池井戸潤のレビュー一覧

  • ハヤブサ消防団

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    面白かった!メガソーラーの話とか、新興宗教の話とか直近の話題がトピックになってて面白かった〜読み応えあった。

    犯人は2人のうち誰かなのに、こっち、やっぱりこっちってなって騙されてしまう

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    2025年10月24日
  • ようこそ、わが家へ

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    恐怖のゲームがはじまった。

    真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
    花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
    執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
    一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
    直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編を電子化。

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    2025年10月24日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    このタイトルは第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトが「野球で一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と言ったことに由来するらしい。
    本作に限らず池井戸潤の作品はまさにルーズヴェルト・ゲームのようだ。まず主人公が初回ピンチに陥るところから始まる。その後も追いつくどころか徐々にピンチは広がっていく。だが物語の中盤戦、野球でいえば5回裏くらいに少し明るい兆しが見えてきて「上手くいけば追いつけるかも」と期待させる。だがその希望も虚しく終盤戦、野球でいえば8回~9回くらいに逆転は無理だろうと思わせるほどの最大のピンチが訪れ、「もはやこれまでか」と諦めかけるが、最後9回裏に劇的な逆転

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    2025年10月23日
  • 鉄の骨

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    一部難しくて分からないところもあったけど、入札のシーンなんかはすごく緊迫した。
    にしても、働きすぎよ。
    徹夜とか自分の予定を押し切ってまで、働き詰めになるのはキツイな。
    業界としてはまだこんな世界があるだろうかと気になった。

    初めは頼りない若手社員だった平太が他社の役員のやつらに毅然と意見を言う姿は格好良かった。
    終始応援したいキャラだった。

    西田さんも普段はチャランポランでも仕事は誇りを持った熱い男な感じがしてよかったな。
    自分がここにいる意味とか青臭い存在論なんか考えるより、自分には何をできるか考えろ!
    この言葉は、最近くすぶってる自分に一番印象に残った言葉だった。

    園田がうざすぎた

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    2025年10月20日
  • 架空通貨

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    池井戸シリーズ2冊目?だったかな。今回の作品はとても面白く読ませていただきました!少し専門的で難しいところもありましたが、全体としてスラスラと読めるテンポ感の良い作品でした。ドラマになるような有名どころ以外にもたくさんの名作があるんですね。ありがとうございます。、

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    2025年10月20日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    未だ全部読んで無いが、組織犯罪に、一般人が、巻き込まれ、中小企業が、廃業に追い込まれる大事件と、日本を代表する、言わば四菱グループの一企業が、3年前にリコール隠ししたのに、その役員が、又リコール隠しは、あり得ないし、リコール隠しが単純過ぎる、とは言っても、一気呵成に読み終える内容ではあるなー
    事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだ――。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫)

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    2025年10月20日
  • 新装版 BT’63(下)

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    設定的にはあり得ないストーリーだったが、平凡に思っていた自分の父親が人殺しのヤクザ者と切った張ったの世界でもがいていた時代があるなんて、池井戸ワールドからはちょっと逸脱テーマかな。

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    2025年10月19日
  • かばん屋の相続

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    企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

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    2025年10月15日
  • 果つる底なき

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    とても面白かった!前に読んだ鉄の骨よりも展開がスムーズで楽しく読ませて頂きました。とくに最後の〆の文章が個人的には好きでした!ありがとうございました!

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    2025年10月14日
  • 株価暴落

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    銀行は「世のため、人のため」に真摯に取り組む企業を見極めて融資先を見極めることだ。
    まったく生産性の低い企業に融資を続け、お金の流れを糞詰まりにしている。

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    2025年10月14日
  • 鉄の骨

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    テンポよく読めて面白かった。
    それぞれの立場があり、しがらみがある。それはどんな仕事でもきっとあるのだろうけど、未来に向けて変化していこうという熱い気持ちに共感した。

