池井戸潤のレビュー一覧

  • ノーサイド・ゲーム

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    ドラマを最後まで観ることができなかったため、こちらで不足分を補完する事にしました。
    人財は、どこでも輝く。
    ラグビーのゼネラルマネージャ(GM)が主人公ですが、どのスポーツでも、プロチーム運営にあたって同じ様な問題を抱えていそうだなと思いました。
    初めは、ラグビーのことを何も知らないGMに対して懐疑的だったラグビーチームの面々が、徐々に打ち解けていく姿は読んでいて元気をもらいました。

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    2025年11月13日
  • ようこそ、わが家へ

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    池井戸作品は大概なに読んでも面白い。これもその一つ。善人と悪人がいて、最後には善人が勝つ。しかし悪人が悪事を白状した時には、悪人にも悲しい背景があった事が分かり、何とも言えない空気が漂う。最後まで憎み切れない気持ちになる。自分も状況により、いつ悪人側になるかもしれないとも考えてしまう。人間ドラマの妙。そこら辺を捉えるのが実に絶妙だと思う。

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    2025年11月12日
  • 株価暴落

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    ネタバレ

    白水銀行審査部調査役(多分上席)の銀行員が主人公の話。融資先の業績が悪化しているスーパー(多分モデルはダイエー)への融資について、追加融資をすべきと主張するライバルと、融資を打ち切るべきという主人公の行内対決に、融資先のスーパーへの爆破テロをからめた話。普通に面白い。

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    2025年11月10日
  • 陸王

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    老舗業者が時代の流れで業績が落ち込み、新規事業に手を出して失敗するという話は巷に溢れている。
    本作は老舗業者に足袋メーカー「こはぜ屋」を設定しているが、この足袋というのが絶妙な設定だと思う。自分自身が履いたこともないし周囲でも見ない足袋という履き物。年々市場が減少していることは想像に難くないが特定の需要はある。この状況下で苦戦している老舗がランニングシューズ業界に参入しようという話だ。
    正直言って本作はおとぎ話に近いとは思う。作中では巨大シューズメーカーの「アトランティス」が利益重視でアスリートに寄り添わない姿勢が仇となって臍を嚙むことになるが、現実はナイキやアディダスといった世界的なシューズ

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    2025年11月10日
  • 株価暴落

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    終わり方が気になったけど面白かった。
    銀行から大きく融資を受けている企業が再建出来なさそうな時、自分が審査部ならどう判断するのか想像もつかない。

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    2025年11月10日
  • 鉄の骨

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    富島平太は現場から本社に異動になり、本来違法な談合がはびこる業界の中でどのようにして自社の利益を上げつつ案件を取ってくるかに苦悩する

    大局を見ることこそが大人で小さな視点で仕事をする平太とは価値観が会わないと感じる萌は次第に有能な先輩に惹かれていく

    様々な人が寄り道を繰り返しながらあるべき姿に収束していく様は読者を捉えて離さない

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    2025年10月30日
  • 陸王

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    足袋製造からスポーツシューズ陸王の新規事業への投資、競合からのノウハウと人材、新たなソール開発の新素材と開発人材の参入出来たが、自転車操業での行き詰まり、銀行から見放され、その担当者から紹介されたアパレルブランドからの買収に100年の実績を残す為の期間限定の投資で合意した、現事業残す為のシューズ事業挑戦物語。
    埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか? 世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、

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    2025年11月03日
  • アキラとあきら 下

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    二人の「あきら」少年の対照的なストーリーがやがて重なり合って展開する、池井戸潤らしい痛快な経済小説。複合的なストーリー展開は読み応えあり。

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    2025年10月25日
  • ようこそ、わが家へ

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    恐怖のゲームがはじまった。

    真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。
    花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。
    執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
    一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから、窮地に追い込まれていく。
    直木賞作家が“身近に潜む恐怖”を描く文庫オリジナル長編を電子化。

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    2025年10月24日
  • ルーズヴェルト・ゲーム

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    このタイトルは第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトが「野球で一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と言ったことに由来するらしい。
    本作に限らず池井戸潤の作品はまさにルーズヴェルト・ゲームのようだ。まず主人公が初回ピンチに陥るところから始まる。その後も追いつくどころか徐々にピンチは広がっていく。だが物語の中盤戦、野球でいえば5回裏くらいに少し明るい兆しが見えてきて「上手くいけば追いつけるかも」と期待させる。だがその希望も虚しく終盤戦、野球でいえば8回~9回くらいに逆転は無理だろうと思わせるほどの最大のピンチが訪れ、「もはやこれまでか」と諦めかけるが、最後9回裏に劇的な逆転

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    2025年10月23日
  • 鉄の骨

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    一部難しくて分からないところもあったけど、入札のシーンなんかはすごく緊迫した。
    にしても、働きすぎよ。
    徹夜とか自分の予定を押し切ってまで、働き詰めになるのはキツイな。
    業界としてはまだこんな世界があるだろうかと気になった。

