池井戸潤のレビュー一覧

  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    ネタバレ

    三菱自動車リコール隠し事件をヒントにしたエンタメ小説。事件解明の進展と複数の場所で起こる人間ドラマを巧みに構成、テンポよく読めて面白い。
    作者はビジネス界隈の世情に詳しいのだろう、ストーリーの骨子はなるほどありそうというリアリティを持っている。

    ただ、悪役があからさまに悪役として描写されたりといった定型的な勧善懲悪パターンを小説で読むのはちょっと鬱陶しいし、リアリティを損なってしまう。エンタメに振り切るには有効な手であるけれど、これなら漫画で読みたいかなーと思ったのだった。

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    2024年12月15日
  • 新装版 BT’63(上)

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    つまらなくはないけれど…タイムスリップや他人の記憶が移る話があまり好みじゃない自分を知った…
    後半に期待!

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    2024年12月10日
  • 花咲舞が黙ってない

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    時折、半沢直樹が出てくるのがなんとも
    2人に共通しているのはバンカーとしての誇りを貫いてるところかな

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    2024年12月08日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    政治モノなんて
    ハードル高くね?

    なんておもわなくても大丈夫なのが本書 笑



    読みやすくて

    日常に食い込ませてくる
    コメディたっぷりの表現
    ユーモア

    素晴らしいです


    ストーリー的には


    池井戸先生


    悪事をこらしめる

    性善説を期待してしまうのですが

    基本的にはそのストーリーで


    とんだ変化球があったわけでもないが、


    ただの政治系ユーモアを

    政治系ユーモアにさせない


    最後の演説シーンは



    急にリアリティ溢れる

    日常へ、と。


    いやはや池井戸潤さんには

    翻弄されてしまいますな笑


    スラスラ読めました

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    2024年12月07日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    ネタバレ

    今回は入れ替わりではなく、ウィルスの話。
    ウィルスを巡る政府の対策や、国民の動向など、コロナ禍の皮肉がふんだんに盛り込まれていて、面白かったです。
    翔が政治家を目指すとなると、2代目も含めてまだまだ続編を考えられているんですかね。

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    2024年12月06日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    相変わらず民王らしいハチャメチャな展開は、続編である本作でも継続中。
    今回は発症した人が凶暴化する新型のウイルス。そこにデモや反社会的運動を促進するさらに新型のウイルス。
    立ち向かうは武藤総理と息子の2人。コメディを挟みながらも背中を見せる。
    しかし二作目ともなるとやや、内容が薄く感じてしまうな。
    池井戸さんにしてはライトすぎるんだなきっと。

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    2024年12月06日
  • 最終退行

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    副支店長という上からも下からもストレスがかかるポジションのしんもさがよく分かりました。蓮沼は世間一般から見れば、決して褒められる生き方ではありませんが、彼の気持ちは理解出来ました.ただ、世の男たちはそこまで思い切ることはなかなか出来ないだろうなあとも同時に感じました。

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    2024年11月24日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    池井戸作品はテレビドラマで幾つか見たが、本では2作品目。自動車事故の原因究明の話だが、品質やコンプライアンスの話は人ごとではない。

    主人公の運送会社社長・赤松は自動車会社との闘いに際し「だが、立ち止まるわけにはいかない。前進しなければならない」と述べる。アメリカの詩人ホイットマンの詩「さあ出発しよう!決められた決勝点は取り消すことができないのだ」に通じる。ストーリーも面白いが、登場者の心意気も学んでいきたい。

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    2024年11月13日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    ウイルス感染という最近世界にも起こったことを題材に
    政治と人間の、根深い部分を描いた
    翔が政治家になったらどうなるんだろう笑

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    2024年10月26日
  • 新装版 BT’63(下)

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    これまでの池井戸作品とちょっとテイストの違う作品
    今作は銀行との融資は出てくるものの、それがメインではなく、むしろ添え物的な感じしかない
    心を病んで2年間も入院していた琢磨が、父親の残した車のキーを発見し、それがきっかけで父の生きていた過去と現在を行き来するファンタジーだ
    しかしそのファンタジーの中には父が勤めていた運送会社のトラックをめぐるブラックな物語も描かれている
    ヤクザあり、殺人あり、恋愛ありの珍しく内容てんこ盛りの内容になっている
    読者としては主役が追い込まれるほど引き込まれていくものなのだが、今作はちょっと盛り込みすぎな気がする
    そもそもタイムスリップすること自体が安直な気がした一

