池井戸潤のレビュー一覧

  • ロスジェネの逆襲

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    ネタバレ

    本を読んだのかドラマを観たからか、ストーリーは知ってるものではあった。それでもどんどん読みたくなるシリーズ。
    悪役は徹底的に悪役なので半沢の立場に立って読むのが楽で楽しい
    こんなふうに自分のスジをしっかり通せるようになりたいと思って、論破のシーンはよく読んじゃう
    森山の他責思考も改善して、良かった

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    2025年08月16日
  • 鉄の骨

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    久々の池井戸作品は面白かった!
    建設会社と政治家、談合と裏金をテーマに扱っていたが銀行や検察との関係も分かりやすく読みやすかった!企業とは何かそこで働く人間の正義感と倫理観の狭間で葛藤する姿が読んでいて感情移入を誘った。働く事に悩みを抱える社会人にはおすすめの一冊。

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    2025年08月15日
  • かばん屋の相続

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    次女が就職活動で金融機関にも興味があると言っていたので、遥か昔読んだこの本とかが参考になるのではないか、と朧げな記憶でお勧めし、結果して僕だけ通読。
    多分、次女は読んでない…
    少なくとも、読み切ってはいない。

    まぁそういうものだろう。


    筆者は元三菱銀行の行員とのこと。
    僕の就職活動のときもその行名だった。

    今はいろんなところが一緒になって、メガバンクとやらになっているが、華々しそうな中央や海外での仕事と、末端の泥臭さが同じ組織にあることに、なにか恐ろしさというか、違和感が拭えない。

    燕尾服を着たバンカー、という印象の三菱銀行に、慶應義塾大学を出て勤務していた筆者が、この本で描かれる末

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    2025年08月13日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    半沢の快進撃ぶりが爽快すぎる。
    汚職問題を持つ浅野支店長の弱みを握る半沢さん恐ろしすぎ。めっちゃスッキリした。

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    2025年08月12日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    半沢直樹といえば、闘争、勝ち負けのイメージが強烈だが、今回の主人公は近藤ではないだろうか。
    最後に述べられる半沢の言葉「人生は一度しかない。不貞腐れているだけ、時間の無駄だ。前を見よう。歩き出せ。どこかに解決策はあるはずだ。それを信じて進め。それが、人生だ。」が、近藤が物語の中で取る選択についても肯定されていると読み取れて良かった。

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    2025年08月11日
  • アキラとあきら 上

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    池井戸先生の「俺たちの箱根駅伝」がとても面白かったので何か別の本も読んでみたい。でも、あんまり長いものはちょっと…とこちらを手に取りました。やっぱり面白い。

    上下巻で、上巻では2人のあきらくんが銀行に入って仕事を始めるまで(銀行の話とは知らずに手に取りましたが、かの有名な「半沢直樹」はこんな感じの話なんでしょうか)のストーリーでした。

    幼少期の話は圧倒的に瑛くん(町工場のご子息)の方がボリューム多いですが、銀行に入ってからの話は上巻ベースだと彬くん(御曹司)の方しか出てこないですね。なんとなく瑛くんの方が幼少期を見てただけにシンパシー感じるので見たいんですが。。下巻の楽しみということでしょ

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    2025年08月10日
  • シャイロックの子供たち

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    短編小説の集まりだが、全て繋がってる。池井戸さんらしい銀行ミステリー。
    最後は読者に任せてる感じも面白い!

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    2025年08月09日
  • ハヤブサ消防団

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    のどかな山林の田舎で巻き起こるミステリー。
    数多くの池井戸作品は映像化されていて、当作品もドラマ化されたが(見なかったが)、今更ながら初読みの作家さん。

    のどかな環境と田舎ならではの人間関係。
    そこで巻き起こる連続放火と殺人。
    誰が絡んでいるのか、疑いだしたらきりがないような怪しく巧みな展開。さすがです。

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    2025年08月08日
  • シャイロックの子供たち

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    読み始めは、短編集かと思った
    事件がポツリポツリと起きて、回収され、解決されたかとおもいきや、どんでん返しされ

    あー、これは面白いわ

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    2025年08月06日
  • シャイロックの子供たち

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    銀行の大変さをこの本で知った1人の働き手として、働く目的を身失わなず守らない人は破滅し 守る人は立ち続ける、池井戸さんの本は一生懸命に生きる池井戸さんの優しさが心にしみる、中小企業個人商店と言った地味な場所である、最後は上司も逮捕され、働くと言う事は組織中で避けることのできない事で有り、色々あるけどもう少し「頑張ろう」と言う気持ちになる。

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    2025年08月06日
  • 株価暴落

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    白水銀行の主要取引先、大手スーパーの一風堂の再建計画が遅々として進まない中、店舗で爆破テロが起こる。
    そんな中で追加融資の要請が。

    坂東vs二戸のバトルが熱かった。
    銀行の融資とはどうあるべきか?
    かたやルール通りに動くと巨額の赤字計上が子会社や取引先にも広がり、連鎖倒産も起こりうる。
    それでも正しさを優先すべきか?