    初めは頼りない若手社員だった平太が他社の役員のやつらに毅然と意見を言う姿は格好良かった。
    終始応援したいキャラだった。

    西田さんも普段はチャランポランでも仕事は誇りを持った熱い男な感じがしてよかったな。
    自分がここにいる意味とか青臭い存在論なんか考えるより、自分には何をできるか考えろ!
    この言葉は、最近くすぶってる自分に一番印象に残った言葉だった。

    園田がうざすぎた

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    2025年10月20日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    未だ全部読んで無いが、組織犯罪に、一般人が、巻き込まれ、中小企業が、廃業に追い込まれる大事件と、日本を代表する、言わば四菱グループの一企業が、3年前にリコール隠ししたのに、その役員が、又リコール隠しは、あり得ないし、リコール隠しが単純過ぎる、とは言っても、一気呵成に読み終える内容ではあるなー
    事故原因の革新に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠がない。激しさを増す、大ホープグループの妨害工作。家族と社員を守るために、赤松はどうしても真実を証明しなければならないのだ――。歯をくいしばって闘う男の姿を描いた感動長編。(講談社文庫)

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    2025年10月20日
  • 新装版 BT’63(下)

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    設定的にはあり得ないストーリーだったが、平凡に思っていた自分の父親が人殺しのヤクザ者と切った張ったの世界でもがいていた時代があるなんて、池井戸ワールドからはちょっと逸脱テーマかな。

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    2025年10月19日
  • かばん屋の相続

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    企業と銀行という切っても切れない関係をテーマにした短編集。どんでん返しあり、熱い話あり、バッドエンドもありですがとにかく経済やお金に関してど素人の僕でも分かりやすい文章とストーリーに脱帽そして勉強になりました。

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    2025年10月15日
  • 株価暴落

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    銀行は「世のため、人のため」に真摯に取り組む企業を見極めて融資先を見極めることだ。
    まったく生産性の低い企業に融資を続け、お金の流れを糞詰まりにしている。

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    2025年10月14日
  • 鉄の骨

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    テンポよく読めて面白かった。
    それぞれの立場があり、しがらみがある。それはどんな仕事でもきっとあるのだろうけど、未来に向けて変化していこうという熱い気持ちに共感した。

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    2025年10月12日
  • 民王 シベリアの陰謀

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    『民王 シベリアの陰謀』は政治家と息子が未知の凶暴化ウイルスに立ち向かうコミカルな政治エンタメです。テンポの良い文章とギャグ満載の展開でコロナ禍を含む現代の社会問題に鋭く切り込みつつも、笑いながら読み進められます。主人公たちの人間味あるキャラクターが魅力的で軽快に読める一方、政治の裏側や国民との関係を深く考えさせるメッセージ性も高評価。ただし政治的風刺は強烈ではなく、軽いノリで楽しみたい人に向きます。社会問題に興味がある主婦層にもおすすめの一冊

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    2025年10月12日
  • 半沢直樹 アルルカンと道化師

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    すぐに半沢さんの世界に引き込まれた。大阪シリーズのお話。とてもわかりやすくて、誰でもすんなり読める。性善説を基本とし、やられたらやり返す。
    ただ、ここから第一弾「俺たち花のバブル入行組」に繋がるならば、上司陣のキャラが流石に難しいと感じる。主人公にやられたなら、尾を引きずるもしくは、一目置くのではないかと思ってしまう。ただただ、面白いのではあるけど。

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    2025年10月10日
  • ノーサイド・ゲーム

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    話しの展開はさすが!普段あまりなじみのないラグビーのゲーム展開も面白く最後まで一気によみきりました。ただ、このあときっとこうなるんだよね?っていうかこうなって欲しい!の通りに話しが展開する安定の池井戸節。予定調和的な安心して読めるエンターテイメントとして面白かったです。

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    2025年10月09日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    ネタバレ

    前作に引き続き面白かった。
    1作目は、半沢ヒーロー!って感じで半沢かっこいいの気持ちが100%で終わったんだけど、今回はそうでも無かったかな。半沢もちょっとどうなんってところが目に付いて。

    まず、まじで半沢(周りの人もだけど)全然謝らんなって。謝ったら死ぬんか。謝れるだけでこの世界相当上手く生きれるんちゃうの。夏休み無くなって家族旅行いけなくなったのとか、謝っておけよと思う。飲食のバイトとかできなさそう。謝るだけで収まる場面で変ないざこざずっと起こしてそう。

    あと、
    家族を人質に報告書を隠滅する大和田常務と
    娘を人質に岸川を強請る半沢と
    結局一緒なんよなって思う。
    正義のためなら何やっても

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    2025年10月07日