池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本作、もうタイトルで書いてある通り。
金融、証券、経済のワードを「半沢直樹」作品から引用し、これを解説したもの。
なお解説は櫻沢健さんという方で、どうやら池井戸氏とは知己、メガバンク勤務約30年ということです。
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ということで、本作は、銀行証券業務、あるいは経済系の用語の解説集です。
既に金融系にご勤務の方はもう既知の事項が多いと思います。私も20年程度業界におりますが、かなり初歩的な知識であると感じます。
ある意味、学生さんや、金融業以外の業種で、日商簿記、FP、証券アナリストなどを勉強している方などには副読本として有用かもしれません。
なお、池井戸作品を一層楽しむのであれ -
Posted by ブクログ
これまでの池井戸作品とちょっとテイストの違う作品
今作は銀行との融資は出てくるものの、それがメインではなく、むしろ添え物的な感じしかない
心を病んで2年間も入院していた琢磨が、父親の残した車のキーを発見し、それがきっかけで父の生きていた過去と現在を行き来するファンタジーだ
しかしそのファンタジーの中には父が勤めていた運送会社のトラックをめぐるブラックな物語も描かれている
ヤクザあり、殺人あり、恋愛ありの珍しく内容てんこ盛りの内容になっている
読者としては主役が追い込まれるほど引き込まれていくものなのだが、今作はちょっと盛り込みすぎな気がする
そもそもタイムスリップすること自体が安直な気がした一