池井戸潤のレビュー一覧

  • 新装版 BT’63(下)

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    これまでの池井戸作品とちょっとテイストの違う作品
    今作は銀行との融資は出てくるものの、それがメインではなく、むしろ添え物的な感じしかない
    心を病んで2年間も入院していた琢磨が、父親の残した車のキーを発見し、それがきっかけで父の生きていた過去と現在を行き来するファンタジーだ
    しかしそのファンタジーの中には父が勤めていた運送会社のトラックをめぐるブラックな物語も描かれている
    ヤクザあり、殺人あり、恋愛ありの珍しく内容てんこ盛りの内容になっている
    読者としては主役が追い込まれるほど引き込まれていくものなのだが、今作はちょっと盛り込みすぎな気がする
    そもそもタイムスリップすること自体が安直な気がした一

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    2024年10月22日
  • 新装版 銀行総務特命

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    池井戸さんの初期の銀行もの。実際に銀行員だった著者が感じたことなんだろうな。自分たちのことしか考えないやつらの集まりやな

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    2024年10月21日
  • 株価暴落

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    刑事がどこで真犯人をわかって、事件解決につながったかの描写がなかったので、やや物足りなかった読後感。
    銀行や金融の、詳しくないからわかりにくい話だけど、話は読みやすかった。

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    2024年10月08日
  • 民王

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    首相とその息子である大学生の身体がテロによって入れ代わり、息子は首相を、首相は大学生の時間を過ごすことになる話。
    混乱に巻き込まれていく中で、大事にしていたこと、民を幸福にする信念にたどり着いていく。
    池井戸にしてはやや内容が詰まっていない感じで、展開が急すぎたり、ミステリーとして驚きがなかったりする印象。
    政治より金融が得意なのかなやはり。

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    2024年09月29日
  • 鉄の骨

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    一松組のような調整なく自社努力のみで受注できる会社がどのくらい存在するのだろうか。
    談合はないとしても、営業が交通整理することで設計部門の技術力の成長を鈍化させることはあるかもしれない。そして営業力や自社のブランドにより技術力の低い会社が受注するということも。そもそも純粋な技術力のみで会社の優劣をつけることがナンセンスかも知れないが。
    談合、買い叩きなど、一昔前の物語であったが、公共工事の大まかな流れを知るには良い本だった。
    あと萌がクズすぎる。

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    2024年09月25日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    図書室。ホラーの間の骨休めに。
    池井戸潤は読んだことなかったけれど、テンポよく読めた。コロナ禍に似た話。

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    2024年08月23日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    前作のようなミステリー感はなし。企業の陰謀が渦巻くウイルス騒動を解決する上で、政治と絡め展開するストーリーはどきどきハラハラ感はあったが、前作のほどのインパクトは…

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    2024年08月12日
  • 最終退行

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    蓮沼副支店長は、銀行の慣習にならい
    業務を忠実にこなしてきたが、
    部下に対する銀行ならではの成功は上司、失敗は部下みたいな政治事情により虐げられていた。
    担当していた会社社長の自死により
    人としての気持ちが大きくなり銀行を変えて行く物語であった。
    池井戸潤作品では古い方で、
    これから今のようなエンターテイメント作品が
    生まれるのかと思う作品でした。

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    2024年06月22日
  • 架空通貨

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    前半でタイトル回収の話が出てきたところが1番引き込まれた
    読み終えた後のスカッと感などはない
    メイン登場人物のその後が気になる(っ ॑꒳ ॑c)

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    2024年06月16日
  • 花咲舞が黙ってない

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    2024.05.24 ★3.8

    事務部臨店グループの相馬と花咲コンビシリーズ。

    銀行内部の悪事を暴いていく勧善懲悪の短編集、かと思いきや、善悪だけでは計れない東京第一銀行の「組織」としての思惑もあり、一刀両断に出来ないこともある。
    読者としてはやきもきさせられるが、花咲の完全なる「善」に救われもする。

    昇仙峡調査役といい産業中央銀行との合併といい、続刊にも期待している。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を

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    2024年05月24日
  • 株価暴落

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    ミステリーと銀行政治のいい感じのバランスだった。でてくる人が全員、半沢直樹の遺伝子をもっているという事と、登場人物がちょっと、覚えきれなかったのが悔しい。

    あらすじは、大手百貨店の一風堂に爆破予告が行われ、あまつさえそれが、実行されてしまう。メインバンクである白水銀行は、すでに多額の融資を一風堂に行っていたが、この事件で売上、株価ともに激減。これでは、回収もままならぬと融資部の板東は追加融資に難色を示す。しかし、融資を断る事で倒産してしまっては社会影響はおろか、今まで融資した大金が貸し倒れとなってしまう。行内は融資か、見送りかと紛糾が続き、外部では、一風堂の爆破犯人の捜査が続いていく。権謀術

