池井戸潤のレビュー一覧

  • 新装版 不祥事

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    なんだか大ヒットしてるようですね、「半沢直樹」
    池井戸潤は面白いもんね。ま、私も見てますが。

    で、この「不祥事」のヒロイン 花咲舞は、半沢直樹の女版だな。
    半沢直樹が面白いと感じた方は、この「不祥事」も楽しめると思う。

    さて、「半沢直樹」の原作は、「オレたちバブル入行組」である。
    今の所、ドラマではこの原作を忠実に辿っているが、このスピードでは続編まで行っちゃいそうだな。
    それ、読んでないんだよね。早く読まなきゃドラマに追い越されちゃうよ。
    それにしても凄い題名だよね、たんなる小説の架空の人物名 固有名詞を題名にしちゃうなんて。
    よっぽど原作の題名が嫌いだったんだろうな。(たんなる憶測です

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    2023年03月30日
  • ロスジェネの逆襲

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    半沢直樹のその後を書いた作品。
    「オレたちバブル入行組」
    「オレたち花のバブル組」
    の続編という訳だ。

    子会社の証券会社へ出向を命じられ、そこでも組織と戦っていく。
    ロスジェネとはロストジェネレーションの略。
    バブル崩壊以降に就職した世代の事。
    半沢直樹の部課にあたる訳だ。

    で最後には・・・・・

    ネタバレするので書かない。

    この続きの作品はあるのかな?

    さて、ドラマ「半沢直樹」
    続編が期待されているようだが、そうなると、この「ロスジェネの逆襲」となる。

    ん~、これはこれで面白いけど、前のドラマが良すぎたな。
    続編はそれ以上にしないといけないだろうから、そうとう難しいと思う。
    やめた

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    2023年03月30日
  • 銀翼のイカロス

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    あの、半沢直樹の続編です。
    ※ 「オレたちバブル入行組」 > 「オレたち花のバブル組」 > 「ロスジェネの逆襲」

    JALの会社更生法の適用を題材にして、当時の民主党とか蓮舫とかの悪者を敵に回して、最後に倍返しって感じ。
    今度は、相手が政治家だから半沢直樹も偉くなったなぁ。

    JALは今まで問題が多かったので、よく小節の題材になるよね。
    山崎豊子の「沈まぬ太陽」、横山秀夫の「クライマーズハイ」・・・
    政治と国有会社は、問題有り有りだったんだねって事がよくわかる。

    銀翼の・・・も政治の腐敗を、半沢直樹がバッサリやっちゃうってのは、大岡越前とか水戸黄門とかと同じパターン。
    まあ、単純に面白いわけ

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    2023年03月30日
  • 架空通貨

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    お金とは何か、を深く考えさせられる小説。
    お金の表と裏=希望と絶望
    というタイトルを理解できた気がする。

    お金に使われるのも使うのも自分次第。
    お金とうまく付き合える人生にしたい。

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    2023年03月30日
  • 新装版 銀行総務特命

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    同じ人物達の短編集。読み応えがあった!さすが池井戸潤さんの作品だと思いました。銀行が舞台でもさまざまな人間ドラマがあるんだな、、と^_^

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    2023年03月30日
  • アキラとあきら 下

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    第八章ロザリオで涙。ヤスさん最高です。
    その後のまさかの展開の繰り返しにドキドキが止まらず一気に読みました。
    池井戸作品一作目でしたが、解説もわかりやすく他の作品も読もうと思える作品でした。

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    2023年03月21日
  • アキラとあきら 上

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    中3の次男坊おすすめの作品。池井戸潤さんの初作品。なんだこのドキドキ感は。と次へ次へと読み進めてしまいました。瑛の話をもっと読みたいので下巻がとても楽しみ。登場人物が皆、魅力的。
    瑛と父親、家族への思い、銀行とのやりとり、父親が瑛に大学に行けというシーンにはグッと来た。
    なぜか勉強がしたくなる一冊。ちょうど会計の勉強をしていたので言葉も頭に入ってきた。苦手な分野を小説から入るでもあると感じた。
    彬は好きになれないがまっすぐでカッコ良いと思う。

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    2023年03月14日
  • アキラとあきら 上

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    初めての池井戸潤作品。
    気づいたら二人のアキラの人生の奔流に飲み込まれて、夢中になって読んでた。
    「銀行」というものに対して漠然としたイメージしかなかった分、色々なことが興味深く読めた気がする。全く違う道を歩んできた二人、これからどう交差していくのか、楽しみ

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    2023年03月05日
  • シャイロックの子供たち 無料試し読み版

    匿名

    購入済み

    葛藤

    ひとつの物語にたくさんの人間の葛藤要素をちりばめたことにより、本当に味わい深い内容の作品が出来上がっていてすごいと思いました。お金への執着、他人を好きになることのプロセス、意地とプライドによって素直になれない大人たち…などなど、現代社会によくみられそうなものを描いています。正しいこととは一体何なのか、考えさせられます。

