池井戸潤のレビュー一覧

  • 株価暴落

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    ページをめくるたび、銀行という組織の巨大さと、その中で蠢く人間の業が浮き彫りになっていく。一風堂の爆破事件。犯人の影を追う中で仕掛けられた巧妙なミスリードが、物語に心地よい緊張感を与えていた。

    終盤、点と点が繋がり、不正が白日の下に晒される場面の加速感は圧巻。動機の解明と同時に、銀行内部の腐敗までが露呈する展開に胸が熱くなった。欲を言えば、犯人が追い詰められ、捕まるまでの経緯をもう少し追いかけたかったが、それさえも「もっとこの世界に浸りたい」と思わせるこの物語の魅力なのだろう。

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    2026年01月20日
  • かばん屋の相続

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    銀行を舞台に、銀行員の静かな“戦い”と、人間の矛盾や欲、恋の機微が描かれていて興味深い。勧善懲悪では割り切れないものが多く、読後に残る余韻が心地よかった。 なかでも手形紛失のお話が印象的。あってはならない事態をめぐるドタバタの真相が明らかになったあとはなんとも言えない感情になった。

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    2026年01月17日
  • 最終退行

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    海外出張の飛行機で読んだ。
    サラリーマンとして生きつつも、裏切られた銀行という組織に倍返しする様は気持ちいい。

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    2026年01月10日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    面白い。
    堺雅人が目に浮かぶような、話の展開で。
    是々非々の半沢直樹でスッキリと読める.
    理想ない仕事にロクな現実はない、との言葉が心に残る。

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    2026年01月02日
  • ようこそ、わが家へ

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    ドラマは昔観た事があるので、先が気になりドキドキって訳にはいかないけど
    最後はスカッと終われるので良かった

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    2025年12月30日
  • かばん屋の相続

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    6話の短編集。だかららかなんか物足りない。スカッとおわるのもあるがもやもやが残るラストもありで。
    でも、サクッと読めて面白かったです。

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    2025年12月25日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    テンポよくさくさく読めた!
    ドラマの印象が強く残ってたので、少し展開が違うところに戸惑ったけど最後まで面白く読めた。
    銀行の仕組みをちょっと知られるのも良かった。

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    2025年12月21日
  • 仇敵

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    半沢直樹作品の次に読んだので、若干物足りなかった気がします。庶務行員さん、少し動きすぎでリアリティに欠けるかな。

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    2025年12月19日
  • 仇敵

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    池井戸潤さんの本は物凄く好き。
    でも、最後はスッキリすると分かっていても、途中の苦難のパートが苦しすぎて読み進めない時がある。
    それが、この作品には無い。
    短編なのでその苦しいパートが、良くも悪くもスッキリと通りすぎる。
    その分終わりもスッキリすぎる気もするが、それがこの作品の良いところだと感じる。
    今後銀行に行く際には、庶務行員に恋窪を探してしまいそう。

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    2025年12月18日
  • ハヤブサ消防団

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    ネタバレ

    ちっちゃな事件がいくつか起こる短編集だと勝手に思っていたので、やや面食らった。そして、裏の裏を書くようで結局裏がなく、残念だった。立木彩がやっぱり犯人でもよかったし、勘介か賢作が真犯人ぐらいのどんでん返しがあってもよかったのに。どうでもいいけど、375ページで夏夫がタウンソーラーの話知ってるのに456ページで初めて聞くような感じでハテナだった

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    2025年12月13日
  • かばん屋の相続

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    銀行員の仕事がこの小説にあるように、超縦社会で、間違いは絶対許されなくて、融資先の人とどんなに懇意でも助けられないこともあるし、逆にどんな嫌な奴でも儲かっていれば横暴な態度を許さないといけないのなら、本当に大変そう。リモートワークもなさそうだし。
    でもいろんな会社の生き死にが見られるのは面白そうかも?
    短編集かつ、各話も主人公が特に決まってないから、色んな人が出てきたんだけど、私に刺さる人は居なくて残念。

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    2025年12月10日
  • アキラとあきら 下

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    池井戸潤のパターンが結構わかってきてしまった。
    銀行あるある、、と思いながら読めて面白いけど、絶対ハッピーエンドになるっていう緊張感のなさ。

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    2025年12月08日
  • 民王

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    録画しておいたドラマ民王Rを見るため、まずはこちらをということでaudibleで聴いた。
    総理大臣が自分の息子と中身が入れ替わるドタバタ劇。笑いあり涙あり?、気軽に楽しめるエンタメ小説。
    民王のドラマも観たいな〜

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    2025年12月07日
  • 花咲舞が黙ってない

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    ふっつー。可もなく不可もない、そんなストーリー。半沢直樹が面白かった反動で期待してしまったせいかもしれない。
    勿体無い。

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    2025年12月07日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    銀行の関係とか用語とかその辺りは中々難しいけど、やられたらやり返すはわかりました笑
    堺雅人さんの顔が浮かぶ浮かぶ。

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    2025年12月04日
  • 株価暴落

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    自身がバンカーであった池井戸潤ならではの作品。半沢直樹のようなドラマチックな要素よりも銀行の本質に関わる話がメインになっている。
    経営が危ぶまれている巨大企業に追加融資をするべきかどうか。厳正な審査の結果、支援によって業績アップが見込まれ回収できそうだという場合は小説のネタにもならない。審査の結果問題があるにも関わらず、融資をしないことによって更に業績が悪化し、そのために銀行自身が持つ株価の評価損が出たり、貸倒引当金を積み増ししたりしなければならず銀行の業績に影響が出るため巨額融資を実行するという"組織の理論"の是非が本作の主旨です。
    銀行に限らず組織防衛のために本来の組織

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    2025年11月27日
  • かばん屋の相続

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    池井戸潤による全6話の短編集。
    そうとは知らず読み始めたが、どの話も人生の機微が緻密に表現されており、登場人物の心情が手に取るように伝わり、さくさくと読むことができた。
    どれも比較的バッドエンド寄りの結末が多いが、短時間で濃厚な池井戸潤ワールドを堪能できる。
    一部のエピソードは、もう少しその後のストーリーが見たいという思いも残った。その点を加味して星3つとする。

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    2025年11月23日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    野球を愛したアメリカのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が「野球で最も面白いスコアは8対7だ」と述べたことに由来するルーズヴェルト・ゲーム。

    この作品自体がルーズヴェルト・ゲームであることは解説でもあった通りである。なかなかの文量であるのに、物語終盤に至るまでジリジリと辛い展開が続いたのは正直苦しかった。

    1番人を感動させるのは結局人なんだと思った。

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    2025年11月19日
  • 民王

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    数十年ぶりに再読。当時はお仕事小説かと思っていたけれど、改めて読むと著者が政治の世界を皮肉りながら面白く描いたんだろうなと思う。テンポがよくどんどん読めた。旦那も読むらしい。

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    2025年11月13日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    伊勢島ホテルが投資で500億円の大損失を負った。半沢は、伊勢島ホテルを立て直すべく奮起する物語。そこに立ち塞がるのは、金融庁で幅を利かせている黒埼、旧T派閥を重んじる大和田常務。

    能力の無い人間は上の人間に媚びへつらう事でしか生きていけない。上の人は下の人を利用して社会的に高い地位を築こうとする。既得権益で動く人間がいると、根っこから葉まで伝染して組織が腐る。その環境で、真っ当に生きていく(顧客の幸せのために)事の困難さ。半沢はそれでも性善説。ただやられたらやり返す倍返し。

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    2025年11月12日