    銀行倫理の観点と、テロ事件の犯人や動機を追うミステリーとが融合し、読みごたえがあった。
    プロットよくできてました。すごい。
    特に終盤のたたみかけるような展開が良かった。

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    2025年07月29日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    今更ですが読みました。
    ドラマの半沢直樹(それもセカンドシーズン)を見て、原作も読みたくなって。でも買ってからかなり積読してたなぁ…。

    読み始めたら面白い。流石。
    でもこの半沢直樹のイメージは、結構若手だなぁ。堺雅人よりも全然若い。でもファーストシーズンの頃は堺雅人ももっと若かったんだから適任だったのかな?

    最終的に上司の刑事罰を告発しなかったのは、情けなのかな。

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    2025年07月28日
  • 架空通貨

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    文体に初々しさを感じるのは、著者の初期の作品だからか? 金融取引の部分は疎いので理解するのに苦労したが、今の日本でこういうことが存在しえるのか?全くのフィクションだとしたらよく思い付くなと思いながら読んだ。本当に、色々な人がいる。真っ黒な人、真っ直ぐな人、わけありな人、それぞれの人物描写がよかった。

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    2025年07月27日
  • ハヤブサ消防団

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    友達からお借りして読みました。流石の池井戸さん岐阜県の?架空の田舎町の風景も目に浮かぶような描写だし放火犯がみんな怪しく思えてどんどん先を読まされる。映画を観たみたいな読後感 これドラマになっていたんですね 見たかったなあとネットで調べたらキャストがまたなかなか良いですねー続編が今連載中?これも読みたいな
       

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    2025年07月27日
  • ハヤブサ消防団

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    緻密にストーリーが練り上げられていて面白かった。繋がりが見えにくいところがあったけど、それはそれでいいや。

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    2025年07月27日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    ドラマで内容は知っていたけど、やっぱり面白い!
    本では浅野支店長の心情描写も多く、最後に半沢が刑事裁判に発展させない判断を下した背景がよくわかった。続編も読みたい

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    2025年07月21日
  • ようこそ、わが家へ

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    ネタバレ

    銀行員の倉田が主人公。
    自宅への嫌がらせ事件と、出向先のナカノ電子部品での不可解な出来事とが同時進行で描かれていく。
    それぞれは全く異なる話なのだが、倉田の目線で見ているので違和感なく読めた。
    企業話はさすが池井戸潤といった面白さだった。
    今回は、社長と真瀬のあまりの理不尽さにイライラさせられたが…。

    自分にとっては名もなき人達も、それぞれに人生を歩んでいる。
    逆に、その一人ひとりにとっては自分もまた名もなき一人であるということ。
    嫌がらせの犯人も、真瀬もまたそれぞれの人生を歩んでいたのだ。
    一応全てが解決して終わってはいるが、倉田のキャラクター的にちょっと言いくるめられてしまった感もありス

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    2025年07月15日
  • ハヤブサ消防団

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    最初は町の人たちとの交流等、平和なやりとりが多い。展開が欲しい私的には読み進めるのに少し苦労して、少々眠くなったりもした…。でも、段々と放火の犯人像や事件との様々な関わりが見えてきて、後半は一気に読み終えた。読み終えたら「面白かった!」という感じ。

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    2025年07月13日
  • ハヤブサ消防団

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     のどかな集落の消防団に入団したミステリ作家が連続放火事件の真実に迫る。

     600ページ近い大作でしたが、前半は消防団と連続放火の闘いが、後半は連続放火の謎解きが描かれ、一気に読まされてしまいました。

     のどかな集落の消防団の日常や苦労なども描かれ、興味深く読むこともできました。

     登場人物もたくさん出てきますが、それぞれのエピソードを通してイメージしながら読み進めることができ、犯人解明の楽しさを感じることができました。

     また、後半では、新興宗教や旧家の一族にまつわる謎に迫るなど、現代の闇の部分や横溝正史作品を彷彿とさせる展開にミステリーの醍醐味も味わえました。

     ドラマも見ていた

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    2025年07月12日
  • 陸王

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    「伝統と革新のはざまで、家族と仲間が本気でぶつかる物語。」
    父と息子、職人と経営者、それぞれの葛藤や成長が丁寧に描かれる。
    “仕事って何だろう”“夢を諦めないってどういうこと?”と、自分の人生まで見つめ直したくなる一冊。

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    2025年07月11日