    #シュール

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    2023年03月01日
  • 新装版 銀行総務特命

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    ●久しぶりに読んだ池井戸作品。今は銀行小説と言えば池井戸さんですね。
    ●よくもまあこんなにネタがあるなと思うくらい、どんどんエピソードが出てくる。やはり事実は小説より奇なりってやつですかね。現場エピソードが強すぎるんよね苦笑。
    ●しかし、本当に銀行ってのは原点主義だし、内部闘争がすごいなあ…内定辞退しておいて正解だった…

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    2023年02月22日
  • ロスジェネの逆襲

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    TVで半沢シリーズ観た後だけに気づいたら具体的な俳優さんや背景を頭に浮かべながら読んでいる。やっぱり痛快!

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    2023年02月19日
  • シャイロックの子供たち 無料試し読み版

    購入済み

    池井戸ワールド

    池井戸潤の銀行を舞台にした作品は間違いなく面白い。ドラマや映画だけじゃなく漫画もなかなか良いかも。続きが読みたい。

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    2023年02月13日
  • アキラとあきら 下

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    【短評】
    ビジネス小説の面白さを知った。ビジネス小説は長年喰わず嫌いしていた分野だったが、いざ読み始めてみるとこれがなかなか引き込まれる。本作は、町工場の一人息子・山崎「瑛」と老舗海運業者の御曹司・階堂「瑛」という二人の「アキラ」の人生を対比的に描くことで、対極のアプローチから在るべきバンカーの姿を炙り出していく。
    少年時代から学生時代を経て、銀行員へと至る「アキラ」の物語の節目節目で彼らは思考する。「経営とは何か?」「銀行員とは何か?」年相応の感性により、時に困惑だったり、失望だったり、羨望と共に描写されるその「問い」が、バンカーとしての彼らを形作っていく。必然、優秀な人材として成熟した二人

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    2023年02月12日
  • 銀行狐

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    お金に翻弄される人々と銀行の闇がリアルに描かれています。先の気になるミステリアスな進行に惹きつけられました。最後はスッキリする展開でどの話も面白かった。大好き度❤️

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    2023年02月04日
  • 新装版 不祥事

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    銀行内の人間関係や不正を花咲舞と頼りない上司の相馬調査役が解決する小説。続編から先に読んだがこちらの方が痛快でした。銀行窓口業務をテラーと言うことや振込・送金を行う業務を為替業務と言うことを知りました。

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    2023年01月28日
  • 仇敵

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    今更だけど、池井戸潤の作品ははじめて。流行りに乗らなすぎるタイプ。ドラマも見ずにいる。
    根本的に無知なので、金融作品の基礎が理解できず、そこが問題点になるのかな。小説で社会を知る。

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    2023年01月14日
  • ようこそ、わが家へ

    無料版購入済み

    いつもの勧善懲悪ではあるが

    この作者の作品は「半沢直樹シリーズ」に代表されるような痛快勧善懲悪ドラマがヒットしていて、あまり好きではない。しかし、この作品の半分は「日常の恐怖」を臨場感.迫力を持ってうまく描き出している。もっとも最後には、いつものように一件落着になってしまうのだが、他の作品と少しテイストが違うのでなかなかいいかな。

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    2023年01月02日
  • アキラとあきら 下

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    上下巻の後編、完結しました。映画を観ていたので結末は知っていましたが、それでもハラハラしました。ラストというかエピローグは映画と違いましたね。面白かったです。

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    2022年12月12日
  • 新装版 不祥事

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    若いのに権力者に物怖じせず立ち向かう花咲舞がホントに痛快。でも手を出すのは今の時代は一発アウトだよね。。
    しかし登場人物が銀行内の出世に執着してる様はなんか凄いな・・と。うちの会社じゃそんな感じじゃないし今の銀行もまだそんな感じなのかな?最近の若者は(自分も含め)出世欲がない時代となった中でこの小説を読むと、なんか大の大人が必死になって出世ゲームしてるのが滑稽にも思える一方、そんなに偉くなると美味しいのかな、とか、正しい手段かどうかは置いておいて、その熱量がすごいなぁと感心したりする。
    1億円の詐欺を防いだ花咲舞は圧巻だった。自分だったら副支店長から命令されたら自分の判断なんてせずにすぐ従って

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    2022年11月30日
  • 新装版 銀行総務特命

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    久しぶりに読んだ。短編集。面白かった。銀行員がノルマに追われて高圧的な上司がいて組織の闇があって、取引先の社長もヤクザみたいで・・・、とかって言うのが自分の支店営業時代を思い出して苦しかった。。私利私欲に負けていけない事したら絶対にダメだな、とも改めて思った。
    指宿や唐川の仕事ぶりはすごい。正しいことをするという信念と熱量は見習わないと。あと、社内社外の人脈大切だなぁとも。
    人質事件の話が一番ハラハラして面白かった。

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    2022年11月27日