池井戸潤のレビュー一覧

  • 仇敵

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    「池井戸潤」の連作ミステリ作品『仇敵』を読みました。

    『銀行総務特命』、『架空通貨』、『アキラとあきら』に続き「池井戸潤」作品… 2年前に女優の「杏」主演でドラマ化された『花咲舞が黙ってない』の原作本のひとつです。

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    ◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』ドラマ化エピソード収録作! ◆
    花咲舞が黙ってない

    元エリートの矜恃――男は再び立ち上がる!

    奴らがまた動き出した。
    ライバルの仇をとってやる。
    これは銀行員ではなく、人間としての戦いだ!
    「池井戸潤」のミステリー魂に括目せよ!

    地方銀行の東都南銀行で庶務行員の

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    2022年11月24日
  • 架空通貨

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    「池井戸潤」の長篇ミステリ作品『架空通貨(原題:M1)』を読みました。

    『銀行総務特命』に続き「池井戸潤」作品です。

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    街は暗黒の企業に呑み込まれた!

    女子高生「麻紀」の父が経営する会社が破綻した――。
    かつて商社マンだった社会科教師の「辛島」は、その真相を確かめるべく「麻紀」とともに動き出した。
    やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
    「江戸川乱歩賞」受賞第1作『M1』を改題
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    2000年(平成12年)に発表された「池

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    2022年11月24日
  • アキラとあきら 上

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    ネタバレ

    登場人物の紹介で「町工場の少年」と「海運会社経営者一族の御曹司」とあったので、バチバチやり合うのかと思っていたら…2人のイケてるバンカーに成長して、あ、池井戸さんだった。と思い返しました。下巻に期待。

    小島さん、ええ人。
    あっけないほど簡単に承認される稟議書、超憧れます!!

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    2022年11月20日
  • アキラとあきら 下

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     私は銀行業務に疎いのでクライマックスの稟議の何がどう凄いのか分からないのですが、「なぜそこまでこだわる」という問いに対する山崎瑛の答えには心打たれました。自分もやりがいと誇りを持って仕事に臨めたらいいなと思います。
     ラストにはちょっとしたサプライズがありましたが、「そういう事もあるかなぁ」と思います。経緯を詳しく知りたいですが、「それはまた別の話」って事なんでしょうね。

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    2022年10月29日
  • アキラとあきら 上

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     上巻では2人のAKIRAの少年時代から就職までが描かれています。人生が交わりそうで交わらない、もどかしさが面白い。対立したり協力したりするのは下巻のお楽しみなんでしょうね。映画はストーリーを圧縮したような感じになってたけど、小説は2人のエピソードがじっくり読めていいなぁと思いました。

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    2022年10月19日
  • アキラとあきら 下

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    池井戸潤さん、ドラマのイメージが強過ぎて何となく今まで手に取らずにきてしまってましたが。
    結論、早く読めばよかった…。小説の方が、それぞれの登場人物の背景がわかるので、何でそんな酷いことを?と思うような人も理解できてより面白いのかな。
    銀行の役割とか、経済や世の中のこと、勉強になりました。大きな会社も小さな会社も、会社を経営するっすごいことだな、と。
    2人のあきらがそれぞれ魅力的で、映画も観たい。

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    2022年10月16日
  • アキラとあきら 下

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    お互いに尊敬しあっている関係がよく分かり、とっても格好よかった!
    こんな奴は見捨てたらいいのに、とかも思っちゃうほどの環境で全部背負って立つ彬は凄いな。
    とんでもない苦境に立たされて、それでも救いの手は現れる。
    懐かしい名前が登場したこと気には思わず声を上げちゃった。
    銀行に入った目的を見失わず、頑張り続ける瑛も本当に格好良い。

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    2022年10月14日
  • 合本 半沢直樹【文春e-Books】

    購入済み

    タイトルに半沢直樹

    電子書籍の良いところだろうか。合本で出して、そのタイトルは半沢直樹。
    ドラマで見て小説でも読んで、大変楽しませてもらいました。おすすめです。

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    2022年10月14日
  • 新装版 銀行総務特命

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    1話1話が短いストーリーだったので、すきま時間に読みやすい。
    銀行で起こる様々な事件を解決していく特殊なチームで、指宿さんの洞察力がすごい!