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    2024年05月22日
  • 新装版 銀行総務特命

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    メガバンクが舞台の半沢直樹シリーズの原型とも思える短編集。初出が2002年であるにもかかわらず、テーマが古びていないのはさすがと思った。
    ただ、短編集だから当然なのだが、事件発生から解決までがあっという間で少々物足りなかった。
    池井戸先生の作品は長編の方が面白い気がする。

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    2024年05月22日
  • 銀行狐

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    銀行とミステリーをかけた短編もの。果つる底なきと似ている。一つ一つの短編に銀行と関連するミステリーがある。事件を最後の最後まで紐解いたものから、この後はどのようになったのか読者に考えさせるものまで様々な展開がある。ただ、展開がかなり専門的なこともあって自分にはちょっと難しかった。
    ほかの小説で出ている人がサラッと出てくるところも良かった。

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    2024年04月04日
  • 俺たちの箱根駅伝 上 最速無料試し読み版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最速ですわ

    池井戸先生の本、来月発売のものを試し読み。
    正月に、特にスポーツに興味がなくても何となく結果を知りたくなる箱根駅伝。
    なんなら、コロナが収束していない中で開催された平和の祭典とやらよりも純粋に応援出来る。
    そんな箱根駅伝の、聞いたような大学も出てくるが、メインの大学は……

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    2024年03月23日
  • 「半沢直樹」で経済がわかる!

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    経済用語を小説、半沢直樹のシーンと合わせながらの解説。ただの用語集よりわかりやすくイメージしやすかった。イトマン事件とか名前だけ知ってたが、内容を理解できてよかった

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    2024年03月09日
  • 新装版 銀行総務特命

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    エンターテインメント小説として、面白かった。
    短編なので読みやすいし。
    最後にすべての物語を繋げる線が見えてくる…、みたいな展開はさすがに期待しすぎだった。普通に読み切り小説です。

    人間の心の闇というか、楽できるなら楽したいし、ミスは隠蔽したい。それが、大きなお金が動く銀行という場所では、大きな事件にも発展する。
    世の中が、指宿のような人間ばかりだったなら、どうだっただろうか。それはそれで、窮屈さを生むのだろうか。

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    2024年02月29日
  • 新装版 BT’63(下)

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    ネタバレ

    もう少し幸せであって欲しかったと登場人物達へ願う切なさが心に残ります。

    決して幸せな人生を送れる人達ばかりではない、苦労の上に苦労を重ねて報われない不幸の連続に読んでいて心が重くなりつつも、最後に少しの穏やかさを与えてくれたので後味は悪くありませんでしたが、それでも登場人物の人生の幕を下ろす際の心情を思うと切ないですね。

    主人公は息子というより過去で懸命に生き抜いた父の方でした。
    強くて愛情深い人。
    切ない。

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    2024年01月29日
  • 新装版 銀行総務特命

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    8編からなる短編集
    半沢直樹シリーズとも関連があり、池井戸潤ファンを楽しませてくれます。

    正直なところ、途中から物凄く惹きつけられ読む手を休めるところを知りませんでした。
    半沢直樹シリーズがあるなら指宿修平&唐木怜シリーズがあってもいいんじゃないかな...

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    2024年01月13日
  • シャイロックの子供たち

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    読み終わった時には「おお〜、そうきた!」と驚きと満足感があったのですが、読み終わってしばらくたった現在、あらすじが思い出せません…

    設定やストーリーなど詳細を覚えてないのは私の記憶力がポンコツなだけでして、銀行を舞台に別々の人物の目線で語られる、出世や銀行内のごたごたをからめたショートストーリーが何篇か…読んでる間は本当に「おお…」と思いながら読んでいて、すごい、面白い、と一気に読んだんです。別々の話なのかと思いきや、それらが最後にひとつの解決できれいにまとまる!という手腕はとても鮮やかで、声が出ましたもん。
    なのになんでこんなに印象が薄いんだ?

    これではまるで、読んでない人の感想なので、

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    2025年02月28日
  • 株価暴落

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    ネタバレ

    ●久しぶりに読んだ、池井戸潤。
    ●なんだろね、手堅くまとまってはいるけれど、刑事物は余計だったかもね。分量が多い。もっと銀行系統の描写を充実させた方が面白かったかもしれないなあ。
    ●最後の信用取引ネタはなるほどなと。もっとあえてテクニカルな話を入れた方が何も知らない読者はすげえってなるし、もっと踏み込んでもいいと思う。
    ●やっぱり話の解像度が銀行系統の方が断然鮮明だから、その分、刑事系統が貧弱に見えてしまうときがあるね。難しい…

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    2023年12月24日