池井戸潤のレビュー一覧

  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    久々の半沢直樹でした。ただの落書きのはずが実はすごい価値があった、というのは現実にも聞く話ですがそこに盗作かも…が絡むとなれば単純には喜べません。二つの才能が繋がったからこその「アルルカンとピエロ」だと思うと複雑ですね。最後のM&Aで本業を思い出すでした

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    2025年04月06日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    最初は登場人物と役職がなんだっけ?ってなってなかなか読みにくい印象。

    後半に進むにつれて面白くなる感じで、会社の成長と野球部の快進撃がうまく交互に組み込まれてる。

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    2025年03月30日
  • シャイロックの子供たち

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    ドロドロの極み
    こんな職場では働きたくない。

    締めくくりがまた読者に想像させる系というか、はっきりさせない感じでモヤモヤ残る。

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    2025年03月27日
  • 株価暴落

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    ネタバレ

    銀行融資と爆破テロを重ね合わせた物語。ストーリーの展開としては割とありきたり。赤字企業に追い打ちをかけるように爆破予告がされて、株価が暴落。追加融資を要求された銀行は融資派と反対派で正面衝突。

    題材は確かに池井戸潤っぽいだが、なんというか捻りみたいなものがなくて逆に珍しい。銀行とか企業を中心に据えた物語故に出てくるしがらみとかダークな部分は確かにあるんだけど、なんかパンチが足りないというか…。

    もしかすると何作か読んだことによって私の方に耐性がついたのかも。なんにせよ、読みやすいけどその分ライトな内容でした。

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    2025年03月26日
  • 花咲舞が黙ってない

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    東京第一銀行の激震、頭取から発表されたライバル行との合併。
    臨店指導グループの花咲舞は、「組織の秘密」の箱を開けてしまう。
    はっきり物申す舞と、弱気な相馬さんのかけあいが面白い。
    ただ前作の「不祥事」と比較して、なぜか面白さは半減した感があります。
    こちらも独立した物語で、連作短編集の形になっています。

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    2025年03月22日
  • 株価暴落

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    何で最後の査問委員会まで書かないんだろう?

    前作は最後スッキリしていて面白いーって思ったから、私は最後まではっきりさせる話が好きなんだとわかった。

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    2025年03月11日
  • ようこそ、わが家へ

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    池井戸潤さんの作品、
    すごく久しぶりに読みました。

    おもしろいです。

    おかれた状況の不気味さ
    独善的な人と対峙する時のストレス
    信頼されない事への苛立ち
    信用出来ない組織へのあきらめ
    様々な感情がリアルに伝わってきます。

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    2025年03月09日
  • ようこそ、わが家へ

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    銀行から中小企業へ出向中の中年サラリーマン;倉田は、ある日の駅のホームで割り込み男を注意した。すると・・その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。非常に最近の世の中には「あるかもしれない」と思わせるリアリティに引き込まれる・・。「民王」よりも面白かったな。

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    2025年03月07日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    待望の続編!

    「新種のウイルスだそうです」
    第二次内閣を発足させた総理大臣・武藤泰山のもとに驚愕の報が飛び込んだ。人を凶暴化させる謎のウイルスに、内閣最大の売りであるマドンナこと高西麗子環境大臣が感染したというのだ。しかも感染源はシベリアからとの情報が。急速な感染拡大、陰謀論者の台頭で大混乱に陥った日本を救うべく、泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに見えない敵に立ち向かう! 抱腹絶倒の政治エンターテインメント、待望の続編。




    ずいぶん前に放送された最初のドラマ化がとても面白く そして、続編が放送されると知り 原作を読んでおこうと思いました。
    ドラマ、原作、ドラマの続編、原作の続編の順

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    2025年02月15日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    作品は知っていたがやっと読めた。

    さすがなテンポよい話の運びと、気持ち良い結び。

    疲れた日常に、池井戸潤先生の文章はなじむ。

    他の作品も読んでいるためか、展開はなんとなく見えてくるが、それも良い。

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    2025年02月11日
  • 陸王

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    仕事への情熱を取り戻したい時にぴったり。
    何事にも「覚悟」が必要だと感じる。
    最後まで取り組む覚悟、楽に終われない覚悟、従業員の生活を負担する覚悟、、