    銀行業務の不審からストーカー紛いの事件まで、色んな切り口のお話があって楽しめた。

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    2022年10月13日
  • ノーサイド・ゲーム

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    いつも通りの勧善懲悪の池井戸節が炸裂です。企業の部分の話も面白いが、ラグビーの部分の話が熱い。最後の試合のところは感涙ものです。

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    2022年10月10日
  • 池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    少しずつホラー系かも

    親に縁のあった土地で平和に暮らしていこうとする主人公の知らないところで、じわりじわりと事件が進行しているというこの展開、結構怖いです。消防団員に加入したことがこの事件とどう関連してくるのかに、要注目です。

    #ドキドキハラハラ #怖い #シュール

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    2022年10月02日
  • アキラとあきら 下

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    映画を観たので流れは大体分かっていたが、原作ではアキラとあきらの背景がより鮮明に描かれていて面白かった。それぞれが問題に立ち向かう姿に元気をもらった。映画と内容は少し違ったが、どちらも存分に楽しめた。

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    2022年10月02日
  • 新装版 銀行総務特命

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    「不祥事」より難しかったけど面白いかった!毎回、最後が余韻を残す感じで、その後が気になるけど。。
    続編も作ってほしい!

    指宿修平→西島秀俊さん
    唐木怜→栗山千明さん
    でどうでしょう!

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    2022年09月25日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    銀行の仕組みは難しいけど、ドラマのイメージがあるからまあ何となくレベルで読めた。
    堺雅人イメージだな~。
    この上なく固い社風で、銀行は私には絶対無理だってのもわかった笑
    倍返しだ!ってのはドラマならではなんだね~
    半沢が大阪弁なのもなんか新しい感じ。
    現実世界ではここまで上司とか他悪い人を陥れて、って難しいけど、上司に貶められても助けてくれたり信じられる同期とか先輩とかは欲しい。

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    2022年09月22日
  • 新装版 不祥事

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    毎話、倍返しがあります。
    最高にスカッとします。
    タイトルでカタイ物語かと構えてしまいますが、とても読みやすいです。

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    2022年09月21日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    (上下巻合わせてのレビューです。)

    三菱自動車のリコール隠しが元ネタのフィクション。
    フィクションだけれども、どこまでもリアル。
    登場人物の考えていること・感情がよく表現されている。

    この本は是非、三菱自動車で働く人たちに読んでもらいたい。
    三菱は諸悪の根源のように書かれていて、
    なかなか読むのがためらわれるかもしれない。
    それでも、リコール隠しによって、
    苦しんだ人たちのことを切実に知るためには、
    ときには毒薬も必要かと。

    この本を読んで感じたのは、
    「嘘をつけばもう後には戻れない」ってこと。
    決して嘘をつくことを否定はしないけれど、
    つく場合はそれ相応の覚悟を持ってつかないといけない

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    2022年09月21日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    遅ればせながら初めて読んだ池井戸作品。半沢の奥さんの花(ドラマでは上戸彩)、ドラマとちょっとキャラ違うね。

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    2022年09月19日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    難局に直面したときに、人頼みにせず、自身で解決への道筋をつないでいくことの大切さを感じた小説。何事に対しても、傍観者ではなく当事者として最大限の努力をすることが、最善の結果を生み出すことになるのだろう。

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    2022年09月10日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    大企業の論理に支配された社員の行動は、当事者意識を麻痺させて、あってはならない状況を次々と生み出していく。それが、正に社外から見れば非常識極まりないことであっても、当然とるべき行動として遂行されていく。
    たとえば、会議などで少し極端な意見をぶち込むことで、当たり前と考えていたことを見直すきっかけになればと思った。
    また、伏線として走らせる子供の学校での事件で描かれる親子関係も、なかなかの見せ場となっている。

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    2022年09月09日
  • アキラとあきら 上

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    ネタバレ

    主人公2人の少年期〜銀行入行までを描いた上巻。2名を取り巻く人間模様が面白く、強烈な嫌悪感を抱く登場人物もいない。その為、読みやすく仕上がっている。彬自身ももっとやな奴だろうなと思いながら読んでたため、そこも良い意味で裏切られた。

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    2022年09月05日