池井戸潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ふーむ。
日本で起こっているいろんな事件が、
こうやって、物語になって、
ノンフィクションをこえるフィクションを
つくることが出来るのか?
と言う訳ではないなぁ。
現実は、もっと複雑で、ドロドロしたものだろう。
中野渡頭取ー検査部 富岡ー半沢直樹。
このチームワークで、合併した銀行のうみを
あからさまにする。
舞台は 帝国航空を救済する 方法論をめぐって、
政治が絡み、そして、政治屋が暗躍し、
大臣がスタンドプレーをする。
まるで幼稚な 大臣で、自分のことしか考えない。
あぁ。節度もない。
勧善懲悪を 現代に当てはめる編集能力は
優れていますねぇ。
ただ、なにかが 欠落しているようで。
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購入済み
マニアル馬
メインハーネスの異常で配線が、9本以上が焼けました。
過電流で車載CPもご臨終です。
ディーラとメーカの嘘にビックリ。
運転手としては、異常のモニターを撮ってたので、グウの根もでなかった。
トラックドライバの仲間さん、互いに頑張りましょう。 -
購入済み
思わず購入
こんなに粉飾汚職だらけでフィクションらしいが今回の作品をみて仕事に対しての考え方や姿勢を自分自身考えさせられました!社会の汚い部分を上手く表現できてて面白い!
素晴らしい作品だった! -
Posted by ブクログ
自身がバンカーであった池井戸潤ならではの作品。半沢直樹のようなドラマチックな要素よりも銀行の本質に関わる話がメインになっている。
経営が危ぶまれている巨大企業に追加融資をするべきかどうか。厳正な審査の結果、支援によって業績アップが見込まれ回収できそうだという場合は小説のネタにもならない。審査の結果問題があるにも関わらず、融資をしないことによって更に業績が悪化し、そのために銀行自身が持つ株価の評価損が出たり、貸倒引当金を積み増ししたりしなければならず銀行の業績に影響が出るため巨額融資を実行するという"組織の理論"の是非が本作の主旨です。
銀行に限らず組織防衛のために本来の組織