池井戸潤のレビュー一覧

  • 最終退行

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    「負け組」と言われる東京第一銀行の副支店長・蓮沼鶏二は、締め付けを図る本部と、不況に苦しむ取引先や現場行員との板挟みに遭っていた。一方、バブル期の経営責任もとらず、公的資金に頼りながら、なおも会長として院政を敷く元頭取を陥れようと策謀を巡らすリストラに遭った行員。その攻防から銀行ぐるみの不正の匂いをかぎつけた副支店長は、組織に反旗を翻す。攻守ところを変えるスリリングなドラマから現代サラリーマン社会の構造的欠陥を浮き彫りにする。

    最後すっきり!
    しかし、不倫はいかんわ。

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    2023年09月21日
  • 民王

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    お堅い政治小説かと思っていたら、まさかのコメディ!武藤親子や他の政治家たちとの掛け合いがクスッと笑えて最高だった。

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    2023年09月18日
  • 架空通貨

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    ネタバレ

    主人公は元商社マンの高校教師、という池井戸潤では「MIST」のように珍しい設定。とはいえ商社で信用調査部に在籍していた経験と知識から教え子の父親の会社を救えることができないかと奔走する。個人的には「期限の利益喪失」について何度も説明があったのがありがたかったが、想像を超えた結末に少し後味が悪い。

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    2023年08月29日
  • 架空通貨

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    某所でクソ暇で90ページまで読んだので買って続きを。んー面白くならなかったな。ヒロインどっちも活かしきれてないだろ。田神札も面白いんだけど、下請けに押しつけるとかあんまりリアリティを感じなかった。トロッコのとことか必要だった?なんと言うか支離滅裂な一冊。ラストの後日談も興醒めだよ。

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    2023年08月25日
  • アキラとあきら 下

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    とにかく痛快で、非常に元気が出た。
    最悪で成功の見えない「お荷物」にも果敢に向き合う2人のアキラがあまりにも素敵。
    自分の宿命を果たす仕事は何か?と考えるきっかけを得られたなぁ。

    それにしても良い経営者は良い部下を側に置く(その審美眼がある)、ということには非常に納得した。

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    2023年08月13日
  • アキラとあきら 上

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    ただ理想に熱くなるのでなく、自分の信念や哲学をもって冷静な判断を下し続けられる人間は、本当にかっこいい。
    1年目から稟議書を書く環境に置かれる人間がいることを自覚し、私も頑張らねばと元気が出た。

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    2023年08月13日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    下町ロケットに続いて読むの2作目の池井戸潤作品。なんとなく話の流れは下町ロケットに似てるけど面白い。下巻へ

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    2023年08月13日
  • 新装版 BT’63(上)

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    タイムリープで、ミステリーで、サスペンスで、親子の物語でもあるし、お仕事小説の側面もあり、恋愛も!?先が気になり一気読み。下巻も楽しみです。

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    2023年08月02日
  • 民王

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    ・国民の生活を豊かにしたいという思いは、政治家だろうが、サラリーマンだろうが同じだ
    ・いつの間にか自分の想いや夢に蓋をしていないか。役職や立場がないと変革が起こせないと言うが、役職や立場についたからこそ、本当の想いや夢に蓋をしてしまうジレンマ。

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    2023年07月24日
  • 民王

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    現実的な設定にひとつ突拍子もないSF設定
    とても面白いし好き。
    時折出てくるバカ正直な理想論のような熱い想いに涙しながら一気読みしました。

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    2023年07月16日
  • 七つの会議

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    お金の為でなく人の役に立つ為に仕事をする。万物の真理だと思います。東京建電の面々はその道を外れ迷走します。そこにはただの虚しさしか残りません。下町ロケットのようにスカッとした展開にならず。本筋ではない方のネジ六とコトブキ退社の短編が良かった。大好き度❤️

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    2023年07月11日
  • ロスジェネの逆襲

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    最後のパートで半沢が森山に話す内容がしびれました。
    しかし、どうしても堺雅人さんの顔がうかんでしまいます。

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    2023年07月08日
  • アキラとあきら 上

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    御曹司でありながら自分の足で立とうとする彬がかっこいい。逆境を跳ね除け、自分の道を開く瑛もかっこいい。下巻に期待!

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    2023年07月01日
  • 花咲舞が黙ってない

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    花咲舞、いいキャラです。半沢直樹、出てきた時の安心感。さすがです。
    やはり、池井戸潤先生は読みやすいですね。

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    2023年06月25日
  • ロスジェネの逆襲

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    今回の半沢直樹もおもしろかった!!半沢直樹とロスジェネの部下たちとの逆襲に読み応えありました^ ^

    後半ラストは半沢直樹の仕事に対しての熱い想いが描かれていて胸に響きました。
    仕事に対して真っ向から挑んでる人って今の世の中どれほどいるんだろう?

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    2023年06月10日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    池井戸作品は読んだ事がなかったが、こんなに面白いとは思わなかった。所謂、企業小説に分類されるのかもしれないが、大企業サラリーマンの心情を、何故こんなに把握しているのか関心すばるばかり。ハラハラドキドキ、勧善懲悪ハッピーエンドの読後感も悪くない。評価が高いのも頷ける。audibleで聴了

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    2023年06月08日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    サラリーマンだなぁと感じさせる上下左右の人間関係や会話が面白かった。超大手企業と取引ややり取りある人にはわかる、自分たちはエリート、ていう態度、本当あるんだよねぇ。個人的には販売会社の人の描写が、まさにあの人のことみたい!と思わせるリアリティがあった。

    赤松社長をはじめとして、ビジネスなのに口調が荒すぎてそこは現実味なかったけど、20年前くらいのイメージ?だとそんなもんだったのかな。個人的には好きなタイプの人間ではなかった。1番好きなのは沢田かな。(みんなそうかな笑)

    ドラマの半沢直樹と下町ロケットを見てて、こんな口調の人いるか〜??ドラマだから大袈裟なのかな、と思ってたけど、この方の本に

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    2023年05月07日
  • 仇敵

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    池井戸潤さんは
    流石だと思います!
    読み出しからテンポよく
    先が気になって仕方がない。
    悪党な奴らは!!と天罰くらえ!
    です(笑)

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    2023年04月20日
  • 新装版 銀行総務特命

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    ネタバレ

    著者の銀行物は本当面白い!

    短編で、各話の終わりをあえて書かない
    手法が賛否が別れるかもしれないですね。

    ちなみに私は、しっかり最後まで描き切って
    欲しい派。笑

    それでも面白かったし、
    今更ながら、シリーズ化を希望してしまう。

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    2023年04月13日
  • 銀翼のイカロス

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    ネタバレ

    世間に知られることなく、ひっそりと銀行を去ろうとも、この男が生きてきた道のりは尊く、そして光輝いている。そのことを半沢は知っている

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    2023年04月07日