちょっと逸脱テーマかな。

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    2025年10月19日
  • かばん屋の相続

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    企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

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    2025年10月15日