池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
解説まで含めると全604頁。長い。
池井戸潤と言えば、半沢直樹などの銀行や金融にまつわる陰謀めいた謎に立ち向かう小説を思い浮かべるが、本作のような田舎での事件を扱うミステリというのは新鮮で、逆に興味を引くものであった。
物語の大半は、主人公が移り住んだ田舎(ハヤブサ地区)での暮らしや消防団としての地域との関わりを中心に、少しずつ村に馴染んでいく様子が描かれている。
ちょっとめんどくさそうな慣習はあるが、平和で長閑な暮らしぶりに見えるのだが、少しずつ不穏な形で、火事や殺人事件などとの関わりから、物語後半で一気に謎や伏線が解明されていくのは爽快感があった。
面白かったが、やはりちょっと前半が長い -
Posted by ブクログ
次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。
多分、次女は読んでない…
少なくとも、読み切ってはいない。
まぁそういうものだろう。
しかし。
何故か今年就職した長女が読んでいた。
曰く
「メガバンクが心から嫌いな人が書いた本ではないか」
「自分のいる会社を、ポジショントーク以外で、ホントにオススメ、という社会人はいなかった」
金融機関、社会、組織の中で繰り広げられる、理不尽な闘争。
乾き切った歯車が無限に繋がり、ときに欠け、割れる歯車。
どんな重要そうな歯車も、それがなくなったからと -
Posted by ブクログ
次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。
多分、次女は読んでない…
少なくとも、読み切ってはいない。
まぁそういうものだろう。
筆者は元三菱銀行の行員とのこと。
僕の就職活動のときもその行名だった。
今はいろんなところが一緒になって、メガバンクとやらになっているが、華々しそうな中央や海外での仕事と、末端の泥臭さが同じ組織にあることに、なにか恐ろしさというか、違和感が拭えない。
燕尾服を着たバンカー、という印象の三菱銀行に、慶應義塾大学を出て勤務していた筆者が、この本で描かれる末 -
Posted by ブクログ
池井戸先生の「俺たちの箱根駅伝」がとても面白かったので何か別の本も読んでみたい。でも、あんまり長いものはちょっと…とこちらを手に取りました。やっぱり面白い。
上下巻で、上巻では2人のあきらくんが銀行に入って仕事を始めるまで(銀行の話とは知らずに手に取りましたが、かの有名な「半沢直樹」はこんな感じの話なんでしょうか)のストーリーでした。
幼少期の話は圧倒的に瑛くん(町工場のご子息)の方がボリューム多いですが、銀行に入ってからの話は上巻ベースだと彬くん(御曹司)の方しか出てこないですね。なんとなく瑛くんの方が幼少期を見てただけにシンパシー感じるので見たいんですが。。下巻の楽しみということでしょ