池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【短評】
ビジネス小説の面白さを知った。ビジネス小説は長年喰わず嫌いしていた分野だったが、いざ読み始めてみるとこれがなかなか引き込まれる。本作は、町工場の一人息子・山崎「瑛」と老舗海運業者の御曹司・階堂「瑛」という二人の「アキラ」の人生を対比的に描くことで、対極のアプローチから在るべきバンカーの姿を炙り出していく。
少年時代から学生時代を経て、銀行員へと至る「アキラ」の物語の節目節目で彼らは思考する。「経営とは何か?」「銀行員とは何か?」年相応の感性により、時に困惑だったり、失望だったり、羨望と共に描写されるその「問い」が、バンカーとしての彼らを形作っていく。必然、優秀な人材として成熟した二人 -
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いつもの勧善懲悪ではあるが
この作者の作品は「半沢直樹シリーズ」に代表されるような痛快勧善懲悪ドラマがヒットしていて、あまり好きではない。しかし、この作品の半分は「日常の恐怖」を臨場感.迫力を持ってうまく描き出している。もっとも最後には、いつものように一件落着になってしまうのだが、他の作品と少しテイストが違うのでなかなかいいかな。
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Posted by ブクログ
若いのに権力者に物怖じせず立ち向かう花咲舞がホントに痛快。でも手を出すのは今の時代は一発アウトだよね。。
しかし登場人物が銀行内の出世に執着してる様はなんか凄いな・・と。うちの会社じゃそんな感じじゃないし今の銀行もまだそんな感じなのかな?最近の若者は(自分も含め)出世欲がない時代となった中でこの小説を読むと、なんか大の大人が必死になって出世ゲームしてるのが滑稽にも思える一方、そんなに偉くなると美味しいのかな、とか、正しい手段かどうかは置いておいて、その熱量がすごいなぁと感心したりする。
1億円の詐欺を防いだ花咲舞は圧巻だった。自分だったら副支店長から命令されたら自分の判断なんてせずにすぐ従って -
Posted by ブクログ
「池井戸潤」の連作ミステリ作品『仇敵』を読みました。
『銀行総務特命』、『架空通貨』、『アキラとあきら』に続き「池井戸潤」作品… 2年前に女優の「杏」主演でドラマ化された『花咲舞が黙ってない』の原作本のひとつです。
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◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』ドラマ化エピソード収録作! ◆
花咲舞が黙ってない
元エリートの矜恃――男は再び立ち上がる!
奴らがまた動き出した。
ライバルの仇をとってやる。
これは銀行員ではなく、人間としての戦いだ!
「池井戸潤」のミステリー魂に括目せよ!
地方銀行の東都南銀行で庶務行員の -
Posted by ブクログ
「池井戸潤」の長篇ミステリ作品『架空通貨(原題:M1)』を読みました。
『銀行総務特命』に続き「池井戸潤」作品です。
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街は暗黒の企業に呑み込まれた!
女子高生「麻紀」の父が経営する会社が破綻した――。
かつて商社マンだった社会科教師の「辛島」は、その真相を確かめるべく「麻紀」とともに動き出した。
やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。
「江戸川乱歩賞」受賞第1作『M1』を改題
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2000年(平成12年)に発表された「池 -
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タイトルに半沢直樹
電子書籍の良いところだろうか。合本で出して、そのタイトルは半沢直樹。
ドラマで見て小説でも読んで、大変楽しませてもらいました。おすすめです。