池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「池井戸潤」の連作ミステリ作品『仇敵』を読みました。
『銀行総務特命』、『架空通貨』、『アキラとあきら』に続き「池井戸潤」作品… 2年前に女優の「杏」主演でドラマ化された『花咲舞が黙ってない』の原作本のひとつです。
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◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』ドラマ化エピソード収録作! ◆
花咲舞が黙ってない
元エリートの矜恃――男は再び立ち上がる!
奴らがまた動き出した。
ライバルの仇をとってやる。
これは銀行員ではなく、人間としての戦いだ!
「池井戸潤」のミステリー魂に括目せよ!
地方銀行の東都南銀行で庶務行員の -
Posted by ブクログ
「池井戸潤」の長篇ミステリ作品『架空通貨(原題:M1)』を読みました。
『銀行総務特命』に続き「池井戸潤」作品です。
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街は暗黒の企業に呑み込まれた!
女子高生「麻紀」の父が経営する会社が破綻した――。
かつて商社マンだった社会科教師の「辛島」は、その真相を確かめるべく「麻紀」とともに動き出した。
やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
「江戸川乱歩賞」受賞第1作『M1』を改題
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2000年(平成12年)に発表された「池 -
購入済み
タイトルに半沢直樹
電子書籍の良いところだろうか。合本で出して、そのタイトルは半沢直樹。
ドラマで見て小説でも読んで、大変楽しませてもらいました。おすすめです。 -
Posted by ブクログ
(上下巻合わせてのレビューです。)
三菱自動車のリコール隠しが元ネタのフィクション。
フィクションだけれども、どこまでもリアル。
登場人物の考えていること・感情がよく表現されている。
この本は是非、三菱自動車で働く人たちに読んでもらいたい。
三菱は諸悪の根源のように書かれていて、
なかなか読むのがためらわれるかもしれない。
それでも、リコール隠しによって、
苦しんだ人たちのことを切実に知るためには、
ときには毒薬も必要かと。
この本を読んで感じたのは、
「嘘をつけばもう後には戻れない」ってこと。
決して嘘をつくことを否定はしないけれど、
つく場合はそれ相応の覚悟を持ってつかないといけない