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    2024年10月22日
  • 新装版 銀行総務特命

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    池井戸さんの初期の銀行もの。実際に銀行員だった著者が感じたことなんだろうな。自分たちのことしか考えないやつらの集まりやな

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    2024年10月21日
  • 株価暴落

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    刑事がどこで真犯人をわかって、事件解決につながったかの描写がなかったので、やや物足りなかった読後感。
    銀行や金融の、詳しくないからわかりにくい話だけど、話は読みやすかった。

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    2024年10月08日
  • 民王

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    首相とその息子である大学生の身体がテロによって入れ代わり、息子は首相を、首相は大学生の時間を過ごすことになる話。
    混乱に巻き込まれていく中で、大事にしていたこと、民を幸福にする信念にたどり着いていく。
    池井戸にしてはやや内容が詰まっていない感じで、展開が急すぎたり、ミステリーとして驚きがなかったりする印象。
    政治より金融が得意なのかなやはり。

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    2024年09月29日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    図書室。ホラーの間の骨休めに。
    池井戸潤は読んだことなかったけれど、テンポよく読めた。コロナ禍に似た話。

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    2024年08月23日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    前作のようなミステリー感はなし。企業の陰謀が渦巻くウイルス騒動を解決する上で、政治と絡め展開するストーリーはどきどきハラハラ感はあったが、前作のほどのインパクトは…

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    2024年08月12日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    新型コロナウイルスを連想しながら読める。あのときの異常な、神経質な、不寛容な、異様な状態がそのものがまさか○○○○の仕業だとは考えてもみないことだったので、新しい視点でした。317ページはぐっときました。

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    2024年07月01日
  • 最終退行

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    蓮沼副支店長は、銀行の慣習にならい
    業務を忠実にこなしてきたが、
    部下に対する銀行ならではの成功は上司、失敗は部下みたいな政治事情により虐げられていた。
    担当していた会社社長の自死により
    人としての気持ちが大きくなり銀行を変えて行く物語であった。
    池井戸潤作品では古い方で、
    これから今のようなエンターテイメント作品が
    生まれるのかと思う作品でした。

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    2024年06月22日
  • 花咲舞が黙ってない

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    2024.05.24 ★3.8

    事務部臨店グループの相馬と花咲コンビシリーズ。

    銀行内部の悪事を暴いていく勧善懲悪の短編集、かと思いきや、善悪だけでは計れない東京第一銀行の「組織」としての思惑もあり、一刀両断に出来ないこともある。
    読者としてはやきもきさせられるが、花咲の完全なる「善」に救われもする。

    昇仙峡調査役といい産業中央銀行との合併といい、続刊にも期待している。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を

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    2024年05月24日
  • 株価暴落

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    ミステリーと銀行政治のいい感じのバランスだった。でてくる人が全員、半沢直樹の遺伝子をもっているという事と、登場人物がちょっと、覚えきれなかったのが悔しい。

    あらすじは、大手百貨店の一風堂に爆破予告が行われ、あまつさえそれが、実行されてしまう。メインバンクである白水銀行は、すでに多額の融資を一風堂に行っていたが、この事件で売上、株価ともに激減。これでは、回収もままならぬと融資部の板東は追加融資に難色を示す。しかし、融資を断る事で倒産してしまっては社会影響はおろか、今まで融資した大金が貸し倒れとなってしまう。行内は融資か、見送りかと紛糾が続き、外部では、一風堂の爆破犯人の捜査が続いていく。権謀術

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    2024年05月22日
  • 新装版 銀行総務特命

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    メガバンクが舞台の半沢直樹シリーズの原型とも思える短編集。初出が2002年であるにもかかわらず、テーマが古びていないのはさすがと思った。
    ただ、短編集だから当然なのだが、事件発生から解決までがあっという間で少々物足りなかった。
    池井戸先生の作品は長編の方が面白い気がする。

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    2024年05月22日