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    2025年02月07日
  • 株価暴落

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    テーマ面白い、全体としても十分面白いんだけど、
    半沢シリーズほどキャラクターが際立ってなくて、
    半沢読み返したくなったので、⭐︎3つとする。

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    2025年02月06日
  • 果つる底なき

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    ネタバレ

    古本市で見かけて、作者名と『江戸川乱歩賞受賞作』に惹かれて購入。
    池井戸潤の作品にしては、少し雰囲気が違うなと思いながら読んでいて、読み終わってからデビュー作だったことを知った。
    銀行員だった作者自身の経験を活かした、企業融資にまつわる悪事だが、派手な事件で何人も人が死ぬ展開に驚いた。暴力シーンがけっこうあり、ちょっと苦手だった。
    大勢死んでいるし、あまりスッキリする読後感でもなかったが、スピーディーな展開で面白かった。映像化にむいてそうなので、ドラマ化されたと知って納得。

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    2025年02月04日
  • 「半沢直樹」で経済がわかる!

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    ネタバレ

    本作、もうタイトルで書いてある通り。

    金融、証券、経済のワードを「半沢直樹」作品から引用し、これを解説したもの。

    なお解説は櫻沢健さんという方で、どうやら池井戸氏とは知己、メガバンク勤務約30年ということです。

    ・・・
    ということで、本作は、銀行証券業務、あるいは経済系の用語の解説集です。

    既に金融系にご勤務の方はもう既知の事項が多いと思います。私も20年程度業界におりますが、かなり初歩的な知識であると感じます。

    ある意味、学生さんや、金融業以外の業種で、日商簿記、FP、証券アナリストなどを勉強している方などには副読本として有用かもしれません。

    なお、池井戸作品を一層楽しむのであれ

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    2025年01月25日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    人を凶暴化させる新種のウイルスが日本に感染拡大していくストーリー。

    相変わらずのコメディーチックなドタバタ劇が演じられるところは、思わずクスッとなります。

    今回は泰山の息子の翔の活躍が目立っているように感じます。翔も政治家に…?続編ありそう。

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    2025年01月25日
  • 株価暴落

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    ストーリーとしては、中盤までは重厚な雰囲気で進むものの、後半は突然急展開な感じで、例えては2時間ドラマが時間内にはめ込むために都合良くサクサク進む、そんな印象を受けたが、安定感ある著者の作品の通り、一定程度は面白く読めたと思う。

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    2025年01月21日
  • 新装版 不祥事

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    相馬と花咲舞コンビ最高です。
    読んでてスッキリする内容。短編集になっているが終わり方がどこか最後まで描かない感じもすごく好きでした。

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    2024年12月31日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    前作同様、小気味よいテンポでストーリーが展開される。ただ、設定に無理があるように思え、あまり感情移入出来なかった。伏線の回収も中途半端で、モヤモヤしてしまった。

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    2024年12月16日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    ネタバレ

    三菱自動車リコール隠し事件をヒントにしたエンタメ小説。事件解明の進展と複数の場所で起こる人間ドラマを巧みに構成、テンポよく読めて面白い。
    作者はビジネス界隈の世情に詳しいのだろう、ストーリーの骨子はなるほどありそうというリアリティを持っている。

    ただ、悪役があからさまに悪役として描写されたりといった定型的な勧善懲悪パターンを小説で読むのはちょっと鬱陶しいし、リアリティを損なってしまう。エンタメに振り切るには有効な手であるけれど、これなら漫画で読みたいかなーと思ったのだった。

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    2024年12月15日
  • シャイロックの子供たち

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    ネタバレ

    最後はページをめくる手が止まらず。
    池井戸潤らしさ満点の銀行ミステリー。エピソード毎に語り手が変わる短編スタイルですが最後は繋がります。
    登場人物が多くて、全体像をなんとなくでも掴むまでに時間がかかりました。2巡目読み直してちゃんと人物を把握したい。
    ちゃんと仕事できる人がちゃんと評価されてほしい。けどみんな貪欲な金貸しシャイロックだったみたい。

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    2024年12月12日