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    2025年10月12日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    『民王 シベリアの陰謀』は政治家と息子が未知の凶暴化ウイルスに立ち向かうコミカルな政治エンタメです。テンポの良い文章とギャグ満載の展開でコロナ禍を含む現代の社会問題に鋭く切り込みつつも、笑いながら読み進められます。主人公たちの人間味あるキャラクターが魅力的で軽快に読める一方、政治の裏側や国民との関係を深く考えさせるメッセージ性も高評価。ただし政治的風刺は強烈ではなく、軽いノリで楽しみたい人に向きます。社会問題に興味がある主婦層にもおすすめの一冊

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    2025年10月12日
  • ハヤブサ消防団

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    池井戸潤初の田園ミステリー『ハヤブサ消防団』は、東京から田舎に移住したミステリ作家が消防団に入団し、連続放火事件に巻き込まれる物語です。
    最大の魅力は、田舎の生活描写の丁寧さと温かさ。人間関係の濃密さや地域の当番制度など、リアルな田舎生活が描かれており、地方移住を考えている方には特に参考になります。597ページというボリュームながら、池井戸潤らしい読みやすい文章で一気に読めました。
    ミステリーとしても、連続放火事件の背後に隠された真実が巧妙で、最後まで犯人が分からない構成が見事です。登場人物も魅力的で、消防団のメンバーそれぞれに個性があります。
    ただし、田舎の生活描写が多めなので、純粋にミステ

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    2025年10月11日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    すぐに半沢さんの世界に引き込まれた。大阪シリーズのお話。とてもわかりやすくて、誰でもすんなり読める。性善説を基本とし、やられたらやり返す。
    ただ、ここから第一弾「俺たち花のバブル入行組」に繋がるならば、上司陣のキャラが流石に難しいと感じる。主人公にやられたなら、尾を引きずるもしくは、一目置くのではないかと思ってしまう。ただただ、面白いのではあるけど。

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    2025年10月10日
  • ノーサイド・ゲーム

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    話しの展開はさすが!普段あまりなじみのないラグビーのゲーム展開も面白く最後まで一気によみきりました。ただ、このあときっとこうなるんだよね?っていうかこうなって欲しい!の通りに話しが展開する安定の池井戸節。予定調和的な安心して読めるエンターテイメントとして面白かったです。

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    2025年10月09日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    ネタバレ

    前作に引き続き面白かった。
    1作目は、半沢ヒーロー!って感じで半沢かっこいいの気持ちが100%で終わったんだけど、今回はそうでも無かったかな。半沢もちょっとどうなんってところが目に付いて。

    まず、まじで半沢(周りの人もだけど)全然謝らんなって。謝ったら死ぬんか。謝れるだけでこの世界相当上手く生きれるんちゃうの。夏休み無くなって家族旅行いけなくなったのとか、謝っておけよと思う。飲食のバイトとかできなさそう。謝るだけで収まる場面で変ないざこざずっと起こしてそう。

    あと、
    家族を人質に報告書を隠滅する大和田常務と
    娘を人質に岸川を強請る半沢と
    結局一緒なんよなって思う。
    正義のためなら何やっても

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    2025年10月07日
  • 陸王

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    読後感が爽やか最高で、いつも暗いのばかり読んでからかスッキリ感、引きずらない感がすごく良かった。
    悪いやつと良いやつの二項対立もはっきりしているし、悪いやつもそこまで胸糞悪いことしてこないところとか、ノーストレスで読むことができた。
    茂木くんが走ってるシーンは泣きそうになった。

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    2025年10月07日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    タイトルからは、想像出来ない、メーカーと中小との真相巡る戦い、親会社の銀行巻き込んだ素晴らしい小説だー
    走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。(講談社文庫)

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    2025年10月25日
  • ハヤブサ消防団

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    最後の最後まで怪しい人間が二転三転して面白く読めました。終盤、ハヤブサ消防団メンバーの登場シーンが少なかったのがちょっと淋しかったかな。

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    2025年10月05日
  • 陸王

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    池井戸作品の中で陸王だけテレビドラマで先に見てしまったから躊躇っていた。ドラマから随分時間過ぎたからそろそろと思い、読んでみた。経済小説と思って読めば面白く、楽しむことができた。ステレオタイプの人物が出てきて、ステレオタイプのことがおこるけれども、ステレオタイプの絶妙な組み合わせこそがエンターテインメントの楽しみでもある。

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    2025年10月05日